キッチンワゴンキャスター付きニトリで収納を極める選び方

キッチンワゴンキャスター付きニトリで収納を極める選び方

キッチンワゴンキャスター付きニトリで収納を極める完全ガイド

キャスター付きのキッチンワゴンをそのままフローリングで転がすと、退去時に数万円の補修費用を請求される可能性があります。


🛒 この記事でわかること
📦
ニトリ「トロリ」シリーズの種類と選び方

レギュラー・コンパクト・スリムの3サイズを徹底比較。収納したいものや設置スペースに合ったモデルが一目でわかります。

💡
キッチン以外でも使える活用アイデア

キャスター付きだからこそできる「移動する収納」。洗面所・リビング・在宅ワークスペースへの応用術を紹介します。

⚠️
床を傷つけないための正しい使い方

キャスターによるフローリング傷は借主負担になることも。知っておくべき対策グッズと注意ポイントを解説します。


キッチンワゴン「トロリ」シリーズのサイズと価格を比較する


ニトリのキャスター付きキッチンワゴンといえば、「スチールワゴン トロリ」シリーズが定番中の定番です。現在展開されているラインナップは、「レギュラー」「コンパクト」「スリム」の3種類で、それぞれ設置場所や収納量の目的が異なります。


まずサイズから確認しましょう。レギュラーは幅46×奥行31.5×高さ89cmで、ハガキを縦に並べて4〜5枚分の幅感覚。コンパクトは幅39×奥行30×高さ61cmと、レギュラーより背が低く、キッチンカウンター下にすっぽり収まるサイズ感です。スリムは幅44.5×奥行20.5×高さ89cmと横幅が約20cmで、冷蔵庫脇の5cm以上ある隙間スペースをそのまま活かせる薄型設計になっています。




























種類 サイズ(幅×奥行×高さ) 耐荷重(1段) 価格(税込)
レギュラー 46×31.5×89cm 5kg 約4,490円〜
コンパクト 39×30×61cm 5kg 約2,999円〜
スリム 44.5×20.5×89cm 5〜10kg 約3,990円〜


価格はいずれも3,000〜5,000円台と手が届きやすく、コンパクトは約3,000円から購入できます。つまり、試しやすい価格帯です。


カラーバリエーションも見逃せないポイントです。レギュラーとコンパクトはホワイト・グレー・ブラック・ベージュなどの定番カラーに加え、ニトリネット限定でダークブラウン・モカ・グリーン・ブルー・ローズなどのくすみカラーを含む計10色展開。近年のインテリアトレンドであるグレイッシュトーンとの相性も良く、キッチンや洗面所の雰囲気を選ばず馴染ませやすい点が高評価を得ています。


全段2.5cm間隔でバスケットの高さを調節できる機能も、他社製品との大きな差別化ポイントです。これが原則です。高さを調整することで、2Lペットボトルも立てて収納できますし、A4ファイルも斜めにならず縦置きができます。さらにレギュラーサイズには小物入れが付属しており、輪ゴムやクリップといった細かなアイテムも迷子になりません。


参考:ニトリ公式サイトのスチールワゴントロリシリーズ詳細ページ
ニトリネット「スチールワゴン トロリ」シリーズ一覧ページ


キッチンワゴンのキャスターが床を傷つける前に知る対策

キャスター付きのキッチンワゴンを購入したとき、多くの人はすぐにキッチンへ設置して移動を楽しみます。しかし見落としがちな落とし穴があります。それがフローリングへの傷の問題です。


ニトリ自身も公式FAQページで「床面の状況や素材に応じ敷物を敷いて使用してください。床にキズが付く原因となります」と明記しています。特にナイロン製や硬いポリプロピレン製のキャスターは、フローリング表面に帯状の筋傷や線状の凹み傷をつけやすく、これが厄介なのです。


賃貸住宅でキャスター付き家具を使って生じた傷は、国土交通省の原状回復ガイドラインでも借主の善管注意義務違反に該当する可能性があります。フローリングの部分補修は経過年数を考慮せず、補修費用の全額が借主負担になるケースもあります。傷が広範囲にわたると張り替え費用として2〜6万円の請求になることも珍しくありません。これは痛いですね。


対策として最も手軽なのが、キャスターの下にチェアマットや専用フロアシートを敷く方法です。100円ショップで入手できるフェルトパッドをキャスターに巻き付けるだけでも傷防止効果があります。また「キャスタースリッパ」と呼ばれる専用カバーを使うと、キャスターが回転しなくなるため傷がつきにくくなります。


もう一歩踏み込んだ対策として、ウレタン製や軟質ゴム製のキャスターへの交換もあります。ニトリのトロリシリーズはキャスターが取り外し可能な設計になっているため、ホームセンターで同径のソフトキャスターを購入して付け替えることができます。床の保護が条件です。設置場所の床材を確認してから、適切な保護対策を選んでください。


参考:フローリング総合研究所によるキャスター傷の解説と注意事項
キャスター家具による帯状のすり傷(フローリング総合研究所)


キッチンワゴンをキッチン以外で使う収納アイデア

「キッチンワゴン」という名称から、キッチン専用の収納家具だと思い込んでいる人が少なくありません。しかし実際には、キャスター付きで自由に移動できるこのワゴンは家中どこでも使える万能収納として活躍します。


まずキッチンでの基本的な使い方から整理しましょう。調理中に最もよく使う調味料や保存容器を上段にまとめ、使用頻度が低いストック食材(乾物・缶詰・インスタント食品など)を下段に収納するのが定番です。調理スペースの近くに引き寄せたり、食事の用意ができたらダイニングテーブル横へ移動したりと「動く作業台」として活用できます。


洗面所・ランドリーでの活用も収納上手の間では定番です。スリムタイプは洗濯機横の幅20cm程度のデッドスペースにぴったり収まり、タオルや洗剤のストック、掃除用具を一か所にまとめられます。掃除のときにワゴンごとずらせるので、洗濯機周りの床掃除がとても楽になります。


リビングでは「おやつワゴン」や「子ども用収納」としての活用が人気を集めています。絵本・おもちゃ・お絵かきセットなど、リビングに散らかりやすい子どものアイテムをワゴン1台にまとめれば、片付けの時間が大幅に短縮できます。子どもが「ここに戻す」という習慣をつけやすく、片付けのハードルが下がる点もメリットです。


在宅ワークスペースへの活用も注目されています。ノートパソコン・ファイル・文房具・ケーブル類をまとめておき、使わないときはデスクの横に収めておく「移動できるサイドデスク」として機能します。これは使えそうです。



  • 🍳 キッチン:調味料・保存容器・食材ストックをまとめた「作業ワゴン」として

  • 🧺 洗面所・ランドリー:タオル・洗剤・掃除グッズを集約、スリムタイプが特に便利

  • 🧸 リビング:子どもの絵本やおもちゃを入れた「おかたづけワゴン」として

  • 💻 在宅ワーク:デスク横の「移動できるサイドワゴン」として書類・PC周辺機器を整理


参考:RoomClipによるニトリ「スチールワゴン トロリ」の活用実例写真集
ニトリ キッチンワゴンのおしゃれな実例(RoomClip)


キッチンワゴンにNブランなどニトリ内製品を組み合わせて収納力を倍増させる

ニトリのトロリシリーズが他社製品と大きく異なる点のひとつが、専用オプションパーツの豊富さです。IKEA「ロースコグ」や無印良品「スチールパイプワゴンラック」はデザイン性や耐荷重で各自の強みを持っていますが、ニトリは「ワゴン本体+オプション+関連収納品」を組み合わせて収納力を拡張できる点で独自の強みを発揮しています。


オプションパーツの代表格が「バッグハンガー」です。支柱に差し込んでランドセルやトートバッグを吊り下げられるため、子ども部屋でのランドセル定位置づくりに活用されています。ランドセルの平均重量は約1.5〜2kgで、スリムの下段耐荷重10kgには十分収まります。ランドセルが定位置に収まるということですね。


「回転バスケット」オプションは、ワゴンのバスケット部分を横向きに引き出せるようにするパーツです。奥のものを取り出す際に下段に手を突っ込む必要がなくなり、特に下段に重いものを入れている場合でも楽に取り出せます。


さらに見逃せないのが、ニトリの他のシリーズ収納品との互換性です。「Nインボックス」や「Nブラン」シリーズのトレー・バスケットはトロリのバスケット内寸にぴったり合わせて設計されており、カゴの中をさらに仕切って細かく整理できます。大きなバスケットの中がごちゃつきやすいという収納の「あるある」問題を、ニトリの内製品同士の組み合わせで解決できる点が非常に実用的です。つまり、ニトリ内で収納系グッズを揃えると相乗効果が生まれます。


IKEAのロースコグと比較したとき、トロリは全段の高さを2.5cm刻みで変えられるのに対し、ロースコグは2段目のカゴのみ高さを動かせます。一方で耐荷重を見ると、IKEAロースコグが全体18kg(1段あたり6kg)なのに対し、ニトリトロリは全体15kg(1段あたり5kg)とわずかに少ない点には注意が必要です。重いものをたくさん入れる用途であればIKEAのほうが若干有利ですが、収納の柔軟性と関連収納品との組み合わせやすさはニトリが一歩リードしています。


キッチンワゴンを正しくキャスター付きのまま選ぶための独自視点チェックリスト

キャスター付きのキッチンワゴンを選ぶとき、多くの人はデザインや価格、サイズだけを比較して終わりにしてしまいます。しかし、実際の暮らしに落とし込んだとき「なんか使いにくい」と感じる原因の多くは、購入前に確認すべき細かいポイントを見落としているからです。ここでは、検索上位記事ではあまり触れられていない独自視点の確認事項をまとめます。


まず確認したいのが「ストッパーの有無と位置」です。ニトリのトロリシリーズはキャスター4つのうち2つにストッパーが付いており、不意にワゴンが動き出すのを防げます。しかしストッパーを踏んでロックするタイプは、手が使えない料理中に不便に感じることがあります。カインズのワゴンのようにキャスター側面にロックレバーがあるタイプのほうが操作性が高いという口コミもあり、どの程度「固定して使うか」「動かして使うか」をあらかじめ決めておくことが大切です。


次に、設置場所の通路幅も要確認です。ニトリのレギュラーは幅46cmあります。これはキャリーケース(Mサイズ)の幅とほぼ同じです。キッチンの通路幅が90cm以下の場合、レギュラーを置くと人が横を通りにくくなる可能性があります。設置予定スペースの幅を壁から壁まで計測してから購入する必要があります。スリムタイプ(幅約20cm)なら隙間収納として機能させやすく、通路を塞ぎません。


また、収納品の重さの合計にも注意が必要です。ニトリのトロリの1段あたりの耐荷重は5kgです。500mlペットボトル10本分の重さです。調味料・食材・食器をまとめて入れると意外と早く上限に近づきます。重いものを多く収納したい場合は、1段に集中させず、3段に分散させる工夫が長持ちの秘訣です。重さの分散が基本です。


加えて、満杯収納時の「押しやすさ」も盲点です。スチール本体+バスケット内の収納物の合計重量が10kgを超えると、キャスターが小径(ニトリは直径約3.5cm)であるため凹凸のある床やカーペット上では引っかかりやすくなります。フローリングのみで使用するなら問題ありません。カーペットエリアをまたぐ使い方なら、大径キャスター(直径6cm以上)の製品を別途検討することをおすすめします。



  • ストッパーの位置と操作方法を確認する(踏み込み式 or レバー式)

  • 設置通路の幅を事前に計測する(レギュラーは幅46cmある)

  • 1段あたりの耐荷重5kgを意識して収納量を計画する

  • 移動する床の材質を確認する(フローリング・カーペット・タイル)

  • 床保護グッズ(チェアマット・フェルトパッド)を同時に準備する


参考:SUUMO「フローリングが傷だらけ!賃貸の退去時にかかる費用は?」キャスター傷の責任範囲と対策




不動技研 ウッドテーブルワゴン WTW-3S ホワイト F2490