クローゼットケース無印で収納を極める完全ガイド

クローゼットケース無印で収納を極める完全ガイド

クローゼットケース無印で収納を極める完全ガイド

深型ケースばかり選ぶと、収納量が逆に3割以上減ることがあります。


📦 この記事でわかること
📐
正しいサイズの選び方

奥行き・幅・高さの3ステップで、クローゼットにぴったり合うケースを選ぶ方法を解説します。

🔢
深・大・小の使い分け

高さ30cm・24cm・18cmのケースに何を入れるべきか、衣類の種類別に詳しく紹介します。

🛞
キャスター・仕切り板などの活用術

別売りオプションを使いこなすことで、収納効率がさらに上がるテクニックを紹介します。


クローゼットケース無印の種類とサイズ一覧:まず奥行きで絞る


無印良品のポリプロピレン収納ケースは、店頭に行くと種類が多すぎて迷ってしまいがちです。ただ実際には、衣類収納用の引き出し式ケースは大きく4シリーズに分かれており、まず「奥行き」で絞り込むのが最初の一手です。


| シリーズ名 | 幅 | 奥行き | 用途の目安 |
|---|---|---|---|
| 衣装ケース | 約40cm | 約65cm | 押入れウォークインクローゼット |
| クローゼットケース | 約44cm | 約55cm | 一般的なクローゼット |
| 収納ケース・横ワイド | 約55cm | 約44.5cm | 棚板の上・狭い奥行き |
| 収納ケース | 約34cm | 約44.5cm | 省スペース・細かい収納 |


一般的な住宅のクローゼット(奥行き約55〜60cm)に最もフィットするのが「ポリプロピレンクローゼットケース」です。幅44cm×奥行55cmという設計は、クローゼットの幅が一定でない場合でも扱いやすいよう意図的に設計されています。つまり、クローゼット専用と覚えておけばOKです。


クローゼットケースを2個横に並べると幅が88cm(44×2)になります。一般的な1間(いっけん)サイズのクローゼット幅は約91cmなので、2個並べても約3cmの余裕が生まれ、ぴったり収まります。これはA4用紙の短辺(21cm)の約1/7程度の隙間で、ほぼフラットに見えます。並べたときの見た目のスッキリ感は格別です。


一方、奥行き65cmの衣装ケースをクローゼットに置いてしまうと、クローゼットの扉が閉まらなくなるケースがあります。購入前に奥行きの測定は必須です。


参考:無印良品公式サイトのポリプロピレン収納ラインアップ(サイズ・価格・積み重ね段数の詳細確認に)
ポリプロピレン収納 | 無印良品


クローゼットケースの深・大・小の違い:衣類別に最適な高さを選ぶ

クローゼットケースは高さが「深(30cm)」「大(24cm)」「小(18cm)」の3種類あります。価格は深が1,790円、大が1,490円、小が1,190円(いずれも税込)です。「大は小を兼ねる」と考えて深型ばかり選ぶのは要注意です。


「深型(高さ30cm)」は内寸が約24.5cmです。これはセーターを畳んだときの高さ(約22〜25cm)にほぼ対応しており、ボリュームのある冬物ニット・厚手のスウェット・メンズのデニムを立てずに重ねて入れる用途に向いています。反面、Tシャツや下着のような薄手の衣類を入れると上部に大きな空洞ができ、衣類が崩れやすくなります。


「大(高さ24cm)」は内寸が約18.5cmで、汎用性が最も高いサイズです。Tシャツ・カットソー・レディースのボトムスなら立てて収納したとき、引き出しの高さにほどよく収まります。洋服を立てて収納するコツは、ケースの高さに合わせてたたんだあと、本を棚に差し込むように並べること。こうすると一目で色や種類が見分けられます。これは使えそうです。


「小(高さ18cm)」は内寸が約12.5cmで、下着・靴下・ハンカチ・タンクトップの収納に最適です。薄手のアイテムをたくさん入れても引き出しの中で崩れにくく、別売りの「ポリスチレン仕切板」を組み合わせるとさらに整理しやすくなります。積み重ね可能段数は最大8段と、3サイズ中で最も多く積めるのも小の特徴です。


🔑 高さの使い分けまとめ


- 🧥 深(高さ30cm):厚手ニット・スウェット・メンズデニム
- 👕 大(高さ24cm):Tシャツ・カットソー・レディースボトムス(最も汎用性が高い)
- 🧦 小(高さ18cm):下着・靴下・ハンカチ・薄手インナー


積み重ね段数のルールも覚えておく必要があります。深は最大6段、大は最大7段、小は最大8段が上限です。これを超えると底ケースに過剰な荷重がかかり、変形や破損の原因になります。クローゼットの天井まで積み上げたくなりますが、安全面から胸の高さ(約100〜110cm)までが実用的な上限です。


参考:無印良品スタッフによる衣装ケース選び方・組み合わせ例解説
【無印良品】衣装ケースの選び方&組み合わせ例&サイズ一覧表(片づけものさし)


クローゼットケースの収納術:立てる収納・仕切り板・組み合わせの実践テク

クローゼットケースの収納力を本当に引き出すには、「入れ方」と「組み合わせ方」の両方を最適化する必要があります。


まず「立てる収納」について説明します。衣類を平積みにすると、下の服を取り出すたびに上が崩れ、毎回積み直す手間が発生します。一方、衣類をケースの高さに合わせてたたみ、本のように縦に並べると全アイテムが一目で見渡せます。これが基本です。


立てる収納を安定させるために便利なのが、無印良品の「ポリスチレン仕切板」です。


| サイズ | 外寸 | 価格(税込) | 用途例 |
|---|---|---|---|
| 大 | 約幅32.5×奥行11×高さ21cm | 390円 | クローゼットケース・大に2枚 |
| 中 | 約幅32.5×奥行11×高さ16cm | 290円 | クローゼットケース・小に2枚 |


仕切板をケース内に2〜3枚立てて等間隔に並べると、引き出しの中が小さなポケット状に区切られます。衣類が少ない時期でも倒れにくくなるため、季節の変わり目の「スカスカ問題」が解消されます。意外ですね。


次に、サイズの組み合わせについてです。たとえば高さ約96cmのクローゼットに2列設置する場合、「深(30cm)+大(24cm)+小(18cm)+小(18cm)=合計90cm」という組み合わせで、天井までの空間をほぼ無駄なく使えます。6cmきざみで高さが設計されているため、足し算で目標の高さを作れるのが無印良品の強みです。


さらに、異なるシリーズ同士を横に並べることも一応は可能ですが、奥行きが違うと前面が揃わず見た目が凸凹になります。同一シリーズで揃えることが、見た目のスッキリ感と収納効率の両面で有効な選択です。


クローゼットケースにキャスターを付ける:奥行き活用の盲点

クローゼットケースには、別売りの「ポリプロピレン用キャスター(税込590円/4個セット)」を取り付けることができます。知っている人は知っているこのオプションですが、活用できている人は意外と少ないです。


キャスターを使うメリットは大きく2つあります。1つは奥行きのある収納スペースを前後2列で使えるようになること、もう1つは季節の衣替えや掃除のときにケースごと引き出して移動できることです。


具体的な使い方を説明します。クローゼットのハンガーポール下には多くの場合、50〜60cm程度のデッドスペースが縦に生まれています。ここにキャスター付きのクローゼットケースを前後2列置くことで、収納量をほぼ2倍にできます。前列は普段使い、後列は季節外の衣類やストック品という使い分けが自然にできます。


ただし注意点があります。キャスター取り付け時の耐荷重はケース1段あたり約3.5kgと、通常時(7kg)の半分になります。重いニットや厚手のジーンズを大量に入れた状態でキャスターに乗せると、底部が変形するリスクがあります。キャスター使用時は1段あたり3.5kgを目安に収納量を調整しましょう。


🔑 キャスター活用時のチェックポイント


- ✅ 1段あたりの収納量は約3.5kg以内に抑える
- ✅ 前後2列配置で収納量を約2倍に
- ✅ 移動前に引き出しが完全に閉まっていることを確認する
- ✅ 床材がフローリングの場合、傷防止マットを敷くと安心


無印良品公式の「動かせる収納」に関する記事でも、キャスターを活用した奥行き利用のアイデアが紹介されています。


無印クローゼットケースの処分は粗大ゴミより「店頭回収」が賢い選択

収納を見直す際に見落とされがちなのが、古いケースの処分コストです。実は、無印良品のクローゼットケースは自治体の粗大ゴミに出す必要がありません。


無印良品は2023年2月から、全国のほぼすべての店舗(一部の駅構内店舗を除く)で「プラスチック収納の店頭回収」を無料で実施しています。対象は購入時期・破損の有無・購入した店舗を問わず、無印良品が販売するポリプロピレン/ポリエチレン素材の収納用品全般です。衣装ケースのような大型収納も含まれます。


自治体によってはプラスチック製の大型収納を粗大ゴミとして処分する場合、1点あたり数百円〜1,000円程度の手数料がかかります。無印良品の店頭回収を利用すれば、この費用が完全にゼロになります。これは得ですね。


回収されたプラスチックは資源として再利用されます。無印良品の新しい製品の一部に再生原料として使われるほか、リユース可能なものはReMUJIプロジェクトを通じて別の商品として再販される仕組みです。


手順はシンプルで、不要になったケースを最寄りの無印良品店舗に持参するだけです。分解する必要もなく、汚れがあっても問題ありません。引っ越しや衣替えのタイミングでケースを入れ替えたいと思ったら、まず近くの無印良品店舗を確認してみることをおすすめします。


参考:無印良品公式サイトによるプラスチック収納の店頭回収についての解説




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