可動間仕切り収納の値段と種類・選び方完全ガイド

可動間仕切り収納の値段と種類・選び方完全ガイド

可動間仕切り収納の値段と種類・選び方完全ガイド

安い製品を先に買うと、後から10万円以上の追加出費になることがあります。


📌 この記事でわかること
💰
種類別の値段相場

アコーディオンタイプ(5万〜20万円)から本格可動収納タイプ(30万〜55万円)まで、種類によって価格が大きく異なります。

🏠
壁リフォームとの費用比較

初期費用だけ見ると間仕切り壁(15〜20万円)のほうが安いですが、撤去費用や工事ストレスを含めると可動収納タイプが長期的にお得なケースもあります。

後悔しない選び方のポイント

コンセント位置・床材・天井高・撤去の自由度など、値段以外に確認すべき5つのチェック項目を解説します。


可動間仕切り収納の値段は種類によって5倍以上の差がある


可動間仕切り収納の値段を調べると、「3,000円台の商品もあれば50万円超えの商品もある」という現実に驚く方は少なくありません。これは「可動間仕切り収納」という言葉が、機能も素材も異なるさまざまな製品をひとまとめにしているためです。


まず大きく分類すると、次の4タイプに分けられます。


  • 🪑 スタンド式パーテーション(衝立):置くだけで視線を遮るシンプルなタイプ。価格は3,000円〜3万円程度とリーズナブルですが、収納機能はほとんどありません。
  • 🪗 アコーディオンカーテン・パネルドア:天井レールを使う折りたたみ式。工事込みで5万〜20万円が相場。子供部屋の簡易仕切りとしてよく使われます。
  • 🚪 引き戸式(レール式)間仕切り:開閉がスムーズで空間をしっかり仕切れる上位タイプ。工事費込みで30万〜50万円が目安。一度設置するとレイアウト変更は難しいのが難点です。
  • 🗄️ 収納一体型の可動間仕切り収納:セキスイのFAMO(ファーモ)、パナソニックのコロクロ、セフィット(ce-fit)などが代表例。本体価格は20万〜55万円程度、工事不要で設置できるタイプが多いのが特徴です。


4タイプの中で「収納を極めたい」目的に最も合致するのは、収納一体型の本格タイプです。


同じ「可動間仕切り収納」という名前でも、スタンド式と収納一体型では機能がまるで別物です。価格差5倍以上は当然と言えます。まず自分がどのタイプを求めているか整理することが、後悔しない買い物への第一歩です。


参考:間仕切りリフォームの種類と費用相場について詳しく解説されたページです。種類別の工事費用の目安を確認する際に参考になります。


可動式間仕切りリフォーム費用相場と種類!失敗しない業者選びのコツ


可動間仕切り収納の値段と壁リフォームを長期コストで比較する

「間仕切り壁を作ったほうが安いのでは?」という疑問は非常によく出てきます。確かに、間仕切り壁の工事費用は15万〜20万円程度で、本格的な可動間仕切り収納(30万〜45万円前後)より初期費用は安く見えます。


ただし、ここに大きな落とし穴があります。


間仕切り壁は「一度作ったら戻すのにもお金がかかる」のです。壁を撤去する工事は、状況にもよりますが10万〜150万円の費用が発生します。壁面補修・床調整・電気配線工事なども含めると、総額が大幅に膨らむケースは珍しくありません。


一方、可動間仕切り収納を撤去するときの費用は0円です。移動して配置変えするだけで、部屋を元に戻せます。工事業者を呼ぶ必要もなく、立ち会いも清掃も不要という点は、精神的な負担を大きく削減してくれます。


たとえば12畳の部屋を間仕切る場合、セフィット(ce-fit)社のデータでは可動間仕切収納の初期費用は45万円前後とされています。これは間仕切り壁より約20万〜30万円高くなります。しかし、子供の成長後に壁を撤去する費用(10万〜20万円以上)まで含めて比較すると、可動間仕切り収納のほうがトータルコストを抑えられる場合があります。


つまり長期コストが条件です。「将来的に間取りを戻す可能性がある」「子供が独立したあとも部屋を柔軟に使いたい」という方には、可動間仕切り収納のほうが実質的に割安な選択肢となります。


比較項目 可動間仕切り収納 間仕切り壁(工事)
初期費用(12畳) 30万〜45万円前後 15万〜20万円
撤去・原状回復費用 0円(自分で移動) 10万〜150万円
工事の有無 なし(組み立てのみ) 必要(日程調整・立会い)
収納機能 あり(クローゼット等) なし(壁のみ)
防音・遮光性 やや低め 高い


参考:壁と可動間仕切り収納のコスト・密閉性・安全性を詳しく比較した公式ページです。長期コストの考え方を把握するのに役立ちます。


壁と可動間仕切収納の比較 | ce-fit(セフィット)


可動間仕切り収納の値段帯別おすすめメーカー3選

収納を極めたいなら、メーカー選びも重要なポイントです。ここでは代表的な3メーカーをご紹介します。それぞれ価格帯・特徴が異なるため、自分のライフスタイルに合うものを選ぶのが肝心です。


① セフィット(ce-fit)/アクシス社


ミリ単位でオーダーできる本格可動間仕切り収納です。梁のあるマンションや変形間取りにも対応でき、既存の部屋にぴったりフィットさせられる点が最大の強み。突っ張り式で固定するため工事不要で設置できます。価格帯は30万〜50万円台が多く、収納収容力・デザイン性ともに高水準です。2024年9月公開の単価表では、基本セットの参考価格が記載されており、ウェブ上の見積りシミュレーターも利用可能です。


② セキスイFAMO(ファーモ)/セキスイインテリア


キャスター+特殊ジャッキ機構を採用し、家族だけで簡単に移動・固定できる設計が特徴です。5種類のラインナップ(ドロワー、シェルフ、ダブルシェルフ、グリッドシェルフS、ダブルシェルフS)があり、ライフスタイルに合わせた選択が可能。価格は仕様によって20万〜45万円程度です。


③ パナソニック コロクロ


パナソニックホームズが展開する可動間仕切収納です。キャスター内蔵で床から離れてラクに移動でき、天井高2,400〜2,500mmに対応。ハンガータイプとデスクタイプが用意されており、子供の成長に合わせた使い方の変化に対応しやすい設計です。2017年にキッズデザイン賞を受賞しており、子供部屋を将来的に2分割したい家庭に特に人気があります。


これは使えそうです。


メーカーによって対応天井高や床材の制限もあるため、購入前に必ず仕様確認を行うことが大切です。特にパナソニックのコロクロは「クッションフロア不可」という制限があるため、自宅の床材を事前に確認する必要があります。


参考:セキスイのFAMO(ファーモ)の公式ページです。ラインナップと活用シーン、組み立て動画が掲載されています。


可動間仕切り収納 FAMO(ファーモ)|セキスイインテリア


可動間仕切り収納の値段を決める5つの要素とコスト削減の考え方

「なぜ同じような見た目なのにこれほど値段が違うのか?」と感じる方は多いです。可動間仕切り収納の価格を左右する要素は、主に次の5つです。


  • 📐 サイズ(高さ×幅):天井高が高い部屋や幅が広い部屋ほど、使用する材料が増えるため価格が上がります。2,400mm高の標準サイズに比べ、2,700mm対応は別途費用が発生するケースもあります。
  • 🔩 固定方式(突っ張り式・キャスター式・ジャッキ式):固定精度が高い機構ほどコストが上がりますが、地震時の安定性や移動のしやすさに直結します。
  • 🗂️ 収納タイプ(ハンガー・棚・引き出し・オープン):引き出し付きや両面オープン棚は内部機構が複雑なため、同じサイズでも価格差が生じます。
  • 🎨 オーダー対応度:ミリ単位でカスタマイズできるセフィットのような製品は、規格品より割高になりますが、デッドスペースが生まれない利点があります。
  • 🚚 組み立てサービスの有無:セキスイFAMOでは特定エリア(東京・神奈川・大阪・兵庫など)に限り組み立てサービスが提供されています。対応エリア外では自組み立て対応か、地元の工務店への依頼が必要です。


コスト削減の観点から言えば、「今の暮らしに必要な機能だけを選ぶ」という視点が重要です。


たとえば、子供部屋を小学校低学年から高校卒業まで使う想定なら、最初からフル装備にせず、後からハンガーパイプや棚板を追加できるタイプを選ぶほうが初期費用を抑えられます。セフィットのMP3シリーズなどは後付けオプションが充実しており、必要に応じて機能を拡張できます。


さらに、設置後に後悔しやすい落とし穴として「コンセント位置の問題」があります。間仕切り収納を中央に設置した後、仕切られた部屋の片側にコンセントがない、または照明スイッチにアクセスできないという事例が多く報告されています。設置前に電気設備の配置図を確認し、必要であれば電気工事(追加費用3万〜4万円程度)も視野に入れておくことが、後悔を防ぐポイントです。


厳しいところですね。


可動間仕切り収納の値段以上に重要な「床材・天井・耐震」の確認ポイント

値段を調べて予算を決めた後、見落としがちなのが「設置条件の確認」です。製品によって対応できる床材・天井高・耐震基準が異なり、これを見落とすと「購入したのに設置できない」という事態になりかねません。


まず床材についてです。パナソニックのコロクロはキャスター移動を前提とするため、「耐へこみ傷性のある木質フロア」のみ対応しており、クッションフロアへの設置は不可です。賃貸住宅や築年数の古いマンションではクッションフロアが使われているケースが多いため、事前確認が必須です。


次に天井高です。コロクロは天井高2,400mm・2,450mm・2,500mmに対応していますが、2,250mmや2,700mmには設置できない仕様です。セフィットはミリ単位でのオーダーが可能なため、梁がある部屋や天井に傾斜がある部屋でも対応できる可能性が高い点は大きなメリットです。


耐震性能も重要な確認ポイントです。


セフィットのce-fitは中越地震クラスの震度6強に相当する耐震テストをクリアしており、耐震ロック機能が搭載されています。揺れを検知すると自動的に扉をロックし、収納物が飛び出すリスクを軽減します。防災意識が高い家庭にとっては、この耐震性能の有無も選択基準のひとつになります。


また、使用する素材の安全基準も確認しておきたいポイントです。木質建材にはホルムアルデヒドの発散基準があり、最も安全なグレードが「F☆☆☆☆(エフフォースター)」です。セフィットのce-fitはこのF☆☆☆☆グレードの材料を使用しており、シックハウス症候群の主な原因物質である4VOC(トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン)の自主基準値にも対応しています。小さな子供がいる家庭では特に注目すべき点です。


まとめると、可動間仕切り収納を選ぶ前に確認すべき項目は以下のとおりです。


  • 🔍 床材の種類:木質フロアかクッションフロアか
  • 📏 天井高の実寸:メーカーの対応天井高の範囲内か
  • コンセント・照明スイッチの位置:仕切り後も両側から使えるか
  • 🏗️ 耐震性能の有無:震度6強クラスの耐震テストをクリアしているか
  • 🌿 建材の安全基準:F☆☆☆☆グレード・4VOC対応かどうか


購入前にこれら5項目を確認する、それだけで大切です。設置後のトラブルや追加出費を未然に防ぎ、収納を極めるための環境を整えることができます。


参考:可動間仕切りとは何か、特徴・メリット・デメリット・設置費用相場まで詳しく解説されたページです。購入検討時の基礎知識として役立ちます。




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