

サイズを測らずに買うと、棚が壁から2〜3cm浮いたまま使う羽目になります。
カウンター下収納を購入して「サイズが合わなかった」という失敗は、実は非常によくある話です。多くの人は「幅と高さを測れば大丈夫」と考えがちですが、見落としやすい計測ポイントがいくつかあります。
まず絶対に確認したいのが「幅木(はばき)」の存在です。幅木とは、壁と床の境目に取り付けられている細長い木材のことで、一般的な住宅では高さ約6〜9cm、出っ張り幅は約1〜1.5cmあります。はがきの短辺(約10cm)のちょうど半分から3分の2ほどの高さと考えるとイメージしやすいでしょう。ニトリの多くのカウンター下収納には「幅木避けカット」が施されていますが、幅木のサイズはご自宅によって異なるため、事前に実測しておくことが大切です。
次に確認するのは「高さ」です。カウンターの天板下から床までの高さを、左右2カ所以上で測り、低いほうの数値を採用してください。床や天板が水平とは限らないため、必ず複数箇所を測定するのが基本です。
測るべき3つのポイントをまとめると、以下のとおりです。
| 計測箇所 | 注意点 | 目安 |
|---|---|---|
| 幅(横幅) | 左右の壁や障害物も確認 | 設置幅より2〜3cm余裕を持たせる |
| 高さ | 左右2カ所以上測り、低いほうを採用 | ニトリ商品は70〜110cmの範囲が多い |
| 幅木の高さ・出幅 | 幅木避けカットの寸法と照合 | 一般的に高さ6〜9cm、出幅1〜1.5cm |
採寸が条件です。この3点を事前にメモしてからニトリネットや店舗で検索すると、サイズ選びのミスを大幅に防ぐことができます。
カウンターの奥行きも忘れないでください。一般的なキッチンカウンターの奥行きは25〜30cm程度ですが、リビングのカウンター家具の奥行きは40〜45cmある場合も多く、置く収納棚の奥行きが深すぎると通路側にはみ出してしまいます。ニトリの薄型シリーズの奥行きは17.5cmまたは22cmが中心なので、カウンター側に収まりやすく設計されています。
参考:カウンター下収納の設置前採寸に関する一般的な注意点については、ニトリ公式サイトの各商品ページでも確認できます。
オーダーカウンター下収納 オープンタイプ(ニトリネット公式)
ニトリのカウンター下収納が選ばれる理由は、価格の手頃さだけではありません。他社には少ない「幅木避けカット済み」「突っ張り金具付き」「1cm単位のオーダー対応」といった実用的な機能が一度に揃うのが、ニトリならではの強みです。
主なシリーズを整理すると、以下のとおりです。
| シリーズ名 | 特徴 | 価格帯(税込) | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|
| 薄型カウンター下収納(扉・オープンタイプ) | 奥行22cm、幅木避け付き、突っ張り金具付き | 約5,000〜15,000円 | キッチンカウンター・窓下など |
| 突っ張りカウンター下収納 Nポルダ薄型 | 高さ65〜96cm対応、幅40・60・80cmの3展開 | 約3,990〜5,990円 | 壁に穴を開けたくない賃貸住まい |
| オーダーカウンター下収納(オープン・扉付き) | 高さ70〜110cmを1cm刻みで指定可能、4色展開 | 約20,000〜40,000円 | カウンターの高さが特殊な住宅 |
| カウンター下にも収まるサイドボード | 幅40cmのコンパクト設計、引き出しタイプ | 約10,000〜15,000円 | リビングカウンターの端に設置 |
これは使えそうです。特に注目したいのがNポルダ薄型シリーズで、幅40cm・60cm・80cmの3サイズが展開されており、複数台を並べて使うことができます。奥行き18.2cmは文庫本2冊分ほどの薄さで、カウンターの天板より前に出ることなくすっきり設置できます。
オーダーカウンター下収納は1cm刻みで高さを指定できるため、古い住宅や注文住宅でカウンターの高さが標準外の場合にも対応できます。高さ70cmから110cmという幅広い範囲をカバーしているため、「標準サイズが合わない」という悩みを解消できます。つまり、特殊なサイズでもニトリで解決できるということです。
幅木避けカット加工は地味に重要なポイントです。この加工がない場合、棚が壁から浮いてしまい見た目が不自然になるだけでなく、揺れたときに安定しなくなることもあります。ニトリの薄型・オーダーシリーズの多くはこの加工が標準仕様になっているので、壁にぴったりと沿わせて設置できます。
カウンター下収納を選ぶとき、「扉あり」か「オープン(扉なし)」かは、見た目と使い勝手の両方に大きく影響します。どちらが正解ということはなく、収納する物と設置場所に合わせて選ぶのが原則です。
扉付きタイプは、中身を隠せるので生活感が出にくいのが最大のメリットです。リビングのカウンター下に設置する場合は、来客の目線に入りやすいため扉付きが適しています。ニトリの扉タイプには「開き扉」と「引き戸(引き戸タイプ)」があり、手前にダイニングテーブルやソファがある場合は引き戸タイプが便利です。開き扉は前に約30〜35cmの開閉スペース(B5サイズのノート3冊分ほどの奥行き)が必要になります。厳しいところですね。
オープンタイプは取り出しやすさが最大の強みです。食器や雑誌など頻繁に出し入れする物には特に向いています。ただし、中身がすべて見えるため、統一感のある収納ボックスや揃えた食器類を入れるなど、見せ方の工夫が必要です。ニトリのインボックスやキャリーボックスと組み合わせると、オープン棚でも整然とした印象を保てます。
引き戸タイプを選ぶ際は、戸をスライドさせた分だけ内部が狭くなる点に注意が必要です。たとえば幅90cmの引き戸収納の場合、片側を開けると実際に使えるスペースは約半分の45cm幅になります。大きな調理器具や重箱のような横幅のある物を収納する場合は、オープンタイプや開き扉タイプのほうがストレスなく使えます。
結論は、リビングなら引き戸付き・キッチン作業中に使うなら開き扉かオープンタイプが適しています。
カウンター下のスペースは、住まいの中でも見落とされがちなデッドスペースです。キッチンとリビングではカウンターの高さや用途が異なるため、活用の仕方も自然と変わってきます。
キッチンカウンター下の活用例
キッチンカウンター下は、よく使う食器・調味料・調理小物の収納場所として最適です。特に食器は、食器棚よりもカウンター下のほうが取り出しやすい高さになる場合が多く、毎日の食事準備がスムーズになります。
- 🍽️ 食器収納:オープンタイプ+ニトリのプラBOXの組み合わせが人気。取り皿やコップ類をカテゴリ別に収納。
- 🥄 調理小物の収納:引き出しタイプが便利。菜箸・ピーラー・計量スプーンなどをジャンル分け。
- 🧴 ストック品の収納:扉付きタイプで洗剤・ラップ・ジッパーバックをまとめて隠す。
リビングカウンター下の活用例
リビングのカウンター下は、来客にも見える場所であるためデザイン性を意識した選択が重要です。
- 📚 書籍・雑誌:Nポルダ薄型シリーズは文庫本や雑誌がきれいに並ぶ高さ設計。
- 📝 書類・プリント類:子どものプリントや請求書などを引き戸タイプで目隠し収納。
- 🖊️ 文房具・細々した日用品:引き出し付きのサイドボードタイプで出し入れしやすく整理。
いいことですね。キッチンとリビングの両方でニトリのカウンター下収納が使えることで、家全体の収納力が大幅にアップします。
リビングのカウンター下には「カウンター下にも収まるサイドボード(引き出しタイプ・幅40cm)」も人気で、コンパクトながら引き出しが複数段あり、細かい物をカテゴリ別に管理できます。幅40cmという数字は、一般的なA4用紙の横幅(29.7cm)より一回り大きい程度で、スリムですが収納力は十分です。
参考:ニトリのキッチン・台所収納アイデアページでは、カウンター下への収納棚の配置例が実際の写真付きで紹介されています。
ニトリのカウンター下収納を単体で使うだけでは、実はその実力の半分しか引き出せていません。上級者が実践している「組み合わせ技」を知ることで、収納効率が一段と高まります。
まず取り組みたいのが「収納内の収納」です。ニトリのオープンタイプやNポルダ薄型の棚板の上に、同ブランドのインボックス(半透明の収納ボックス)や「Nインボックス」シリーズを並べる方法が定番です。棚そのものはオープンでも、ボックス単位で中身が隠れるため、すっきりした見た目になります。インボックスのサイズはレギュラー(幅約15cm×奥行26cm×高さ12cm)・ハーフ(半分の高さ)など複数展開されており、カウンター下収納の奥行き(22cmや29.5cm)に合わせて選べます。
次におすすめなのが「縦のゾーニング」という考え方です。カウンター下の棚板の高さを変えることで、上段に「毎日使うもの」、下段に「週1回程度のもの」と使用頻度で分けられます。ニトリの棚板付き商品の多くは棚板の高さを3段階程度に調整できるため、収納するものの高さに合わせてカスタマイズが可能です。
さらに上を目指すなら「Nポルダシリーズ内での拡張」も視野に入れてください。Nポルダは別売りオプションパーツが豊富で、バスケットや追加棚板を組み合わせることで、後から収納のスタイルを変更できます。最初から完璧に組まなくても、ライフスタイルの変化に応じてアップデートできる柔軟性が、長く使い続けられる理由の一つです。
🔑 組み合わせのポイントは以下の3つです。
- 🗃️ ボックスで「中の中」を整理:棚内にインボックスを並べて、ジャンル別に分類。アイテムを出すときに棚全体を探さなくて済む。
- 📏 棚板の高さを収納物に合わせて変更:食器を立てて収納する場合は高さ18〜20cmが目安。ボックス類なら12〜14cmの間隔で十分。
- 🔧 Nポルダのオプションパーツを活用:バスケット・追加棚・マガジンラックなどを組み合わせて、収納スタイルを定期的に見直す。
組み合わせが基本です。最初に全部揃えようとせず、まず基本ユニットを設置してから必要なパーツを追加していく順番が、結果的に無駄な出費を減らすことにつながります。
参考:ニトリのNポルダシリーズの突っ張りカウンター下収納(幅40・60・80cm)の商品詳細は公式サイトで確認できます。
突っ張りカウンター下収納Nポルダ薄型(幅40cm)ニトリネット公式

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