

タオルを詰め込むほどリネン庫内のカビリスクが3倍以上に跳ね上がります。
リネン庫とは、主に洗面脱衣室に設置される収納スペースのことです。タオル類・下着・パジャマ・洗剤ストックなど、浴室や洗濯機まわりで毎日使うものをひとまとめに管理できる、非常に便利な空間です。特にマンションでは壁面に組み込む形でリネン庫が設置されているケースが多く、限られたスペースをいかに使いこなすかが快適な暮らしの鍵になります。
リネン庫収納を成功させる基本原則は「使用頻度でゾーニングする」ことです。毎日使うバスタオルやフェイスタオルは目線の高さに、頻度の低い来客用タオルやシーズン用品は上段や奥に。この配置ルールを守るだけで、「欲しいものをすぐに取れる」状態が実現します。
収納が基本です。
さらに重要なのが「立てる収納」の考え方。タオルや下着を重ねて積んでいくと、下から取り出すたびに上のものが崩れてしまいます。ニトリのNインボックスのようなボックスに立てて収納すると、全体を見渡せて取り出しも一発。積む収納から立てる収納への転換が、リネン庫を「使いやすい空間」に変える第一歩です。
アイテムごとに分類してラベリングするのも効果的です。バスタオル・フェイスタオル・パジャマ・下着といったカテゴリで区画を決めておけば、家族全員が迷わず使えるリネン庫になります。ラベルは100均のテープラベルで十分です。これは使えそうです。
| 収納の優先度 | 主なアイテム | 推奨配置 |
|---|---|---|
| 毎日使う(最優先) | バスタオル・フェイスタオル・下着・パジャマ | 目線〜腰の高さ・扉手前側 |
| 週1〜2回使う | 洗剤ストック・シャンプーの詰め替え | 中段・奥側 |
| ストック・来客用 | 来客タオル・予備シーツ・掃除グッズ | 上段・最奥部 |
リネン庫の奥行きはマンションの場合、一般的に約20〜40cmのものが多く、この奥行き寸法に合った収納グッズを選ぶことが、すっきり見せる収納の絶対条件になります。
ニトリのNインボックスは、リネン庫収納で最もよく使われるアイテムのひとつです。その理由は「シリーズ内でサイズが統一されており、組み合わせが自由自在」という点にあります。種類は全4サイズ展開で、カラーボックス1マスを基準に設計されているため、組み合わせるとぴったり収まる構造になっています。
Nインボックスの4サイズは次の通りです。
奥行き20cmほどの浅いリネン庫には、クォーターサイズを2個横並びにするスタイルが定番です。幅19.2cmのクォーターが2つで約38.4cmになるため、幅40cm前後のリネン庫棚にほぼぴったり収まります。実際にRoomClipユーザーの実例でも「奥行き約20cmのリネン庫にソフトNインボックス・クォーターサイズを2つ並べてぴったり」との報告が多数寄せられています。
奥行き26cm程度であれば、たてハーフやクォーターをそのまま1つずつ置く使い方が有効です。たてハーフは高さが23.6cmあるため、洗剤ボトルや詰め替えストックをすっぽり隠せるのが強みです。つまり「見せたくないものを隠す収納」にも使える優秀アイテムです。
さらに、ハーフ・レギュラーサイズには背面に別売りキャスターを取り付ける穴があるため、引き出し代わりとして使う応用もできます。奥行きが深めのリネン庫で「奥のものが取れない」と悩んでいる場合、キャスターを付けて手前に引き出せるようにすれば取り出しがぐっとラクになります。これが条件です。
なお、似たシリーズに「ソフトNインボックス」もあります。底面に丸みがあり、肌触りが柔らかい素材で作られているため、タオルや下着の収納に向いています。ただし、別売りのフタがないと積み重ねができない点に注意が必要です。
リネン庫の悩みで最も多いのが「奥行きが合わない」という問題です。浅すぎるとはみ出し、深すぎると奥が使えなくなる。どちらのケースも、ニトリ商品を組み合わせることで解決できます。
奥行きが浅い(約20cm)リネン庫の場合
奥行き20cmは文庫本の長辺(約15cm)より少し大きい程度の深さです。ここで注意したいのは、一般的な収納ボックスの多くが奥行き26〜30cmを想定していること。奥行きが合わないボックスを無理に置くとはみ出してしまい、扉が閉まらない事態になります。
このサイズ感に対応できるのがニトリのソフトNインボックス・クォーター奥行ハーフ(幅19×奥行13×高さ11.8cm、299円前後)です。奥行きが約13cmと非常にコンパクトなため、浅いリネン庫に2〜3個横並びにしてもはみ出しません。小物・ハンカチ・子供の靴下などの細かいアイテムをすっきり整理するのに最適です。
はみ出しに注意すれば大丈夫です。
奥行きが深い(約40cm以上)リネン庫の場合
奥行き40cmはA3用紙の短辺(約30cm)より深い、かなり大きなスペースです。奥行きが深いリネン庫は一見収納力が高そうですが、「奥のものが取り出せない」「何が入っているかわからなくなる」という問題が頻発します。対策は「手前と奥で役割を分ける」ことが原則です。
具体的には、手前にニトリのNインボックス(クォーターやたてハーフ)を並べて毎日使うタオルや下着を収納し、奥のスペースには洗剤ストックや非常用タオルを配置します。さらに奥のボックスをニトリのハーフ+キャスターの組み合わせにすれば、引き出し感覚で奥のものを手前に引き出せます。奥行き40cm以上のリネン庫では、「手前の日用品ゾーン+奥のストックゾーン」の2層構造が基本です。
また、ニトリのファイルボックス(A4サイズ対応・幅約10cm、379円前後)をリネン庫の棚板上に縦に並べて仕切り代わりにする方法も有効です。スタンドタイプのファイルボックスに「バスタオル」「フェイスタオル」を立てて収納すれば、崩れずに整然とした状態を維持できます。
| 奥行き | 主な悩み | おすすめニトリアイテム |
|---|---|---|
| 約20cm(浅い) | ボックスがはみ出す | ソフトNインボックス・クォーター奥行ハーフ(奥行13cm) |
| 約26〜30cm(標準) | サイズが合わず無駄なスペースが生まれる | Nインボックス・クォーター/たてハーフ(奥行26.4cm) |
| 約40cm以上(深い) | 奥が死角になり取り出せない | Nインボックス・レギュラー+別売りキャスター |
リネン庫に収納するアイテムは、それぞれ形や使用頻度が異なります。アイテムの特性に合わせた収納方法を選ぶことが、乱れないリネン庫を維持するコツです。
バスタオル・フェイスタオルの収納
タオルは「積む」よりも「立てる」が正解です。ニトリのNインボックス・ハーフ(幅38.9×奥行26.6×高さ12cm)の中にタオルをクルクル巻いて立てて並べると、1つのボックスにバスタオルが約4枚、フェイスタオルなら5〜6枚収納できます。上から見て全部見渡せるため、どれを使ったかひと目でわかり、補充タイミングも一目瞭然です。
タオルを立てることが基本です。
また、タオルを巻いて収納することには繊維がつぶれにくくなるという副次的なメリットもあります。重ねて積むと下のタオルに圧力がかかり、繊維がへたりやすくなります。丸めて立てるだけで、タオルの寿命が長くなる可能性があります。
下着・靴下の収納
下着や靴下は小さくてバラけやすいアイテムです。ニトリのNインボックス・クォーター(幅19.2×奥行26.4×高さ12cm)が最適サイズで、1つのボックスに子ども服サイズ(130cm)のパジャマ1組+下着がぴったり収まるとのユーザー実例があります。家族1人あたり1ボックスを割り当てることで、取り間違いが防げます。
靴下は、2枚を合わせてM字型に折ってクォーターボックスに立てて並べる「ファイリング収納」が効果的です。どの靴下かが一目でわかるため、毎朝の支度時間を短縮できます。
パジャマ・ルームウェアの収納
パジャマは「上下セットで1か所にまとめる」のが取り出しやすさのポイントです。ニトリのたてハーフ(幅19.2×奥行26.4×高さ23.6cm)に上下セットで立てて収納するか、100均の仕切りを使って区画を作ると、毎晩のパジャマ準備が30秒以内で完了します。
また、子どもが自分でパジャマを取り出せる高さ(床から60〜90cm程度、腰〜みぞおちの高さ)にパジャマボックスを配置すると、着替えの習慣づけにも役立ちます。
リネン庫は洗面所・浴室に隣接した場所にあるため、湿気が非常にこもりやすい環境です。湿度60%以上・気温20〜30℃の条件が揃うとカビが発生しやすくなります。洗面所の湿度はシャワー後に80〜90%に達することも珍しくなく、リネン庫は「カビが生えやすい収納No.1」と言っても過言ではありません。
厳しいところですね。
物を詰め込みすぎると空気が滞留し、湿気がこもりやすくなります。ニトリのNインボックスや収納ボックスを使う場合でも、ボックスとボックスの間に指1本分(約2cm)の隙間を作ることを意識してください。この小さな工夫が通気性を確保し、カビ・臭い対策に直結します。
さらに、扉付きリネン庫の場合は1日1回、扉を10〜15分ほど開けて換気するだけでかなり湿度を下げられます。入浴後すぐに扉を開けっ放しにするのは逆効果なので注意が必要です。浴室の湿気が最も高い入浴直後を避け、20〜30分後に換気するのが賢いやり方です。
洗面所の湿気対策として、ニトリでは吊り下げタイプや置きタイプの除湿剤ホルダーも取り扱っています。リネン庫の上段に除湿剤を1〜2個配置するだけで、タオルや下着に嫌な臭いがつくリスクを大幅に下げられます。除湿剤は約2〜3か月で交換するのが目安です。
タオルが雑巾のような臭いになる原因のほとんどはモラクセラ菌の繁殖です。この菌は湿った状態が長時間続くと急増します。収納前のタオルが完全に乾いているかを確認することが、臭い対策の最重要ポイントです。湿気に注意すれば大丈夫です。
洗面所のカビ・ニオイ対策をプロが解説|夏に特に注意すべきポイント
リネン庫の上段は、目線より上にあるため「手が届きにくい」「何を入れているか忘れる」という悩みが絶えないゾーンです。しかし実は、この上段こそうまく活用することで収納量を一気に増やせるエリアでもあります。
上段の最大の問題は「取り出しにくさ」にあります。棚の高さが150cm以上になると、身長155cm前後の方は爪先立ちしないと中が見えません。だからこそ、上段には「あまり頻繁に使わないが定期的に使うもの」を置くのが適切です。具体的には、来客用タオルのストック・非常用品・季節のバスグッズなどが向いています。
ニトリの吊り戸棚ストッカー「スリムサイズ(F105)」は、こうした高い棚の収納に特化したアイテムです。取っ手付きで斜め下から引き出せる設計になっており、背が低い方でも上段の奥まで手を伸ばさずに取り出せます。整理収納アドバイザーの実例でも「洗面所のリネン庫上段にぴったり収まる」との報告があります。
また、上段に「ストック在庫管理」の役割を持たせるのも独自の活用法です。リネン庫上段の端に「タオル補充ボックス」を1つ設置し、ここにストックのタオルをまとめておく。中段以下のタオルが補充されたら上段のボックスから補充するというルールにすれば、買いすぎ・買い忘れを両方防げます。在庫を「見える化」する仕組みです。これだけ覚えておけばOKです。
上段のデッドスペースを使いこなすと、リネン庫全体の収納量は体感で1.5倍近くまで増やすことができます。取っ手付きのボックスを1つ追加するだけで実現できるため、コストパフォーマンスは非常に高い改善策です。

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