トイレ収納キャビネットtotoの種類と選び方の完全ガイド

トイレ収納キャビネットtotoの種類と選び方の完全ガイド

トイレ収納キャビネットtotoの種類・選び方・設置で失敗しないための全知識

収納付きトイレに替えれば、トイレ内が片付くと思い込んでいるあなた、埋込タイプを後付けしようとして追加工事費が5万円以上かかった事例が続出しています。


この記事でわかること
🗂️
TOTOキャビネットの3タイプを徹底比較

ウォール・フロア・コーナーの特徴・サイズ・収納量を横断比較。自分のトイレに合うタイプがひと目でわかります。

💡
埋込vs露出タイプの選び方と注意点

埋込タイプは見た目スッキリな反面、後付け時に下地補強工事が別途必要になるケースがあります。事前確認すべきポイントを解説。

⚠️
設置後に後悔しないための失敗対策

湿気によるカビ、壁下地の強度不足、収納量の過信。実際の失敗事例から「買う前に確認すべきこと」をわかりやすく整理します。


トイレ収納キャビネットtotoの全ラインナップと各タイプの特徴


TOTOのトイレ用収納キャビネットは、大きく「ウォール収納キャビネット」「フロア収納キャビネット」「コーナー収納キャビネット」の3種類に分かれます。それぞれ設置場所、収納量、取り付け方法が異なるため、まずは自分のトイレの間取りに合ったタイプを把握することが第一歩です。


ウォール収納キャビネット(品番:UGW101Sなど)は、トイレの背面壁に取り付ける吊り戸棚タイプです。間口を750〜960mmの範囲で調節できる背面ウォール収納キャビネットは、トイレットペーパーを12個まとめて収納できます。ハガキのサイズ(約15cm×10cm)のロールが12個、一度に全部しまえるイメージです。生理用品4個・お掃除シート1個も同時に収納できるため、消耗品のまとめ買いをしても困りません。


フロア収納キャビネット(品番:UYC07Lなど)は、壁に固定しながらも床面に近い位置に設置するタイプです。スリムタイプのサイズは幅170×奥行142×高さ579mmと、文庫本2冊分ほどの奥行きに抑えられています。カウンター長さが550mmのスリムタイプと、1190〜1600mmまで対応できるワイドタイプがあり、紙巻器(トイレットペーパーホルダー)が一体になっているのが特徴です。立ち座りを補助できる「立座ラク棚仕様」になっており、高齢者のいる家庭にも向いています。


コーナー収納キャビネット(品番:UGW180Sなど)は、トイレのコーナー(壁と壁の角)を活かして設置するタイプです。サイズは幅182×奥行152×高さ800mmで、収納量はトイレットペーパー6個分。コーナーというデッドスペースを活用できるのが最大の利点で、扉の角がR形状のため圧迫感も軽減されています。つまり、設置場所に応じた3タイプの使い分けが基本です。







































タイプ 代表品番 サイズ(W×D×H mm) ペーパー収納目安 特徴
ウォール収納 UGW101S 750〜960×277×393 12個 背面壁に吊り下げ、間口調節可能
フロア収納(スリム) UYC07L/R 170×147×599 6個 紙巻器一体型、立座ラク棚
フロア収納(ワイド) UYC11LS 360×147×599 12個 カウンター最大1600mm対応
コーナー収納 UGW180S 182×152×800 6個 コーナーのデッドスペース活用


収納量は多いほど良いとは限りません。ペーパー12個収納のウォールタイプでも、間口が750mm以下のトイレには設置できないため、まずトイレの間口寸法を実測することが先決です。


参考:TOTOトイレ収納キャビネットの種類と仕様詳細はTOTO公式ページで確認できます。


収納キャビネット | アクセサリー | 商品情報 | TOTO株式会社


トイレ収納キャビネットtotoの埋込タイプと露出タイプの違いと選び方

TOTOの収納キャビネットには、「埋込タイプ」と「露出タイプ」の2種類が存在します。これが選び方で最も悩むポイントです。


埋込タイプは、キャビネット本体を壁の中に埋め込んで設置します。壁面からの出っ張りがほぼなく、見た目がフラットでスッキリします。奥行きが実質的に壁の厚みの範囲に収まるため、狭いトイレでも圧迫感が出にくいのが大きなメリットです。ただし、壁に70mm前後の埋め込みスペース(埋込代)が必要なため、既存の壁を開口する工事が発生します。


露出タイプは、壁面に直接ネジで固定する取り付け方です。壁を大きく開口する必要がなく、石膏ボード壁でも専用アンカーを使えば設置できる製品もあります。工事の手間が少ない分、後付けリフォームに向いています。ただし、キャビネット本体が壁から飛び出る分(奥行き140〜160mm前後)、トイレの有効幅が狭くなります。


これは使えそうです。どちらを選ぶかは「リフォーム時期」と「壁の構造」で決まります。


新築や大規模リフォームのタイミングであれば、壁施工と同時に下地を入れられるため、埋込タイプが断然おすすめです。一方、すでに完成した壁に後から設置する場合、埋込タイプは壁の開口工事と下地補強が必要になります。TOTOの施工説明書でも「取付位置には壁裏に補強する」ことが明記されており、下地が不十分だと落下・けがのリスクがあります。


既存住宅への後付けでは、壁の下地補強工事が別途3万〜6万円程度かかるケースがあります。これが「思ったより費用がかさんだ」と後悔する原因になります。下地工事が必要かどうかは施工前に必ず業者に現地確認してもらうことが条件です。



  • 🏗️ 新築・大規模リフォーム時:埋込タイプ一択。壁施工と同時に下地を入れれば追加工事費はほぼ不要

  • 🔧 後付けリフォーム(壁構造が不明):まず業者に壁の下地確認を依頼。合板12mm以上の下地がなければ補強工事が必要

  • 🏠 賃貸や将来的に元に戻す可能性がある:露出タイプ+石膏ボード対応アンカーの組み合わせが現実的


トイレ収納キャビネットtotoの収納量を最大化するレイアウトの考え方

収納を極めたい人がやりがちなのが、「大きいキャビネットを1つ選べば解決」という発想です。しかし、実際のトイレ空間では設置できる場所が限られるため、複数タイプの組み合わせが収納最大化の近道です。


TOTOのキャビネットをうまく組み合わせる基本的な考え方は、「縦方向の空間を余らせない」ことです。フロア収納キャビネットはカウンター天板の高さが約600mm、ウォール収納キャビネットは高さ約390mmです。フロアキャビネットとウォールキャビネットを同じ壁面に設置する場合、床から約600mm(フロア)+約400mm(ウォール)=1,000mm分を収納エリアとして使えます。天井高2,400mmのトイレであれば、上部には別途小棚を追加する余地もあります。


コーナー収納キャビネットは高さ800mmの縦長設計になっています。コーナーという通常使われないデッドスペースに置けるため、他の収納と干渉しません。奥行き152mmは、スマートフォンの長辺(約16cm)とほぼ同じで、正面から見ると「壁にスッと沿っている」印象です。圧迫感がなく収納を増やせるため、狭いトイレにこそ向いています。


独自視点として注目したいのが、「収納に入れるものを先に決める」アプローチです。多くの人は「キャビネットを決めてからしまうものを考える」ですが、逆にするとサイズ選定がうまくいきます。例えば、トイレットペーパーを2ロール×6パック(12個)のまとめ買いにするなら、UGW101Sのウォール収納1台で全部収まります。一方、芳香剤・掃除道具・生理用品なども収めたいなら、ウォール収納(棚板可動式・2枚付)の棚位置を変えて仕切りを作る必要があります。「何をしまうか」を紙に書き出してから品番を選ぶと、過大購入や収納不足を防げます。



  • 📦 まとめ買いのトイレットペーパーを全収納したい → ウォール収納(UGW101S)1台でペーパー12個対応

  • 🧹 掃除道具・芳香剤も一緒に収納したい → フロア収納(ワイドタイプ)+棚板位置を高さ調整

  • 🔲 デッドスペースを活かしたい → コーナー収納(UGW180S)でコーナーを有効利用

  • 👴 高齢者・子どもがいる家庭 → フロア収納(UYC07L)の立座ラク棚で安全性を確保


棚板は可動式のものがほとんどです。収納するものの高さに合わせて棚位置を調整するだけで、使い勝手が大きく変わります。購入前に「収納したいもの一覧」と「その高さ寸法」をメモしておくと選びやすくなります。


トイレ収納キャビネットtotoのカラー選びと清潔感を保つメンテナンス術

TOTOの収納キャビネットのカラーラインナップは、ホワイト(#NW1)・ライトウッドN(#EL)・ダルブラウン(#MW)の3色展開が基本です。それぞれ白、明るい木目、落ち着いた茶系に対応しており、トイレの壁クロスやフローリングの色に合わせて選べます。


ホワイト(#NW1)は最もポピュラーな選択です。白いトイレ空間に馴染みやすく、清潔感を出しやすいのが特長です。ただし、汚れが目立ちやすいため、定期的な拭き掃除が必要です。ライトウッドN(#EL)は木目調の温かみがあり、ナチュラルインテリアとの相性が抜群です。ダルブラウン(#MW)は深みのある茶色系で、モダン・クラシックどちらのテイストにも合わせやすい色です。


カラーだけ覚えておけばOKです。次はメンテナンスの話です。


キャビネット内部の清潔を保つために見落とされがちなのが「湿気対策」です。特に埋込タイプは壁の中に設置されているため換気が難しく、梅雨〜夏にかけてキャビネット内に湿気がこもりやすくなります。木質製のキャビネット本体は、長期間湿気にさらされると内部からカビが発生するリスクがあります。扉を定期的に開けて換気する習慣をつけるだけで、カビの発生を大幅に抑えられます。月に1回、扉を全開にして5〜10分間換気するだけで十分です。


棚板には樹脂製(PP製)が多く使われており、食器用洗剤を薄めた液を布に含ませて拭き取ると汚れが落ちやすいです。扉の表面はコート紙製のものが多く、中性洗剤で拭いた後は必ず乾拭きして仕上げます。水分が残ったままにすると、表面の紙が剥がれる原因になります。これに注意すれば大丈夫です。


参考:トイレ空間の清潔を保つための収納・アクセサリー情報はTOTO公式ページが詳しいです。


収納付紙巻器 | アクセサリー | 商品情報 | TOTO株式会社


トイレ収納キャビネットtotoの設置費用と工事費の相場・失敗しない業者選び

TOTOトイレ収納キャビネットの本体価格は、スリムタイプで約20,000〜25,000円前後(税込)からスタートします。ウォールタイプやワイドフロアタイプは30,000〜45,000円前後が相場です。しかし本体価格だけでは済まないのが設置工事の現実です。


露出タイプの工事費込み価格は、リフォーム専門店での実績では19,900円(税込)〜という事例もあります。一方、壁を開口する埋込タイプの後付けには「壁開口・下地補強費」が別途3万〜6万円程度かかります。新築時であれば下地補強は造作工事の一環として数千円〜1万円程度で対応できますが、既存壁を後から開口するのは手間がかかるため割高になります。


痛いですね。見積もりを取る際には「工事費込みの総額」を必ず確認するのが原則です。「本体価格+標準工事費」で提示されているケースでも、下地補強・内装工事(壁紙補修など)が別途発生することがあります。


悪徳業者を避けるために、複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。リフォーム会社を探す際は、TOTO正規販売店や「TOTOリモデルクラブ店」に相談すると、製品知識が豊富な業者を見つけやすいです。



  • 💴 露出タイプ(後付け・シンプル施工):本体2〜4万円+工事費1〜2万円、合計3〜6万円程度が目安

  • 💴 埋込タイプ(後付け・下地補強あり):本体2〜4万円+下地補強・開口工事3〜6万円、合計5〜10万円程度

  • 💴 埋込タイプ(新築・大規模リフォーム同時施工):本体2〜4万円+壁施工費1〜1.5万円程度と割安


工事費を抑えるコツは「複数の工事をまとめる」ことです。トイレの壁紙張り替えや便器交換と同時に収納キャビネットの設置を依頼すれば、職人の出張費・養生費などの固定費を節約できます。


参考:TOTOリフォームの参考価格(工事費込み)はTOTO公式ページで確認できます。


トイレリフォームの参考価格 | リモデルライブラリー | TOTO株式会社




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