

ニトリの幅180クラスには、サイズが「幅179.8×奥行45×高さ160cm」の壁面収納タイプがあり、テレビ開口部は「55V型まで設置可能」と明記されています(機種により異なるため要サイズ確認)。
ここで重要なのは「幅180cm=どのテレビでも余裕」ではない点で、テレビの“横幅”だけでなく、スタンドの奥行、配線の出っ張り、壁からの逃げで実質必要奥行が増えます。
購入前チェックのコツは、次の3点をメジャーで“現物想定”することです。
- テレビの脚(スタンド)奥行と、背面端子の出っ張り量(ケーブル曲げRぶんも含む)。
- 設置したい場所の壁際にある巾木・コンセント位置(壁にピッタリ寄せたいほど効いてきます)。
- テレビボード上の余白(左右5cm程度の逃げがあると見た目も配線もラク)。
壁面収納テレビボードの説明では、サイド・上段・引き出しエリアがあり「収納力バツグン」、引き出しは「スライドレール付きでスムースな開閉」とされています。
収納は“量”だけでなく“何をどこに入れるか”で満足度が変わり、例えばAV機器・ゲーム機・ルーター・小物・説明書類を同じ引き出しに混在させると、熱や配線の引き回しでストレスが増えがちです。
運用の現実解として、以下のように役割分担すると迷いが減ります。
- ガラス扉・ガラス部:リモコン操作したいAV機器(ガラス越し操作が可能と明記)。
- 引き出し(スライドレール):隠したい小物、コントローラー、ケーブルの予備、書類。
- 上段・サイド:本・雑誌・ディスプレイ小物(取り出し頻度で棚位置を決める)。
背面について「コード穴とタップ置き場があるので壁にピッタリ配置可能」とされ、配線を裏側で逃がせる設計が売りになっています。
ただし、壁に寄せられる設計=“配線が勝手に整う”ではなく、タップの厚み・ACアダプタの干渉・HDMIの曲げがきついと、結局ボードが壁から浮くケースが起きます。
配線で失敗しないための実務チェックは次の通りです(買う前に一度まとめると強いです)。
- 家のタップとACアダプタの形状(横に張り出すタイプが多いなら、L字プラグや薄型タップも候補)。
- よく抜き差しする配線(ゲーム機・PCなど)は、背面に完全に隠しすぎない動線を作る。
- “熱がこもる機器”はガラス部に入れる場合でも背面スペースを詰めすぎない(壁ピッタリ志向と相反しやすい)。
参考:背面のコード穴・タップ置き場、ガラス部でのリモコン操作など、配線と収納設計の仕様確認に有用
https://www.nitori-net.jp/ec/product/5607500/
ニトリの該当商品では「お客様組立品」「組立は必ず大人2名」「組立時間は大人2名で210分」「電動工具は使用しない」と具体的に記載されています。
この“210分”は、単に長いというより「パーツ点数が多い」「部材が大きい」「姿勢がきつい工程が続く」可能性を示す数字なので、作業スペース(床の養生)と搬入動線(曲がり角・玄関幅)まで含めて段取りするのが現実的です。
組立でありがちなトラブルを避けるため、事前にこれだけは揃えると安心です。
- 軍手(化粧板の角や金具で手を切りやすい)。
- 養生用の段ボールや毛布(床・部材の傷防止)。
- 梱包を開ける場所と、完成後に起こすためのスペース(幅180クラスは特に重要)。
幅180クラスの壁面収納テレビボードには「転倒防止用ベルト付属」とあります。
意外と見落とされがちなのが、転倒防止ベルトを付けた後に“配線の抜き差し”をすると、家具を引き出せず作業性が落ちることです(結果として、配線が雑になりホコリも溜まりやすい)。
そこでおすすめは、転倒防止ベルトの取り回しを「最終固定」ではなく「配線メンテの頻度」に合わせて決めることです。
- 年に数回でも抜き差しするなら、背面タップ置き場に“作業手”が入る余白を残す(壁ピッタリに寄せすぎない)。
- HDMIやLANなど細い線は、先にまとめてから固定する(固定後にまとめると、引っ張りが発生しやすい)。
- テレビ買い替えを見据えるなら、ケーブル長に少し余裕を持たせる(55V型対応でも機種差は出るため)。