シリコンシーラント使い方でホイップデコを完成させる全手順

シリコンシーラント使い方でホイップデコを完成させる全手順

シリコンシーラントの使い方でホイップデコをマスターする

シリコンシーラントは換気なしで使うと気分が悪くなり、作業を中断するはめになります。


🎨 この記事の3つのポイント
🔧
材料選びが仕上がりを決める

シリコンシーラントは「白・透明・クリア」の選択で発色が変わる。ホイップデコ初心者には白(ホワイト)タイプが扱いやすく、色付けも美しく仕上がる。

⏱️
乾燥に5〜7日かかる

市販のホイップデコ素材は2日で固まるのに対し、シリコンシーラントは完全硬化まで約1週間が目安。イベント当日から逆算してスケジュールを組む必要がある。

収納ケースのデコには手順が重要

絞り袋ではなくコップにシリコンを出してから着色し、そのあと絞り袋に移すのが正解。最初から絞り袋に出すと着色が難しくなり、失敗の原因になる。

収納情報


シリコンシーラントのホイップデコに必要な材料と道具


ホイップデコをシリコンシーラントで作るには、建築用の素材とクラフト用の道具を組み合わせて使います。これは意外かもしれませんが、本来は住宅の防水・目地補修に使われる工業素材が、まるで生クリームのようなリアルなホイップに化けるのがこの技法の面白さです。


まず用意するべき材料を整理すると、以下のものが必要になります。


  • 🧴 シリコンシーラント(白またはクリア):セメダイン「8060プロ」(330ml・ホームセンターで約700円〜)やヨドバシなどの通販で手に入る。ホイップデコには白またはクリアが基本。
  • 🔫 コーキングガン:シリコンシーラントを押し出す専用工具。価格は200〜700円程度で、シリコンと合わせて1,400円前後が目安。
  • 🥤 クリアコップ(透明プラカップ):シリコンを一時的に受ける容器。100均の紙コップのビニール版で代用可能。
  • 🎨 着色料:レジン着色剤(100均で入手可)または絵の具。透明感のあるパステルカラーにはレジン着色剤が向いている。
  • 💉 絞り袋と口金:製菓用のものでOK。100均でも購入できる。
  • 🪵 木製マドラーまたはスプーン:シリコンと着色料を混ぜるのに使う。木製が一番扱いやすい。
  • 🧤 ビニール手袋:シリコンが手に大量についた場合、オイルクレンジングでないと落ちにくい。事前に着用が賢明。


デコを施す台座は、硬質カードケース(トレカケース・チェキケースなど)が定番です。注意点として、デコ作業前にトレカや写真は入れないでおきましょう。仕上がりを確認してから入れるのが基本です。


セメダインの8060プロはホームセンター販売品と業務流通品で型番の表記が異なりますが、性能は同等です。ホイップデコ用途ではどちらでも問題ありません。


セメダイン公式|8060プロの詳細スペック(指触乾燥時間6分・全10色のラインナップなどを確認できます)


シリコンシーラントのホイップデコ手順:コーキングガンの使い方と色付け

手順をひとつでも間違えると、着色がムラになったり絞り袋が破裂したりと大きな失敗につながります。ここが全工程の中でもっとも重要な部分です。


ステップ①:開封とコーキングガンへのセット


シリコンシーラントの蓋を開け、蓋の先端でチューブ口に穴を刺します。開封後すぐにチューブの先端を拭くのを忘れないでください。固まると詰まりの原因になります。コーキングガンの先端にチューブをしっかり差し込み、後部のプッシュ棒をチューブ底部に当たるまで押し込んでセット完了です。


ステップ②:シリコンをコップに絞り出す


ここが最重要ポイントです。シリコンは絞り袋に直接出さず、まずクリアコップへ絞り出してください。コーキングガンのレバーを1プッシュすると、想像より多い量が出てきます。トレカケース1個なら2プッシュ、チェキケース1個なら2プッシュが目安です。2個同時に作りたい場合は3〜4プッシュが適量です。


最初から絞り袋に出してしまうと着色の難易度が格段に上がります。この手順が正解です。


ステップ③:着色料を混ぜる


コップに絞り出したシリコンに、レジン着色剤または絵の具を少量ずつ加えます。量の目安は着色剤1本に対して1/3〜1/2程度ですが、好みの発色に応じて調整してください。明るいパステルカラーにはレジン着色剤が発色しやすく、濃い色や暗めのトーンには絵の具が適しています。木製マドラーでゆっくり均一になるまで混ぜましょう。


ステップ④:絞り袋への移し替え


着色済みのシリコンを絞り袋に移します。口金は必ず袋の内側から外に通す形でセットしてください。袋の先端を2cm程度カットし、中から口金を押し出す手順が正しい方法です。二重にしておくと袋の破れ防止になります。別のコップに絞り袋を被せてから移し替えると作業がスムーズです。


全部移したら定規などで中身を口金側に寄せておきましょう。換気をしっかり行いながら進めるのが大原則です。


シリコンシーラントのホイップデコにおける絞り方と口金の選び方

絞り方のコツを知らないまま始めると、形が崩れたり量のバランスが取れなかったりして、3回連続で失敗するケースもあります。実際に初めてシリコンでホイップデコに挑戦した人の中には、形になるまで3回派手に失敗したという報告もあります。これは使えそうですね。


口金の形状で仕上がりが大きく変わります。主に使われる口金のパターンは以下の通りです。


  • 🌀 星型(スター型)口金:いわゆるケーキのデコレーションのような絞り形。ホイップデコでもっともよく使われる基本形。
  • 🌸 フラワー型口金:花びら状の形が絞れる。パーツと組み合わせると豪華な印象になる。
  • ➡️ ロープ型・シェル型口金:縁取りに使いやすい。ケースの縁一周をなぞる動作に向いている。


絞るときの力加減は「一定圧で均一に」が原則です。力が強すぎると一度に出すぎてしまい、ケースからはみ出します。製菓でケーキに生クリームを絞るイメージに近いですが、ケースに対してトレカやチェキのサイズは小さいため、小回りが求められます。これが慣れるまで難しいポイントです。


本番前に必ず練習することをすすめます。チラシや不要な紙の上でいくつか絞り、力加減と口金の動かし方を確認してから本番に進みましょう。失敗を1回でも減らすと時間と材料の節約になります。


また、シリコンは絞った直後から表面の硬化が始まります。指触乾燥は6分(23℃)とセメダイン公式のデータにありますが、これは表面だけの話で、完全硬化はその後もずっと続きます。絞り終えたらすみやかにパーツを乗せて固定し、完全に触れない場所に置いておきましょう。


シリコンシーラントのホイップデコ:乾燥時間と完成後の収納ポイント

「臭いがなくなったら完成のサイン」という情報は、ほとんど検索上位に出てきません。これが正確な乾燥の目安として有効なポイントです。


シリコンシーラントでホイップデコを作った場合の乾燥時間は、市販のホイップ素材とまったく異なります。市販のデコホイップ(アーテック製など)は約2日で完全硬化しますが、シリコンシーラントは完全に持ち運べる状態になるまで5〜7日の余裕が必要です。


乾燥が完了したかどうかの見極め方は、「シリコン特有の酢酸臭がしなくなったかどうか」が目安になります。この臭いが完全に消えた段階で、内部まで硬化が進んでいると考えてよいでしょう。


完成後の収納と保管についても注意が必要です。


  • 📦 ホコリ対策:シリコン素材は静電気でほこりを吸着しやすい性質があります。乾燥中はカバーや通気性のあるネットをかぶせて置くと表面へのほこり付着を防げます。
  • ☀️ 直射日光を避ける:シリコン素材そのものは高耐候性を持ちますが、デコパーツやラメは紫外線で変色することがあります。保管場所は日陰が基本です。
  • 🗂️ 立て収納はNG:ホイップデコが施されたケースを立てて収納すると、パーツが重力でずれたり剥がれたりする原因になります。乾燥後もなるべく平置きが理想的です。
  • 🌡️ 高温多湿を避ける:夏場の内や窓際など高温になる場所では、シリコン素材が柔らかくなって形崩れが生じることがあります。


万が一パーツが剥がれた場合の対処法も知っておきましょう。シリコンシーラントは、一度硬化した後でも同じシリコン素材を少量つけることで再接着が可能です。接着剤を新たに用意する必要はありません。剥がれた箇所にほんの少しシリコンを塗布し、パーツを押し当てて再乾燥させればほぼ元通りになります。これは使えそうです。


シリコンシーラントでホイップデコを作るときの、意外な注意点と失敗ゼロの対策

多くの人が「開封後のシリコンはすぐに使い切らないとダメになる」と思っていますが、正確にはラップ処理をしてから蓋をすれば数日間は使えます。とはいえ、開封した時点から硬化は始まっているため、早めに使い切るのが最善です。使いかけのシリコンシーラントは、ラップをして蓋を閉め、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。


ここでは、実際の制作でよく起こる失敗とその対策をまとめます。


  • 失敗①:着色がムラになる
    原因は着色料を加えた後の混ぜが不十分なこと。木製スプーンで1〜2分間は丁寧に混ぜる習慣をつけましょう。均一な色になるまで焦らず混ぜるのが基本です。
  • 失敗②:絞り袋が途中で破れる・漏れる
    袋を二重にしていないか、口金を正しくセットしていない場合に起こります。袋の二重構造と口金の内側セットが条件です。
  • 失敗③:1週間たっても固まらない
    湿度が低すぎる環境や、混ぜすぎて空気が入りすぎた場合に硬化が遅れることがあります。シリコンシーラントは空気中の水分と反応して硬化するため、ある程度の湿度が必要です。乾燥した冬場は固まりが遅くなる傾向があります。
  • 失敗④:臭いが部屋にこもる
    脱オキシムタイプのシリコン(8060プロなど)は、硬化時に酢酸に似た臭いが発生します。窓を2か所以上開けて通気をしっかり確保してください。防毒マスクを着用している作家さんもいます。臭いが完全に消えるまでは換気が必要です。
  • 失敗⑤:ホイップがケースから剥がれてしまう
    ケースの素材(ポリプロピレン製など)とシリコンの相性により、接着力が弱い場合があります。デコ前にケース表面を軽くやすりがけして微細な傷をつけると密着性が高まります。


シリコンが手に大量についてしまった際は、水で洗っても落ちにくいです。油を手になじませるか、オイルクレンジング(バームタイプが効果的)を使ってから洗い流す方法が有効です。事前に手袋を着用しておく方が確実に手間を省けます。


Yahoo!知恵袋|シリコンホイップデコ初心者向けの取り扱いQ&A(安全な使い方や素材特性についての実体験情報がまとまっています)




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