シューズクローク収納をおしゃれに極める完全ガイド

シューズクローク収納をおしゃれに極める完全ガイド

シューズクローク収納をおしゃれに整える完全ガイド

棚をぎっしり詰めるほど、靴が傷んで出費がかさみます。


🔑 この記事でわかること
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タイプ別の選び方

ウォークイン型・ウォークスルー型それぞれの特徴と、間取りに合った最適な選択肢がわかります。

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収納の具体的テクニック

可動棚の高さ設定・見せる収納の作り方など、今日から実践できるアイデアを網羅しています。

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後悔しない失敗回避策

湿気・ニオイ・動線ミスといったよくある失敗パターンと、その対策をまとめています。


シューズクローク収納の基本|ウォークインとウォークスルーの違い


シューズクロークには大きく2種類あります。それが「ウォークイン型」と「ウォークスルー型」です。


ウォークイン型は、玄関から入って行き止まりになる個室タイプの収納です。壁面を最大限に使えるため、4人家族で約40足分の靴+アウトドア用品まで収められる大容量が最大のメリットです。スペースに余裕がない場合でも、1畳あれば人が入って荷物の出し入れができるため、玄関が狭めの家でも採用しやすいのが特長です。


一方のウォークスルー型は、玄関から入り、シューズクロークを通り抜けてリビングや洗面所へ続く動線を作るタイプです。帰宅後にアウターを脱いでそのままシューズクロークに掛け、手洗いへ直行できるのが大きな魅力です。花粉やウイルスを室内に持ち込まない設計として、近年注目度が高まっています。


つまり「収納量重視ならウォークイン型」「生活動線重視ならウォークスルー型」が基本です。


ただし注意点もあります。ウォークスルー型は通路確保のために収納量がやや犠牲になります。通路幅は最低でも80cm以上が推奨されており、荷物が増えてきたときに通りにくくなるリスクがある点を覚えておきましょう。両タイプとも、棚の設置パターンはⅠ型・Ⅱ型・L型・U型の4種類から選択できます。4人家族の目安としては、靴と外出用品をまとめて収納したいなら2畳以上、自転やベビーカーまで置きたいなら3畳以上が快適な目安です(3畳=一般的なバスルームより少し広いくらいのイメージ)。



シューズクロークの基本設計については、住宅建材メーカーDAIKENが詳しく解説しています。可動棚の寸法や動線のポイントも図解付きで参考になります。


シューズクロークで玄関収納を充実!後悔しない間取りの選び方とプラン事例(DAIKEN)


シューズクローク収納をおしゃれにする可動棚の高さ設定と棚間隔の正解

可動棚を導入する際、多くの人が棚の間隔を均等にしてしまいます。これが収納効率を大きく下げる原因になります。


靴の種類ごとに必要な高さは異なります。スニーカーなら棚間隔は約10〜12cm、パンプスやローヒールなら約10cm、ハイヒールなら約15cm、ロングブーツや長靴では約25〜30cm必要です。スニーカーを例にとると、棚間隔を15cmで統一した場合と12cmに詰めた場合では、同じ高さ180cmのスペースで最大で2〜3段分の差が生まれます。これだけで10〜15足の収納数の差につながるため、可動棚の活用は必須といえます。


棚板の奥行きは靴収納メインなら30cm程度が理想です。これはA4用紙(21cm)より少し奥行きが深いくらいのサイズ感で、つま先が棚からはみ出さず落下リスクも防げます。収納ボックスを並べる場合は40cm程度に広げると安定性が増します。


可動棚が基本です。


なお、棚板の素材選びにも注意が必要です。靴の収納には樹脂(プラスチック)製の棚板が推奨されます。汚れを拭き取りやすく、水洗いも可能なためメンテナンスが楽です。一方、ゴルフバッグやキャンプ道具など重量のあるものには耐荷重性の高い木質棚板を使うのが原則です。この2種類を混在させることが、使いやすいシューズクロークの仕上げ方のコツです。



靴の種類別の棚間隔や奥行きの詳細な設計方法については、以下のリンクが参考になります。


シューズクロークの棚高さとは?収納力を劇的に上げる最適解(家のコト amemiya)


シューズクローク収納をおしゃれに見せる「有孔ボード」と見せる収納の作り方

シューズクロークをただの「隠す場所」として使っていませんか? 実は、おしゃれな玄関を実現している家の多くは、「見せる収納」をうまく取り入れています。


有孔ボード(パンチングボード)は、シューズクロークの見せる収納に最も適したアイテムのひとつです。フック・棚板・バスケットを自由に組み替えられるため、アウトドアグッズのフック掛けや鍵・印鑑などの小物収納と、ディスプレイを同時に実現できます。DIYでの設置も可能で、ホームセンターで1枚1,000〜3,000円程度から手に入ります。


これは使えそうです。


見せる収納を成功させるための条件は「色のトーンを統一すること」です。例えばアウトドアブランドのバッグや帽子を飾る場合でも、収納ボックスや棚をモノトーン・ウッド系で統一すると生活感を消しながらおしゃれな雰囲気を演出できます。逆に色が多すぎる見せる収納は「ごちゃついたディスプレイ棚」に見えてしまうため注意が必要です。


また、シューズクロークをショップのように演出する手法として、「オンシーズンの靴だけを見せる棚に並べ、オフシーズン分は収納ボックスへ」という切り替えも効果的です。普段よく履く靴を正面の棚に一列並べるだけで、玄関を開けたときの印象がまったく変わります。照明の工夫も重要で、スポットライトや人感センサー付きのLEDライトをシューズクローク内に設置すると、暗くなりがちなクローク内が明るくなり、靴選びの時間短縮にもつながります。


シューズクローク収納の湿気・ニオイ対策|換気扇設置で変わること

シューズクロークの最大の弱点は、湿気とニオイの問題です。外から持ち込んだ靴の水分・汗・泥が密閉空間でこもると、短期間でカビが繁殖します。特に梅雨から夏にかけては、1週間換気をしないだけで靴にカビが生える報告もあります。


換気扇の後付け設置費用は約25,000〜30,000円が相場です。設計段階で組み込んでおけばコストを抑えられますが、後から対応する場合でも設置が難しいわけではありません。費用をかけずに対応したい場合は、小窓の設置・サーキュレーターの活用・定期的な扉開放の3点セットが有効です。


換気が条件です。


壁材の選択も重要なポイントです。珪藻土(けいそうど)は調湿効果に優れており、シューズクローク内の湿度をある程度自然にコントロールしてくれます。一般的なクロス仕上げと比較して、カビの発生リスクを下げる効果が期待できます。消臭効果のある壁材として設計段階から採用を検討する価値があります。


靴を棚にしまう際の一工夫も見逃せません。脱いだ直後の靴を密閉棚に入れると湿気がこもります。少なくとも1〜2時間、靴底が乾くまで玄関先で陰干ししてから収納するのが基本です。また、シューズキーパーを入れると形崩れ防止とともに除湿も助けてくれます。市販の除湿剤(シリカゲル系)をボックスや棚の隅に置くのも、低コストで手軽な対策のひとつです。



シューズクロークの湿気対策と換気の重要性については、以下のページが参考になります。


シューズクロークのよくある失敗例と失敗しないための4つのポイント(INZONE)


シューズクローク収納で靴以外を「収納の達人」レベルに整理するアイデア集

シューズクロークは靴専用スペースだと思われがちですが、玄関まわりで困りがちな「靴以外のアイテム」の収納を一括解決できる場所でもあります。これを知っているか知らないかで、玄関の整頓度が劇的に変わります。


まず傘立ての問題です。1世帯あたり平均5本以上の傘を持つとされており(南海プライウッド2018年調べ)、玄関に傘立てを置くと動線の妨げになりがちです。シューズクローク内の壁にタオルバーやフックを取り付けるだけで傘立てが不要になり、玄関がすっきりします。傘の長さは大人用と子ども用で異なるため、高さ違いのフックを2段設置するのがおすすめです。


次に、ブーツの収納です。ミドル丈以上のブーツは棚に倒して置くと型崩れが起きやすくなります。ブーツハンガー(ブーツスタンドとも)を使ってハンガーパイプから吊り下げると、型崩れなしでスペースも縦に有効活用できます。コートやレインコートのハンガー掛けと組み合わせると、アウターから靴まで一式を玄関でまとめて管理できます。花粉のシーズンは特に、アウターを室内に持ち込まないこのスタイルがアレルギー対策としても機能します。


さらに意外な活用法として、防災グッズの収納があります。避難用のリュック・懐中電灯・非常食をシューズクロークの取り出しやすい場所に置いておくと、緊急時に靴を履きながらそのまま持ち出せます。リビングや押し入れに収納するよりも動線的に合理的で、家族全員が収納場所を共有しやすい点も優れています。







































収納アイテム おすすめの収納方法 ポイント
傘(5本以上) 壁付きフック・タオルバー 傘立て不要で玄関がすっきり
ブーツ・ロングブーツ ブーツハンガーで吊り下げ 型崩れゼロ・縦スペース活用
コート・レインコート ハンガーパイプ(高さ180cm) 花粉・ウイルスを室内に持ち込まない
アウトドア・スポーツ用品 木質棚板+有孔ボード 重量物対応・見せる収納も可能
細々した小物(鍵・印鑑) 回転トレー・デッドスペース活用 出発時に手間取らない
防災グッズ 取り出しやすい棚の中段 緊急時に靴を履いたまま持ち出せる



靴以外のシューズクローク収納の具体的な実例については、以下のページが参考になります。


実例紹介!靴だけじゃないシューズクローク収納アイデア(like-it)




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