

「収納スツールはどれでも同じ」と思って選ぶと、買った後に後悔する出費になります。
ニトリの収納スツールは、一見すると「椅子の中にものが入るだけ」と思われがちです。でも実際には素材・サイズ・開閉方式・耐荷重など、商品によって大きく特徴が異なります。
2026年2月時点でニトリが展開する収納スツールは大きく4タイプに分かれています。①フタ開き式の布張りタイプ、②合成皮革(Nシールド)タイプ、③折りたたみ式タイプ、④北欧風の木製タイプです。価格帯は1,490円〜16,990円と幅広く、同じ「収納スツール」という名称でも中身はかなり違います。
つまり、目的に合わせた選択が原則です。
| タイプ | 価格帯(税込) | 耐荷重 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 布張りタイプ(Nシールド) | 3,990〜16,990円 | 80〜100kg | 撥水・傷に強い、座り心地◎ |
| 合成皮革(Nシールド) | 3,990〜9,990円 | 80〜100kg | 水拭きOK、高級感、手入れ簡単 |
| 折りたたみ式 | 1,490〜2,990円 | 60〜80kg | コンパクト収納、持ち運び可 |
| 北欧風 木製タイプ | 5,990〜9,990円 | 80〜100kg | インテリア性高い、重厚感あり |
ニトリ独自の「Nシールド」素材は、合成皮革や布張りに施されるコーティング加工のことです。水や汚れ、ひっかきに強い特性があり、ペットや子どもがいる家庭でも安心して使えます。この素材が付いているかどうかで、長期的なメンテナンスの手間がかなり変わります。これは使えそうです。
収納スツールを選ぶ際に多くの人が見落とすのが「内寸(うちのり)サイズ」です。外寸が幅38.5cmのスツールでも、フタの厚みや内部フレームの分だけ中の空間は狭くなります。収納したいものが決まっている場合は、必ず内寸を確認してから購入しましょう。商品ページの「収納部の内寸」欄をチェックするのが確実です。
参考:ニトリ公式の各収納スツール商品ページでは、外寸・内寸・耐荷重が詳しく掲載されています。購入前に内寸確認を必ずしましょう。
置く場所が変わると、最適なスツールの条件も変わります。リビングに置くのと玄関に置くのでは、求める高さ・素材・サイズがまったく異なるからです。
リビングに置く場合は、ソファやローテーブルとの高さバランスが重要です。座面高さ30〜40cmのものを選ぶと、床に座るスタイルにもソファ横のサブチェアとしても使いやすくなります。布張りの「Nシールド」タイプなら、ブランケットや雑誌類をスッキリ隠しながらインテリアとしても映えます。「収納スツール 布張りタイプ(BS Nポケット Nシールド)」は幅60×奥行70cmのゆったりサイズで、収納部の容量も確保しながら2人が並んで腰掛けられる点が特徴です。
玄関に置く場合は、靴を履きながら座れる高さ(38〜42cm程度)と、掃除しやすい合成皮革素材が向いています。「傷・汚れに強い収納スツール 合皮タイプ(エン Nシールド)」は幅38.5cm×奥行38.5cm×高さ40cmとコンパクトで、内部に靴クリームや玄関小物を収納するのに最適です。重量約4.8kgと持ち運べる重さで、掃除の際に動かしやすい点も◎です。
子供部屋に置く場合は、子どもが自分でフタを開けられる軽さと、安全のための耐荷重確保が両立するものを選びましょう。耐荷重80kg以上のモデルなら、子どもが乗っても安心です。また、折りたたみ式スツールはフタ付きボックス型と違い中身が見えないため、おもちゃやブロックを手軽に隠せます。1,490円程度から購入できる収納スツール(Sサイズ)は、幅31.5cm×奥行31.5cmと小さく、子どもの手でも扱いやすいサイズ感です。
部屋ごとに1台ずつ用途を変えて配置するのが基本です。
| 設置場所 | おすすめポイント | 注目商品(ニトリ) |
|---|---|---|
| リビング | 座面高さ30〜40cm・大容量・布張り | 収納スツール 布張りタイプ BSシリーズ |
| 玄関 | 高さ38〜42cm・合皮・コンパクト | エン Nシールドシリーズ |
| 子供部屋 | 耐荷重80kg以上・軽量・Sサイズ | 収納スツール(S グレー)1,490円〜 |
収納スツールを玄関に置いている人の中には、内部を「シーズンオフの靴磨きセット」や「雨具の小物入れ」として使っている事例も多くあります。見た目を整えながら日常的に必要な小物をまとめて管理できる点で、玄関収納との相性は特に優れています。
参考:収納付きスツールの選び方を5つのポイントで詳しく解説したページ。素材・高さ・開閉タイプの選び方の基準になります。
マイベスト|収納付きスツールのおすすめ人気ランキング【2026年版】
ニトリの収納スツールの中でも、「折りたたみ式」は知る人ぞ知る実力派アイテムです。
「収納もできる折りたたみスツール(幅76cm GY)」は、幅76cm・奥行38cm・高さ38cmというベンチサイズのスツールで、フタが左右に分かれて開く構造になっています。この「半分ずつ開くフタ」が実は大きなポイントで、スツールに座りながら片側のフタを開けて中のものを取り出すことができます。座りながらの収納アクセスが可能ということですね。
使い方の幅が広いのも特徴です。手芸用品(布・毛糸)の収納とミシン作業中の椅子を兼ねた使い方や、リビングで来客用の座席として普段は物置にしておく使い方など、購入者レビューには多様な活用法が寄せられています。
🎯 折りたたみスツールを選ぶメリット
- 折りたたみ時はソファ下・ベッド下に収まるほどコンパクトになる
- 約1.6〜1.8kgと軽く、小学生でも運べる重さ
- 来客時だけ出すサブチェアとしても機能する
- 持ち運べるため、キャンプ・アウトドアでも使える
ただし、折りたたみタイプは耐荷重が60〜80kg程度と、固定式スツールより低めなものが多い点には注意が必要です。大柄な方が日常的に座る用途には、固定式の耐荷重100kg以上のモデルの方が安全です。耐荷重だけは注意が条件です。
また、折りたたみタイプは内部の収納空間が構造上やや狭めになる傾向があります。「雑誌を何冊も入れたい」「厚手の衣類を収納したい」という場合は、固定式の大容量モデルの方が向いています。目的を先に決めてから選ぶ流れが大切です。
収納スツールを購入した後に「思ったより中が狭かった」「すぐにへたった」「掃除が大変」といった後悔の声は少なくありません。この失敗のほとんどは、購入前の3つの確認で防ぐことができます。
① 内寸と収納したいものの寸法を照合する
外寸が幅50cmのスツールでも、内寸の幅は48.5cmになるケースがあります(ニトリ収納スツール Mサイズ実測値)。フタの裏側の固定パーツや底板の厚みを考えると、深さも表記より2〜3cm程度狭くなることがあります。絵本・A4ファイル・畳んだ衣類など、入れたいものの実寸を先にメモしてから商品を選ぶと確実です。
② 耐荷重を「実際の使い方」と照合する
耐荷重80kgのスツールは「本体全体で支えられる重さ」の表記です。つまり1カ所に集中して荷重をかけると、表記の耐荷重より低い荷重でも破損するリスクがあります。ニトリの公式注意書きにも「本体の1カ所に荷重をかけて座らないでください」と記載があります。正しい座り方(座面中央に均等に体重をかける)を意識することが重要です。
③ 素材と使用環境の相性を確認する
合成皮革(Nシールド)タイプは水拭きが可能で汚れに強いですが、長期間直射日光に当たる場所に置くと、素材が硬化したりひび割れしやすくなる傾向があります。玄関の日当たりが良い場所に置く場合は、布張りタイプの方が劣化しにくいケースもあります。逆に、湿気が多い玄関や水回り近くでは、撥水性の高い合成皮革の方が適しています。
これだけ覚えておけばOKです。
🔍 購入前チェックリスト
- 📏 内寸のサイズを確認した?(外寸ではなく内寸)
- ⚖️ 座る人の体重 + 使い方(集中荷重NG)を確認した?
- 🌤️ 設置場所の日当たり・湿度に合った素材を選んだ?
- 🔧 組立が必要か・完成品かを確認した?(ニトリは完成品も多い)
- 🎨 部屋のインテリアカラーに合うか確認した?
参考:収納スツールを選ぶ際の素材・サイズ・機能の詳しい解説が掲載されています。
収納スツールを選ぶとき、多くの人はまずデザインや色から入ります。インスタグラムやRoomClipで見た「おしゃれな部屋」のスツールと似たものを探して購入する、というパターンです。でも、見た目を優先して選んだ収納スツールほど「思ったより使いにくかった」と感じることが多いのも事実です。
収納効率の視点から見ると、スツールの選び方は大きく変わります。
「開口部の広さ」が収納効率に直結する
スツールの収納部分は、フタを開けたときの口の広さがそのまま使い勝手に直結します。同じ外寸40cm角のスツールでも、フタの蝶番の位置によって開口部の角度が変わり、深いところのものが取り出しにくくなるケースがあります。理想は開口部が90度以上開くタイプです。ニトリの「収納もできる折りたたみスツール(幅76cm)」のように、フタが左右分割で開くタイプは口が広く、取り出しやすい構造になっています。
「仕切り」のないスツールは使い方を決めてから購入する
収納スツールの中は基本的に仕切りがないオープンなスペースです。何でも放り込んでいると、底の方のものが取り出しにくくなります。ここに100円ショップや「ニトリ インボックス」などのインナーボックスを組み合わせると、スツールの収納効率が劇的に上がります。インボックス(幅14.5×奥行37.5×高さ12cm)なら、スツール内部に縦に並べて分類収納ができます。仕切りを自分で作るイメージが基本です。
「収納物の取り出し頻度」でフタタイプを選ぶ
毎日取り出すものを収納するなら「引き出しタイプ」、シーズンオフの衣類や来客用品など頻度が低いものには「フタ開きタイプ」が向いています。ニトリの「収納スツール 布張りタイプ(BS Nポケット Nシールド)」は背面にサイドポケット付きで、リモコンや小物を頻繁に取り出す用途にも対応しています。取り出し頻度で選ぶことが大切です。
こうした「収納効率ファースト」の視点で選ぶと、見た目だけで購入した場合より長く・快適に使えるスツールに出会えます。デザインの比較は「最終候補に絞った後」で十分です。
🗒️ 収納効率を高めるスツール活用アイデア
| 活用シーン | おすすめの収納物 | 使うと便利なインナーアイテム |
|---|---|---|
| リビング | ブランケット・雑誌・ゲームコントローラー | ニトリ インボックス |
| 玄関 | 靴磨きセット・雨具小物・予備スリッパ | 仕切りケース |
| 子供部屋 | ブロック・折り紙・絵本 | 100均の小分けBOX |
| 寝室 | 季節ものの衣類・予備の枕カバー | 圧縮袋との組み合わせ |
寝室でのスツール活用は見落とされがちです。ベッドサイドに置けばナイトテーブル兼収納として機能し、ベッド下スペースと合わせて寝室の収納量を大きく増やすことができます。スツールとベッド下収納の組み合わせが、寝室収納を極める上での穴場のアプローチと言えます。

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