

無印良品のMDF素材ベッド下収納は半年でカビが生え、衣類を全損させることがあります。
ベッド下のスペースは、一般的なシングルベッド(幅99cm・長さ200cm前後)で言えば、床面積にして約2畳分近い広さに匹敵する巨大なデッドスペースです。これを活用しない手はありません。
キャスターが必要な理由は、シンプルに「取り出しやすさ」と「掃除のしやすさ」の2点に集約されます。キャスターなしでベッド下に収納ボックスを押し込んだ場合、奥のものを取り出すには毎回ベッドに潜り込む必要があり、実際には「しまったら取り出さない」という死蔵状態になりがちです。こうなると収納ではなく、単なる物置になってしまいます。
無印良品のキャスター付きアイテムが収納好きに支持される理由は、徹底したシステム収納の考え方にあります。ポリプロピレン収納ケースに後付けできる「収納ケース用キャスター(税込390円)」が4個1セットで販売されており、底面の四隅の穴に差し込むだけでキャスター化が完了します。工具は不要です。
取り付け後は高さが約4cm高くなります。たとえばポリプロピレン収納ケース・横ワイド・小(高さ18cm)にキャスターを付けると、合計で約22cmの高さになる計算です。購入前にベッド下の隙間の高さを必ず実測することが基本です。
無印収納の最大の強みは「拡張性」です。つまり組み合わせ次第でどこにでも対応できるということですね。
無印良品 公式|収納用品の特集ページ(組み合わせ事例を多数掲載)
無印良品のベッド下収納には、大きく分けて「専用ベッドフレーム下収納ボックス」と「ポリプロピレン収納ケース+後付けキャスター」の2パターンがあります。それぞれ適したシーンが異なるため、違いを理解してから選ぶのが重要です。
①ベッドフレーム下収納(無印木製ベッド専用)
無印良品の木製ベッドフレーム(板と脚タイプ・脚26cm)専用の引き出しボックスです。素材はMDF(オーク材突板またはウォールナット材突板仕上げ)で、キャスターがあらかじめ取り付けられています。可動仕切り板付きで収納物に合わせて細かく区切れます。
| 商品名 | サイズ(幅×奥行×高さ) | 参考価格 |
|---|---|---|
| ベッドフレーム下収納・小・オーク材 | 幅80×奥行60.5×高さ19cm | 約9,990円 |
| ベッドフレーム下収納・大・オーク材 | 幅80×奥行90.5×高さ19cm | 約13,900円 |
| ベッドフレーム下収納・大・オーク材(高さ25cmタイプ) | 幅80×奥行90.5×高さ25cm | 約15,700円 |
| ベッドフレーム下収納・大・ウォールナット材・高さ25cm | 幅80×奥行90.5×高さ25cm | 約17,900円 |
②ポリプロピレン収納ケース+キャスター(汎用タイプ)
こちらは無印良品の定番ポリプロピレン収納ケースに、後付けキャスター(390円)を組み合わせる方法です。無印木製ベッド以外のベッドにも使えます。ポリプロピレン素材なので軽量で、水拭きメンテナンスも容易です。
| 商品名 | サイズ(幅×奥行×高さ) | 参考価格 |
|---|---|---|
| ポリプロピレン収納ケース・横ワイド・小 | 幅55×奥行44.5×高さ18cm | 約1,990円 |
| ポリプロピレン収納ケース・横ワイド・大 | 幅55×奥行44.5×高さ30cm | 約2,990円 |
| 収納ケース用キャスター(4個セット) | 約幅3.5×奥行3.5×高さ6cm | 390円 |
ポリプロピレンケースは耐荷重が1段あたり約3kg(キャスター取り付け時も同様)です。衣類程度なら問題ありません。
選択の基準はシンプルで、「無印木製ベッドを持っているかどうか」が条件です。
キャスターの取り付け自体は難しくありません。ポリプロピレン収納ケース底面の四隅にある専用穴に、キャスターをグッと強く差し込むだけです。ハンマーは使用禁止とされており、手で押し込む力だけで設置できます。
ただし、高さ計算を間違えると収納ボックスがベッド下に入らないという事態になります。これは意外と多いミスです。
正確な計測手順は以下の3ステップです。
- 📏 ステップ1:ベッド下の床面から最も低い横桟(フレーム)までの高さを測る。場所によって異なるため、最も低い部分を基準にする。
- 📦 ステップ2:使いたいポリプロピレンケースの高さ+キャスター高さ(約4cm)の合計を計算する。
- ✅ ステップ3:②の合計が①より2〜3cm低ければ余裕をもって収まる。
たとえばベッド下の隙間が25cmの場合、ポリプロピレン収納ケース・横ワイド・小(高さ18cm)+キャスター(高さ4cm)=合計22cmになり、余裕の3cmで収まります。高さ30cmのケースを選んでしまうと34cmになり、確実に入りません。
また、キャスターを差し込む際に浅いと後で抜けたり破損したりする可能性があるため、しっかり奥まで押し込むことが大切です。一度取り付けると抜き差しを繰り返すことで樹脂が摩耗するため、取り外しは最小限にするのが賢明です。
高さだけでなく、奥行きも計測が必要です。これも条件です。
無印良品公式PDF|ポリプロピレン収納ケース用キャスター取り付け説明書(正確な寸法・注意事項を確認できます)
キャスター付き収納は「出し入れしやすい」という特性があるため、使用頻度がある程度高いものを入れる方が合理的です。一方で、ベッド下という環境には特有のリスクがあります。
✅ 入れてよいもの
- オフシーズンの衣類(セーター・コート・タートルネックなど)
- 予備の寝具(来客用タオルケット・薄い毛布など)
- ストック品(消耗品や使用頻度が低い書籍・紙類)
❌ 避けるべきもの
- 革製品・バッグ(湿気による変色・カビのリスク)
- 貴重品・証明書類(フラットな環境変化に敏感なもの)
- 食品・においの強いもの(虫を引き寄せる原因になる)
ここで重要なのが、ベッド下の湿気問題です。人間は就寝中に平均約500mlの水分を汗として発散するとされています。その一部がマットレスを通じてベッド下に滞留するため、湿度は思った以上に高くなりやすい環境です。湿度60%以上・室温20〜25℃という条件がそろうと、カビとダニが同時に繁殖しやすくなります。これは健康面のリスクです。
対策として有効なのが、ポリプロピレン素材(蓋付き)の収納ケースを選ぶことです。ポリプロピレンはカビが生えにくく、水拭きでメンテナンスできます。また、週1回程度は引き出しを開けて換気すること、収納ケース内にシリカゲル系の除湿剤を入れることで、衣類を長期間清潔に保てます。
エステー公式|ベッド下収納の湿気・防虫対策について(具体的な対策方法を専門家視点で解説)
収納を極めたい人ほど見落としがちなのが、素材選びのリスクです。この点は健康と財布に直結します。
無印良品の木製ベッドフレーム下収納ボックスは、外観はオーク材やウォールナット材の美しい仕上がりですが、内部の芯材はMDF(中密度繊維板)です。MDFは木材の繊維を圧縮して接着剤で固めた素材で、湿気を吸いやすいという性質を持っています。
実際に無印良品の商品レビューや複数のユーザーブログでは、「購入後わずか半年で壁際の側面と底部にカビがびっしり生えた」「以前のレビューにもカビの報告が多かった」「一度カビ臭くなったら消えない」という声が多数寄せられています。ベッド下という高湿度環境では、このリスクが特に顕在化しやすいということです。
無印良品の公式取扱説明書にも「汚れた物や湿った物は収納しないでください。収納物や本体にカビが生じる原因となります」と明記されています。つまり公式でも湿度への注意を促しているということですね。
MDF製のボックスを使い続けるなら、以下の対策が現実的です。
| 対策 | 具体的な方法 |
|---|---|
| 換気 | 外出時や晴れた日に引き出しを引き出した状態にする |
| 除湿 | 収納ケース内にシリカゲル系除湿剤を入れ、月1回交換 |
| 素材変更 | ポリプロピレンケース+後付けキャスターに切り替える |
| 設置場所 | ベッドを壁からやや離し(5cm程度)通気を確保する |
カビ発生後は素材の深部まで浸透しているため、拭き取り程度では根本解決できません。ポリプロピレンケースへの移行が最も根本的な対策です。
無印良品公式レビューページ|ベッドフレーム下収納・大・オーク材・高さ25cmタイプ(実際のユーザーのカビ体験談が参照できます)
ここからは、検索上位にはほとんど出てこない、収納を本気で極めたい人向けの活用術です。
無印良品のポリプロピレン収納ケースは、複数を横に並べて使うことで、ベッド下の横幅を余すことなく使い切れます。たとえばセミダブルベッドの横幅(約122cm)に対して、ポリプロピレン収納ケース・横ワイド(幅55cm)を2つ並べると、合計110cmとほぼぴったり収まります。余りの12cm部分には小物専用の引き出しケースを別途配置することで、整理精度が飛躍的に上がります。
さらに賢いのが「用途別カラーラベリング」との組み合わせです。ポリプロピレン収納ケースは半透明のホワイトグレーカラーなので、引き出し前面に布製のラベルシールや書類ホルダーで用途を表示しておくと、「どこに何が入っているかわからない」という状態を防げます。
もう一つ紹介したいのが「季節ローテーション収納」という考え方です。ベッド下の奥のボックスに冬物、手前のボックスに夏物を入れておき、衣替えのタイミングでキャスターを使って引き出し、丸ごと中身を入れ替えます。この方法なら衣替えにかかる時間を従来の半分以下に短縮できます。キャスターがあるから成立する使い方です。
| 活用パターン | 対象 | ポイント |
|---|---|---|
| 横2列並べ | セミダブル以上のベッド | 幅55cmを2つで約110cm、ベッド下をほぼ埋められる |
| 用途別ラベリング | 全サイズ共通 | 半透明素材に布製ラベルで視認性アップ |
| 季節ローテーション | 衣替えが多い方 | 手前・奥でシーズン分け、キャスターで丸ごと入れ替え |
| 小物専用ハーフケース | 隙間スペース | 横ワイド・浅型(高さ12cm)をプラスして使う |
キャスターで動かせるから、収納の組み換えも気軽にできます。これは使えそうです。
RoomClip公式マガジン|ベッド下収納アイデア37選(ポリプロピレンケース活用の実例写真が豊富)

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