スーツハンガー無印で収納を極める選び方と使い方

スーツハンガー無印で収納を極める選び方と使い方

スーツハンガー無印の選び方と収納術

クリーニング店の針金ハンガーを使い続けると、スーツ1着が約3万円分のダメージを受けることがあります。


🧥 この記事のポイント
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素材別に使い分けが正解

無印のスーツハンガーはアルミ・木製・ポリプロピレンの3種類。スーツジャケットには木製、普段使いにはアルミと、場面ごとに使い分けるのが収納を極めるコツです。

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肩幅サイズの正しい合わせ方がある

ハンガーはスーツの肩幅より「2〜4cm小さめ」が鉄則。サイズが合わないと、スーツのシルエットが崩れてクリーニング代が余分にかかる原因になります。

統一感がクローゼット収納の鍵

無印のハンガーはフックのデザインが統一されているため、素材が違っても揃えて使うことでクローゼット全体がすっきり見えます。


スーツハンガー無印の素材別3種類と特徴


無印良品のスーツ用ハンガーは大きく分けて「アルミ製」「木製」「ポリプロピレン製」の3種類が展開されています。それぞれに明確な用途の違いがあり、目的に合わせて選ぶことが収納の質を大きく左右します。


まず、収納スペースを最大化したいならアルミハンガーが第一候補です。全体が細く設計されており、クローゼットに並べたときのすっきり感が際立ちます。無印の「アルミ洗濯用ハンガー 約幅42cm 3本組」は税込390円前後とリーズナブルで、1本あたり約130円という手軽さから、まとめ買いして統一したいという収納好きの間で人気があります。重さは1本あたり約37gと非常に軽く、洗濯物をかけたまま干してそのままクローゼットへ移動できる「干す→しまう」の一体化が最大の強みです。


次に、スーツのジャケットを長く美しい状態で保管したいなら木製ハンガーが向いています。無印の「木製ハンガー 約幅40cm」は税込1,490円、「約幅45cm」は税込1,690円と、同ブランドの他のハンガーと比べるとやや価格は上がります。しかし、肩先の厚みがしっかりあるため、スーツジャケットの立体的な肩のラインを保護するのに適しています。天然木ならではの除湿・防臭の効果も見込めるため、汗をかいた後のスーツをすぐにかけても素材が傷みにくいという利点があります。つまり、保管コストを長期的に抑えるための選択肢です。


ポリプロピレンハンガーは省スペースとコスパのバランスが取れた中間的な選択肢です。「ポリプロピレンハンガー 約幅40cm」は税込390円前後で入手できます。水に強く軽量なため、雨に濡れたスーツやジャケットをかけるのに適していますね。


素材 価格帯(目安) 向いている用途 収納スペース
🔘 アルミ 3本組 390円前後 日常使い・洗濯→収納の一体化 ◎ 最薄・省スペース
🪵 木製 1本 1,490〜1,690円 スーツジャケットの長期保管 △ やや厚め
⬜ ポリプロピレン 1本 390円前後 水に濡れた衣類・普段使い ○ 標準的


参考:無印良品公式 ハンガーのラインナップと特徴について
無印良品 衣類のケア用品 | ハンガー選びの基本と商品ラインナップ


スーツハンガーのサイズ選び・肩幅の正しい合わせ方

収納を極めたい人が見落としがちなのが、ハンガーの「サイズ選び」です。見た目がすっきりしていても、スーツの肩幅に合っていないハンガーを使い続けると型崩れが起き、クリーニングや仕立て直しにお金がかかります。


ハンガーの肩幅サイズの正しい測り方は次のとおりです。スーツジャケットの後ろ身頃を広げ、両袖の付け根(肩先)を直線で結んだ距離を測ります。その数値から2〜4cm差し引いた長さが、適切なハンガーの肩幅の目安です。これが基本です。


  • ✅ 服のサイズSの場合:ハンガー幅38cm前後が目安
  • ✅ 服のサイズM(9〜11号)の場合:ハンガー幅40〜43cm前後が目安
  • ✅ 服のサイズL以上の場合:ハンガー幅45〜47cm前後が目安


無印のアルミハンガーは「約幅33cm・約幅42cm・約幅45cm」の3サイズ展開、木製ハンガーは「約幅40cm・約幅45cm」の2サイズ展開となっています。メンズのスーツで最もよく使われる幅42〜43cmという平均的なサイズをカバーしており、多くの体型に対応できる設計です。


ハンガーが大きすぎると、ジャケットの前身頃の打ち合いが斜めになり、袖の部分が外側に出っ張った不自然なシルエットになります。逆に小さすぎると肩の縫い目部分にハンガーの端が食い込み、出っ張りが生まれます。どちらも継続して使い続けると、スーツの肩のラインが永続的に変形してしまいます。痛いですね。


また、肩先の厚みも重要な選択基準です。スーツジャケットには「肩先の厚み4cm以上」のハンガーが推奨されています。無印の木製ハンガーはこの基準を満たしており、アルミハンガーは厚みが薄い分、軽い日常着やシャツには適していますが、スーツジャケットの長期保管には木製の方が安心です。これだけ覚えておけばOKです。


参考:スーツのシルエットを守るハンガーのサイズ測り方について
グローバルスタイル | スーツ用ハンガーの選び方と型崩れ防止のポイント解説


スーツハンガーを無印で統一するとクローゼットが変わる理由

「ハンガーを無印で統一する」という行動は、単純な見た目の問題ではありません。実際にクローゼットの使いやすさそのものが変わります。


無印良品のハンガーラインナップ全体に共通する特徴として、フック部分のデザインが統一されている点があります。アルミ製・木製・ポリプロピレン製とそれぞれ素材や厚みが異なっていても、フック部分の形状が揃っているため、ハンガーポールに並べたときに視覚的なノイズが生まれません。クローゼットを見開きで眺めたときに感じる「ごちゃっとした感じ」は、ハンガーの形・色・フックの向きがバラバラであることが主な原因です。これは使えそうです。


また、統一することによるメリットは見た目だけではありません。ハンガーの厚みが揃っているため、クローゼット内の「服と服の間隔」を一定に保ちやすくなります。1本あたり約5〜8mm程度の差でも、20〜30本並べると合計10〜24cmの差になります。これはA4用紙の短辺ほどのスペース差に相当し、1〜2着分の収納スペースとして活用できます。


無印のアルミハンガーは従来の厚みのあるハンガーと比べて薄く設計されているため、クローゼット幅90cmのスタンダードなクローゼットでも、従来のプラスチックハンガーより多く服をかけられます。実際にアルミハンガーに替えただけで「ぎゅうぎゅうだったクローゼットがすっきりした」という口コミは多く、ユーザーからの評価も高い点です。


クローゼットにある既存のハンガーを無印で統一する際は、一度に全部替えようとするのではなく、「スーツ用には木製」「普段着用にはアルミ」と役割別に順番に導入していく方法がコストを抑えつつ理想に近づく方法です。統一感が原則です。


スーツハンガーの無印アルミは洗濯からそのまま収納できる

収納を極めたい人が特に注目したいのが、無印アルミハンガーの「干す・収納を1本で完結できる」という特性です。この設計が、日々の家事負担を体感レベルで下げる理由になっています。


一般的なハンガー管理では「洗濯用ハンガーで干す→乾いたら別の収納用ハンガーへ付け替え→クローゼットに並べる」という3ステップが必要です。しかし無印のアルミハンガーは洗濯時に使ったままクローゼットへ直行できるため、ハンガーの付け替えという工程が丸ごと消えます。つまり家事の手間が削減されます。


アルミハンガーが洗濯から収納まで一貫して使える理由は、その設計にあります。肩先の形状がなだらかなカーブになっており、乾燥後に衣類の肩部分へ跡が残りにくい構造です。また耐荷重が2kgあるため、厚手のシャツやジャケット程度の重さであれば問題なく支えられます。2kgというのは、約500mlのペットボトル4本分に相当する重さです。


さらに、フックの先端は丁寧に面取り加工されており、洋服の生地を引っ掛けて傷つけるリスクが低減されています。クリーニング店でもらうような針金ハンガーと使い勝手を比べると、その差は歴然です。針金ハンガーは肩先が細く尖っているため、ジャケットやシャツの肩に鋭い跡が残ったり、場合によっては生地が傷む原因になります。


洗濯後にアルミハンガーへかけ、乾いたらそのままクローゼットへ移動するだけ。この「1本完結」のルーティンを確立するだけで、毎日の収納管理はぐっとシンプルになります。いいことですね。


参考:無印アルミハンガーの耐荷重・設計特性について


スーツのスラックス・パンツ用ハンガーは無印で揃えると収納効率が上がる

スーツ収納を語るうえで、ジャケットと同様に重要なのがスラックス(パンツ)の保管方法です。実はスラックスの収納方法がクローゼット全体のスペース効率を大きく変えるポイントになります。


スラックスの収納ハンガーには大きく3タイプあります。バータイプ・クリップタイプ・ズボン吊り(逆さ吊り)タイプです。それぞれの特徴は次のとおりです。


  • 🪝 バータイプ:スラックスを折りたたんでかけるシンプルなタイプ。省スペースだが、折りじわが入りやすい。無印の木製ハンガーにはアンダーバーが付いたモデルがあり、ジャケットとスラックスをまとめて1本に収納できます。
  • 📎 クリップタイプ:ウエスト部分を左右から挟む形式。ハンガー跡がやや残りやすいが汎用性が高く、スカートにも使えます。
  • 🔃 ズボン吊りタイプ:裾部分を挟んで逆さ吊りにする形式。ウエストの自重でシワが自然に伸びるため、着用ジワの解消に最も効果的です。


無印の木製ハンガーにはアンダーパーツ付きモデル(「木製ハンガー 約幅40cm」税込1,490円)があり、ジャケットをかけたバーの下部にスラックスをまとめてかけられる設計になっています。これによってスーツ1セットが1本のハンガーに収まり、クローゼット内の横幅を大幅に節約できます。スーツを3着保管するとして、従来の「ジャケット+スラックス別々」では6本分のスペースが必要でしたが、木製ハンガーのアンダーパーツ付きにまとめることで3本分のスペースに圧縮できます。これはクローゼットの収納量を事実上2倍近く活用できることを意味します。


スラックスにしっかりついた着用ジワが気になる場面では、逆さ吊りタイプのハンガーを別途用意することも一つの解決策です。スラックスを裾から吊るすことでウエスト部分の重みが下向きにかかり、重力でシワが伸びる仕組みです。これに霧吹きで水分を少量与えると、よりシワが取れやすくなります。シワが気になるなら試す価値があります。


参考:スラックスの収納方法とハンガーの種類の選び方
グローバルスタイル | スラックスハンガーの種類と掛け方のコツ・おすすめ商品10選




無印良品 携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー 使用時:幅38cm 82107203