

普通のSフックをそのまま使うと、収納スペースが最大40%も無駄になります。
100均のsフックは「どれも同じ」と思われがちですが、実はダイソーだけでも6種類以上の異なるsフックが販売されており、形状・素材・耐荷重がそれぞれ大きく異なります。この違いを知らずに選ぶと、「買ってきたら合わなかった」という失敗につながります。
まず押さえておきたいのが、現在ダイソーで入手しやすい主なsフックの種類です。
| 商品名 | 価格(税込) | 耐荷重 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アルミツイストS字フック | 110円(2個) | 約3〜5kg | 上下90度ひねり、バッグをすっきり横向きに収納 |
| 外れにくいS字フック グレー | 110円(4個) | 約800g | 上部が曲がる構造で外れにくい |
| ストッパーで外れない!S字フック | 110円(3個) | 約1kg | 下部にストッパー付き、バネ式で外れにくい |
| ベルトでしっかりとまるS字フック | 110円(4個) | 約500g | 面ファスナーベルトで形状問わず固定可 |
| スワン型S字フック | 110円(8個) | 約3kg | 先端が折れ曲がった形状で外れにくい |
| 横ぶれしにくいS字フック | 110円(1個) | 約3kg | 二重構造で横ぶれを大幅に軽減 |
一方、セリアでは「ストッパー付きS字フック」「くるっと巻き付けるお風呂ツールフック」などが人気です。ステンレス製の商品もあり、浴室など湿気が多い場所での使用に向いています。
つまり、場所と用途でベストな商品が変わります。
たとえば耐荷重で選ぶなら、「スワン型」や「アルミツイスト」は約3kg以上と安心感があります。一方、「ベルトでしっかりとまるタイプ」は耐荷重500gと軽い小物専用です。重めのバッグをかけるつもりで500gのフックを買うと、変形や落下の原因になるので要注意です。
これは使えそうです。
ダイソーネットストア公式 S字フック一覧|最新の取扱商品と価格を確認できます
sフックを購入してから「ポールに入らない」「ぐらぐらして安定しない」と感じた経験がある人は少なくありません。サイズ選びを間違えると、せっかく買ったsフックが使えない状態になります。
失敗を防ぐための確認ポイントは3つです。
サイズ選びの基本はこの3点です。
特にポールの太さは見落とされやすいポイントで、「フックの開口部」と「ポールの直径」の両方が合っていないと、どちらかの問題が起きます。フックの開口部がポールより小さければ入らず、逆に大きすぎればぐらつきます。商品の説明欄に「取り付け可能な場所:直径〇mm以下」と書いてあることが多いので、購入前に必ず確認しましょう。
素材については、アルミ製は軽量で扱いやすく日常使いに最適です。ポリプロピレン(プラスチック)製は安価で軽いですが長期間の重荷には向かず、ステンレス製は耐久性が高い分、浴室や屋外に向いています。
sフックの最大の強みは「今あるスペースを縦に活用できる」点です。棚の数を増やさなくても、つっぱり棒・ワイヤーネット・ハンガーラックなどに組み合わせるだけで収納量を大きく増やせます。
キッチンでの活用
キッチンのシンク下や吊り戸棚の下など、デッドスペースになりがちな場所にsフックを活用するアイデアが人気です。つっぱり棒を1本渡してそこにsフックを複数かければ、お玉・フライ返し・ゴムベラなどの調理器具を吊るす収納に変わります。よく使う道具が目に見える場所に並ぶことで、料理の動線がスムーズになります。
さらに応用として、sフックにワイヤーバスケットをかけると収納スペースが一気に増えます。例えばシンク下のポールに4〜5個のバスケットを吊るすと、洗剤・スポンジ・水切りネットなどをまとめて整理でき、床置きを減らせるので掃除もしやすくなります。
クローゼットでの活用
クローゼットのハンガーパイプにアルミツイストS字フックをかけると、バッグが「横向き」に収まるため省スペースになります。普通のsフックでバッグをかけると正面を向いて奥行きを大きく取りますが、ツイストタイプは90度ひねられているのでハンガーに掛けた服のように横向きになり、同じスペースに2〜3倍のバッグを収納できます。
また、クローゼット内に使っていないハンガーが多い場合は、ハンガー同士をスワン型sフックでつないで「多段吊り収納」にするテクニックもあります。1本のパイプに2段分の衣類をかけられるようになるので、衣類の収納量が約2倍に増えます。
浴室・洗面所での活用
浴室の床に置いたシャンプーボトル・椅子・洗面器は、カビ汚れの原因になりやすい場所です。sフックで吊るす収納に切り替えれば、ボトルの底面が乾燥しやすくなりぬめり汚れを防げます。ダイソーの「外れにくいS字フック」はポリプロピレン製で錆びにくく、浴室のつっぱり棒にも対応しているので浴室収納に適しています。
玄関での活用
玄関のドアフックやシューズラックのポールにsフックをかけて、エコバッグ・鍵・傘などを吊るす定位置を作るアイデアも効果的です。特に鍵の定位置問題は多くの人が悩む部分で、sフックを1個かけてそこを鍵専用にするだけで「鍵が見つからない」というストレスがなくなります。
sフックを使っていて最もよくある失敗が「物を取ろうとしたらフックごと落ちた」「横にずれてあちこちバラバラになる」という問題です。これはsフックの欠陥ではなく、原因が分かれば対処できます。
sフックが落ちる主な原因は「上部の開口部がポールより大きすぎること」です。ポールの直径に対してフックの開口部が広いと、物を取り出す際の力でフックがポールから外れてしまいます。この場合、商品自体をストッパー付きのタイプ(ダイソー「ストッパーで外れない!S字フック」)に変えるのが最もシンプルな解決策です。
手元にある普通のsフックを落ちにくくする裏技もあります。輪ゴム1本をポールに巻き付け、そこにsフックを通すだけで摩擦が増えてずれにくくなります。この方法はインスタグラムやTikTokでも「知らないと損」として拡散されているシンプルな固定テクニックです。100均のどこにでもある輪ゴムで解決できるのがポイントです。
横ぶれが気になる場合は対策が変わります。
ダイソーの「横ぶれしにくいS字フック」は二重構造によってブレを抑える設計になっており、1個110円ながら実用性が高い商品です。また、ベルトでしっかりとまるS字フックは面ファスナーでポール自体に固定するため、原理的にズレが発生しません。定位置をきちんと決めたい場合にはこのタイプが最適です。
sフックのずれ防止が条件です。
なお、金属製のsフックをそのまま使うとポールやバーに細かな傷がつくことがあります。気になる場合はコーティング済みのフックを選ぶか、ポール側に100均のテープ素材や滑り止めマットを巻いておくと、ポールを長く美しく保ちやすくなります。
sフック単体での活用は多く紹介されていますが、あまり語られていないのが「sフックを組み合わせのハブとして使う」という考え方です。sフックを単なる「引っかけるもの」として使うのではなく、複数の100均アイテムをつなぐ「接続パーツ」として活用すると、収納の可能性が大きく広がります。
sフック+つっぱり棒の3段活用
つっぱり棒を2本平行に設置してその間にワイヤーネットを渡す、というのは知られたアイデアですが、そのワイヤーネットのメッシュ部分にsフックを複数かけることで、さらに吊るす収納を追加できます。1本のつっぱり棒から始まるこの「3段構造」は、キッチンの吊り戸棚下・洗面台下・クローゼット内など縦の空間が余っている場所で特に効果的です。
カラビナ+sフックのハイブリッド固定
ダイソーやセリアで購入できるカラビナとsフックを組み合わせると、バッグの持ち手が細くsフックに直接引っかからない場合でも対応できます。カラビナをバッグ側に、sフックをポール側にセットして組み合わせることで、ポーチ・ミニバッグ・アウトドアアイテムなど幅広いアイテムに対応した吊るす収納が完成します。
高さの統一で見た目も整える
複数のsフックを使うときに一工夫するだけで収納の見た目が大きく変わります。それはフックをかける高さを「2段階」に統一することです。例えばクローゼット内で、上段に大きいバッグ・下段に小物という配置を決めると、統一感が生まれてごちゃつきが解消されます。同色のsフックでまとめれば、見せる収納としても十分なクオリティになります。
同じ色でそろえるのが基本です。
ここで役立つのが、ダイソーの「スワン型S字フック」(8個入り110円)です。8個まとめて入っているため、クローゼット全体でフックの色や形を統一しやすく、収納全体に一体感が生まれます。100均ながら1個あたり約14円という圧倒的なコストパフォーマンスも魅力です。
RoomClip mag|S字フックの活用アイデア集。洗面台・クローゼット・キッチンなどの実例写真が多数掲載されています

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