

木製に見える充電ステーションの約8割が、実は竹製です。
充電ステーションを探し始めると「木製」と書かれていても、素材がバラバラで困惑することがあります。実は市場で「木製」として売られている充電ステーションの大多数が竹製で、厳密に言えば竹は木材ではなくイネ科の植物です。知っておかないと、購入後に「思ったのと違う」とがっかりする原因になります。
主に使われる素材を整理すると、以下の3種類が代表的です。
素材によって色味・重さ・価格が大きく異なります。北欧ナチュラル系や和モダンな部屋なら竹か桐、スタイリッシュモダンや男性向けデスクならウォールナットが選びやすいです。
まず自分の部屋のインテリアテイストを確認してから素材を選ぶ、それが基本です。
充電ステーション向け木製・竹製商品のラインナップと選び方については、以下のランキング記事でも詳しく解説されています。
充電ステーションのおすすめ人気ランキング【myBest】|PSE認証有無・台数・タイプ別に比較
木製の充電ステーションには、大きく分けて「スタンドタイプ」と「ボックスタイプ」の2種類があります。見た目の好みで選びがちですが、収納したいデバイスの台数や、ケーブルを見せたくないかどうかで最適なタイプが変わってきます。
スタンドタイプは、仕切りの間にデバイスを立てて並べる構造です。スマホ・タブレット・スマートウォッチ・イヤホンを7台同時に並べられるものも多く、家族のデバイスを一気に管理したい人に向いています。仕切りの位置を0.3cmピッチで調整できる製品なら、デバイスのサイズを問わず対応できます。ケーブルが付属しているモデルも多く、購入後すぐに使えるのがメリットです。
一方、ボックスタイプはケーブル類を箱の中に隠して収納する構造です。充電器本体や電源タップも一緒に収められるため、配線が一切見えないすっきりした見た目を実現できます。
ただし、ボックスタイプには注意点があります。多くの製品は充電機能を内蔵していないため、電源タップや充電器を別途用意する必要があります。また、接続台数が増えるほどボックス内で配線が絡まりやすくなります。5台以下のデバイスを管理する人に適したタイプです。
どちらを選ぶかは用途次第です。
壁掛けタイプという選択肢もあります。ベッドサイドや玄関など限られたスペースに設置したい人には、壁面を使う木製ウォールシェルフ型の充電ステーションも検討する価値があります。
選び方に迷った場合は、まず「充電する台数」と「配線を見せるかどうか」の2点で絞り込むと決断しやすいです。
おしゃれに隠せるボックスタイプは人気ですが、使い方を誤ると出火リスクが生まれます。これは知らないと数万円規模の損害につながる可能性があるため、しっかり押さえておきたいポイントです。
電源タップや充電器は使用中に必ず発熱します。通気性の悪い木製ボックスに密閉すると、熱の逃げ場がなくなります。川崎市消防局の資料によると、束ねられた電源コードは放熱できずにコード被覆が融けてショートする「ジュール熱」が発生し、これが火災の原因になると指摘されています。特に急速充電器(USB PD対応など)は発熱量が大きいため、密閉空間への収納は注意が必要です。
川崎市「電気火災を未然に防ごう(3)コードの発熱」|コード束ね・密閉収納の発火リスクについて
木製ボックスタイプを使う際の安全チェックポイントを整理します。
木製の見た目のおしゃれさと安全性は、両立できます。ただし「排熱穴あり」「サイズにゆとりあり」の2点だけは条件にするのが原則です。
充電機能内蔵タイプの木製充電ステーションを買う際、見落としがちなのがPSEマークの確認です。PSEマークがない充電機能付き製品は、電気用品安全法違反になる場合があります。使用する側は個人利用であれば法的問題にはなりませんが、過充電・発熱・発火事故のリスクを自ら背負うことになります。
PSEマークとは何かというと、日本の電気用品安全法の安全基準をクリアした製品だけに表示が認められるマークです。丸型(○の中にPSE)と菱型(◇の中にPSE)の2種類があり、充電器・USB電源アダプターは丸型PSEの対象です。
AnkerジャパンによるPSEマークの基礎解説|安全基準とリチウムイオン電池の発火リスクについて
木製充電ステーションを選ぶ際の認証チェックリストです。
PSEマーク確認は買う前に1分でできます。商品詳細ページの「認証」欄を見るだけです。確認するだけで出費と事故リスクを同時に回避できるため、必ず習慣にしておきましょう。
「ちょうどいいサイズの木製充電ステーションが見つからない」という場合、自作という選択肢があります。これは検索上位ではあまり深掘りされていないテーマですが、収納を極めたい人にとって非常に実用的な情報です。
100均(ダイソー・セリア)の木製ボックスとケーブルクリップを組み合わせるだけで、1,000円以内でオリジナル充電ステーションが作れます。RoomClipでは1,014件以上の「充電ステーション」実例が投稿されており、木箱を2つ組み合わせてタブレットとスマホを立てて充電するアイデアや、無印良品のウォールシェルフに組み合わせるアイデアが人気です。
DIYで作る際の基本構成はシンプルです。
DIYで作る場合、木材の加工費はゼロに近く抑えられますが、注意点が1つあります。木製ボックスに充電器を収納する場合は先述した排熱の問題があるため、必ず側面に直径10mm以上の穴を複数あけて通気を確保してください。密閉したまま使い続けると発熱リスクが生まれます。
自作か購入かで迷った場合は、管理するデバイスの台数と予算で判断するのがシンプルです。3台以下なら100均DIYで十分、5台以上なら竹製市販品(3,000〜5,000円)の方が機能面でコストパフォーマンスが高くなります。

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