フライパンスタンドのニトリとタワーを徹底比較

フライパンスタンドのニトリとタワーを徹底比較

フライパンスタンドのニトリとタワーを比較して選ぶ方法

高価なtowerを買えば収納が完璧になると思っているなら、今すぐその考えを捨ててください。


📋 この記事の3ポイント要約
🏪
ニトリとtowerの価格差は最大約2,400円

ニトリ「伸縮フライパンスタンド」は1,490〜1,990円。山崎実業「tower」の同等品は3,850円前後。ただし価格差=性能差とはならないのがポイントです。

⚖️
専門誌テストでtowerはC評価・ニトリはA評価

収納雑誌LDKの検証では、取り出しやすさでニトリがNo.1。towerはワイヤーのたわみが原因でC評価という、意外な結果が出ています。

🔑
収納タイプ(横型・縦型)の選択が最重要

引き出し収納なら横型伸縮、開き扉収納なら縦型スリムタイプ。この判断を間違えると、どの商品を買っても使いにくくなります。


フライパンスタンドの「ニトリ」基本スペックと収納力の特徴


フライパンを重ねて収納している家庭は、実は毎年数千円分のコーティング寿命を無駄にしています。フッ素樹脂加工やセラミックコーティングのフライパンを重ねると、金属面同士がこすれて表面に細かな傷が入り、加工の劣化が一気に進むからです。フライパンスタンドは「おしゃれ収納グッズ」ではなく、調理器具を守るための実用アイテムとして考えると、選び方の基準がガラっと変わります。


ニトリの「伸縮ザル・ボウル・フライパンスタンド」は、2024年末にリニューアルされた最新モデルです。伸縮幅の違いにより2サイズが展開されています。


| 商品名 | 価格(税込) | 伸縮幅 | サイズ(約) |
|---|---|---|---|
| MG-3054(小) | 1,490円 | 30〜54cm | 幅30.3〜54.3cm × 奥行20.6cm × 高さ16.9cm |
| MG-4686(大) | 1,990円 | 46〜86cm | 幅45.2〜85.6cm × 奥行20.6cm × 高さ16.9cm |


リニューアルの最大の改良点は「ワイヤーの外れにくさ」です。従来モデルで使用中にワイヤー部分が外れる不満の声が多かったことを受け、固定構造が見直されました。これは使いやすさに直結する改良です。


ニトリの強みは「取り出しやすさ」にあります。フライパンの取っ手を支える横バーが長めに設計されており、取っ手がしっかり上を向いて安定します。フライパンをつかんで引き出すとき、取っ手がぐらつかないのはストレスフリーな使い心地につながります。取り出しやすさはダントツNo.1です。


ただし、安定感と使い勝手の総合評価はカインズや天馬に劣るという検証結果もあります。「取り出しやすさ重視か、安定感重視か」で評価が分かれる商品です。フライパンが多い家庭や、毎日頻繁に出し入れする場合は取り出しやすさを優先するとよいでしょう。


ニトリ公式プレスリリース:2024年リニューアル「伸縮フライパンスタンド」の詳細仕様と改良点(PR TIMES)


フライパンスタンドの「tower(山崎実業)」の種類と価格帯まとめ

towerシリーズはデザインの統一感と豊富なラインナップが魅力です。主なフライパンスタンド関連商品は以下のとおりです。


| 商品名 | 価格(税込・参考) | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド(横型) | 約3,850円 | 横型・引き出し用 | 45〜82cm伸縮、仕切り3cm間隔調整 |
| シンク下 フライパン&鍋蓋スタンド(固定横型) | 約2,200円 | 横型・固定幅 | 幅35cm固定、コンパクト |
| シンク下 幅調節鍋蓋&フライパン収納スタンド W32 | 約2,750円 | 縦型・開き扉用 | 縦置き型、スリムデザイン |
| 鍋蓋&フライパン収納ラック(2段) | 約5,500円 | 縦型・スタンド型 | シンク下2段使い、大容量 |


towerの最大の強みはデザイン性です。ホワイトとブラックの2色展開で、キッチン全体をtowerシリーズで統一している家庭では違和感なく溶け込みます。「見える収納」で使う場合のインテリア効果は他ブランドより高く、これは使う場所によってはtowerが一歩リードするポイントです。


一方で、注意が必要な点もあります。収納雑誌LDKが実施した7商品の比較検証では、3,850円の「towerシンク下伸縮鍋蓋&フライパンスタンド」はC評価という結果になりました。ワイヤーが細めで強度が不十分なため、フライパンを置くとワイヤーがたわんでしまい、フライパンが直置き状態に近くなって不安定になるという欠点が指摘されています。値段が高いわりに不安定で取り出しにくいです。


towerはシリーズによって品質にばらつきがある点も知っておくべきです。横型の伸縮タイプよりも、縦型のスタンド型(鍋蓋&フライパン収納ラック)のほうが鉄製でしっかりした作りで評判がよい傾向があります。


フライパンスタンドのニトリとtowerの価格・安定感・収納幅を徹底比較

ここからは3つの主要な比較軸で両者を整理します。


🟡 ① 価格比較


同じ「横型・伸縮タイプ」で並べると、ニトリの大サイズ(46〜86cm)が1,990円、towerの同等品が3,850円です。価格差は約1,860円。これはほぼ同じ伸縮幅・同じ用途の商品での差額なので、「なぜtowerが約2倍の価格なのか?」と疑問に感じた方は正直な反応です。


towerが高い理由はおもにブランド力とデザイン性にあります。機能の差よりも、インテリアとしての見え方や、山崎実業というブランドへの信頼感が価格に乗っているといえます。


🟡 ② 安定感比較


安定感という点では、専門家検証でニトリがtowerを上回っています。ニトリは取り出しやすさ◎+、安定感◎という結果でした。対してtowerの横型伸縮タイプは、安定感△という評価です。


ニトリのほうが重量感があり、引き出しにしっかり設置した際に動きにくいという声もあります。実際、楽天のレビューでもtowerについて「仕切りが毎回外れるし安定も悪い。ニトリのも使っているが一回も外れない」という比較コメントが投稿されています。安定感ならニトリに分があります。


🟡 ③ 収納幅(伸縮対応幅)比較


- ニトリ小サイズ:30〜54cm(伸縮幅24cm)
- ニトリ大サイズ:46〜86cm(伸縮幅40cm)
- tower横型伸縮:45〜82cm(伸縮幅37cm)


ニトリの大サイズは最大86cmまで対応しており、伸縮幅40cmという余裕のある対応力があります。また30〜54cmの小サイズは、一人暮らしや少人数世帯の浅いコンロ下引き出しにもフィットします。この幅の選択肢の広さはニトリの強みです。


| 比較項目 | ニトリ(大サイズ) | tower(横型伸縮) |
|---|---|---|
| 価格 | 1,990円 | 約3,850円 |
| 伸縮幅 | 46〜86cm | 45〜82cm |
| 安定感 | ◎ | △ |
| 取り出しやすさ | ◎+(No.1) | △ |
| デザイン性 | ○(シンプル) | ◎(スタイリッシュ) |
| ワイヤー強度 | ○(改良済み) | △(細め) |


結論はシンプルです。「使い勝手・安定感・コスパ」ならニトリ、「インテリア統一・ブランド重視」ならtowerという判断が合理的です。


フライパンスタンドの「タワー(縦型)」が向いている人・向かない人

towerシリーズには、先ほど比較した横型伸縮タイプ以外に、縦型のスタンド製品もあります。縦型と横型では使用シーンがまったく異なります。これが条件です。


縦型towerスタンドが向いている人の条件。


- 🔵 コンロまわりの「開き扉タイプ」の収納を使っている
- 🔵 シンク下などに縦長のデッドスペースが余っている
- 🔵 フライパンを2〜3本に絞っていてスリムに置きたい
- 🔵 キッチン全体をtowerシリーズで統一したい


縦型タイプは横型と違い、フライパンを垂直に立てる形で収納します。スペースが縦方向に余っていて横方向が狭い場所では、縦型がはるかに使いやすくなります。tower「シンク下幅調節鍋蓋&フライパン収納スタンド W32」(約2,750円)は、奥行14.1cmというスリムさが特徴で、コンロ横の狭い隙間にも入れられます。


縦型towerスタンドが向かない人の条件。


- ❌ 引き出しタイプのコンロ下収納を使っている(高さが制限される)
- ❌ フライパンが4本以上あって収納数が多い
- ❌ 取っ手ありタイプのフライパンを縦に入れるとバランスが悪くなるケースがある


縦型スタンドは収納個数が横型より少ない傾向があります。ファミリーで5〜6本のフライパンや鍋を一気に収納したい場合は、横型伸縮タイプを選ぶほうが現実的です。収納本数は先に確認しておくべきです。


また、「フタ付き収納」という視点もあります。フライパンのフタはつまみや弧面があってかさばりやすく、これが収納の厄介者です。towerの縦型ラック(鍋蓋&フライパン収納ラック)は、フタを斜め立てして収納するスロット付きで、フタとフライパン本体を分けて管理できます。フタの収納に困っている場合は、この商品が解決策になります。


山崎実業公式:towerシンク下伸縮鍋蓋&フライパンスタンドの仕様・使用イメージ(山崎実業)


フライパンスタンドを選ぶ前にキッチンの収納タイプ別に確認すべきポイント

どんなに優れた商品でも、収納場所に合っていなければ宝の持ち腐れです。購入前に自宅のキッチン収納タイプを確認することが、失敗しない唯一の方法です。


✅ 確認ポイント① 引き出しタイプか?開き扉タイプか?


引き出しタイプのコンロ下収納に縦型スタンドを入れても、引き出しを開いたときに倒れてしまいます。引き出しには「横型伸縮タイプ」が正解です。逆に、開き扉タイプに横型伸縮タイプを入れると、横幅が足りなくてガタついたり、倒れやすくなったりすることがあります。横型は横型に、縦型は縦型に適した環境があります。


✅ 確認ポイント② 引き出しの内寸幅を測る


伸縮式スタンドを使う場合でも、引き出しの内寸ちょうどに合わせることで安定感が増します。パツパツすぎると引き出しに負荷がかかり、ゆるすぎるとガタつきの原因になります。内寸幅はメジャーで計測してから購入しましょう。目安として、ニトリ小サイズ(30〜54cm)は一般的な一口コンロ下引き出し、大サイズ(46〜86cm)は2口コンロ下の広い引き出しに対応します。


✅ 確認ポイント③ 収納したいフライパン・鍋の本数と種類


収納するものをあらかじめリストアップしましょう。フライパン本体、鍋、フタ、卵焼き器、中華鍋など、すべて素材や厚みが異なります。横型スタンドで「仕切り調整の細かさ」が重要になるのはこのためです。仕切りが3cm間隔で動くtower、ピッチが細かいカインズや天馬では使い勝手に差が出ます。


✅ 確認ポイント④ 引き出しへの負荷を考える


スタンド本体の重さが問題になる場合があります。ニトリの大サイズ(約700g程度)に対し、山崎実業の縦型ラック(鉄製・約1,850g)は約2.6倍の重量差があります。フライパンや鍋を合わせた総重量が5〜7kgを超える場合、引き出しのレールへの負担が増します。楽天口コミでも「towerの方が軽かったので決め手になった」という声があり、軽量さが選ぶ理由になるケースは少なくありません。軽さも大事なチェック項目です。


✅ 確認ポイント⑤ 下に余ったスペースを活用できるか


ホルダー付き横型スタンド(ニトリや一部towerモデル)では、取っ手が上を向くことでスタンド下部に空きスペースが生まれます。ここにプロテクターシートや小物を入れたり、別の小鍋を置いたりと2段活用できます。この「下スペース活用」は、スタンド選びで見落とされがちですが収納効率を大きく左右します。


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