

たたんで引き出しに入れたスカーフは、カビや虫食いでダメになりやすいです。
セリアには「スカーフハンガー」と名のつく商品が複数あります。代表的なのが、「滑りにくいバッグ/スカーフハンガー」(税込110円・2本入り)です。サイズは約13×19.5cm。フック部分が深く大きめに設計されており、持ち手の太いバッグや厚みのあるマフラーでもしっかりかけられます。
気になる素材感ですが、全体にラバー素材の滑り止め加工が施されているため、シルクやポリエステルのスカーフをかけても、少し動かした程度では落ちません。これが「滑りにくい」という商品名の理由です。つまり機能と名前が一致しています。
もう一つ注目したいのが、同シリーズの「すべりにくいノンスリップハンガー アーチ型」(110円・2本入り、1本あたり約55円)です。これはドイツの人気ブランド「マワハンガー(MAWA)」と非常によく似た形状で、Amazonで1本240〜440円するマワハンガーと比べると、実に1/4〜1/8のコストで同等の機能が手に入ります。
さらに、セリアには「ネクタイ・ベルトハンガー」という商品もあります(約36×22cm)。こちらはS字フックを使ってクローゼットのポールやバーに取り付けられる多目的なハンガーで、ネクタイ・ベルト・スカーフ・帽子など複数の小物をまとめてかけるのに向いています。
コスパが条件です。収納グッズをまとめ買いするとき、ハンガー1本あたりのコストが50〜55円に収まるのは、セリアならではの強みと言えます。
| 商品名 | 価格 | 主な用途 | 1本単価 |
|---|---|---|---|
| 滑りにくいバッグ/スカーフハンガー | 110円(2本入り) | スカーフ・マフラー・バッグ | 約55円 |
| すべりにくいノンスリップハンガー アーチ型 | 110円(2本入り) | 衣類全般・スカーフ | 約55円 |
| ネクタイ・ベルトハンガー | 110円(1本) | ネクタイ・ベルト・スカーフ・帽子 | 110円 |
収納グッズは複数そろえることが多いので、単価が低いと出費を抑えながらクローゼット全体を統一できます。これは使えそうです。
スカーフをたたんで引き出しや収納ボックスにしまっている方は多いと思いますが、実はこの「たたむ収納」がスカーフを傷める大きな原因になっています。
シルクは天然繊維のため、湿気に非常に弱い素材です。クローゼットや引き出しの中は、思っている以上に湿気がこもりやすい環境です。たたんで重ねたまましまっておくと、湿気が生地にこもってカビや虫食いが発生しやすくなります。整理収納アドバイザーも「保管に適した環境でなければ、良い状態を長く保つのは困難」と述べています。
では、どうするのが正解なのでしょうか。
答えはシンプルで、「吊るす収納」に切り替えることです。スカーフをハンガーにかけて収納すれば、生地に空気が通り、湿気がたまりにくくなります。セリアのスカーフハンガーは全体に滑り止め加工がされているため、薄いシルク素材でもスルリと落ちることなく安定してかけられます。
吊るす収納に変えるときのポイントをまとめると、以下の3点が基本です。
吊るす収納が原則です。特に高価なシルクスカーフや、エルメスなどのブランドスカーフを持っている方には、たたみ収納からの切り替えを強くおすすめします。
シルクスカーフの素材と保管方法についての詳細は、整理収納アドバイザー監修のこちらの記事も参考になります。
スカーフがシワにならない収納・保管方法(整理収納アドバイザー監修|CARAETO)
「吊るす収納にすると場所を取る」と感じている方もいるかもしれません。しかし、工夫次第でスカーフを非常にコンパクトにまとめることができます。
実際に100均ハンガーを活用した実例では、ハンガー1本にスカーフを12枚収納できたという報告があります。スカーフを折らずに縦にかけ、複数枚を同じハンガーにまとめる形です。40枚以上のスカーフを5cm弱のスペースに収めたという事例もあり、これはA4用紙の短辺よりも薄いスペースに相当します。
この方法は、セリアのハンガーにセリアのピンチ(洗濯バサミ)を追加することで実現できます。
ピンチを追加する際の注意点として、ピンチの先端がゴムや樹脂コーティングされているものを選ぶとスカーフに跡がつきにくくなります。金属のままのピンチだとシルク生地に傷がつく可能性があるため、素材選びに注意が必要です。これは使えそうです。
スカーフの枚数が多い方は、まず手持ちのハンガー1本に試しにかけてみることをおすすめします。スペースの節約効果をすぐに実感できます。
セリアのスカーフハンガーはクローゼットのポールにかけるだけでなく、さまざまな場所・用途に応用できます。ここでは、検索上位の記事にはあまり取り上げられていない、独自の視点からの活用アイデアを紹介します。
① 突っ張り棒と組み合わせて「見せる収納」ゾーンを作る
クローゼットの中ではなく、玄関や廊下に突っ張り棒を設置し、セリアのスカーフハンガーをS字フックでかけるだけで、毎日使うストールやマフラーを取り出しやすい「見せる収納」スペースが完成します。帰宅後すぐ手に届く場所に設置することで、湿気飛ばしの「一時掛け」にも使えます。一石二鳥ですね。
② ネクタイ・ベルトと一緒に「外出小物ゾーン」を作る
セリアの「ネクタイ・ベルトハンガー」は、ネクタイだけでなくスカーフやベルトも一緒にまとめられます。クローゼットの一角に「外出小物専用ゾーン」を設けると、朝の身支度にかかる時間が短縮できます。ゾーンを作るのが原則です。
③ ワイヤーネットと組み合わせて壁面収納に
100均のワイヤーネットをS字フックでセリアのスカーフハンガーとつなぐことで、壁面に浮かせた収納ゾーンが作れます。帽子・スカーフ・サングラスなどをひとまとめにした「お出かけセット収納」として使えます。インテリアとしても見栄えがよく、季節ごとに中身を入れ替えやすい点も◎です。
このように、スカーフハンガーの用途はスカーフだけにとどまりません。セリアの商品は全て110円で購入できるため、試しに複数個買って組み合わせを変えながら使うことができます。コストを抑えながらクローゼットのレイアウトを最適化できるのが、セリアグッズの最大のメリットと言えるでしょう。
RoomClipには、セリアのストール掛けやスカーフハンガーを使ったリアルなクローゼット実例が豊富に掲載されています。
セリアのスカーフハンガーはコスパが高く使い勝手も良いのですが、購入前に知っておくと便利な注意点がいくつかあります。
フックの向きが変えられないという点が、最もよく挙げられるデメリットです。「滑りにくいバッグ/スカーフハンガー」は、フックが固定されており、バッグをかけたときに横向きになりやすく、収納スペースをやや多く使ってしまいます。スカーフやストールをかけるぶんには問題になりませんが、バッグ収納をメインに考えている方は注意が必要です。
また、在庫状況は店舗によって異なる点も覚えておくと良いでしょう。セリアの人気商品は入れ替わりが速く、近くの店舗で見つからないこともあります。まとめ買いを考えている場合は、見つけたときに複数購入しておくのが安心です。
本家マワハンガーと比較した場合の主な違いは以下の通りです。
20本そろえると約7,700円の差です。毎日使うクローゼットだからこそ、ハンガーは枚数が多くなりがちです。まずセリアでそろえて使い勝手を試し、必要に応じてマワハンガーに切り替える、という段階的なアプローチが賢い選択と言えます。
マワハンガーとセリアのそっくりさん商品の詳細な比較記事はこちらも参考になります。
マワハンガー歴7年がニトリと100均のそっくりさんを2年使って比較した記事

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