

プラス nexis チェアは、オフィス向けの標準的なワークチェアの中でも「コンパクトさ」と「ロッキング機能」のバランスに特徴があるシリーズです。
代表的なC01やC02モデルでは、座面がやや奥行き深めに設計されており、太ももをしっかり支えつつも、背の傾斜と連動して座面が動くシンクロロッキング機構によって自然なリクライニング姿勢を取りやすくなっています。
シンクロロッキングは、背だけが倒れる一般的な背ロッキングと違い、背と座が同時に動くため、腰が前にずれる感覚が少なく、骨盤から背中までのラインを保ちやすい点がメリットです。
ネクシスシリーズのロッキングは、座面下のつまみで硬さ調節ができるモデルもあり、体重や好みに合わせて「軽く揺らしながら座る」「しっかり支えてほしい」といった感覚を微調整できる仕様になっています。
また、ランバーサポート付きモデル(C04やメッシュのM01など)では、腰部を押し出すように支える構造を採用しており、背骨のS字カーブ維持を助けることで、長時間のPC作業時の腰の疲れを抑える狙いがあります。
プラス ネクシスC0シリーズの解説では、厚手のクッションにより「見た目はコンパクトだが、実際にはしっかり体をホールドする」というレビューが紹介されており、ロッキングを併用することで、作業と小休憩のメリハリがつけやすいチェアとして評価されています。
参考)コンパクトで機能的なオフィスチェア「プラス ネクシスC0シリ…
一方で、NEXISチェア C02のように奥行きのある座面を備えたモデルでは、身長が低めのユーザーが深く腰掛けると膝裏に座面が当たる感覚が強くなる場合もあり、座面奥行きと身長の相性を事前にイメージしておくことが大切です。
座面高さはおおむねSH415〜505mmとオフィスチェアとして標準的なレンジに収まっており、160〜175cm前後のユーザーなら足裏を床につけたまま自然な姿勢を取りやすい設定になっています。
ワークチェア全般の研究でも、ユーザーの身長に応じた座面高さ・奥行き設計が快適性を大きく左右することが示されており、ネクシスのような「標準体格向け+座面奥行き深め」のチェアは、日本国内の平均的な体格のビジネスパーソンにとって無理のない設計と言えます。
同じプラス nexis チェアでも、C01・C02・C04といった型番ごとに座面幅や機能構成が異なり、「どれを選ぶべきか」で迷いやすいポイントになっています。
C01は外寸幅613mm・座幅465mmとややスリムな設計で、デスク間の通路が狭いオフィスや、在宅用のコンパクトデスクに合わせたい人に向くベーシックモデルです。
C02は外寸幅658mm・座幅480mmとひとまわり広めで、座クッション厚も58mmと厚手になっているため、体格が大きめの人や、ゆったりとした座り心地を重視したい人におすすめのポジションになっています。
C04は外寸幅565mmと脚幅がコンパクトでありながら、背面にランバーサポートを備えたモデルで、デスクに収まりやすいサイズ感と腰のサポート性を両立させたい利用者向けに設計されています。
共通して、脚部はいずれも樹脂成形品+ナイロン双輪キャスターで構成されており、一般的なオフィスフロアやフローリングに対応する標準的な仕様です。
ネクシスシリーズ全体としては、「体格に合わせて選べる座面幅」がコンセプトの一つとして打ち出されており、同一シリーズ内で幅違いを用意することで、多様なユーザーに対応しやすくしている点が他社の入門チェアと比べたときの特徴と言えます。
加えて、C04のようなランバーサポート付きモデルをラインナップに加えることで、「コンパクト+低価格帯寄り」でありながらも、腰のサポートやロッキング機能など、本来は上位クラスのチェアで重視される要素を取り込んでいるのもネクシスならではの設計思想です。
参考)PLUS NEXIS M01 メッシュチェア 肘なし ( プ…
メッシュタイプのNEXIS M01では、背もたれを通気性の高いメッシュ素材にすることで、長時間座っても熱がこもりにくく、夏場や空調の効きにくい環境でも蒸れを抑えられる仕様となっています。
さらに、M01のランバーサポートはクッション付きで位置調整も可能なため、同じ「ネクシス」でもクッションタイプとメッシュタイプで、見た目の軽快さや体へのフィット感が大きく変わる点は意外と見落とされがちなポイントです。
プラスのオフィスチェア全体を専門家がレビューした記事でも、ネクシスC01は「オーソドックスなデザインで既存オフィスに溶け込みやすく、事務椅子らしい使い勝手」として紹介されており、シリーズの中でも“基準ライン”のような位置づけと考えられます。
一方で、C02やC04は、ゆったり座りたい人・腰をしっかり支えたい人といったニーズに応じた派生モデルとして評価されており、オフィス全体を一括で揃える場合でも、部署や席の用途に合わせて型番を使い分けることで運用しやすくなるでしょう。
プラス nexis チェアは、通販サイトのレビューでも「価格に対して座り心地が良い」「事務用として十分」というポジティブな評価が目立つ一方、耐久性に関する気になる声もいくつか見られます。
アスクルで紹介されているNEXISチェア C02のレビューでは、「購入して2年足らずでガス抜けが起こり、座っていると自動的に下がってしまう」という内容が複数記載されており、ガスシリンダーの個体差や使用頻度によっては、数年単位でのメンテナンスや交換が必要になるケースが示唆されています。
同じレビューには、「以前購入した時の約2倍の価格になっているが、安物よりは耐久性があり、今は“価格相応”の商品と感じる」といった声もあり、ネクシスがかつての“掘り出し物”的ポジションから、市場環境の変化とともに標準的な価格帯へ移行してきた様子も読み取れます。
背もたれについては、「固定モードにしても少し遊びがあり、しっかり固定されない感じが気になる」「長時間のOA作業では首が疲れるため、別メーカーの椅子に替えた」という意見もあり、ロッキングの“ゆとり”を快適と感じるか、不安定と感じるかは好みが分かれるポイントと言えます。
一方、楽天市場のメーカー直販ページでは、「折り畳みチェアから買い替えたところ座り心地が格段に改善し、自宅PC用なら十分」といったレビューが掲載されており、エントリーレベルの椅子からのステップアップとしては満足度が高いことがうかがえます。
参考)【楽天市場】★《メーカー直販》PLUS オフィスチェア NX…
また、アスクルのネクシスC01レビューでは、「腰までしっかり背もたれがあり、冷房の冷気が腰に当たらない」「背もたれ高さとクッション感のバランスが良い」といったコメントがあり、オフィスの空調環境を踏まえた“寒さ対策”として評価されているのは、スペック表だけでは見えてこない意外な視点です。
参考)https://www.askul.co.jp/v/10800/
オフィス家具専門店のレビューでは、「コンパクトさに対して体への馴染みが良い」「ロッキング機能のおかげで、休憩を挟みながらの作業が楽になった」といった声が紹介されており、価格帯の割に“疲れにくさ”を感じているユーザーも一定数いることが分かります。
参考)レビュー一覧ページ
ただし、ネクシスはあくまで“ミドル〜エントリークラス”の事務椅子であり、高級チェアのような多段階ロッキング固定や細かなパーツ交換を前提とした長期使用には向かない側面もあるため、「3〜5年ほど使って状況を見て買い替え」くらいのライフサイクルを想定しておくと、期待値とのギャップを減らせます。
参考)プラス NEXISチェア C02 オフィスチェア 布張り 肘…
プラス nexis チェアの耐久性や座り心地を検討する際には、レビューで語られている「どの環境で」「何時間くらい」「どのような椅子から乗り換えたのか」といった前提条件も合わせて読み解くことが重要です。折りたたみ椅子や簡易チェアからの買い替えなら満足度が高くても、10万円クラスの高級チェアからのダウングレードでは、不満が出るのは当然とも言えます。
有用:ネクシスC0シリーズの特徴やスタッフレビュー、サイズ比較など、プラス nexis チェア選び全体を把握するのに役立つ詳細な解説です。
コンパクトで機能的なオフィスチェア「プラス ネクシスC0シリーズ」レビュー
プラス nexis チェアは、もともと事務用いすとして設計されているため、オフィスでの多人数利用と、在宅ワーク用の1脚としての使い方では、重視すべきポイントが少し変わってきます。
オフィス利用では、コンパクトな脚幅とオーソドックスなデザインにより、「既存のオフィスレイアウトに馴染みやすい」「デスク下にしっかり収まり、通路を圧迫しない」といった利点が評価されており、レイアウト変更や増席にも柔軟に対応しやすいチェアとして扱われています。
さらに、座面幅のバリエーションを活かして、標準席にはC01、体格が大きめのスタッフにはC02、腰に不安のある人にはC04といったように、見た目の統一感を保ちながらも個々のニーズに合わせた“微調整”ができる点は、オフィス運用上の隠れたメリットです。
オフィス家具専門店では、プラスのネクシスを含むチェアを組み合わせてレイアウト提案を行うサービスもあり、「はたらくをたのしく」というコンセプトのもと、コンパクトなチェアをベースにしたフリーアドレスやテレワーク環境づくりが提案されています。
在宅ワークでの利用を考える場合は、オフィスと違い「椅子のサイズが部屋の印象に直結する」「床材との相性や騒音が気になる」といったポイントがより重要になります。ネクシスは脚幅が比較的コンパクトで、背もそこまで高くないため、リビング脇のデスクやワンルームでも圧迫感を抑えやすいのが利点です。
一方で、ガスシリンダー寿命やロッキングの“遊び”に関するレビューも踏まえると、1日8時間以上の長時間使用が前提なら、定期的なボルト締めやガスシリンダーの状態チェック、場合によっては数年後の買い替え費用も見込んだうえで選ぶと安心です。
在宅用では、フローリングへの傷や騒音対策として、ナイロンキャスターのまま使うのではなく、チェアマットを敷く、ウレタンキャスターに変更する、あるいはキャスターを固定脚(グライド)に交換するなど、床との相性を考えたカスタマイズも検討の余地があります。
また、メッシュタイプのNEXIS M01は、背面メッシュとランバーサポートにより、夏場の在宅ワークやエアコンの効きにくい部屋でも快適に座れる点が魅力で、見た目も軽やかなため、「仕事用チェアを置くと生活感が出すぎるのが気になる」という人にも取り入れやすい選択肢です。
プラス nexis チェアについての意外な情報として、多くのユーザーが指摘しているのが「数年の間に価格が大きく上がっている」という点です。
アスクルのレビューでは、2022年3月には約14,946円だった価格が、2024年9月には21,432円、2025年5月には28,952円と、短期間で段階的に値上がりしていることが具体的な数字とともに記録されています。
この背景には、原材料価格の高騰や物流コストの上昇など、オフィス家具全体に波及している要因があると考えられ、ネクシスに限らず「以前の価格感覚で“安いからとりあえず買う”」という選び方が通用しにくくなっていることが分かります。
その一方で、ユーザーの中には「安物チェアと比べれば耐久性は高く、価格相応の商品と感じる」という声もあり、現在の価格帯を基準に見れば、依然として“ブランド品としては手が届きやすいクラス”という位置づけにあるとも解釈できます。
購入タイミングとしては、メーカー直販や大手通販サイトのポイントアップデー、決算セール時などを狙うことで、実質的な負担額を抑えつつ導入することが可能です。
また、オフィス移転やレイアウト変更に伴い、専門店が中古やアウトレット品としてネクシスを扱うケースもあり、「多少のキズは気にしないから、とにかく安く導入したい」という場合には、中古市場も視野に入れると選択肢が広がります。
オフィス家具専門店のサイトでは、シリーズごとに仕様やサイズ表が詳しく掲載されているため、新品購入前に「中古で出やすい型番」を把握しておき、後から追加導入するときに同じ仕様を揃えやすくする、といった戦略も取れます。
価格が上昇傾向にある今だからこそ、「いま必要な席数だけを一気に揃える」のではなく、まずは重要な席(長時間座る人・腰に不安のある人)から優先的にネクシスを配備し、残りは既存チェアを活用しながら順次入れ替える、という段階的な導入も検討する価値があります。
こうした視点でプラス nexis チェアを見ていくと、単なる“安くてそこそこ良い事務椅子”ではなく、「サイズバリエーションとロッキング機能を武器に、オフィスと在宅の両方で使いやすい汎用チェア」として、価格変動も含めたトータルコストをどう捉えるかが、選び方のカギになってくるのではないでしょうか。