バスケット収納でおしゃれな部屋を作るコツと選び方

バスケット収納でおしゃれな部屋を作るコツと選び方

バスケット収納でおしゃれな部屋を作るための完全ガイド

おしゃれに見えるバスケット収納は、実は「中身を隠さない使い方」が最も部屋を散らかって見せます。


📋 この記事でわかること
🧺
素材別の選び方

ラタン・ワイヤー・布など、素材ごとの特性と向いている場所・用途を解説。失敗しない素材選びがわかります。

📐
サイズ・置き場所の鉄則

棚の内寸を正確に測る方法と、高さ別に「見え方・使い勝手」がどう変わるかをわかりやすく説明します。

🏠
部屋別おしゃれ活用術

リビング・キッチン・洗面所・クローゼットなど場所ごとのバスケット活用アイデアをご紹介します。


バスケット収納をおしゃれに見せる素材の選び方と特徴


バスケット収納の印象を9割決めるのは「素材」だと言っても過言ではありません。同じ部屋に置いても、プラスチック製とラタン製では部屋の雰囲気がまるで違って見えます。素材には大きく分けて天然素材系・ワイヤー・布系の3種類があり、それぞれに得意な場所と苦手な場所があります。


天然素材の代表格はラタン(籐)や竹、アケビです。ラタンはヤシ科の植物を加工したもので、独特の温かみとナチュラルな風合いが人気です。北欧インテリアやナチュラルスタイルとの相性が非常によく、棚に並べるだけでサマになります。ただし、天然素材は湿気を吸収しやすい性質があり、風通しの悪い場所に置くとカビが発生するリスクがあります。洗面所やキッチンの湿気が多い場所に置くときは、月に1〜2回は乾いた布で拭くか、晴れた日に風通しのよい場所で1〜2時間乾燥させるひと手間が必要です。


ワイヤーバスケットはスチールやアイアン素材で作られた網目状のかごです。中身が見えるオープン構造のため、「見せる収納」に向いています。ただし、中に入れるものがおしゃれなものでないと、かえってごちゃついて見えるという大きな落とし穴があります。目の粗いタイプは小さなアイテムがワイヤーの隙間から落ちやすく、使い勝手に難があります。目の細かいタイプなら用途が広がります。つまり、ワイヤーバスケットは「見せたいもの専用」の収納道具と割り切るのが正解です。


布・ニット調バスケットは柔らかい素材感で、ランドリーや寝室に馴染みやすく人気があります。洗濯できるタイプが多く、衛生面でも安心です。一方で、型崩れしやすいため、重いものや硬いものを入れるには向きません。


| 素材 | 向いている場所 | 注意点 |
|------|--------------|--------|
| ラタン・竹 | リビング・玄関・寝室 | 湿気・カビに注意 |
| ワイヤー | キッチン・洗面所 | 目の細かさを確認 |
| 布・ニット調 | 寝室・ランドリー | 型崩れに注意 |
| プラスチック製 | 洗面所・クローゼット | おしゃれ感は低め |


これは使えそうです。用途に合わせて素材を選ぶことが、おしゃれ収納の第一歩と覚えておけばOKです。


参考:ラタン・竹などの天然素材の収納かごのお手入れ方法が詳しくまとめられています。


かごのお手入れ|ポイントを押さえて、簡単にお手入れ(くらしこさえる)


バスケット収納のおしゃれを左右するサイズと置き場所の鉄則

「棚に収まると思って買ったバスケットが入らなかった」という失敗は、収納好きなら一度は経験しているはずです。サイズ選びは感覚に頼ると必ず失敗します。


棚やカラーボックスにバスケットを入れるときは、必ず「内寸」を測ることが鉄則です。外寸ではなく内寸が重要で、棚板の厚みや側板の厚みが引かれた実際に使えるサイズがポイントになります。たとえばニトリの標準的な3段カラーボックスの内寸は幅約37cm・奥行き約26cm・高さ約26cmが目安ですが、メーカーや商品によって多少異なります。バスケットは内寸より左右各1〜2cmの余裕を持たせたサイズを選ぶと、出し入れがスムーズになります。


次に意外と知られていないのが「高さと見え方の関係」です。目線より高い位置にバスケットを置くと、中身が見えないのでスッキリ感が出ます。ただし、何が入っているかわからなくなりがちなので、ラベルを貼るか、外から内容物がわかるタグをつける工夫が必要です。目線より低い位置、たとえば床から60cm以下の棚に置くと中身が上から見えるので、取り出しやすく管理しやすい反面、ごちゃつきが目立ちやすくなります。これが条件です。


また、「バスケットの上に空間を残す」ことも重要な視点です。棚の高さにぴったりのバスケットを選んでしまうと、バスケットを棚から「引き出す」というワンアクションが必要になります。棚板との間に10〜15cm(はがきの縦の長さほど)の空間があると、バスケットを引き出さずに上からものを入れられるため、片づけが圧倒的にラクになります。


- 棚の内寸を測るときのポイント: 幅・奥行・高さの3方向すべてをメジャーで計測し、左右に1〜2cmのゆとりを持たせて選ぶ
- 高さ別の使い分け: 目線より上→隠す収納・スッキリ感重視/目線より下→取り出しやすさ・管理しやすさ重視
- 上部の空間: バスケット上に10cm以上のスペースを確保するとワンアクション収納が実現する


サイズが基本です。感覚で選ばず、必ず事前に計測してからバスケットを選びましょう。


参考:棚の内寸の正しい測り方と、収納グッズのサイズ選びのコツが図解で解説されています。


収納スペースの測り方~基本編~(アイリスプラザ)


バスケット収納でリビング・キッチン・洗面所をおしゃれに整える部屋別活用術

場所ごとに「隠したいもの」は異なります。バスケットの活用法も場所によって変えることで、使い勝手と見た目を両立できます。


リビングで生活感が出やすいのは、リモコン・充電ケーブル・雑誌・子どものおもちゃなどです。これらはバラバラに置くと部屋全体がごちゃついて見えます。フタなしでスキマのないタイプのバスケット(ラタン製や布製など)に一括して入れるだけで、「面」と「色の数」が大幅に減り、部屋のまとまり感が格段に上がります。色は部屋のトーンに合わせてナチュラル系かモノトーン系に統一するのが鉄則で、2〜3色以上のバスケットを混在させると逆効果になります。


キッチンでは、ストック食品・乾物・調理小物などの整理にバスケットが活躍します。冷蔵庫内では引き出し型のプラスチック製バスケットが便利ですが、カウンター上や棚にはラタン調・ワイヤー調のバスケットを使うとカフェ風のおしゃれな雰囲気が生まれます。ただし、キッチンは水や油汚れが飛びやすいため、拭き掃除しやすい素材(ワイヤー・プラスチック)か、丸洗いできる布製を選ぶのが実用的です。天然素材のラタンをキッチンの湿気の多い場所に置くのは、カビのリスクが高まるため避けるのが賢明です。


洗面所・ランドリーはストック洗剤・タオル・バス用品などが混在しがちな場所です。ここでは白やグレー系のシンプルなカラーのバスケットを使うことで、清潔感を保ちながら統一感が出ます。フタ付きのタイプを選べば、乱雑な内容物を完全に隠せて見た目がスッキリします。洗濯物入れにはニット調や布製の大容量バスケット(容量30〜50L程度)が人気で、1949年創業のオランダメーカー「CURVER(カーバー)」のニット調バスケットはインテリア性と耐久性を兼ね備えた定番アイテムとして知られています。


玄関では、持ち手付きのバスケットを使うと機能性とおしゃれさが両立します。かごバッグをそのままスリッパや小物の収納に使うアイデアも実用的です。玄関は出入りが多く、泥や砂が入りやすいため、汚れが目立ちにくいカラーや、洗いやすい素材のバスケットを選ぶのが長く使うコツです。


いいことですね。場所によって素材・デザインを変えることが、家全体のコーディネートをうまくまとめる近道です。


参考:かごやバスケットを部屋別に使い分ける収納アイデアと実例写真が掲載されています。


【見せる収納】カゴ・バスケットを使った素敵な空間づくり(itomani|朝日新聞)


バスケット収納がおしゃれに見えない3大原因と今すぐできる解決策

バスケットを買ったのに、なぜかおしゃれに見えない——そう感じる人には、共通した3つの原因があります。


原因①:中身が見えすぎている


ワイヤーや網目状のバスケットに、日用品や食料品など色がバラバラなものを詰め込んでいるケースです。バスケット自体がどれだけおしゃれでも、中身がごちゃごちゃしていると台無しになります。解決策はシンプルで、「見せる収納」と「隠す収納」を明確に分けることです。オープンタイプのバスケットには、インテリア的に見せたいもの(おしゃれな保存瓶・タオル・雑誌など)だけを入れる。生活感のあるものはスキマのないタイプのバスケットに入れて隠す。この二刀流が基本です。


原因②:色・素材がバラバラ


同じ棚に5種類の素材・カラーのバスケットが混在していると、目に入る「面の数」と「色数」が増えてごちゃついた印象になります。整理収納コンサルタントなどのプロが口を揃えて言うのは「素材を揃える」という点です。ラタン素材で統一する、ホワイト×ナチュラルの2色に絞るなど、使う素材と色を2〜3種類以内にまとめるだけで見た目の印象は大きく変わります。意外ですね。


原因③:バスケットを買いすぎて「収納のための収納」になっている


これが最も見落とされがちなポイントです。バスケットを増やすほど部屋が片づくと思い込んでいる人は多いのですが、実際には「入れ物が増える=物が増える」というサイクルを生みやすくなります。1つのバスケットに入る量が「その場所に置く物の上限」と決めることで、自然と物量が管理されます。つまり、バスケットは収納量を「制限するツール」として使うのが正しい使い方です。


これら3つを見直すだけで、同じバスケットを使っていても部屋の印象は大きく変わります。問題は量ではなく、「何を入れるか・どう見せるか」のルール設定にあると覚えておきましょう。


参考:バスケット収納のスッキリ見せる3つのポイントが、具体的な写真とともに解説されています。


バスケット収納おしゃれ上級テク:独自視点「ラベリング×素材統一」で10倍映える法則

バスケット収納を一段上のレベルに引き上げるために、検索上位の記事ではあまり語られていない視点をご紹介します。それが「ラベリングとインテリアの一体感」です。


多くの人がバスケットに中身を入れることには気を使いますが、「ラベルのデザイン」まで統一している人は少数派です。ラベルはバスケット収納において見た目への影響が意外と大きく、手書きの付箋や統一感のないシールが貼られているだけで、おしゃれな雰囲気が半減します。クラフト紙のタグにスタンプを押す、白いラベルに同じフォントで印刷するなど、ラベルのデザインをバスケットの素材感に合わせるだけで、棚全体の完成度が大幅に上がります。


また、「見せる面を1方向に統一する」という意識も重要です。棚に並んだバスケットの正面だけを見たときに、素材・カラー・高さのラインが揃っていれば、中身がバラバラでも整然として見えます。逆に、高さがバラバラだったり向きが不揃いだったりすると、統一素材でもまとまりのない印象になります。


さらに効果的なのが「3の法則」の応用です。インテリアデザインの世界では、同種のアイテムを奇数(特に3つ)でまとめると美しく見えるという法則があります。バスケット収納でも、同じ素材のバスケットを1つ・2つと増やすより、3つまとめて並べると視覚的にバランスよく見えます。大・中・小のサイズ違いを3つ並べるスタイルも、インテリア系SNSで人気のコーディネートです。


これは使えそうです。バスケット選びに迷ったら「同素材3点セット+統一ラベル」を目指すのが、最短でおしゃれに見せるルートと覚えておきましょう。


ラベリングのための専用アイテムとして、100均や文具店で購入できる「クラフトタグシール」や「ラベルライター(テプラなど)」を活用すれば、低コストで統一感が出せます。コストをかけずに視覚的なクオリティを上げるところから始めるのが、収納を極める上での近道です。


参考:インテリアを素敵に見せるかご収納の選び方と「スキマのないかご」の重要性が初心者向けにわかりやすく解説されています。


動画解説つき/インテリアを素敵に見せるかご収納の選び方(Re:CENO Mag)




無印良品 ステンレスワイヤーバスケット4 約幅37×奥行26×高さ18cm 44831496 カゴ かご