

パンツをハンガーに掛けるとき、裾を上にしている人が9割以上いますが、それがシワの原因になっています。
ニトリのパンツ用ハンガーは、大きく分けて「すべりにくいスラックスハンガー(ラミー)」「すべりにくいスカートズボン5段ハンガー(ラミー)」「すべりにくいスカート・スラックス ピンチ付き4段ハンガー(ラミー)」の3タイプが主力ラインナップです。
まずすべりにくいスラックスハンガー(ラミー)は、シンプルな1本バータイプで、サイズは幅34×奥行0.7×高さ15.5cm、重量約110g。3本組で299円(税込)という圧倒的なコストパフォーマンスが特徴で、9本組・12本組のまとめ買いセットも展開されています。クローゼットのパイプにそのまま通せる薄型設計で、スペースを圧迫しません。スチール製のバーにはすべり止めコーティングが施されているため、ツルっとしたスラックス素材でもほとんど落下しません。これはコスパ最強の選択肢です。
次にすべりにくいスカートズボン5段ハンガー(ラミー)は、価格499円(税込)で、サイズは幅40.2×奥行4×高さ45cm、重量約430gのスチール製。はしごのような形に5本のバーが並んでおり、1本につきパンツ1着(薄手なら2着)を掛けられます。バーは1本ずつ取り外せる設計で、掛け外しがスムーズ。階段状に収まるため、どのパンツがどこにあるか一目でわかります。つまり「見える収納」が完成する商品です。
すべりにくいスカート・スラックス ピンチ付き4段ハンガー(ラミー)は、クリップ式で4本分を収納できる中間モデル。ピンチが上下に曲がる設計で吊り下げが簡単で、スカートにも対応しています。スカートとパンツが混在するクローゼットをお持ちの方に向いています。
| 商品名 | 価格(税込) | 収納本数 | 素材 |
|---|---|---|---|
| すべりにくいスラックスハンガー(ラミー)3本組 | 299円 | 1本/1本 | スチール |
| すべりにくいスカートズボン5段ハンガー(ラミー) | 499円 | 最大5本 | スチール |
| すべりにくいスカート・スラックス ピンチ付き4段ハンガー | 店舗価格参照 | 最大4本 | スチール |
どれも「すべりにくい」という名前が示す通り、バー部分に滑り止め加工が施されているのが共通の強みです。ハンガーの種類に迷ったときは、まずこの3つを比較することから始めましょう。
ニトリ公式の商品ページでスペック・価格・レビューを確認できます。
ニトリネット公式 ズボン・スカートハンガー一覧ページ(最新の価格・在庫を確認できます)
実は、パンツをハンガーに掛けるとき「裾を下・ウエストを上」にしている方がほとんどです。しかしこれは逆で、シワをつけてしまう原因になります。
正しい向きはウエスト側を下・裾を上です。パンツの中でもっとも重さがあるウエスト部分を下に向けることで、重力がそのままシワを引っ張る力として働きます。穿きジワや折れ跡が重力によって自然に伸びていく、という仕組みです。これが基本です。
さらに、バータイプのハンガーを使う場合、「2つ折り掛け」だけでなく「クロス掛け」と呼ばれるテクニックも効果的です。まず片方の裾をバーに引っ掛けて、次にもう片方の裾をその上から被せるように重ねます。こうすると生地同士の摩擦でズリ落ちが起きにくくなり、ウエスト部分がさらに下に位置するためシワの伸びが最大化されます。また、ウエストと裾が空気に触れる面積が広くなるため、湿気が逃げやすいというメリットもあります。これは使えそうです。
クリップ・ピンチタイプを使う際は、スラックスの折り目(センタープレスライン)やサイドの縫い目に合わせてまっすぐ伸ばし、裾を上向きにしてクリップで挟むのがポイントです。折り目がズレた状態で挟んでしまうと、クリップ跡や斜めジワが生じることがあります。掛ける前に一度ズボンを広げて、折り目を確認する習慣をつけるだけで仕上がりが大きく変わります。
スラックスの折り目をシャープに保ちたい方にはスチームの活用も有効です。掛けた状態でスチームアイロンを10〜15cm離してあてることで、折り目が復活します。スチームアイロンを持っていない場合は、霧吹きで軽く湿らせてからドライヤーの温風を当てるだけでも代用可能です。
パンツの正しい保管・収納方法について、スーツブランド「LEON」の詳しい解説が参考になります。
LEON.JP「パンツが落ちない正しいハンガーの使い方とは?」(ウエスト下掛けとクロス掛けの図解あり)
収納を極めたい人に特に注目してほしいのが、499円の「すべりにくいスカートズボン5段ハンガー」を使ったクローゼット整理術です。
このハンガー1本で最大5着のパンツを収納できます。例えば、これまでパンツ5本を収納するのに5本のハンガーとそれぞれのポールスペースが必要だったとすると、同じ量がハンガーポール上のわずか1本分のスペースに収まる計算です。スペース効率が5分の1になる、ということです。
バーが階段状に配置されているため、どのパンツがどの段にあるかが一目でわかります。「クローゼットを開けたら目当てのパンツが見つからない」というストレスが消えるのは大きなメリットです。また、バーは1本ずつ取り外せる構造なので、パンツを掛けるときに隣のパンツに引っかかることがありません。出し入れの手間が大幅に減ります。
使い方のコツは1段に掛けるのを3本までにとどめることです。5段すべてに掛けると手前から見たとき後ろのパンツが隠れてしまい、視認性が下がります。5段ある設計ですが、ユーザーの実体験では「3本まで使うのが取り出しやすさの限界」という声が多く見られました。厚みのあるデニムやウールのパンツは1段に1本、薄手のスラックスなら1段に2本かけるなど、素材に合わせて調整すると快適に使えます。
また衣替えのシーズンに、夏物・冬物でハンガーを色違いで分けて使う方法も実用的です。見た目の統一感を保ちながら、季節ごとに取り出す場所が明確になるので、うっかり季節外れのパンツを履いてしまうミスを防げます。
ニトリの5段ハンガーがSNSで話題になった理由の1つが、パンツ以外への転用です。衣類収納専用品のはずが、思わぬ使い方で人気に火がつきました。
最も注目を集めたのがゴミ袋の収納への活用です。5段ハンガーのバーはすべり止めコーティングされており、ツルツルした袋素材でもズリ落ちません。幅40.2cm(はがきの横幅が10cmなので、その約4倍の幅)と広めの設計なので、大きめのゴミ袋もそのまま掛けられます。バーを1本ずつ外せる構造を活かし、サイズ別のゴミ袋を段ごとに分けて掛けておけば、必要なサイズをすぐ取り出せます。収納の観点では優秀です。
冷蔵庫の側面などにマグネットフックで取り付ける方法も人気ですが、1つのマグネットフックでは重さ約430gに耐えられず落下することがあります。マグネットフックを2個以上使うか、しっかり固定されたフックに掛けるようにしましょう。
ほかにも以下のような活用例がSNSで紹介されています。
- マスキングテープをバーに並べてかける(テープの種類が一目でわかるデスク収納に)
- キーホルダーや小物アクセサリーをバーに掛ける
- 予備のキッチンタオル・ふきんをかける
- スカーフやネクタイの収納に転用する
ニトリ5段ハンガーのゴミ袋収納活用について詳しく取り上げた記事です。
grape「ニトリで見つけた『すべりにくいハンガー』 思わぬ活用法に」(ゴミ袋収納の手順と注意点が写真付きで解説されています)
収納にこだわる人の間で必ずといっていいほど比較されるのが、ニトリのスラックスハンガーと「MAWAハンガー」です。両者を比べることで、ニトリを選ぶべき場面が明確になります。
MAWAハンガー(パンツ用シングルタイプ)は1本あたり約500〜700円が相場です。対して、ニトリの「すべりにくいスラックスハンガー(ラミー)」は3本組299円なので、1本あたり約100円。単純計算でMAWAの約5〜7倍もコストが違います。10本揃えようとすると、ニトリ約1,000円に対しMAWAは約5,000〜7,000円という差になります。痛いですね。
機能面ではMAWAハンガーの方がフックの可動域が広く、クローゼットのパイプ径に対する汎用性が若干高いと言われています。ただ実用レベルでは、ニトリのラミーシリーズも「滑り落ちない」という基本機能を十分満たしているという評価がほとんどです。収納系のユーザーレビューでは、「MAWAとニトリを混用していたが、見た目を揃えるためニトリに統一した」という声も見られます。
判断のポイントは何本揃えるかです。30〜50本単位で揃えるなら、差額は数千円規模になります。クローゼット全体のハンガーを一気に統一したい場合は、ニトリのまとめ買いセット(9本組・12本組)がコストを抑えつつ見た目も揃えられる最善策です。ニトリ一択が条件です。
一方で、特にビジネス用のウール素材スラックスを長期保管する場合など、品質にこだわりたい場面ではMAWAハンガーを選ぶ価値があります。日常使いにはニトリ、大切な1着にはMAWAと使い分けるのが賢い選択です。
MAWAハンガーとニトリハンガーの詳細な比較記事です。
angeluxes「マワ・ニトリ・カインズのパンツハンガー比較!」(フック形状・滑り止め性能・価格差を詳しく比較しています)

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