

セーターを圧縮袋に入れると、取り出す頃には着られないシワだらけになって1着ダメにすることがある。
ダイソーの圧縮袋は、大きく分けると「手巻きタイプ(トラベル用)」「バルブ式タイプ」「圧縮バッグ(ファスナーのみで圧縮)」の3種類があります。それぞれ仕組みが違うので、使うシーンに合わせて選ぶのが基本です。
| 種類 | 圧縮方法 | 主な用途 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| トラベル用圧縮袋(手巻き式) | くるくる丸めるだけ | 旅行・出張の荷造り | 110円〜 |
| 衣類用圧縮袋(バルブ式) | 掃除機で空気を吸引 | シーズンオフ衣類の長期保管 | 110円〜220円 |
| 布団用圧縮袋(バルブ式) | 掃除機で空気を吸引 | 布団・毛布の衣替え収納 | 220円〜330円 |
| 圧縮バッグ(ファスナー式) | ファスナーを閉めるだけ | 旅行・普段使いの軽量収納 | 330円〜 |
旅行には手巻き式か圧縮バッグが向いています。掃除機もポンプも不要で、ホテルでもその場で再圧縮できるからです。一方、クローゼットや押し入れでのシーズンオフ収納には、密閉力が高いバルブ式が向いています。
サイズはMサイズ(約35×42cm)とLサイズ(約50×60cm)が定番で、Mサイズはセーター1〜2枚、Lサイズはパジャマの上下セットや2〜4枚の厚手衣類が目安です。Mサイズは2枚入り、Lサイズは1枚入りで販売されており、どちらも110円という破格のコスパが魅力です。
つまり「旅行なら手巻き・圧縮バッグ」「保管なら掃除機対応バルブ式」が原則です。
公式のラインナップは定期的に更新されており、季節や店舗によって在庫状況が変わるため、購入前に確認することをおすすめします。
ダイソー公式オンラインストア 圧縮袋カテゴリ一覧(種類・価格・サイズを確認できます)
ダイソーの圧縮袋を使ってみたものの「すぐ空気が戻ってきた」「うまく閉まらない」という経験をしたことはないでしょうか。実は、失敗の原因のほとんどは使い方の手順にあります。
まず手巻き式(トラベル用)の基本手順から確認しましょう。
専門メーカーが推奨する7つのコツを以下にまとめます。これを守るだけで失敗がぐっと減ります。
これが条件です。特に「チャックを拭く」「端まで往復させる」の2つを意識するだけで、翌日に膨らむ失敗はほぼなくなります。
石崎資材株式会社 公式サイト「圧縮袋を上手に使うための7つのコツ」(専門メーカーによる詳細な使用方法の解説ページ)
収納を極めたい人ほど、圧縮袋に何でも突っ込んでしまいがちです。これが落とし穴で、特定の衣類や素材は圧縮することで元に戻らなくなることがあります。
入れてはいけない衣類を先に整理しておきます。
| NG素材・衣類 | 起こるリスク |
|---|---|
| セーター・ニット全般 | 繊維が折れて毛玉・型崩れが発生、ふんわり感が戻らない |
| ダウン・羽毛布団・羽毛ジャケット | 羽毛の軸が折れて保温性が恒久的に低下する |
| スーツ・Yシャツ・フォーマルウェア | 戻らない深いシワが入り、クリーニング代がかかる |
| ファー・真綿・シルク | 繊維の滑らかさと光沢が失われる |
| 汚れや汗が残ったままの衣類 | 密閉環境でカビ・雑菌が急速に繁殖する |
直近の調査では、圧縮袋で保管した衣類の約28%に「不快な臭いやカビの発生」が経験されており、3ヶ月以上圧縮し続けた衣類の4割以上にしわ・色落ち・型崩れのトラブルが出ています。これは大切な服を1着ダメにするリスクに直結します。
意外なのが「ダウンジャケット」です。コンパクトになるからと圧縮袋に入れる人は多いのですが、羽毛の中綿が一度潰れると復元しない場合があります。保温性が恒久的に落ちるため、高価なダウンほど圧縮袋は避けるべきです。
圧縮に向いているのは、Tシャツ・ジーンズ・フリース・タオル・パジャマなど、シワになりにくく通気性の低下が気になりにくい素材です。これだけ覚えておけばOKです。
圧縮できない衣類の代替収納としては、通気性のある不織布バッグや布製収納袋がおすすめです。特にニットやダウンは不織布バッグにたたんで保管し、防虫剤と組み合わせることで長期収納でも品質を保てます。
Living tips「衣類の圧縮袋のデメリットを徹底解説|注意点やカビ・しわを防ぐ使い方」(入れてはいけない衣類の詳細とリスクデータが掲載されています)
旅行での圧縮袋の活用は、単に衣類を小さくするだけではありません。使い方を少し工夫するだけで、スーツケースの中の整理整頓が劇的に変わります。
旅行用にはダイソーの手巻き式(トラベル用圧縮袋)か、330円の圧縮バッグが最適です。掃除機が不要で、ホテルに着いてからも帰り荷物の再圧縮ができる点が大きなメリットです。
旅行帰りは、圧縮袋に使用済みの衣類を入れてスーツケースに戻せるので、帰り荷物がかさばりません。これは使えそうです。
冬の旅行でかさばりやすいパジャマについては、Lサイズを使うと上下セットで厚み18cmのものが8cmまで圧縮できます。旅慣れた人でも意外と見落としているのが「パジャマの圧縮」で、これ1つでスーツケース内にかなりの余裕が生まれます。
なお、圧縮袋ではシワが気になる場合は、宿泊先でシャワーの蒸気に吊るしておくと自然にシワが伸びます。蒸気に10〜15分当てるだけで、アイロン不要で整えることができます。
衣替えの時期に圧縮袋を正しく使えると、クローゼットの収納効率が大幅に上がります。ポイントは「どれを圧縮するか」の選別と「保管期間の管理」です。
衣替えで圧縮袋を使うときの鉄則は「半年以内に取り出す衣類に限定する」ことです。これが原則です。
圧縮した状態で6ヶ月以上放置すると、復元率が下がり素材にダメージが蓄積します。特に布団や毛布は「最長6ヶ月まで」がメーカーの推奨です。衣替えを春と秋の2回に分けている場合は、ちょうど半年サイクルなので問題ありません。
保管場所に注意が必要です。クローゼットや押し入れに直接置く場合は、木材のささくれや釘の出っ張りで袋に穴が開かないよう、段ボールや布を敷いてから置くと安心です。圧縮袋の天敵は「尖ったもの」ということを忘れずに。
また、圧縮後の袋にはラベルシールを貼って「何が入っているか・圧縮した日付」を書いておくと管理がしやすくなります。ラベルシールもダイソーで揃えられるので、100円以下でシステムを完成させることができます。
収納の仕組みを作るのが目的です。圧縮袋を使いこなすと「どこに何があるかわからない」という収納の悩みがほぼ解決します。衣替えのたびに全部出して確認する手間もなくなり、年2回の衣替え作業が半分以下の時間に短縮されることも珍しくありません。

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