

帽子をそのままフックに引っかけると、型崩れが加速して帽子の寿命が半分以下になります。
帽子収納で多くの人がやってしまうのが、クローゼットの棚にとりあえず重ねて置くという方法です。しかし帽子を3枚以上重ねると、一番下の帽子のクラウン(頭部分)に圧力がかかり、形が変形してしまいます。帽子専門家によれば、重ねるのは最大3枚程度が限界の目安とされています。
帽子ハンガーは、この「型崩れ」と「かさばり」という二大悩みを同時に解決してくれるアイテムです。吊るす収納は重力が均一にかかるため、型崩れしにくいのが特長。
ただし、吊るし方にも注意点があります。
帽子を脱いだ直後にすぐハンガーに収納してしまうと、頭皮から出た汗の湿気が帽子の内部に残り、カビや臭いの原因になることがあります。脱いだ後はいったんフックに仮置きして風を通し、生地が乾燥してからハンガーにかけるのが正しい手順です。これだけで帽子の衛生状態が大きく変わります。
帽子ハンガーを選ぶ際の基本ポイントは次の3つです。
- 設置場所:ドアに掛けるタイプ、クローゼット内に吊るすタイプ、壁に固定するタイプから選ぶ
- 収納できる帽子の数:1本あたりのフック数や、連結・拡張できるかどうかを確認する
- 素材と耐荷重:スチール製は耐久性が高く、複数の帽子をまとめてかけるのに向いている
帽子の収納や保管の基本については、帽子専門家のブログも参考になります。
帽子70個を管理する専門家が教える、型崩れを防ぐ収納の具体的手順。
それやっちゃダメ!帽子の収納・保管について|satowa-hat.com
ニトリには帽子収納に使えるアイテムが複数ラインナップされています。それぞれの特徴を整理すると、用途や収納場所によって選ぶべき商品が変わってきます。
① ジョイントハンガー リングス(1,791〜1,990円)
丸型のスチールリングが5個連結されているハンガーです。1個あたりのサイズは幅14×奥行15×高さ15cmで、5個つなぐと全長約86cm(ドア用フック含む)になります。スチール素材のため耐久性が高く、カラーはホワイトとブラックの2種類。
特筆すべきはその設置の柔軟性で、付属のドア用フックを使えば折れ戸やクローゼットドアに引っかけるだけで設置完了です。上部の穴にS字フックを通せばクローゼット内のポールに吊るすこともでき、さらに木ネジを使えば壁への固定も可能です。帽子だけでなく、スカーフやショルダーバッグなど小物収納にも幅広く活用できます。
② ドアハンガー スマート ワイド(1,390円)
横型デザインのシンプルなドアハンガーです。ドアの上部に引っかけるだけで設置でき、帽子や上着などをさっと取り出せます。「出かける前にさっと手に取れる」動線設計になっているのがポイントで、玄関ドアに設置するだけで毎日使う帽子の定位置が完成します。
③ 折りたためるドアハンガー トヴァー(699円)
699円という手ごろな価格で、不使用時は折りたたんでコンパクトにできるドアハンガーです。賃貸でドアを傷つけたくない場合でも使いやすく、設置・取り外しが簡単です。コストを抑えたい場合や、まず試してみたい場合の入門商品として最適です。
| 商品名 | 価格 | 特徴 | おすすめの設置場所 |
|---|---|---|---|
| ジョイントハンガー リングス | 1,791〜1,990円 | 5個連結、壁固定も可 | 折れ戸・クローゼット内 |
| ドアハンガー スマート ワイド | 1,390円 | 横型、帽子+上着向け | 玄関ドア |
| 折りたためるドアハンガー トヴァー | 699円 | 折りたたみ可能 | ドアどこでも |
コスパが重要ということですね。
ニトリ公式サイトで最新の帽子ハンガー・帽子収納グッズを確認できます。
帽子ハンガーで失敗しやすいのが、「とりあえず買ったものの設置場所が決まらない」というパターンです。設置場所によって選ぶべき商品と使い方が変わるため、購入前に設置場所を具体的にイメージしておくことが重要です。
玄関ドアに設置する場合
玄関ドアの上部に引っかけるドアハンガーは、外出・帰宅時の動線に帽子を置けるため非常に便利です。「かぶって出る→帰ってきて掛ける」という習慣がつきやすく、帽子を探す時間をゼロにできます。スマート ワイドのような横型タイプは、帽子だけでなくレインコートや上着も一緒に掛けられます。
これは使えそうです。
クローゼット折れ戸に設置する場合
ジョイントハンガー リングスのように縦に連結するタイプは、クローゼットの折れ戸に最適です。折れ戸の内側にはもともと何も掛けられないデッドスペースになりがちですが、リング型ハンガーを5個連結して取り付けると、約86cmの縦空間に帽子5個が並びます。クローゼットを開けた瞬間に全ての帽子が一覧できるため、今日どの帽子をかぶるか選びやすくなります。
クローゼット内のポールに吊るす場合
ジョイントハンガー リングスの上部穴にS字フックを通せば、クローゼット内の洋服ハンガーポールに吊るすことができます。衣類の横に帽子を収納できるため、「今日の服に合った帽子」をすぐに選べます。1セットで5個の帽子が収納できるので、ポール1本分のスペースに帽子が5つ並ぶ計算です。
壁に固定する場合
ジョイントハンガー リングスには木ネジで壁に固定するための穴が上部についています。玄関やリビングの壁に固定すると、おしゃれな「見せる収納」になります。ただし、壁に穴を開けることになるため、賃貸住宅では事前に確認が必要です。賃貸の場合はドア掛けタイプを優先しましょう。
帽子をドアや壁にスッキリ収納するアイデアの実例が多数掲載されています。
帽子の種類によって、ハンガーへの掛け方や注意点が異なります。この違いを知らずに収納すると、帽子を傷めてしまうことがあります。
キャップ(野球帽・キャップ型)の場合
キャップはアジャスター部分(後ろのストラップや金属バックル)をフックに引っかけるのが型崩れを防ぐ基本的な方法です。つばの部分で吊るすと、つばに折り目がついてしまうことがあります。ニトリのジョイントハンガー リングスのリング状フックは、キャップのアジャスターをそのまま引っかけられる形状になっているため、型崩れを防ぎながら収納できます。
ハット(広つば帽子)の場合
ハットはつば(ブリム)が広く繊細なため、クリップで挟んだり、細いフックに1点で吊るしたりすると跡が残ったり型崩れの原因になります。ハットを吊るす場合はクラウン(頭部分)をリング型フックに通して内側から支える方法か、専用のハットスタンドへの設置が推奨されます。普段使いのハットはリングフックに正面向きで掛けると形が維持されやすく、長期保管の場合は逆さにして筒状の厚紙の上に置く方法が専門家に推奨されています。
ニット帽の場合
ニット帽は素材が伸びやすいため、細いフックに引っかけ続けると引っかけた部分が伸びてしまいます。ニット帽の収納には、フックに引っかけるよりも折りたたんで引き出しに入れるか、ポールハンガーの幅広のフックに吊るす方が形をキープしやすいです。型崩れしにくい素材の場合は、似た形の帽子を重ねてまとめて収納するとスペースを節約できます。
麦わら帽子・ストローハットの場合
麦わら帽子は最もデリケートで型崩れしやすい帽子のひとつです。重ね置きは厳禁で、専用スタンドか広めのフックに正面から掛けて保管するのが基本です。保管時は通気性の良い場所に置き、シーズンオフには湿気対策として乾燥剤を一緒に収納するとカビを防げます。
帽子の種類別に収納方法をまとめたコラムです。
帽子を型崩れせずきれいに収納したい!収納のプロが教える収納方法|ハウスコム
帽子ハンガーは単なる収納ツールとして使うだけでなく、インテリアの一部として「見せる収納」に育てるという視点を持つと、収納への取り組みモチベーションが大きく変わります。この視点はあまり語られませんが、収納を極めたい人にとって重要なポイントです。
ニトリのジョイントハンガー リングスはホワイトとブラックの2色展開で、スチール素材のシンプルなデザインのため、どんな部屋のインテリアにも馴染みやすいのが特長です。折れ戸やクローゼット内に設置しておくと、ドアを開けた瞬間に帽子が整然と並ぶ様子が視覚的に気持ちよく、毎日の帽子選びが楽しくなります。
玄関の壁にリングフックを固定して帽子を飾る場合は、帽子のカラーや素材を意識してグループ分けすると、まるでショップのディスプレイのようなおしゃれな収納コーナーが作れます。例えば、ナチュラル系のストローハットや麦わら帽子をまとめる、スポーツ系のキャップをブロックでまとめるなど、「テーマ別に並べる」だけでガラリと雰囲気が変わります。
ニトリのウォールシェルフとセリアのアイアンバーを組み合わせて、フックで帽子を吊り下げるアレンジも人気です。ニトリのアイテム単体だけでなく、100均グッズと組み合わせることで、より自分好みにカスタマイズした帽子収納が実現できます。
部屋のインテリアと収納を両立させる場合、重要なのは「帽子を見せたいのか、隠したいのか」を最初に決めることです。
- 見せる収納:玄関壁やリビングの壁にウォールフックを設置し、デザイン性の高い帽子をディスプレイ感覚で並べる
- 隠す収納:クローゼット内のポールや折れ戸内側に吊るし、扉を閉めたときはすっきりした見た目を保つ
どちらを選ぶかによって、購入すべきニトリの商品が変わります。見せる収納ならジョイントハンガー リングスのスチールデザインが映えますし、隠す収納ならドアハンガーやクローゼット内吊り下げタイプが適しています。
RoomClipではニトリ商品を使った実際の帽子収納の実例が多数掲載されています。
ニトリ 帽子収納のアイデア・おしゃれな実例|RoomClip
収納を極めるためには、一度仕組みを作って終わりではなく、定期的に見直すことが重要です。帽子ハンガーも同様で、季節ごとのメンテナンスを取り入れると、帽子そのものの寿命が延び、収納全体がより快適になります。
シーズンオフの帽子収納切り替え
夏のストローハットや麦わら帽子は、秋になったらハンガーから外してケア収納に移すのが賢い方法です。帽子を長期保管するときは、まずブラッシングで表面のホコリや汚れを取り除きます。そのうえで乾燥剤と防臭剤を一緒に収納ボックスへ入れ、クローゼットの湿気が少ない場所で保管します。帽子をすぐにしまわず、風通しの良い場所で陰干ししてから保管するのが原則です。
湿気対策が条件です。
帽子ハンガー自体のお手入れ
ニトリのジョイントハンガー リングスはスチール素材のため、湿気の多い場所に設置し続けると錆の原因になる場合があります。玄関や浴室付近に設置している場合は、定期的に乾いた布で拭くことで状態を保てます。プラスチック素材のハンガーはさほど心配いりませんが、ほこりがたまりやすいため、月1回程度の拭き掃除がおすすめです。
帽子の数と収納量のバランス見直し
帽子が増えてくると、ハンガー1本では収まらなくなることがあります。そのタイミングがハンガーを追加するサインです。ジョイントハンガー リングスは1セット5個のリングで構成されていますが、必要に応じて複数セットを組み合わせることで収納量を増やせます。帽子収納を長く快適に続けるポイントは次の3点です。
- 季節ごとに使う帽子と眠っている帽子を分けて管理する
- ハンガーにかけている帽子の数が7割以上になったらアイテムを追加するか、不要な帽子を処分する
- 年に1〜2回、帽子全体の状態チェックと収納位置の見直しを行う
収納のしくみを定期的に見直すことが原則です。
帽子収納に関する豊富なアイデアや収納アイテムが紹介されています。
帽子収納アイデア32選!100均や無印の便利アイテムを一挙紹介|39mag.benesse.ne.jp

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