キッチンカートニトリで極める収納術と選び方

キッチンカートニトリで極める収納術と選び方

キッチンカートニトリを使いこなす収納の全知識

収納したいのに、1段あたり5kgを超えると安全性が下がり出費につながりかねません。


📋 この記事でわかること
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サイズ・種類の選び方

レギュラー・コンパクト・スリムの違いと、置く場所・用途別のベストな選び方を解説します。

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耐荷重と安全な使い方

1段あたり5kgという制限の正しい理解と、オーバーしたときのリスクを具体的に説明します。

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収納力アップの実践テク

純正オプションや100均アイテムを使ったカスタマイズで、収納量を最大化するアイデアを紹介します。


キッチンカートニトリ「トロリ」シリーズの全種類と特徴


ニトリのキッチンカートの中で、特に収納を極めたい人に人気なのが「スチールワゴン トロリ」シリーズです。キャスター付きで移動ができる、いわゆるキッチンカートとして機能しながら、全段の棚の高さを2.5cm間隔で自由に調節できるのが最大の特徴です。他社製品ではバスケットが固定されているものも多いため、この機能はかなりの強みといえます。


現行モデルは「トロリ4」と呼ばれ、前モデルのトロリ3から重さの改善やカラーバリエーションの拡充が行われました。サイズ展開は主に以下の3種類です。


| 種類 | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|
| レギュラー | 幅45×奥行31.5×高さ89cm | 約4.34kg | 3,990円前後 |
| コンパクト | 幅30×奥行39×高さ60.3cm | 約2.89kg | 2,990円前後 |
| スリム | 幅23×奥行35×高さ89cm程度 | 約3kg前後 | 2,990円前後 |


レギュラーは「A4ファイルがすっきり収まる」サイズ感で、キッチンで立ちながら使うのにちょうど良い高さ89cmが設計されています。コンパクトは高さ約60cmと低めで、テーブルやデスクのサイドテーブル代わりにも使いやすいサイズです。スリムは幅23cm前後と、冷蔵庫と壁の隙間など狭い場所への設置を想定した設計になっています。


どれを選ぶかで収納できるものが大きく変わります。キッチンカートとして調理作業中に横に置いて使うなら高さ89cmのレギュラー一択です。


ニトリ公式|スチールワゴン トロリ4 レギュラー 商品ページ(サイズ・耐荷重の公式詳細)


キッチンカートの耐荷重5kgを正しく理解して安全に使う

トロリシリーズの耐荷重は「1段あたり約5kg」です。これが意外に見落とされがちです。


5kgとは、500mlのペットボトル10本分に相当します。1段のバスケットにペットボトル10本が入ると想像してみてください。調味料や保存食品をぎっしり詰めれば、1段だけで簡単に5kgを超えてしまう量になります。実際に「醤油1本(約1kg)×2本+みりん1本(約1.2kg)+油1本(約1kg)+砂糖1kg」でもう5kgを超えます。調味料収納に使いたい場合は、1段に置くボトル数を意識することが大切です。


耐荷重を超えた状態でキャスターを動かすと、ワゴンが傾いたり、バスケットが変形するリスクがあります。最悪の場合、荷物が崩れて割れ物や瓶が落下し、床や足に被害が出る可能性もゼロではありません。


購入後に耐荷重オーバーを日常的に繰り返すと保証期間(1年)内でも変形・破損が起きやすくなります。


重い調味料ボトルをまとめて収納したい場合は、別売りの「スチールワゴントロリ用棚板(耐荷重25kg・799円)」を活用するのが現実的な解決策です。通常のバスケットより大幅に耐荷重が高く、安心して重めのものを置けます。


ニトリ公式|スチールワゴントロリ用棚板(耐荷重25kg)商品ページ


キッチンカートニトリの収納アイデア|段ごとの使い分け術

3段構造のキッチンカートを最大限に活かすには、上・中・下の段それぞれに「役割」を持たせることが基本です。


まず、下段は「重くてかさばるもの置き場」として使います。お米(5kg袋)・飲料のストック・鍋や調理器具など、重心を下にすることでワゴン全体の安定感が増し、転倒リスクを下げられます。下段に重いものを集めるのが原則です。


中段は「よく使うもの専用ゾーン」として機能させるのが理想的です。調理中に手が届く位置なので、毎日使う調味料・ラップやホイルなどのキッチン消耗品、キッチンバサミなどの小道具類を置くと家事動線が劇的に改善されます。


上段は「視認性重視の軽いもの置き場」が適しています。スパイス類・乾物の小袋・ふりかけなど、一目で中身がわかりやすい軽量アイテムをまとめるのがベストです。トロリ4(レギュラー)には「小物入れ(耐荷重1kg)」が上段に付属しているので、輪ゴムや爪楊枝などのこまごまとしたものもまとめられます。これは使えそうです。


また、上段は棚の高さを高めに設定することで、調味料ボトルのキャップまで見渡せるため補充タイミングの見逃しを防げます。収納だけでなく「見える化」の工夫が、ストック管理の精度にも直結します。


キッチンカートニトリを純正オプション+100均でカスタマイズする方法

トロリシリーズの大きな強みのひとつが、ニトリ純正のオプションパーツが充実していることです。ただの収納ワゴンを、自分専用のキッチンカートに育てられます。


ニトリ純正のオプションとして特に使い勝手が良いのは次の3つです。


- スチールワゴントロリ用フック(1P・モカほか複数色):199〜299円 — バスケット外側のポールにかけるだけで取り付けられる。ミトン・キッチンタオル・エプロンなどをサイドに吊るせて、バスケットの内側スペースを節約できる。


- スチールワゴントロリ用 回転バスケット(999円) — 上段に追加できる小型の回転バスケット。スパイスや小瓶を入れて回転させることで奥のものも取り出しやすくなり、奥行きのデッドスペースを解消できる。


- スチールワゴントロリ用棚板 耐荷重25kg(799円) — 前述のとおり、通常バスケット(5kg)の5倍の耐荷重。重い調理器具や鍋を置くための専用棚板として使える。


スチール製のワゴン本体にはマグネットが付くため、100均(ダイソー・セリア)のマグネットフックやマグネットポケットとの相性も抜群です。側面にマグネットフックを貼り付けてキッチンペーパーホルダーとして使ったり、マグネットポケットにラップやアルミホイルを立てて収納したりと、ほぼ無限にカスタマイズが可能です。


純正オプションは「ニトリネット」または店頭で揃えられます。まず本体を買い、実際に使って「もう少し収納を増やしたい」と感じた時点でオプションを足していくのが出費を抑えながら最適化するルートです。


ニトリ公式|スチールワゴントロリ用フック 商品ページ(取り付け方・対応サイズ確認)


キッチンカートニトリをキッチン以外で使い倒す独自活用法

「キッチンカート」という名前から「キッチン専用」と思い込んでいる人が多いですが、実はトロリシリーズはキッチン以外でこそ真価を発揮します。


洗面所・ランドリーゾーンでの活用は特に効果的です。幅30〜45cmというサイズは洗濯機と洗面台の隙間にも収まりやすく、タオル・洗剤・シャンプーのストックをまとめて置けます。キャスター付きなので掃除のときにワゴンごと移動でき、床の拭き掃除がストレスなくできます。実際にキッチン用途と同じくらい洗面所に置いている家庭が多いのが現実です。


在宅ワーク・デスク横の収納としても機能します。コンパクトサイズ(高さ60.3cm)はデスク横に置いたときにちょうど手が届く高さで、ノート・書類・文房具の整理棚として使えます。仕事が終わったら壁際に移動させればデスク周りがすっきりします。これは使えそうです。


子ども部屋での活用では、リビング学習中の教材・ランドセル置き場としての使い方が注目されています。ランドセルの重さは約1〜1.5kgで1段あたり耐荷重5kgの範囲内に十分収まります。子どもが「ものを定位置に戻す」ルーティンをつくりやすいオープン収納なので、整理整頓の習慣づけにも向いています。


キャスターには2つのみストッパーが付いているため、「普段は動かさない設置場所ではストッパーをかけておく」というひと手間で、地震時や子どもが寄りかかった際の急な移動リスクを低減できます。ストッパーをかけておくのが安全の基本です。


RoomClip mag|ニトリのワゴン収納アイデア実例集(キッチン以外の活用実例多数)


キッチンカートニトリの色・デザインで失敗しない選び方

トロリ4では本体カラーが大幅に拡充されています。ホワイト・ブラック・グレーのベーシック3色に加え、グリーン・ブルー・ローズ・モカ・ダークブラウン・グレイニーミドルグレーなど合計10色以上が展開されています(ネット限定色含む)。


カラー選びで多くの人がやりがちな失敗は「白にしたら汚れが目立ちすぎた」というケースです。実際の口コミでも「キッチンで油汚れが飛ぶ環境では白はメンテナンスが大変」という声があります。キッチン正面に置いて油や調味料が付きやすい場所ではグレー・モカ・ダークブラウンなど中間色や濃色を選ぶと、日常の拭き掃除がかなりラクになります。


一方、洗面所やデスク横など汚れの少ない場所に置くならホワイトはインテリアとの相性が抜群です。置く場所と用途によって色を使い分けるのが失敗しないコツです。


素材はスチール製で、マグネットが付くことは前述しましたが、もうひとつの利点として「汚れをサッと拭き取れる」点があります。メッシュバスケット構造のため、食品カスや埃が溜まっても水拭きで即座にきれいになります。お手入れのしやすさという観点でも、木製のキッチンカートよりメンテナンス負荷が低い素材です。


なお、組み立て時間の目安は約15〜20分(1人作業)です。工具は不要で、部品をはめ込む形式なので女性1人でも完成させやすい設計になっています。


BuzzFeed Japan|ニトリ トロリ3 詳細レビュー(収納量と使い心地の実際の声)




ニトリ(NITORI) スチールワゴントロリ3レギュラー用 バスケットハーフ ホワイト 2111200008388