

圧縮袋を入れた服は、空気を抜くほど旅先でシワだらけになります。
ダイソーの衣類圧縮袋は、価格110円から330円まで複数の種類が展開されており、旅行用としては主に「手巻き式(ロール圧縮)」と「ミニバルブ式」の2タイプが中心です。旅行に使うなら、この2種類の違いをまず理解しておく必要があります。
手巻きタイプの「トラベル用圧縮袋」はMサイズ(約42×35cm)とLサイズ(約60×50cm)の2展開で、どちらも110円です。Mサイズは2枚入り、Lサイズは1枚入りです。使い方はシンプルで、服を入れてスライダーで封をしたら、端からくるくると丸めていくだけ。空気が底の穴から押し出され、巻き終わるころにはぺたんこになります。掃除機が不要なので、ホテルでも帰りのパッキングに使えるのが最大の強みです。
一方のミニバルブ式は50×35cm(110円)と70×50cm(110円)があり、こちらは小さなバルブを通じて空気を抜く仕組みです。バルブを時計回りに回すと密閉でき、圧縮した空気が戻りにくい構造になっています。手巻きより密閉性が高い分、圧縮力もやや強めです。
| 種類 | サイズ | 価格(税込) | 旅行向けポイント |
|---|---|---|---|
| トラベル用圧縮袋M | 約42×35cm | 110円(2枚入) | セーター・トレーナー1〜2枚、往復使用可 |
| トラベル用圧縮袋L | 約60×50cm | 110円(1枚入) | パジャマ上下など2〜4枚まとめて圧縮 |
| ミニバルブ式圧縮袋(小) | 約50×35cm | 110円(1枚入) | バルブ式で圧縮が戻りにくい、密閉性高め |
| ミニバルブ式圧縮袋(大) | 約70×50cm | 110円(1枚入) | セーター・トレーナー3〜5枚、大容量収納 |
旅行での実績を見ると、LサイズはパジャマMサイズの場合、圧縮前18cmあった厚みが8cmになった例もあります。8cmというと、ちょうど文庫本2冊分の厚みくらいです。これだけコンパクトになれば、スーツケースにかなりの余裕が生まれます。これは使えそうです。
選び方のコツとしては、短期旅行(1〜3泊)ならMサイズを人数分、長期や家族旅行ならLサイズを活用するのが基本です。
圧縮袋を旅行に使う場面で意外と多いのが「しまい込みすぎてシワだらけ」という失敗です。圧縮力が強いほどいいと思いがちですが、元の3分の1以下まで空気を抜くと繊維に強いストレスがかかり、取り出したあとシワが残りやすくなります。圧縮は「元の厚みの3分の1程度」が目安です。
シワを最小限にするための手順を整理しましょう。
特に注意したいのが「入れる量」です。目安の1〜2枚のところを欲張って3枚入れると、スライダーがうまく動かなくなったり、袋が破れる原因になります。Mサイズがパンパンになるほど詰め込んだ場合、最後まで巻けずに空気が抜けきらないことも多いです。詰めすぎは禁物ということですね。
旅先でシワができてしまったときの対処法として、ホテルのシャワーを活用する方法があります。浴室のドアを閉めた状態でシャワーを熱めのお湯で数分流し、そこに服を吊るしておくと、スチームで繊維が緩み、シワが自然と伸びます。シワ取りスプレーを1本持っていくと更に安心です。
旅行での圧縮袋の使い方を参考にするなら、実際のレビューが豊富に掲載されているサイトが参考になります。
衣類圧縮袋のシワ防止と使い方の詳しい解説はこちら
衣類の圧縮袋のデメリットを徹底解説|注意点やカビ・しわを防ぐ使い方 - Living tips
収納を極めようとする人ほど「全部圧縮すればいい」と思いがちですが、実はそれが服を傷める原因になります。圧縮袋は万能ではありません。素材や形状によって、圧縮すると元に戻らないダメージが生じるものが存在します。
以下のアイテムは旅行の圧縮袋には入れないことを強くおすすめします。
特にダウンジャケットの扱いは重要です。ダウンは空気を含むことで保温性を発揮しますが、圧縮すると羽毛の軸が折れてしまいます。一度折れた羽毛は広げても元の膨らみに戻らず、保温力が大きく落ちてしまいます。高価なダウンジャケットを圧縮袋に入れるのはリスクが高いということですね。
では何を圧縮袋に入れるべきかというと、Tシャツ・スウェット・フリース・ルームウェア・下着類・靴下といった「圧縮後にシワになっても問題ない素材」が最適です。これらをまとめて圧縮すると、スーツケースの中に驚くほどのスペースが生まれます。
素材や服の種類を「圧縮OK」と「圧縮NG」に事前に仕分けすることが、旅行パッキングの第一歩です。
飛行機を使う旅行で圧縮袋を使う場合、一つ知っておくべき現象があります。飛行機の貨物室は機内客席ほど気圧が安定していないため、スーツケースに入れた圧縮袋が上空でわずかに膨らむことがあります。これは袋内に残った空気が気圧の変化で膨張するためで、密閉度が高いほど顕著です。
ただし、現実的な影響は限定的です。手巻き式のダイソー圧縮袋は密閉度がそこまで高くないため、大きく破裂するケースはほとんどありません。バルブ式で強く空気を抜いた場合も、衣類自体がクッションになるため、袋が破れるリスクは低いとされています。飛行機への持ち込み自体は問題ありません。
それより現実的な問題が「セキュリティ検査」です。スーツケースをX線検査した際に係員の判断で開封を求められた場合、バルブ式の圧縮袋は旅行先では再圧縮できないことがあります。ホテルに掃除機がなければ、バルブ式は使えないからです。その点、手巻き式なら掃除機なしで再圧縮できるため、旅行中の利便性は格段に高くなります。帰りも使えるのが手巻き式の条件です。
もう一つ気をつけたいのが「帰りの荷物問題」です。旅行出発時点で圧縮袋を使ってスーツケースをパンパンにしてしまうと、お土産や現地で購入したものが入る余地がなくなります。圧縮袋の旅行活用では「行きは半分の袋だけ使う」「帰りのために1枚予備を持参する」という使い方が実際には非常に有効です。帰りの余裕を最初から計算しておくことが条件です。
機内持ち込み手荷物に圧縮袋を入れる場合は衣類だけを対象にしましょう。液体物(化粧水・シャンプーなど)は100ml以下の容器でジップ袋に入れるルールがあり、圧縮袋に混在させると検査でトラブルになる場合があります。
圧縮袋を単に「服を詰める袋」として使うだけでは、その実力の半分も引き出せていません。ここでは、収納を突き詰めている人たちが実践している応用テクニックを紹介します。
「汚れ物・着用済み服」を帰りに圧縮する逆転発想
旅行中に着た服は帰りにまとめて圧縮袋へ入れます。着用済みの服は清潔な服より嵩が出やすく、スーツケースの中でかなりのスペースを占めがちです。帰りに汚れ物を圧縮すれば、お土産や現地調達品のためのスペースが確保できます。「汚れた服=圧縮袋に即収納」がルーティンになると、帰りの荷造りも快適になります。
サイズ別に用途を分ける「役割分担パッキング」
ダイソーのMサイズには下着・靴下など小物類を、Lサイズには厚手のトレーナーやパジャマをと、サイズ別に入れる衣類を決めておくと取り出しがスムーズになります。スーツケースを開けたとき「どの袋に何が入っているか」が一目でわかる状態を作ることが、旅行中のストレスを大きく減らします。
「圧縮袋+仕切りポーチ」のハイブリッド収納
圧縮袋はかさばる衣類専用にして、細かいアイテム(充電ケーブル、薬、化粧品)は別の仕切りポーチで管理するのが上級者のやり方です。ダイソーには仕切り付きポーチやトラベルセットケースも揃っているため、圧縮袋と組み合わせると旅行収納が一段と整います。
圧縮後の「重ね方」でスーツケースの使いやすさが変わる
圧縮した袋をスーツケースに入れるとき、平らに重ねるよりも立てて並べる(ブック収納のイメージ)と取り出しやすくなります。縦に並べると上から中身が確認でき、目的の袋だけを引き出せます。平置きのようにぺたんと重ねてしまうと、下の袋を取り出す際に上の袋を全部どかす羽目になります。
以上のテクニックを実践するだけで、旅行中のパッキングはぐっと快適になります。結論は「圧縮袋は正しく使えば旅行収納の最強の相棒」です。ダイソーの圧縮袋はコストも低く、一度試してみる価値は十分にあります。
ダイソーの旅行用圧縮袋の最新ラインナップはこちらでも確認できます。
圧縮袋一覧 - 100均 通販 ダイソーネットストア【公式】

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