

棚板の厚さが16〜18mmから外れると、フリーラックポールに板がはまらず棚が作れません。
コーナンのフリーラックポールは、収納棚DIYのスタート地点として非常に人気の高いアイテムです。材質はラジアタパインという針葉樹系の木材で、比較的軽く、加工しやすいのが特徴。ナチュラルな木目が室内インテリアにも馴染みやすい素材です。
まず、サイズ展開を整理しておきましょう。ポールの長さは900mm・1200mm・1500mm・1800mm・2100mmの5サイズがあります。900mmは一般的な腰の高さ(約90cm=ダイニングテーブルの高さくらい)で、2100mmは天井に届くほどの高さです。カラーはナチュラル無塗装・ホワイト・ブラック・ライトオーク・アカシア無塗装・アカシア塗装品の6種類が展開されており、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
価格面も魅力の一つです。
| サイズ(長さ) | 税込価格(目安) |
|---|---|
| 900mm | 968〜1,078円 |
| 1200mm | 1,188〜1,400円 |
| 1500mm | 1,518〜1,628円 |
| 1800mm | 1,628〜1,848円 |
| 2100mm | 2,068円 |
1本1,000円前後から始められるため、4本購入しても4,000円程度。市販の完成品ラックと比べると大幅にコストを抑えられます。つまり予算を押さえつつオーダーメイド感が出せます。
ポールの断面サイズは幅60mm×奥行27mmが標準(「S」タイプは幅45mm×奥行27mm)。溝の位置に棚板をはめ込み、ビスで固定するだけで棚ができます。ビスを打つための穴がポールにあらかじめ加工されているため、電動ドライバーが1本あれば30分前後で組み上がります。組み立てが簡単です。
なお、フリーラックポールには「ワイド」タイプも存在します。幅89mm×奥行38mm×長さ2481mmというサイズで、ディアウォールやラブリコといった「2×4(ツーバイフォー)」突っ張りアイテムとも組み合わせ可能。壁に傷をつけずに室内壁面収納を作りたい方にも対応しています。
コーナン公式オンラインショップ:木製フリーラック一覧ページ(商品の種類・価格・在庫確認に便利)
フリーラックポールを使う上で、最初に理解しておきたいのが「棚板の適合条件」です。フリーラックポールに適合する棚板の厚さは16〜18mmと決まっています。これがずれると溝にうまくはまらず、ぐらついたり収納として機能しない棚になってしまいます。棚板の厚さが条件です。
棚板はコーナン店内で販売されているカラー棚板(ホワイト・ライトオーク系など)や、パイン集成材・ファルカタ合板などを使うのが一般的です。幅や奥行きはカットサービスを使って自分の用途に合わせられます。コーナンでは厚さ40mm以下・高さ1800mm以下であれば木材カットに対応しており、カット誤差は1〜2mm程度と実用上ほぼ問題ありません。
組み立て手順はシンプルです。
- STEP1: ポールと棚板の組み合わせを事前に決め、棚板の枚数・幅を用意する
- STEP2: ポールを縦にセットし、溝の位置を確認しながら棚板をはめ込む
- STEP3: ポールのビス穴に合わせてビスを打ち込んで固定する
- STEP4: 全段分を繰り返して完成
工具はドライバー(電動があればなお楽)1本のみ。30分程度あれば4段ラックが組み上がります。これは使えそうです。
設置の際に一点注意したいのが転倒防止です。特に高さ1500mm以上のラックは壁への固定または突っ張りアイテムとの併用を推奨します。地震の多い日本では家具転倒による怪我リスクが無視できません。コーナン店内でも転倒防止金具(L字金具)が数百円から購入できるので、設置時にセットで手に入れておくと安心です。
コーナン公式ラボ:コーナンラックの簡単組み立て方(動画付き・折りたたみ手順の参考に)
コーナンの木製ラックの中でも、特に人気が高いのが「折りたたみ式木製ラック(LIFELEXシリーズ)」です。工具不要・組み立て不要で、折りたたんで展開するだけで使えるため、収納場所を問わず活躍します。折りたんで薄くなります。
折りたたみ時のサイズは3段・幅460mmタイプの場合、約46×40×5.7cmと非常にスリム。A3用紙(42×29.7cm)よりやや大きい程度に畳めます。クローゼットの隙間や車のトランクにも収まるサイズ感です。展開時の高さは約60〜80cm程度で、テーブルサイドや玄関、脱衣所など様々な場所に置けます。
価格帯も手頃で、2段(W460)が2,178円、3段(W460)が2,728円、ワイド3段(W600)が3,278円と、3,000円台以内で揃うラインナップです。ワイドタイプは幅60cmで、一般的なデスクの横幅(約60〜70cm)に近いサイズ感なので、リビングや書斎でも存在感を出せます。
キャンプシーンでの活用も見逃せません。
- 🔥 テントサイトでの調味料・食器の一時置きラックとして
- 🌿 アウトドアリビングのディスプレイ棚として
- 🎒 手荷物の整理整頓に(帰宅時に折りたたんで積み込み可能)
軽量かつ折りたたみコンパクトなため、キャンパーの間では「コーナンラック」という愛称で長年親しまれています。元々はインテリア向けの商品でしたが、口コミでキャンパーに広まり、アウトドア専門誌でも取り上げられるほどの人気になりました。室内・屋外の両方で使えるのが条件です。
収納を本気で極めたいなら、デッドスペースの活用は欠かせません。フリーラックポールが特に力を発揮するのが、既製品の棚ではサイズが合わない「中途半端な隙間」への対応です。
たとえば、幅30cmの隙間収納が欲しい場合、市販の完成品はほぼ対応していません。しかしフリーラックポールなら、任意の幅の棚板とポール4本があれば、幅30cm〜でも自由に棚が作れます。棚板をコーナンの木材カットサービスで指定サイズに切り出せば、ほぼ完全オーダーメイドの収納棚が完成します。
特に効果的な活用場所は以下の通りです。
- 📦 洗面所・脱衣所の壁面:タオルや洗剤のストックを縦に並べて「見せる収納」に
- 📚 廊下の端:文庫本や雑誌がちょうど入る奥行き30cm前後の棚が作れる
- 🍳 キッチンのすき間:幅20〜30cmの隙間にもポールと薄めの棚板で対応可能
- 🎮 クローゼット内の壁面:デッドになっていた縦空間を段に変えて収納量が増える
奥行きに関しては、フリーラックポールの奥行きが約27mmと薄いため、棚板の奥行きがそのまま収納の奥行きになります。つまり棚板を深くすれば奥行きのあるラックに、浅くすれば壁掛け風のディスプレイ棚にもなります。
見逃しがちな活用方法として「壁掛けラック」への応用があります。ポールを壁に直接固定し、棚板を渡す形にすることで、床を使わずに収納スペースが作れます。SNSでも「フリーラックポールを壁掛けで使う」アレンジが話題になっており、狭い部屋でも収納量を劇的に増やすアイデアとして注目されています。
アイウッド:デッドスペースの活用方法と収納力アップの裏技(可動棚・コーナー活用の具体例あり)
コーナンの木製フリーラック・フリーラックポールの大きな魅力のひとつが、「カスタマイズの自由度」です。特に無塗装のナチュラルタイプは、購入後に自分好みの色やテイストに仕上げられます。
まず、塗装の基本から押さえましょう。ラジアタパインは松系の木材で比較的塗料を吸い込みやすい素材です。水性ペンキ・ステイン・ワックスのいずれとも相性がよく、初心者でも扱いやすい材料です。塗装は必須ではありません。ただし、洗面所や浴室付近・屋外で使う場合は、防カビ・撥水効果のある塗料を一度塗っておくと木材の劣化を抑えられます。
カスタマイズ例として人気なのは以下のようなアレンジです。
- 🖌️ ホワイトペイント仕上げ:清潔感のあるシンプルインテリアに。棚板の側面も白で統一するとより完成度が上がる
- 🌿 アイアン風ブラック×ナチュラル木目の組み合わせ:ブラックのポールにナチュラル棚板を組み合わせるだけで、カフェ風のおしゃれラックに早変わり
- 🍁 ウォルナット系ステイン塗装:落ち着いたブラウン系に仕上がり、高見えする収納棚になる
コーナンラック(折りたたみ式)のカスタマイズとしては、紐をビスで取り付けてワンタッチ開閉できるようにするアイデアも公式サイトで紹介されています。折りたたみ時に板が指に挟まる問題も、このひも式開閉にすることでほぼ解消できます。
また、LIFELEXシリーズには「2WAY 3段」というモデルがあり、縦向き・横向きの2通りで使えます。縦置きで通常のラックとして、横置きで低めのサイドテーブル兼収納としても使えるため、模様替え時の対応力が高いのが特徴です。価格は3,828円(税込)と標準的な3段タイプ(2,728円)より1,100円高いものの、2パターンで使えることを考えると費用対効果は高いと言えます。
木材にやすりをかけてから塗装するのが仕上がりを綺麗にするコツです。#240番前後のサンドペーパーで軽く表面を整えてから塗ると、ムラが出にくくなります。塗装後は乾かしてから組み立てる順番で進めると、隅まできれいに色が入ります。これが基本です。
RoomClip mag:コーナンラックの活用実例(実際の部屋でのアレンジ写真と活用アイデアが豊富)