延長コード収納に100均グッズを使ったすっきり整理術

延長コード収納に100均グッズを使ったすっきり整理術

延長コード収納を100均で極める!正しい方法と火災リスク回避術

延長コードをきれいに収納しようとケーブルボックスにまとめた瞬間、火災リスクが3倍以上に跳ね上がることがあります。


この記事でわかること
🛒
100均おすすめ収納アイテム

ダイソー・セリア・キャンドゥで買えるコード収納グッズを目的別に紹介。110円〜220円で部屋がすっきりします。

🔥
知らないと危ない収納NG行為

コードを束ねたまま使うと発火の原因に。NITEが警告する「やってはいけない3つの収納ミス」を解説します。

安全でおしゃれな収納の正解

使用中・未使用時それぞれの正しい収納法と、100均DIYアイデアを具体的に紹介します。


延長コード収納で100均ケーブルボックスを使う前に知っておくべきこと


「延長コードをおしゃれに隠したい」と思ったとき、まず頭に浮かぶのが100均のケーブルボックスでしょう。ダイソーでは「コードタップ収納ケース(ホワイト)」が110円(税込)、「ケーブルボックス(ブラック)」が220円(税込)で入手できます。セリアにも同様の「タップ収納ケース」があり、どれもコンパクトで見た目をすっきりさせる効果があります。


ただし、一つだけ先に覚えておきたいことがあります。


ケーブルボックスは、使い方次第で「収納の味方」にも「火災の種」にもなります。密閉性の高いボックスの中に延長コードと複数のACアダプターをまとめて入れると、熱の逃げ場がなくなります。これは「ジュール熱」と呼ばれる物理現象で、電流が流れるたびにコードが発熱し、通気のない箱の中では温度が異常上昇しやすくなるのです。


国の機関であるNITE(製品評価技術基盤機構)は「コードを束ねた状態で大きな電流を流すと放熱できずに発火することがある」と警告しており、実際に過去には束ねたコードからの発火事故が複数報告されています。つまり、収納グッズを使いこなすには「どのグッズを使うか」よりも「どう使うか」のほうが重要です。


100均グッズを正しく活用するための第一歩は、この前提を理解することです。


電気コードの火災リスクについては、NITEの公式情報が参考になります。


テーブルタップ・延長コード「束ねたコードの発火」注意喚起ポスター|NITE製品安全


延長コード収納で活躍する100均のおすすめグッズ一覧

100均のコード収納グッズには大きく分けて、「ボックス型」「クリップ・タイ型」「フック・カバー型」の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、場所と用途に合わせて使い分けるのがポイントです。


🗃️ ボックス型(隠す・まとめる)


| 商品名 | 店舗 | 価格(税込) | サイズ | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| コードタップ収納ケース(ホワイト) | ダイソー | 110円 | 8.5×9×24cm | 小型タップ・コンパクト収納 |
| ケーブルボックス(ブラック) | ダイソー | 220円 | 26×14.5×12.3cm | 3口タップ+充電器まとめ |
| タップ収納ケース | セリア | 110円 | 記載サイズ ※穴多め | 通気性を確保したい場合 |


セリアのタップ収納ケースは両サイドと背面に計5か所の穴が開いており、排熱性の面でダイソーの同価格帯より優れているという声があります。これは使えそうです。


🔗 クリップ・タイ型(束ねる・まとめる)


- コードクリップ(3個入)110円(ダイソー):内径23mmで、太めの延長コードにも対応。未使用時のコードをまとめるのに最適です。


- ワンタッチバンド(カラー6本)110円(ダイソー):カラーが6色入っているため、コードの種類別に色分け管理できます。


- ケーブルタイ(セリア)110円:繰り返し使える面ファスナー式。結束バンドのように一度きりにならず、取り外しが簡単です。


🪝 フック・カバー型(固定する・隠す)


- 可動式クリアコードフック110円(ダイソー):粘着テープで壁に貼るだけ。直径10mmのコードまで対応しており、デスク裏や壁沿いのコードをすっきり固定できます。


- 配線カバー110円(ダイソー):コードを壁に沿わせて固定するためのモール。両面テープつきで、床や壁に這わせた配線を見えなくします。


クリップ・タイ型は「未使用のコードをしまう」場面で非常に便利です。ただし、使用中のコードをきつく縛るのはNG。放熱を妨げるため、使用中は原則として束ねないことが基本です。


延長コード収納の100均ボックスを使うときのNG行為と安全な使い方

ケーブルボックスで延長コードを隠すと見た目はきれいになります。危ないのはここからです。「隠れているから大丈夫」という心理が、収納の落とし穴になります。


❌ やってはいけないNG行為3つ


① コードを束ねたまま通電する
余ったコードを丸めてボックスに入れたまま電源を入れる行為は非常に危険です。ジュール熱によってコード内部の温度が上昇し、被覆が溶けてショートする可能性があります。川崎市消防局も「束ねることで発熱した熱をうまく放熱できず、配線被覆が溶けてショートしてしまうことがある」と明確に注意喚起しています。


② 消費電力の大きい家電のコードを入れる
電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルなど、1000W以上の家電に使う延長コードはボックス収納に向きません。これらは通電中に大量の熱を発するため、密閉空間での収納は特に危険です。


③ ホコリをそのまま放置する
ボックスで覆うと掃除が行き届かなくなりがちです。コンセントとプラグの間にホコリが溜まり、湿気を帯びると「トラッキング現象」が起きて発火します。つまり「きれいに隠した」つもりが、掃除不足による火災リスクを高めていることがあります。


✅ 安全に使うための3つのルール


① 通気穴のある製品を選び、ACアダプターは外に出す:ボックス内に熱源をできるだけ減らすことが原則です。ACアダプターはボックス外に出して使いましょう。


② 定期的にボックスを開けて内部を確認する:月1回の目安でホコリを拭き取り、コードの被覆に焦げ・変形・亀裂がないかを確認します。


③ コードに余裕を持たせて収納する:ボックスのサイズに合わせてコードを無理に押し込まないことが大切です。コードが折れ曲がると断線のリスクが高まります。


ケーブルボックスの安全な選び方と使い方については、こちらの記事が詳しいです。


ケーブルボックスは危ないのでいらない?火災のリスクと安全な使い方・選び方|DINOS


延長コード収納を100均グッズで「使わないとき」に正しく保管する方法

普段使わない延長コードをしまうとき、「とりあえず巻いて引き出しへ」という方が多いでしょう。実はこの「巻き方」が断線の原因になることがあります。


コードをきつく折り曲げた状態で長期間保管すると、内部の銅線に繰り返しストレスがかかり、少しずつ断線が進行します。外から見えないため気づきにくく、久しぶりに使ったときにショートするケースも報告されています。


未使用コードの正しいしまい方の手順


1. 🔁 コードをゆるく「8の字」または「大きなわっか」状に巻く(直径20cm程度を目安に)
2. 📎 セリアのケーブルタイやダイソーのワンタッチバンドで軽くまとめる(きつく縛らない)
3. 📦 ファイルボックスや収納ケースに立てて収納する(寝かせると絡まりやすい)
4. 🏷️ ラベルやマスキングテープで「どの家電のコードか」を書いておく


「立てる収納」は断面がすっきり見えるため、引き出しや収納ボックスに入れたときに取り出しやすくなります。こんまり流の整理術でも、コードは立てて収納することが推奨されています。


ダイソーのファイルボックスは110円から購入でき、コードの立て収納に最適なサイズ感です。2個並べてコードの種類別に仕分けするのも手軽でおすすめです。


また、「未使用のコードを頻繁に取り出す」場合は、セリアのお箸収納ケースという意外なグッズが活躍します。深さがあるため5mの長い延長コードもすっぽり収まり、開口部が広くて出し入れしやすいと、RoomClipなどのインテリアSNSで話題になっています。


コードをまとめる際の絡まない巻き方について参考になるコンテンツはこちらです。


延長コード収納を100均DIYで「おしゃれに隠す」上級テクニック

「ただ隠すだけでなく、インテリアとして見せたい」という方には、100均グッズを活用したDIY収納が向いています。市販のケーブルボックスを買わなくても、110円前後のアイテムを組み合わせるだけで、おしゃれで機能的な収納スペースが作れます。


🛠️ おすすめDIYアイデア3選


① ダイソーのファイルボックス2個合わせ収納
ダイソーのファイルボックス(ハーフサイズ・110円)を2個向かい合わせて組み合わせると、ケーブルボックスとして使えます。ファイルボックスには側面に穴が開いていないため、ニッパーやカッターで「コード穴」を開けて仕上げます。コストはたった220円。既製品のケーブルボックスを買うより安価で、サイズも自由に調整できます。


② セリアのスチールクリップ+面ファスナーでデスク固定
セリアの「スチールクリップ」と「面ファスナー(両面粘着)」を組み合わせると、デスクの側面や裏に延長コードを固定できます。これにより、デスク上に置いていたコードが完全に見えなくなります。接着剤不要・穴あけ不要なので賃貸住宅でも使えます。


③ コードフック+マスキングテープで壁面すっきり収納
ダイソーの「可動式クリアコードフック(110円)」は、壁面に粘着して使うタイプです。フックを貼る前に、壁紙を保護するためにマスキングテープを下貼りすると、賃貸でも安心して使えます。複数のフックを等間隔で貼れば、テレビ裏の長い配線をまるでインテリア雑貨のようにすっきり整列させることができます。


どのDIYも共通して言えるのは、「使用中のコードを折り曲げない」「通気スペースを確保する」という安全の原則を守ることです。おしゃれさと安全性は両立できます。


セリアを使ったDIYケーブルボックスの作り方はこちらの動画が参考になります。


【100均DIY】セリアの商品だけで簡単&おしゃれなケーブルボックスを作る方法|YouTube


延長コード収納を100均グッズで場所別に使い分けるプロの視点

収納を極めたい人ほど見落としがちなのが「場所ごとの最適解」です。テレビ周りとデスク周りでは、コードの太さ・本数・使用頻度がまったく異なります。同じグッズを全部屋に使い回すのではなく、場所の特性に合わせてグッズを選ぶと、収納の完成度が格段に上がります。


📺 テレビ周り(本数が多い・動かさない)


テレビ裏は、HDMI・電源・レコーダーなど複数のコードが集中しやすい場所です。「ダイソーのケーブルボックス(220円)」に延長コードを入れ、その上にルーターなどを置くのが定番の使い方。デスク下コンセント収納グッズを壁際に設置して浮かせることで、ロボット掃除機が通れるようになるという効果もあります。


テレビ周りでは「配線カバー(110円)」を壁や床のコードに沿って貼ることで、ゴチャゴチャ感をほぼゼロにできます。白いカバーを使えば白い壁に溶け込み、存在感が消えます。


💻 デスク周り(頻繁に抜き差しする・見えやすい)


デスク周りは毎日スマートフォンやパソコンの充電をするため、コードの出し入れが頻繁です。コードフックをデスク裏に貼り付けて、使わないときだけコードを引っかける「一時置き収納」が便利です。


カラフルなワンタッチバンドで充電器の種類を色分けしておくと、「どれがどのコードか」で迷うストレスもなくなります。これは地味ですが効果大です。


🛏️ 寝室・リビング(見た目重視・インテリアに合わせたい)


寝室やリビングでは、見た目の統一感が優先されます。セリアのタップ収納ケースは穴が多くて通気性が高い上に、ナチュラルカラーで部屋に溶け込みやすい点が人気の理由です。ボックスの上にスマートフォンや小物を置けるため、「収納しながら充電スポットにする」という使い方もできます。


「場所ごとに最適なグッズを1つずつ選ぶ」という考え方が基本です。収納グッズを増やすより、適切なグッズを適切な場所に置くほうが部屋がすっきりします。


コンセント周りのごちゃごちゃを場所別に解決するヒントが詳しく紹介されています。


延長コードから発火する事故も 自宅の電源まわりを見直そう|家電 Watch(Impress)




山崎実業(Yamazaki) ケーブルボックス ウェブ L ホワイト 約W40×D15.5×H14.5cm 電源タップ ケーブル 収納 2707