仕切りプレート陶器で収納と食卓を同時に極める方法

仕切りプレート陶器で収納と食卓を同時に極める方法

仕切りプレート・陶器の選び方と収納を極めるポイント

陶器の仕切りプレートは「洗ったあとすぐ重ねて収納する」と、内側の湿気でカビが発生して器が使えなくなることがあります。


この記事のポイント3選
🏺
素材の違いが使い勝手を左右する

陶器と磁器は見た目が似ていても電子レンジ対応・重量・吸水性がまったく異なります。購入前に素材を確認するだけで失敗を防げます。

📦
収納は「乾燥→スタック」の順が鉄則

洗ったあとにしっかり乾かしてから重ねるのが基本。陶器は吸水性があるため、湿ったまま重ねるとカビや臭いの原因になります。

目止めで陶器を長持ちさせる

使い始める前に「目止め」をするかどうかで、色ジミや臭い移りのしやすさが大きく変わります。米のとぎ汁で15〜20分煮るだけでOKです。


仕切りプレート・陶器と磁器の違いを知って後悔しない選び方


「陶器の仕切りプレートを買ったのに、電子レンジで温めたら割れた」という声は少なくありません。陶器と磁器は見た目がほぼ同じでも、素材の構造が根本的に異なります。この違いを知っておくだけで、購入後の失敗を大幅に減らせます。


陶器の原料は「土」で、焼いた後も素地に小さな気孔(穴)が残ります。この気孔があるため吸水性が高く、水分を吸い込みやすい性質があります。一方、磁器は「石(陶石や磁器土)」を原料とし、高温で焼成することで素地がガラス化し、気孔がほぼなくなります。結果として磁器は吸水性がなく、陶器より硬くて丈夫です。


具体的に比較すると以下のような違いがあります。


| 項目 | 陶器 | 磁器 |
|------|------|------|
| 原料 | 土 | 石(陶石) |
| 吸水性 | あり(要目止め) | なし |
| 重量 | やや重め | 比較的軽め |
| 電子レンジ | 商品による(注意が必要) | 多くの製品でOK |
| 食洗機 | 商品による | 多くの製品でOK |
| 保温性 | 高い(冷めにくい) | 普通 |
| 雰囲気 | 温かみがある手作り感 | すっきりした清潔感 |


陶器はその温かみのある質感から和食器・カフェ食器として人気がありますが、扱いに少しだけ気を使う必要があります。保温性が高いという点は大きなメリットで、温かい料理を盛り付けたいときに陶器の仕切りプレートは活躍します。


知っておくべきことは一つです。「美濃焼」や「波佐見焼」というブランド名があっても、陶器か磁器かは製品によって異なります。たとえば波佐見焼はほとんどが磁器ですが、美濃焼は陶器・磁器の両方が存在します。購入前に商品説明の「素材」欄を必ず確認しましょう。


実用面では、電子レンジ対応かどうかが特に重要です。陶器は吸水性のある素地に水分が染み込んでいる状態でレンジ加熱すると、内部の水分が急膨張して割れることがあります。一回で問題がなくても、繰り返し使用するうちに内部にダメージが蓄積されていくケースもあります。陶器の仕切りプレートを電子レンジで使いたい場合は、必ず「電子レンジ対応」と記載されている製品を選ぶのが条件です。


参考:陶器と磁器の素材・強度・吸水性の違いについて詳しく解説されています。


陶器と磁器の違いとは?用途に適した食器選びのポイント - RECENO


仕切りプレート・陶器の産地別特徴:美濃焼と波佐見焼を比較する

陶器の仕切りプレートを選ぶとき、産地による違いを知っておくとぐっと選びやすくなります。国内で仕切りプレートによく使われる産地は、主に「美濃焼(岐阜県)」と「波佐見焼(長崎県)」の2つです。


美濃焼は、国内食器生産量の約60%を占める最大産地です。日本で使われている食器の実に6割が美濃焼といわれており、スーパーや雑貨店でよく目にする食器の多くがここで作られています。陶器・磁器の両方が生産されており、バリエーションが非常に豊富です。


美濃焼の仕切りプレートの特徴は以下のとおりです。


- 🏺 価格帯が幅広く、1,000円台からおしゃれなものが揃う
- 🎨 カラーバリエーションが豊富で食卓に彩りを加えやすい
- ⚖️ 「うすかる」シリーズなど、軽量タイプ(約420g)の製品も存在する
- 🔌 電子レンジ・食洗機対応の製品が多い(陶器でも対応品あり)


波佐見焼は長崎県波佐見町で生産される陶磁器で、ほとんどが磁器です。400年以上の歴史を持ちながら、現代のライフスタイルに合わせたシンプルでモダンなデザインが若い世代を中心に人気を集めています。磁器ならではの丈夫さと、電子レンジ・食洗機対応の製品が多い点が使いやすさにつながっています。


波佐見焼の仕切りプレートの特徴は以下のとおりです。


- 💪 磁器製が多く、ひびや割れに強い
- 🧺 食洗機・電子レンジ対応品が多く、日常使いしやすい
- 🎨 白磁ベースのすっきりしたデザインが料理を引き立てる
- 💰 品質のわりにリーズナブルで、コスパが高い


どちらを選ぶかは用途次第です。温かみのある食卓演出と保温性を重視するなら陶器系の美濃焼、洗いやすさ・扱いやすさを優先するなら磁器主体の波佐見焼が向いています。


サイズ感の目安として、仕切りプレートは20〜27cm程度が一般的です。20cm前後はA4用紙(21cm×29.7cm)より少し小さめで、一人分の食事が収まるサイズ感です。27cm前後になると給食トレーに近い大きさで、副菜を3種類並べても余裕があります。用途とキッチンの収納スペースに合わせて選びましょう。


参考:波佐見焼の磁器としての特徴と、食洗機・電子レンジ対応についての詳細情報があります。


波佐見焼は食洗機OK?購入前に知っておきたいポイントも紹介 - 浜陶


仕切りプレート・陶器の正しい収納方法:重ねる前にすべき1つのこと

収納上手な人ほど陥りやすい落とし穴があります。それは「洗ったらすぐ重ねて片付ける」という習慣です。陶器は吸水性があるため、洗浄直後は表面だけでなく素地の内部にも水分が残っている状態です。この状態で重ねて収納すると、2枚の器の間に湿気が閉じ込められ、カビや臭いの原因になります。


陶器の仕切りプレートを収納する前に必ずすべきことは「十分な乾燥」です。


🔹 洗浄後の乾燥手順
1. 洗ったあと布巾で水気をふき取る
2. 伏せずに立てかけるか、ふせた状態でも通気のある場所に置く
3. 少なくとも15〜30分以上、可能なら1時間以上乾燥させる
4. 底面が完全に乾いてから重ねて収納する


乾燥が確認できたら、スタッキング(重ね収納)を活用してスペースを節約しましょう。仕切りプレートは形状が独特で重ね方を工夫しないと、かさばりやすいのが悩みどころです。


スタッキングをうまくするコツがあります。同じシリーズ・同じサイズで揃えると、5枚重ねても高さが抑えられます。たとえばある美濃焼の仕切りプレートでは5枚重ねて高さが約3.5cmという製品もあります。これは500ml ペットボトルのキャップ(高さ約2.4cm)より少し高い程度で、非常にコンパクトです。


収納場所の選び方も重要です。食器棚の収納場所としては、よく使うものは取り出しやすい目線の高さ(床から約80〜120cm)に置くのが基本です。仕切りプレートは使用頻度が高い食器なので、戸棚の一番取りやすい位置に横積みで収納するのが理想的です。


立てて収納する方法もあります。プレートスタンドを活用すると、直径18〜26cmほどの仕切りプレートなら立てて収納でき、1枚ずつ取り出しやすくなります。これは使えそうです。ただし陶器の仕切りプレートは重心が偏りやすい形状のものもあるため、安定感のあるスタンドを選ぶのが大切です。


また、重ねる際に食器保護シートを挟む方法も有効です。陶器どうしが直接触れると傷やひびの原因になります。100円ショップで購入できる食器保護シートを1枚挟むだけで、器を長持ちさせることができます。


参考:食器棚での収納の基本と、食器を安全にスタッキングするポイントを確認できます。


食器棚はどこに何を入れるのが正解?収納術基本からおさらい - TRUNK


仕切りプレート・陶器の目止めとお手入れで長持ちさせる方法

陶器の仕切りプレートを買ったら、使い始める前に「目止め」をすることを強くおすすめします。目止めとは、陶器の素地にある無数の小さな気孔(穴)をふさぐ処理のことです。これをするかしないかで、色ジミ・臭い移り・カビのつきやすさが大きく変わります。


目止めが必要な理由を具体的に説明します。陶器の表面には、1mm以下の目に見えない小さな穴が無数に存在します。この穴に料理の色素(カレー・醤油など)や油分が染み込むことで、洗っても落ちない色ジミが生じます。目止めをすることで、これらの汚れが染み込みにくくなります。


目止めの手順(米のとぎ汁を使う方法)


1. 📌 器を一度軽く中性洗剤で洗い、すすぐ
2. 🍚 器が完全に浸かるサイズの鍋に米のとぎ汁を入れる
3. 🔥 弱火で15〜20分ほど煮沸する
4. ⏳ 鍋ごと冷めるまで自然に冷ます(急冷は割れの原因になるため厳禁)
5. 💧 取り出して自然乾燥させる


米のとぎ汁がない場合は、水に片栗粉を少量溶かしたものでも代用できます。目止め効果は永久ではなく、半年〜1年に一度程度繰り返すのが理想です。


日常的なお手入れのポイントは以下のとおりです。


- 🧽 洗い方:柔らかいスポンジと中性洗剤で優しく洗う。研磨剤入りの洗剤は表面を傷める
- ☀️ 乾燥:洗浄後は十分に乾燥させてから収納する(湿気が残るとカビ・臭いの原因)
- 🌡️ 急冷急熱を避ける:熱い料理が入っている状態で冷水をかけない
- 🚫 レンジ使用:「電子レンジ対応」表示がない陶器のプレートはレンジ使用を避ける


カビが生えてしまった場合は、まず煮沸消毒を試みましょう。それでも落ちない場合は、薄めた食器用漂白剤(塩素系)に30分ほど浸け置きし、その後しっかりすすいで天日干しをします。


陶器の保管場所にも気を配りましょう。長期間しまう場合は、直射日光を避けた風通しのよい場所が適しています。湿気が多い場所(シンク下など)に長期保管すると、使わないうちにカビが発生することがあります。これは避けたいですね。


参考:陶器の目止め方法の具体的な手順と、正しい保管方法について詳しく解説されています。


大切なうつわ、ずっと綺麗に。陶器のお手入れ方法 基本の"き" - Creema


仕切りプレート・陶器が収納と食事管理を同時に解決する理由

「仕切りプレートは子ども用」というイメージを持っている人が多いですが、実際は大人の食事管理にこそ効果的なアイテムです。陶器の仕切りプレートは機能性と見た目を両立しており、食卓の質を上げながら収納も合理化できます。


まず収納上のメリットを整理します。仕切りプレート1枚で主食・主菜・副菜をすべて盛り付けられるため、使う器の数が劇的に減ります。家族4人で食事をする場合、通常の食器を使うと1人あたりごはん茶碗・主菜用の皿・副菜用の皿・汁椀と少なくとも3〜4枚使います。仕切りプレートに切り替えると1人1枚で済むため、洗い物は最大で4分の1程度に減らせます。食器棚のスペースも大幅に節約できます。


食事管理という観点でも陶器の仕切りプレートには大きな利点があります。3つ仕切りのプレートを使うと、自然と「大きいスペースにメイン、小さい2スペースに副菜」という配置になります。これが「栄養バランスを視覚化する」ことにつながり、毎食の食事管理が自然とできるようになります。


体感的な効果として、仕切りプレートを使うことで「食べる量が視覚的に把握しやすくなる」という点があります。お腹が空いているとき、ついおかずを山盛りにしてしまいがちですが、仕切りで区切られた空間があると盛り付ける量に自然と上限ができます。結論は、仕切りの数が食事管理のガイドラインになるということです。


カフェ風の盛り付けを楽しみたい人にとっても、陶器の仕切りプレートは最適です。たとえば白い美濃焼の3仕切りプレートに、ブラウンのハンバーグ・グリーンのサラダ・オレンジ色のにんじんグラッセを並べるだけで、撮影映えするワンプレートランチが完成します。陶器の温かみある質感が料理をより魅力的に見せてくれます。


また、仕切りプレートは「使う枚数を絞ること」で食器棚の整理整頓にも直結します。食器が多いと収納が乱れやすく、使いたい器が取り出しにくくなります。1人1枚の仕切りプレートをメインに使う食器として設定すると、食器棚の整理がシンプルになり、収納を極めやすくなります。


🍽️ 陶器の仕切りプレートがおすすめな人
- 食器の数を減らして収納をスッキリさせたい人
- 洗い物の手間を減らしたい人
- 栄養バランスを意識した食事管理をしたい人
- カフェ風のおしゃれな食卓を演出したい人
- 手入れをしながら長く使える器を探している人


陶器の仕切りプレートを選ぶ際は、サイズ(20〜27cm)・仕切りの数(2〜3仕切りが一般的)・電子レンジ対応かどうかの3点を確認するだけで、生活に合った一枚が見つかります。サイズ・仕切り・素材表示の3点確認が基本です。素材を理解し、収納と手入れのコツを押さえれば、陶器の仕切りプレートは長く愛用できる最高の相棒になります。




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