ルーターボックス壁掛けで配線もすっきり収納する方法

ルーターボックス壁掛けで配線もすっきり収納する方法

ルーターボックスの壁掛けで配線をすっきり収納するコツ

密閉ボックスにルーターを入れると、通信速度が最大30〜40%落ちることがあります。


📌 この記事でわかること
📶
電波を守りながら隠す方法

ルーターボックスの素材・構造選びで、電波を落とさず配線をすっきり隠す条件を解説します。

🔧
賃貸でも壁掛けできる取り付け方

穴開け不要のフック・石膏ボードピン・ホチキス固定など、賃貸でも使えるおすすめ設置方法を紹介します。

💡
100均DIYでルーターボックスを自作する方法

ダイソー・セリアのすのこ・ワイヤーネットを活用した、コスパ最強の自作ルーターボックスアイデアを紹介します。


ルーターボックス壁掛けが収納上手に選ばれる3つの理由


ルーターやモデムは「とりあえず床に置く」という家庭が今でも多いですが、これは収納的にも電波的にも大きなロスを生んでいます。床に直置きすると電波が床材に吸収されやすく、下方向に放射される電波が無駄になります。結果として部屋全体に電波が届きにくくなり、Wi-Fiが「なんとなく遅い」状態が続きます。


壁掛けに切り替えるだけで、この問題を一気に解消できます。理由は3つあります。


まず1つ目は「電波が広がりやすくなる」こと。Wi-Fiルーターの電波は360度方向に球状に発信されるため、床から1〜2mの高さに設置すると部屋全体にまんべんなく届きます。つまり壁掛けは、電波効率の観点からも最善の選択です。


2つ目は「掃除がしやすくなる」こと。床や家具の隙間に置いたルーターには、ホコリが驚くほど速く溜まります。ホコリはルーター本体の通気口を塞いで熱がこもる原因となり、通信速度の低下や故障につながります。壁掛けにすることでホコリが溜まりにくくなり、拭き取りも簡単になります。


3つ目は「デッドスペースを活用できる」こと。廊下の壁面・テレビ横の空き空間・デスク脇など、これまで活かせていなかった垂直のスペースをルーター置き場として使えるようになります。これは収納を極めたい人にとって、非常に大きなメリットです。


電波・清潔さ・スペース活用の3つを同時に解決できるのが、ルーターボックス壁掛けの強みです。


ルーターボックス壁掛けの選び方と素材別おすすめ

ルーターボックスを選ぶときに多くの人が見落とすのが「素材」と「通気構造」です。見た目がおしゃれでも、この2点を外すと電波や熱の問題が出てきます。素材が条件です。


📋 素材別・ルーターボックスの電波への影響


| 素材 | 電波への影響 | おすすめ度 |
|------|-------------|-----------|
| 木製(スリット・メッシュ入り) | 比較的通しやすい | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ラタン・籐(かご素材) | 電波を通しやすい | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ワイヤーメッシュ(金属細線) | やや影響あり | ⭐⭐⭐ |
| 金属製(スチール板) | 電波を遮断しやすい | ⭐ |
| プラスチック密閉タイプ | 熱がこもりやすい | ⭐⭐ |


木製のルーターボックスは最もバランスが取れています。特に側面や扉部分にスリット(縦長の隙間)が入っているタイプは、電波を通しながら熱もこもりにくく、実用面で優れています。


ラタン素材のかご型も人気です。電波を遮る要素が少なく、ナチュラルインテリアにも馴染みます。ただし、ほこりが溜まりやすいので月に1回程度の拭き掃除は忘れずに。


一方、完全密閉の金属製ボックスは要注意です。金属は電波を反射・吸収しやすく、通信に悪影響を与えます。また熱もこもりやすいため、夏場の熱暴走リスクが高まります。コスパ重視で選ぶなら、木製スリット入りタイプが最も無難な選択です。


サイズ選びも重要なポイントです。ルーターとモデムをセット収納する場合、モデムのサイズは機種により異なりますが、一般的に幅20〜30cm・奥行き10〜15cm・高さ5〜10cm程度が目安です。ルーターも合わせると、ボックスの内寸は幅40cm以上確保できると安心です。


電波も通気性も確保できる木製スリット入りタイプが原則です。



参考:Wi-Fiルーター収納における放熱と電波への影響に関して、インターネットウォッチが詳細な実験結果を公開しています。

「Wi-Fiルーターの置き方」の定説を検証!場所や壁で電波状況はどう変わる? – Internet Watch


ルーターボックス壁掛けを賃貸で実現する取り付け方法

賃貸住まいでも、ルーターボックスの壁掛けは十分に実現できます。穴を開けずに設置できる方法が複数あるからです。それだけ覚えておけばOKです。


🔩 賃貸OK!壁掛け取り付け方法の比較


| 方法 | 壁穴 | 耐荷重の目安 | コスト |
|------|------|-------------|--------|
| 石膏ボード専用ピン(3〜4点留め) | 極小 | 5〜10kg | 100〜500円 |
| ホチキス固定「壁美人」 | なし | 約10kg | 1,000〜2,000円 |
| 両面テープ式フック(強力タイプ) | なし | 1〜3kg | 110〜500円 |
| つっぱりポール+棚受け | なし | 機種による | 2,000〜5,000円 |


石膏ボードの壁は日本の住宅で最も一般的な壁材です。専用の細いピンを3〜4点使えば、壁の穴がほぼ目立たない状態でルーターボックスを固定できます。退去時も小さな穴のため、補修費用を大幅に抑えられます。


「壁美人」はホチキスの針で固定するタイプの金具で、最大10kgまで対応しています。ルーターとモデムをまとめたボックスの重量は1〜2kg程度が一般的なので、十分な耐荷重です。穴が残らないため、退去時のリスクがほぼゼロという点で人気が高いです。


両面テープ式は最も手軽ですが、耐荷重が800g〜3kg程度と限られるため、軽量なルーター単体の設置向きです。壁の凹凸が多い場合は粘着力が十分に発揮されないこともあるので、事前に目立たない箇所で試してから本設置しましょう。


どの方法を選ぶにしても、取り付け前に「壁の素材が石膏ボードかどうか」を確認することが大前提です。コンクリートや木板の壁では、石膏ボード専用ピンが使えません。壁材の確認は、専用の壁チェッカー(ホームセンターで1,000円前後)を使うと正確です。


賃貸なら石膏ボードピンか壁美人が条件です。


100均DIYで作るルーターボックス壁掛け収納の手順

市販品を買わなくても、100均アイテムでルーターボックスを自作できます。費用は500〜1,000円程度、作業時間は30分〜1時間が目安です。これは使えそうです。


🛒 100均DIYに必要な主な材料(例:すのこボックス型)


- ダイソー or セリア の「桐すのこ」2〜3枚(サイズ:約40×25cm)
- 桐の板材(100均木材コーナー)または「まな板(桐製)」2〜3枚
- 結束バンド または 木工用ボンド+クランプ
- 石膏ボードピン or ワイヤーフック(壁取り付け用)
- お好みでオイルステイン・ペンキ(塗装用)


🔨 基本的な作り方の流れ


1. すのこの板と板の間に隙間があることを確認する(これが通気スリットになります)
2. 桐板材でサイドパネルと底板を作り、すのこ面を正面・背面にあてがって組み立てる
3. 木工用ボンドと結束バンドで固定し、乾燥させる
4. 乾燥後、好みの色にオイルステインや水性ペンキで塗装する
5. 壁掛け用のフックを背面上部に取り付けて完成


完成サイズの目安は高さ約30〜40cm・横幅約40cm・奥行き約18cmです。これはルーターとモデムをセット収納するのにちょうどよいサイズです。


上級者向けには、ダイソーの「デザインボード(ルーバー柄)」を正面パネルとして使うアイデアもあります。ルーバーの隙間から電波が通りやすく、見た目もインテリアに馴染みます。DIY初心者でも木材カット不要で組み立てられるため、工具が少ない方にもおすすめです。


セリアのすのこを使えば1枚110円なので、材料費を600〜800円に抑えることも可能です。市販のルーターボックスは3,000〜5,000円前後が相場なのに対し、自作なら約1/5〜1/7の費用で同等の仕上がりを実現できます。


つまり、DIYが最もコスパに優れた選択肢です。



参考:100均セリアを活用した壁掛けルーター収納DIYの詳細なアイデアはこちらで確認できます。

100均セリアで手作り!壁掛けルーター収納DIYアイデア5選 – precocirico


ルーターボックス壁掛けの設置場所と電波を守るための独自視点チェックリスト

ルーターボックスを壁掛けにするとき、「どこに設置するか」はインテリアだけでなく、電波の質に直結します。見落とされがちな視点から整理します。


多くの人がルーターボックスを「配線が届く場所」や「コンセントの近く」で選びがちです。確かに現実的ですが、それだけで決めてしまうと電波が届かない部屋ができてしまうことがあります。設置場所は3つの条件で判断するのが基本です。


その3条件とは「高さ・中心・開放性」です。床から1〜2mの高さ(ドアノブより少し高い位置を目安にするとわかりやすいです)、部屋の中心に近い壁面、周囲に金属製の棚や家電が集中していない場所、この3つをチェックしてから設置場所を決めましょう。


あまり知られていない注意点として「電子レンジとの距離」があります。電子レンジは2.4GHz帯の電波を動作中に発するため、Wi-Fiルーターと同じ周波数帯と干渉します。距離が近いと、電子レンジ使用中だけWi-Fiが一時的に遅くなるというトラブルが起きます。目安として電子レンジから1m以上離れた場所に設置するのが安全です。


✅ ルーターボックス設置場所チェックリスト


- 床から1〜2mの高さに設置できるか
- 部屋の中央寄りの壁面か(端の隅でないか)
- 電子レンジ・冷蔵庫から1m以上離れているか
- 金属製棚・テレビの裏を避けているか
- 直射日光が当たらない場所か
- コンセントからのケーブルが無理なく届くか
- 石膏ボードの壁かどうか確認済みか


もう一つの独自視点として、「縦向き設置」も効果的です。一般的なルーターは横置きが多いですが、縦置きにすることで側面からの放熱が改善され、特に夏場の熱暴走リスクを下げる効果が報告されています。ルーターボックスを選ぶ際、縦置き対応の設計かどうかも確認してみましょう。


電波と熱への注意が基本です。



参考:Wi-Fiルーターの熱暴走による通信速度低下の仕組みと対策について詳しく解説されています。

Wi-Fiルーターの熱暴走に注意!どうなる?原因や対策方法を紹介 – nifty コネタ


ルーターボックス壁掛けでおしゃれに仕上げる配線整理の最終仕上げ

ルーターボックスを壁掛けにしてもケーブルがダラリと垂れていたら、見た目のすっきり感は半減します。配線整理こそが収納の完成度を左右します。厳しいところですね。


配線をきれいにまとめるには「ルートを決めてから固定する」という順番が大切です。まずルーターボックスからコンセントまでのケーブルの通り道を決め、それに沿って固定することで自然に整理されます。いきなりまとめようとすると失敗しやすいので注意です。


🗂 配線整理に使えるアイテム一覧


| アイテム | 用途 | 価格目安 |
|---------|------|---------|
| ケーブルモール(壁貼り付けタイプ) | 壁に沿ってケーブルを隠す | 200〜500円 |
| ケーブルクリップ | コード1本ずつを壁や棚に留める | 100均で購入可能 |
| コードスリーブ(スパイラルチューブ) | 複数のケーブルを1本にまとめる | 300〜800円 |
| 結束バンド(黒) | ケーブルを束ねる | 100均で購入可能 |
| ケーブルボックスタップ収納) | 電源タップごと隠す | 1,000〜3,000円 |


ケーブルモールは壁の色に合わせて白・木目・黒のタイプを選ぶだけで、仕上がりが格段に上がります。モールを貼る前に、アルコールで壁面の汚れを拭き取っておくと粘着力が長持ちします。


ルーターからモデム、モデムからONUへとつながる複数のケーブルは、スパイラルチューブでまとめると1本に見せることができます。長さの目安は実際のケーブル長さの1.2倍程度のチューブを用意すると余裕を持って巻けます。


最後に、ルーターボックスの背面か底部にケーブルを通す穴を設けておくと、ボックスの中でケーブルが整理しやすくなります。DIYで自作する場合は、ドリルで直径15〜20mmの穴を1〜2か所開けておくと、配線が格段にすっきりします。これが仕上がりを左右します。


「完成形のイメージ(何がどこから出ているか)」を先に描いてから作業を始める。これが配線整理を成功させるいちばんのコツです。



参考:ケーブルを使ったすっきり配線整理の実例や商品紹介については、こちらが参考になります。

ルーター収納で配線もすっきり!設置場所やおすすめアイテムも紹介 – BIGLOBE




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