

リモコンをスタンドに収納しているのに、リビングが生活感だらけになっている——そんな経験はありませんか。
プラスチック製のリモコンスタンドより、木製のほうがインテリアになじみやすい——これは収納好きに共通する感覚です。実は100均、特にセリアとダイソーには、そのままリモコンスタンドとして使える木製グッズがいくつか揃っています。
セリアでよく見つかるのが「木製デスクラック 3ポケット」です。材質は天然木(合板)で、サイズは約縦7×横13.8×高さ12cm。はがきを2枚横に並べたほどの横幅感です。ポケットが3つに仕切られており、テレビ・エアコン・照明のリモコンをまとめて立てられます。カラーは自然な木の色味で、そのままリビングに置いても浮きません。
同じくセリアには「ウッドスタイルスタンド」という木目調スタンドもあります。これはリモコンが2〜3本入るコンパクトなサイズで、税込110円。木目調のプリントが入ったプラスチック製ですが、見た目は木製に近く、インテリアとの親和性が高いと実際に使用したユーザーからも好評です。
ダイソーには「木製ブックエンド」があり、これをそのままリモコン立てとして流用するアイデアも人気です。サイズは約10cm×12.1cm×9.7cm(小)で、単品では仕切りがないためリモコンが倒れやすいですが、2個向かい合わせにするだけで安定したスタンドになります。これは使えそうです。
選ぶときに確認したいポイントは「ポケット内の奥行き」です。エアコンのリモコンは厚みが1.7cm前後のものが多く、照明用は1.5cm程度です。ポケット幅が3cm以上あれば大半のリモコンはすっきり収まります。購入前にリモコンの最大幅を測ってから選ぶのが基本です。
セリアの木製デスクラックやウッドスタイルスタンドの詳細情報はこちらが参考になります。
【セリアのリモコン収納グッズ】おしゃれな木目調スタンドの使い方レポート(HugKum)
100均の木材だけでリモコンスタンドを自作するのは、思っているよりずっと簡単です。材料費は合計300〜500円程度に収まります。
基本的な材料は、杉板(幅85mm×厚み10mm)と薄いベニヤ板(厚み4mm)です。どちらもダイソーやセリアの木材コーナーで手に入ります。杉板はA4用紙の短辺(約21cm)ほどの幅感で、のこぎりで切りやすい柔らかさです。
作り方の大まかな流れは次のとおりです。
やすりがけは仕上がりの差が最も出るポイントです。まず荒削り用の80番のサンドペーパーで板の断面や角をならし、次に120番で全体をなめらかにします。やすりがけを省略すると、塗料がムラになりやすく、木のトゲで手を傷つけるリスクもあります。
塗装はダイソーの「ナチュラルミルクペイント(ブラック)」やセリアの水性ニスが人気です。刷毛で薄く1〜2回塗り重ねるだけで、カフェ風やアンティーク風の仕上がりになります。乾燥は1時間程度が目安です。
つまり、工具はのこぎり・木工ボンド・刷毛・サンドペーパーの4つだけあれば完成します。これも100均で一通りそろうため、追加出費なしで完結できる点が魅力です。
DIYでの木製リモコンスタンド制作の詳細な手順と材料サイズはこちらが参考になります。
【DIYで作る】おしゃれな木製リモコンスタンドの作り方(しろあざらしDIYブログ)
100均の木材は切り口が荒く、塗装前の下処理を省くと完成品の質感が大きく落ちます。これが原因で「手作り感が出すぎた」と感じるケースが多いのです。
やすりがけの目的は大きく2つあります。1つ目は木材の断面や角の「バリ(トゲ)」を取り除くこと、2つ目は塗料の食いつきをよくすることです。つるつるの木面に塗料を乗せると、乾燥後にペリペリとはがれやすくなります。やすりで表面に細かい傷をつけておくことで塗料が定着しやすくなります。
やすりの番号は「80番→120番」の2段階が基本です。80番はやや粗く、ザラついた断面を削り取るのに向いています。120番は仕上げ用で、全体をさらっとなでるだけで触り心地が格段に良くなります。やすりがけは、全工程の中で最も時間をかけるべき作業です。
塗装の色選びもインテリアへの馴染みを左右します。
塗料を2回以上重ねる場合、1回目が完全に乾いてから2回目を塗ることが条件です。乾燥途中で重ね塗りをすると表面に気泡や剥がれが起きやすくなります。乾燥時間は水性塗料で1時間前後、ニスで2〜3時間を目安にしてください。
塗装後にさらに120〜240番のやすりで軽くなでる「中研ぎ」をすると、ざらつきが取れてより滑らかな仕上がりになります。ここまでやると、市販品と見分けがつかない質感が出ます。
リモコンスタンドをテーブルの上に置くと、どうしても生活感が出ます。収納を極めるなら「見えない場所に置く」発想が重要です。
最も効果的なのが「テーブル下への設置」です。ダイソーの木製ブックエンドや小型の木製スタンドを、テーブル裏側に超強力両面テープや布テープで固定する方法です。座ったときに手が届く高さに設置すれば、リモコンを取り出す動作も自然になります。テーブルの上は完全に広くなります。
カラーボックスの側面への設置も人気の方法です。セリアの木製デスクラックを魔法のテープ(超強力両面テープ)でカラーボックスの側面に貼り付けると、真正面から見ても全く気づかない収納が完成します。実際にセリアの木製デスクラックをニトリのカラーボックスに設置した実例では、上にトレーを置くより「圧倒的にスッキリ見える」との声が多いです。
壁への設置は「壁にスッキリ収納できる 両面テープフック(セリア)」を活用する方法です。耐荷重は約800gあるので、一般的なリモコン(約80〜150g)なら余裕で支えられます。これはニトリやIKEAで代替品を探す必要がありません。
設置場所を選ぶときのポイントは「取り出しやすさ×見えにくさ」のバランスです。
リモコンの「定位置」を決めることで、家族全員が迷わず取り出せるようになります。定位置が決まれば問題ありません。木製スタンドを1つ作るだけでなく、部屋ごとに使い分けると収納の完成度が一気に上がります。
リモコン収納のさまざまな実例写真はこちらで多数確認できます。
100均木製グッズを使ったリモコンスタンドは手軽で便利ですが、いくつか注意点があります。知っておくだけで無駄な出費や作り直しを防げます。
落とし穴1:赤外線の方向を確認しないまま設置する
木製スタンドにリモコンを「ボタン面が後ろ向き」に収納してしまうと、スタンドから抜かずにそのままボタンを押せません。エアコンや照明など「抜かずに操作したい」リモコンを収納する場合は、赤外線センサー(リモコン先端部)がテレビやエアコン本体に向く角度になっているか確認してから設置場所を決めましょう。
落とし穴2:木工ボンドが乾く前に動かしてしまう
DIYで組み立て中にボンドが生乾きのままスタンドを動かすと、接合部がズレて歪んだまま固まります。木工ボンドの完全硬化は約24時間かかります。仮固定にはマスキングテープや輪ゴムで固定し、触れないで24時間放置するのが原則です。
落とし穴3:エアコンリモコンのサイズを測らずに購入する
エアコンのリモコンは機種によって厚みが異なり、特に日立・パナソニックの大型モデルは厚みが2cm以上あるものもあります。100均のスタンドはポケット幅が1.5〜2cm程度のものが多いため、厚みの大きいリモコンが入らないケースがあります。セリアの木製デスクラックでも実際にエアコンリモコンがギリギリだったという声があるため、購入前にリモコンの厚みを確認することが必須です。
サイズを確認する手順は「リモコンの幅(最も厚い部分)をメジャーで測る→スタンドのポケット幅と照合する」の1ステップで完了します。スタンド選びの前に、この確認をメモしておくだけで失敗を防げます。
リモコン収納ラックの選び方とサイズ比較はこちらが参考になります。
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