

プラス Cabo を検討する前提として、プラスが手掛けるローパーテーションや間仕切り製品全体の考え方を押さえておくと、シリーズ名や仕様が多少あいまいでも「このあたりのラインの機能だな」と見当をつけやすくなります。
プラスのパネルは、フレーム構造のものや、不燃材を使ったしっかりしたパネル、アコーディオンのようにたためる簡易間仕切りなど複数の系統があり、Cabo 的なポジションの製品は、オフィス空間をゆるやかに区切る「ローパーテーション/間仕切り」のカテゴリに含まれます。
これらのパネルは単体で自立するタイプだけでなく、連結ポールやジョイントパーツを組み合わせてL字・コの字・ブース状に構成できるのが特徴で、レイアウト変更が多いオフィスや、席替えが頻繁なフリーアドレス運用とも相性が良い設計です。
また、メーカー側は「オフィス移転・リニューアルまで支援する家具メーカー」として、自社サイトで事例やレイアウトアイデア、導入相談の窓口を用意しており、Cabo を単体のモノとしてではなく、働き方や空間づくりを含めたパーツとして位置づけている点も見逃せません。
家具に興味がある人にとっても、こうした背景を知っておくと「ただのパネル」に見える製品が、実は空間設計のためのモジュールであると理解でき、スペック表の数字や価格を違う目線で眺められるようになります。
プラスのデスクは、USシリーズやフラットライン+(PLUS)シリーズなど、配線ダクトや開閉式配線カバーを備えたモデルが多く、Cabo 的なパネルと併用することで「見せない配線」と「スムーズな動線」を両立させやすい構成になっています。
例えば、USシリーズの一部モデルでは天板奥側に開閉式の配線カバーとダクトが設けられており、机のどの位置からでもケーブルをスマートに立ち上げられるため、パネル側に電源タップを固定しても配線が露出しにくくなります。
フラットライン+シリーズは、天板裏にハット型リブを入れて耐荷重140kgを確保しつつ、OA対応の配線穴やR仕上げのエッジを採用しており、大型モニターやデスクトップPCを載せても安定しやすく、Cabo のようなパネルで視線や光をコントロールしながら、重量級のセットアップを組むことも想定されています。
動線の観点では、デスクの脚形状とパネルの足元の干渉が起きやすく、特にL型や連結デスクとパネルを組み合わせる場合、キャスター付きチェアの回転半径と、人が立ち上がって通る際の45cm程度のクリアランスを意識しないと、パネルの角に膝をぶつけやすくなります。これは図面上では見落とされがちなポイントです。
Cabo 的なパネルをあえてデスクから数センチ離して設置し、パネルと天板の間にケーブルや照明のフレキシブルアームを通す「スリット」をつくると、見た目が軽くなるうえ、後から配線や小物の変更がしやすくなり、結果として長くレイアウトを維持しやすくなるという、実務的にはかなり効き目の大きい工夫になります。
プラスのローパーティションや間仕切り製品は、単にデスク間を仕切るだけでなく「四方をパネルで囲ったワークブース」にも応用できるラインナップがあり、Cabo をイメージした構成では、視線をある程度カットしつつも完全な密室にはしない「半個室」スタイルが現実的な落としどころになります。
半個室ブースを作るときに重要なのは、前面・側面・背面をすべて同じ高さのパネルにしてしまわないことです。背面をやや高く、正面側を少し低くすることで、入退室時の圧迫感が減り、通路側からも内部の「在席感」が分かるため、声をかけるタイミングも図りやすくなります。
加えて、パネルの素材に吸音性のあるものを選ぶと、完全な防音ではないものの、キーボード音やマウスクリック音が拡散しにくくなり、半個室の中でWeb会議をしても周囲のざわつきがややマイルドに感じられるようになります。
最近のオフィス向けブースのトレンドとして、天井まで完全に塞いだ“箱型”ではなく、パネルの上部を開けて空調や照明を既存オフィスと共有しつつ、腰から目線の高さを重点的に囲う構造が増えており、Cabo 系のローパーティションでも同じ考え方を応用することができます。
家具好きな視点で見ると、同じシリーズのデスク・チェアだけで固めず、Cabo 的パネルの色や素材をアクセントにして、木目デスク+ホワイトパネル+ファブリックチェア、といった「静かだけれど単調ではない」半個室空間をつくるのも、インテリアとしての楽しみどころです。
プラス Cabo のようなオフィス向け間仕切りは、本来は法人ユース前提ですが、サイズや素材を選べば、在宅ワークやSOHO環境にも意外と取り入れやすいのがポイントです。特に、ダイニングテーブル兼ワークデスクの一角を区切る用途では、ローパーティションや簡易間仕切りが活躍します。
例えば、プラスのローパーティション製品をキッチンやリビングとの境にL字で立てると、オンライン会議の背景に生活感が映り込みにくくなり、背面のパネルにフックや有孔ボードを組み合わせてヘッドセットやケーブルを掛けることで、収納家具としても機能させられます。
また、不燃板や防炎素材を使った簡易間仕切りシートは、日射しの強い窓際に垂らしてグレア(眩しさ)を抑えつつ、仕事中だけデスク周りを区切る「軽量な Cabo」として使うこともでき、必要ないときはたたんで収納できるため、ワンルームや1Kのような狭い空間でも導入しやすい手段です。
在宅でのデスクは、フラットライン+シリーズのように配線穴つきの天板と組み合わせると、ノートPCと外付けモニター、ドッキングステーション、Wi-Fiルーターなどの機器をまとめやすく、Cabo 的なパネルで視線を切ることで、家族の生活動線と仕事空間を心理的に分ける効果も期待できます。
オフィスと自宅で同じシリーズのデスク・パネル構成を揃えるのはハードルが高いですが、寸法感(奥行600〜700mm、高さ720mm前後など)やパネルの高さバランスだけでも揃えておくと、在宅と出社の切り替え時に身体の負担が少なく、どちらの環境でもすぐに「いつもの姿勢」に戻れる、というメリットがあります。
Cabo のようなパネル・間仕切りは、机や椅子に比べて「壊れにくいから買い替えタイミングが分かりづらい」家具です。その一方で、ファブリック張りや樹脂パネルは、傷や汚れがじわじわ蓄積し、気づかないうちにオフィス全体の印象を古く見せてしまう要因にもなります。
実務上は、パネルそのものの寿命よりも、レイアウト変更や人員構成の変化に伴う「役割の変化」が先に訪れることが多く、例えばフリーアドレス化で固定席が減ったタイミングに、Cabo 系のパネルを集中ブースやWeb会議コーナー用に再構成することで、廃棄せずに活かし直すことができます。
メンテナンスのコツとしては、パネル上端やフレームのホコリを定期的に落とすことに加え、年に一度程度は「緩みチェックの日」を決めて、ジョイントパーツやアジャスターの緩みをまとめて点検すると、地震や人の接触時にぐらつきにくくなり、安全性の面でも安心です。
買い替え・買い足しのタイミングでは、同じシリーズが現行で販売されているか、メーカーのデスクラインナップがどう変わっているかを確認しておくと、将来の追加購入や中古市場での調達もしやすくなります。プラスは公式サイトでデスクやパネルの製品群を一覧できるため、Cabo 的なポジションの後継モデルを探す際にも役立ちます。
中古市場を視野に入れるなら、「パネルよりデスクのほうが先に入れ替わる」傾向を利用して、レイアウト変更で余ったパネルをうまく組み合わせ、統一感を保ちつつゾーンごとに色や高さを変えるなど、小規模オフィスならではの遊びある再構成を楽しむのも一つの方法です。
この部分の参考リンク:プラスのローパーティション・間仕切り製品全体の位置づけやラインナップを把握したいときに役立つ公式ページ。
稲葉製作所のイナバ物置は、毎年「イナバ物置 総合カタログ」が改訂され、最新モデルや仕様変更、価格改定が反映された形で発行されています。
2025年版としては「イナバ物置 2025 総合カタログVol.65」が案内されており、デジタル版はメーカー公式サイトの「デジタルカタログ」ページから閲覧できます。
さらに、その後の改訂版としてVol.66のデジタルカタログも公開されており、最新のラインナップや仕様を確認したい場合は、Vol.66をチェックしておくと安心です。
総合カタログは、Web版と紙版の2系統があります。Webカタログはブラウザ上でページをめくる形式で、スマホからでも閲覧しやすく、検索機能や拡大表示を使いながら気になるシリーズを素早く探せるのが利点です。
参考)デジタルカタログ|株式会社稲葉製作所
一方、紙カタログは、施工業者や外構ショップ、あるいはイナバ製品を扱う販売店などを通じて入手できるケースが多く、地域のプレハブ・物置専門店でも「イナバ物置2025年度版総合カタログあります」と案内しているところがあります。
参考)物置|株式会社八代プレハブ(公式ホームページ)
紙版は、現場でメモを書き込んだり、お客様と一緒にページを開いてサイズを相談したりするのに向いており、業者目線では今でも根強いニーズがあります。
総合カタログの面白い点として、「物置だけの冊子」に見えて、実は車庫・ガレージ・バイク保管庫・自転車置場・防災倉庫など、用途が少しずつ違う製品群が1冊にまとまっていることが挙げられます。
参考)稲葉製作所 イナバ物置 総合カタログ Vol.66
たとえば、家庭用の中型物置を探しているつもりが、ページをめくるうちに「バイクガレージも検討してみようかな」「自転車置場も同じシリーズで統一したい」と発想が広がる構成になっているため、「とりあえずカタログ全体に目を通す」ことで、自分では思いつかなかった選択肢に出会えることがよくあります。
また、カタログ末尾には、基礎寸法や扉の開き方向、アンカー本数など、設計・施工に必要な細かな情報もまとまっており、DIY派にとっても「設置前にチェックしておきたい技術メモ」として役立つ内容になっています。
どこからカタログにアクセスするかで迷ったら、まずは稲葉製作所公式サイトの「デジタルカタログ」ページをブックマークしておくのがおすすめです。
そこから「イナバ物置 2025 総合カタログVol.65」を選べば、最新の仕様・価格を押さえたうえで検討を進められますし、将来的にVol.67以降が出た場合も同じ入口から切り替えられるため、情報の更新漏れを防ぎやすくなります。
業者や外構店と相談する予定があるなら、あらかじめ自宅でデジタルカタログを眺めて候補に付箋をつけておき、打ち合わせ当日は紙カタログで最終確認をする、といった二段構えの使い方も効率的です。
この部分の参考リンク:イナバ物置 総合カタログVol.65・Vol.66を含むデジタルカタログの公式入口。
総合カタログの中核をなすのが、小型から大型までの物置・倉庫シリーズです。
代表的なシリーズとしては、小型物置の「シンプリー」、中・大型の「フォルタ(FORTA)」、デザイン性を重視した「ARCIA(アルシア)」、車庫・倉庫系の「GARADIA(ガレーディア)」などがあり、それぞれ用途やデザインコンセプトが異なります。
2025年版Vol.65では、フォルタとシンプリーに「フランネルグレー仕様の追加機種」が多数掲載され、カラーバリエーションの拡充がトピックになっています。
新製品として注目されているのが「como space(コモ・スペース)」や「GARADIA 高耐風圧仕様」、そして「ARCIA タイプC」です。
参考)イナバ物置総合カタログVol.65発刊のお知らせ
「como space」は、物置と小さな作業・趣味空間のあいだのような位置づけの製品で、「収納+ちょっとした居場所」を一体で考えたい人に向けたシリーズといえます。
「GARADIA 高耐風圧仕様」は、沿岸部や風が強い地域向けに耐風圧性能を強化した車庫・倉庫で、近年の台風リスクの高まりを受けてラインナップされた背景が見られます。
カタログ上では、各シリーズごとに「間口×奥行×高さ」「標準型/多雪型」「扉位置(正面・側面)」「床付/土間仕様」といった仕様が一覧化されており、表を追うだけでも必要なタイプがかなり絞り込めます。
参考)イナバ物置 – 有限会社エクステリアワンハーフ
たとえば中型・大型物置では、設置場所に合わせて「正面左扉・正面右扉・側面扉」など細かな設定ができるシリーズもあり、敷地条件が厳しい住宅街でも出し入れしやすい向きに扉を持ってこられる点が評価されています。
こうした細かいバリエーションは、ネットショップの商品ページだけでは網羅しきれないことが多く、「総合カタログで全パターンを一覧する」ことで初めて、自宅の敷地にぴったりな型番を選べるケースも少なくありません。
参考)イナバ物置
意外と見落とされがちなのが、カタログに掲載されている「バイク保管庫」「自転車置場」「防災倉庫」などの専用モデル群です。
一般的な物置でもバイクや防災備蓄を収納することはできますが、専用モデルは出入口寸法や耐荷重、防犯性、換気・結露対策などが用途に最適化されているため、「とりあえず物置で代用する」のと比べて使い勝手に大きな差が出ます。
総合カタログでは、こうした専用モデルが同じレイアウトの中で比較しやすく配置されているので、「これまで普通の物置しか見ていなかった」という人ほど、一度じっくり目を通してみる価値があります。
この部分の参考リンク:イナバ物置 総合カタログVol.66のデジタル版(小型物置〜ガレージまでのラインアップ全体像が確認できる)。
総合カタログを開いたときに最初に意識したいのは、「どのシリーズのどのサイズ帯が、今の収納量と将来の増加分に合っているか」という視点です。
一般的に、物置は「今ある荷物+3〜5年分の増加分」を見込んでサイズを選ぶと失敗しにくいとされており、カタログに掲載された内寸・棚板耐荷重・扉の開口幅などを合わせてチェックすることで、使い始めてからのストレスを減らせます。
特に自転車や園芸用品、アウトドア用品、季節家電など、かさばる物を多く収納する予定の場合、間口だけでなく奥行方向の有効寸法や、棚板の使い方をイメージしながらページを追うのがポイントです。
仕様面では、「一般型/多雪型」「床付タイプ/土間タイプ」「標準屋根/勾配・高耐風圧仕様」などの違いが重要になります。
多雪地域では屋根の耐荷重や屋根形状が積雪の落ち方に影響するため、総合カタログの脚注や図解をよく読み、自分の地域の積雪条件に対応したモデルを必ず選びたいところです。
参考)SG NEWS │ サングリーン 情報サイト
また、バイクや芝刈り機など重量物を出し入れするなら、土間仕様やスロープの有無、防水・防錆性の説明を確認し、基礎工事の手間とランニングコストのバランスを考えながら選定するのが現実的です。
カラー選択も、カタログを使う上で意外と重要なポイントです。2025年版では、フォルタとシンプリーにフランネルグレー仕様が大量に追加されており、「外構全体を落ち着いたグレー系でまとめたい」というニーズに応えたラインナップになっています。
外壁やフェンス、カーポートとの調和を考えるとき、カタログにあるカラーサンプルを眺めながら、同系色でまとめるか、あえてアクセントカラーとして見せるかを検討できるのは、紙カタログならではのメリットです。
とくに最近は、外構全体をトーン抑えめのグレーやアースカラーで統一し、物置だけが浮かないように配慮する施主が増えているため、「カタログのカラー展開を前提に外構を設計する」という逆転発想も現場では珍しくありません。
さらに、総合カタログには価格表や注意書きも掲載されており、「表示価格は税抜」「仕様及び価格は予告なく変更する場合があります」といった但し書きも含めて目を通しておくと、見積もり比較の際に齟齬を起こしにくくなります。
販売店やネットショップの商品ページはキャンペーン価格や独自の工事費込み価格で表記されていることも多いため、「カタログ標準価格」と「実売価格」の差を理解しておくことが、予算感をつかむ上での一つのコツです。
参考)DIY 建材市場 STYLE-JAPAN-GROUP - イ…
複数シリーズで迷っているなら、総合カタログの仕様表をコピーして、自分の候補モデルだけを抜き出した「比較表」を自作してみると、サイズ・耐荷重・価格・カラーの違いが一目で把握できます。
この部分の参考リンク:サイズ展開や選び方の考え方をつかむのに役立つ、イナバ物置取扱ショップの解説ページ。
総合カタログを手に入れたあとは、「候補選び」「見積もり」「施工打ち合わせ」という3つのステップを意識すると、スムーズに導入まで進められます。
まず候補選びの段階では、設置予定場所の寸法をしっかり計測し、カタログの内寸・外寸と照らし合わせながら「サイズ的に置けるモデル」をふるいにかけていきます。
このとき、基礎ブロックの余白や扉の開閉スペース、隣地や建物との離隔なども考慮しておかないと、「物置自体は入ったけれど、扉が全開にできない」といったトラブルにつながりやすくなります。
見積もりのフェーズでは、総合カタログ記載の標準価格をベースにしながら、販売店やネットショップの価格を比較していきます。
Yahoo!ショッピングなどでは、バイク保管庫や大型ガレージなども含め、イナバ物置の多様な型番が販売されており、同じ品番でもショップごとに価格が異なることがあります。
ただし、価格だけを見て決めてしまうと「組立工事費が別だった」「配送料が高かった」といった落とし穴にハマりやすいため、カタログに記載された仕様と照らし合わせつつ、「工事込みで総額いくらになるか」をセットで確認することが重要です。
施工段階の打ち合わせでは、総合カタログの図面や施工要領書へのリンクが役立ちます。
サングリーンのような情報サイトでは、「イナバ物置 2025 総合カタログVol.65」とともに、メーカーサイトへのリンクや施工要領書・図面ダウンロードの導線がまとめられており、業者側が必要とする技術情報に短時間でアクセスできるようになっています。
施主側としても、「扉の開く向き」「アンカー固定の必要性」「オプション棚板の位置」などを事前にカタログで把握しておくと、現場での意思決定がスムーズになり、結果的に工期や追加費用のリスクを抑えられます。
ここで、あまり知られていない活用法として、「総合カタログを施工後のメンテナンス資料としても保管しておく」というやり方があります。
カタログには、同シリーズ内の別サイズや追加オプションが一覧されているため、数年後に棚板を増やしたくなったり、敷地の使い方が変わって買い足しを検討したりするときに、「当時の型番とサイズ」を確認する手がかりとして機能します。
また、自然災害や経年劣化で買い替えが必要になった場合でも、カタログを見返すことで「以前使っていたモデルをベースに、より耐風圧性能の高いシリーズへ移行する」といった比較検討がやりやすくなります。
この部分の参考リンク:各メーカー物置カタログと施工要領書への導線がまとまった情報サイト。
サングリーン 物置カタログ情報(イナバ物置 2025 総合カタログVol.65掲載)
家具・インテリア好きの目線で総合カタログを眺めると、「単なる物置選び」にとどまらない使い方やアイデアが見えてきます。
たとえば、庭やテラスのレイアウトを考える際に、イナバ物置のサイズやカラーを「アウトドアリビングの壁」として捉え、カタログを見ながら「どのシリーズなら外構全体のデザインに馴染むか」を検討する、というアプローチです。
ARCIA やフランネルグレー仕様の物置であれば、モダンな外構やウッドデッキと合わせやすく、外から見ても「倉庫感」が前面に出にくいので、ガーデンファニチャーや屋外ソファとの相性も良くなります。
また、カタログに掲載されているガレージやバイク保管庫のページを、ガレージハウス的な趣味空間づくりの参考資料として使うのも面白い方法です。
参考)【カタログ】車庫『イナバガレージシリーズ』 稲葉製作所
稲葉製作所の車庫・ガレージカタログには、「イナバガレージシリーズ」として ARCIA や GARADIA などの製品が詳細に紹介されており、シンプルで上質なデザインを活かした「見せる収納ガレージ」を計画する際のヒントになります。
ガレージの中にワークベンチや棚、ツールワゴンをレイアウトする場合でも、総合カタログの寸法情報をもとに「棚の奥行き」や「車と壁のクリアランス」を検討しておけば、家具を置いたときの窮屈さを避けやすくなります。
さらに、総合カタログを「中古市場の目利き」にも活用するというアイデアがあります。
中古のイナバ物置やガレージは、ネットオークションやリサイクル業者を通じて出回ることがありますが、その際に型番だけではサイズ感や仕様がイメージしにくいことが少なくありません。
そんなとき、手元の総合カタログで該当モデルを引き当てれば、「現行ラインナップのどの位置づけか」「現行品への載せ替えやパーツ流用は可能か」といった判断がしやすくなり、中古導入のリスクを減らせます。
もう一つの独自視点として、「物置の将来像を考える資料」としてのカタログという使い方があります。
たとえば、2025年版で新登場した高耐風圧仕様やフランネルグレー色の追加は、「これからの気候や外構デザインのトレンドに、メーカーがどう応えようとしているか」を示すサインでもあります。
毎年の総合カタログを見比べていくと、「耐風圧」「耐積雪」「カラー」「多用途化(como space のような新カテゴリー)」といったキーワードが、今後の外構・エクステリアの方向性を占う手がかりとして浮かび上がってくるのです。
最後に、DIY やセルフビルドが好きな人にとって、総合カタログは「自分だけの外構ノート」をつくるための素材集にもなります。
気になるシリーズのページをコピーして、手書きで家具配置や植栽計画を書き込んだり、他メーカーのカーポートやウッドデッキのカタログと並べて貼ったりすることで、実際の工事前にかなり具体的なイメージボードをつくることができます。
そうしたプロセスを経て選んだ物置は、単なる収納箱ではなく、「家や庭のデザインに組み込まれた一つの家具」として、暮らしに長く馴染む存在になっていくのではないでしょうか。
この部分の参考リンク:イナバガレージシリーズのデザインや仕様を詳しく確認できるカタログ。
稲葉製作所 シンプリーシリーズの強みは、家庭用物置としては珍しいほどのサイズバリエーションにあります。 間口はおおよそ900〜2200mmクラスまで細かく刻まれ、奥行も400mm台から900mm台まで用意されているため、玄関脇のちょっとしたスペースから庭の一角まで、設置環境に応じて無駄のないサイズを選択できます。 高さも低めのタイプからハイタイプまで複数あり、自転車や長尺の園芸用支柱、アウトドア用タープポールなど、高さが必要なアイテムにも対応できます。
シンプリーの型番は「MJX-175DP」などのようにアルファベットと数字の組み合わせで表記されており、この数字部分が間口・奥行の目安を示すコードになっています。 たとえば「175」は間口1700mm台クラス、「176」はほぼ同クラスでも奥行違いといった形で、シリーズ内で比較するときに数字を手掛かりに大きさをイメージしやすくなっています。 また、価格比較サイトや通販サイトでも型番で検索できるため、事前にメーカーサイトのサイズ表と型番を照らし合わせておくと、設置可能寸法と予算を一度に確認できて便利です。
奥行と幅を一覧化したサイズ表を公開している施工店や販売店もあり、そこでは奥行・高さ・幅が表形式で整理されています。 この表を見れば、「幅は少し妥協しても奥行が浅い方が良い」「逆に奥行を優先したい」といった具体的なイメージを持ちながら候補を絞り込めます。 意外に見落とされがちなのが「ブロック数」の記載で、必要な基礎ブロックの個数もサイズとセットで示されているため、DIY設置を検討している場合はここもチェックしておくと準備漏れを防げます。
参考)https://www.rakuten.ne.jp/gold/exis/rktn/inaba/simply.html
稲葉製作所 シンプリーは、同じ外形寸法でも「全面棚タイプ」と「長もの収納タイプ(型番末尾P)」といった棚構成の違いが用意されています。 全面棚タイプは、園芸用の肥料・薬剤・小物工具・洗車用品など細かい物を整理したいときに適しており、棚板を段違いに配置することで縦スペースを無駄なく使えます。 一方、長もの収納タイプは、片側の棚をあえて抜くことでスコップやほうき、長尺のアルミ脚立、スノーダンプなど高さのあるアイテムを縦に収納できるのが特徴です。
収納計画を立てる際には、まず「普段よく出し入れするもの」と「季節ごとにしか使わないもの」を分けてリストアップしてみると、どちらの棚構成が合うか判断しやすくなります。 たとえば、ガーデニングがメインで肥料や鉢、手工具類が中心であれば全面棚タイプが扱いやすく、スキー板やアウトドアチェア、キャンプ用コンテナなど長さのある荷物が多い家庭では長もの収納タイプを選ぶと開閉時のストレスが少なくなります。 また、シンプリーは「低いサイズに長ものタイプを組み合わせる」といった選び方も可能で、視界を遮りたくない庭先などで高さを抑えつつ、長尺物だけはまとめて収納するという柔軟な使い方もできます。
参考)https://www.biccamera.com/bc/item/13570013/
DIY志向のユーザーの中には、購入後にホームセンターの棚板や有孔ボードを追加して、シンプリー内部をカスタマイズするケースもあります。 メーカー純正棚板と干渉しない位置で軽量物専用の補助棚を付ければ、園芸用のラベル、種、手袋など「なくなりやすい小物」をまとめておけます。 ただし、過度に重量物を追加棚に載せると変形や転倒のリスクが高まるため、耐荷重の目安を意識しながらレイアウトを組むことが大切です。
参考)https://www.ex-shop.net/index.php?action=public_staticamp;path=mo%2Fdiy%2Finaba%2Fsimply.html
稲葉製作所 シンプリーを安全に使ううえで、設置場所の地盤と転倒防止工事は軽視できません。 メーカーの組立説明書では、転倒防止工事としてアンカー工事とワイヤー工事の2種類が案内されており、基本的にはアンカー工事を必ず行い、強風を受ける場所ではワイヤー工事を併用するよう推奨されています。 とくに日本海側や台風の通り道になりやすい地域では、強風で物置がずれるだけでなく、扉の変形や基礎の破損につながる可能性があるため、設置前の計画段階から工事方法を決めておくことが大切です。
地盤が土の場合には、コンクリート平板やブロックを水平に敷き、その上にシンプリーを載せるのが一般的なスタイルです。 一見簡易な施工に見えますが、間口・奥行方向で水平が狂っていると扉の建付けが悪くなり、開閉のたびにストレスを感じる原因になります。 コンクリート地盤に設置する場合は、アンカープレートを組み合わせてベースに固定し、所定の位置にアンカーボルトでしっかりと締結する手順が説明書に詳しく載っています。 DIYで施工する際は、ドリル径や穴あけ深さなど細かな指定値を守る必要があるため、準備段階で説明書をよく読み、必要な工具をそろえてから作業に入るとスムーズです。
参考)https://shop.marueikogyo.co.jp/pages/inaba-si-size
意外なポイントとして、設置場所周辺の「落雪」の有無にも注意が必要です。 シンプリー自体は一般的な耐荷重を想定して設計されていますが、屋根から大量の雪が落ちてくる位置に置くと、短時間で屋根面に大きな荷重がかかり、変形や扉の開閉不良を招くことがあります。 できるだけ建物の軒下の直下を避け、落雪が集中しない位置を選ぶ、あるいは別途落雪対策をしたうえで設置するなど、周囲環境を含めたレイアウトを検討すると安心です。
稲葉製作所 シンプリーは、ホームセンターや家電量販店のオンラインショップ、エクステリア専門店などさまざまな販路で取り扱われており、同じ型番でも販売価格に幅があります。 例えば、MJX-135DPFなどの中型サイズではメーカー希望小売価格が9万円台でも、通販サイトでは1〜2割程度値下げされているケースが見られます。 価格.comなどの比較サイトを使えば、複数ショップの価格や送料条件を一覧で確認できるため、合計コストを把握したうえで最安値に近いショップを選ぶことができます。
コスパを高めるうえで重要なのが、「将来の収納量」を見越したサイズ選びです。 当初の荷物量ぴったりのサイズを選んでしまうと、ガーデニングやアウトドア趣味が広がるたびに収納スペースが足りなくなり、買い替えや追加物置の設置が必要になることがあります。 シンプリーは同シリーズ内でサイズ展開が豊富なため、設置可能範囲いっぱいまで大きめのサイズを選んでも、見た目のバランスを損ないにくいのが利点です。 逆に、敷地が限られていてどうしても小型を選ばざるを得ない場合は、棚タイプや内部レイアウトを工夫し、「高さ方向の収納」を最大限活用することでコスパを補うことができます。
また、工事費用を含めた総額で考えると、多少上位サイズを選んでも差額は本体価格分だけで、設置工事費はほぼ同じというケースが多く見られます。 施工業者によっては、本体と工事をセットで申し込むと割引が適用されるプランもあり、結果として「ワンサイズ大きめ+工事込み」の方が、長期的に見て高い満足度につながることも少なくありません。 価格だけでなく、収納量や使い勝手、将来のライフスタイルの変化まで含めてトータルで比較検討する視点が、シンプリーを賢く選ぶコツと言えるでしょう。
シンプリーは屋外物置というイメージが強いものの、カラーバリエーションやシンプルなフラットデザインのおかげで、庭やアプローチの「背景」としてなじませやすいという特徴があります。 そこで、単なる収納庫としてではなく、ガーデンファニチャーやラダーシェルフと組み合わせて、半屋外の見せる収納として活用する工夫も考えられます。例えば、シンプリーの側面に木製のプランタースタンドを寄せてハーブや草花を並べれば、物置の存在感を柔らかくしながら、収納とグリーンを一体化させた小さなガーデンコーナーをつくることができます。
また、扉の開閉頻度が高い面は動線を妨げないようにしつつ、反対側の側面にマグネットフックや屋外対応の有孔ボードを設置して、ホースや小さなガーデンツールを“掛ける収納”にすると、作業効率も見た目も向上します。 シンプリーは鋼板製でマグネットが効きやすいため、内部だけでなく外側にもマグネットアクセサリーを活用しやすい点は、あまり知られていないポイントです。 ただし、外側に掛けるものは風や雨にさらされるため、使用頻度が高く、多少の汚れが気にならない道具に限定するのが現実的です。
さらに、ベランダや狭小庭でシンプリーを使う場合、天板部分の高さを活かして「簡易カウンター」として利用するアイデアもあります。 高さ1600mmクラスのタイプはそのままでは高すぎますが、低めのサイズであれば、小さな鉢植えを並べたり、作業用トレーを置いて植え替え作業の一時置き場にしたりと、ちょっとしたワークスペースとして活用できます。 屋外での作業導線と収納をセットでデザインすることで、シンプリーは単なる“物置”から、暮らしを支える一つの“家具”的な存在へと変わっていくのではないでしょうか。
稲葉製作所公式サイト シンプリー紹介ページ(サイズバリエーションや棚タイプ、耐久性など製品全体の仕様が分かりやすく整理されています)
参考)シンプリー[MJX/MJX-F]
稲葉製作所 シンプリー 製品情報
DIY施工店によるシンプリー組立解説ページ(基礎工事の考え方や、DIYで組み立てる際の注意点が写真付きで詳しく説明されています)
イナバ物置シンプリー 組み立て方
稲葉製作所 ネクスタシリーズは、いわゆる「中型物置」に位置付けられるラインで、一般家庭の庭先や駐車場脇に置きやすいサイズ感が特徴です。
間口はおおむね7パターン、奥行が6パターン、高さが2パターンという構成で、カタログ上では48サイズ前後が用意されており、その中から設置スペースに合うものを選ぶ形になります。
ただし、すべての間口・奥行・高さの組み合わせが存在するわけではなく、表上「空欄」となっているサイズもあるため、カタログを見て「この寸法がない」と驚く人も少なくありません。
型番でよく見かける「NXN-30S」「NXN-50S」といった表記は、間口×奥行×高さの組み合わせを表しており、例えばNXN-30Sならおおよそ間口2210mm×奥行1370mm×高さ2075mmというサイズ感になります。
参考)https://kana-mono.jp/14nekusuta06.html
NXN-50Sのように間口・奥行ともにゆったりしたタイプを選べば、アウトドア用品、タイヤ、工具箱、自転車などをまとめて収納しても、通路をしっかり確保できます。
参考)https://www.semanticscholar.org/paper/c9fffdad172d2d5fd59a31dfaf9913f4b59e9874
一方、1370×1370×2075mmクラスのコンパクトサイズは、スペースが限られる都市部の庭や通路脇でも設置しやすく、「既存の物置の横にもう1台」という増設ニーズにも対応しやすいのが魅力です。
参考)https://www.ex-shop.net/index.php?action=public_item_review_search_executeamp;item_id=3469
稲葉製作所 ネクスタの特徴として、奥行がしっかり確保されたモデルが多いこともよく挙げられます。
例えば、間口1300mm前後の物置は、他社では奥行が浅めの製品が多いのに対し、ネクスタは奥行に余裕があり、見た目以上の収納力があるという声がユーザーから寄せられています。
庭の限られたスペースを有効活用しながら、掃除道具、季節家電、園芸用品などを立体的に収納したい人にとって、この「奥行のゆとり」は長く使うほど差が出るポイントと言えるでしょう。
一般型と多雪地型の2種類が用意されている点も、稲葉製作所 ネクスタならではの安心感につながっています。
一般型は積雪120kgf/平方メートル程度を想定しており、関東や関西の平地など、極端な積雪がない地域であれば十分な仕様です。
参考)イナバ物置・収納庫ネクスタの激安販売|物置・倉庫の通販なら環…
一方で、豪雪とまではいかないが冬場にある程度の雪が積もる地域では、多雪地型を選ぶことで屋根の耐荷重を高め、長期的な歪みや扉の開閉不良といったトラブルを防ぐことができます。
価格帯を見ると、例えばNXN-30Sの一般型の定価は15万円台ですが、実売では3〜3.5割引で販売されるケースが多く、工事費を含めても総額で大きく予算オーバーしづらいレンジに収まります。
ネット通販やエクステリア専門店では、キャンペーン時にさらに割引が効くこともあるため、複数サイトで見積もりを取り、「本体+組立工事+配送」の総額で比較するのが現実的です。
また、ネクスタシリーズ自体は2021年9月末で生産終了となっており、現在は後継の「フォルタ(FS)」シリーズが主力ですが、ネクスタの在庫品や中古品を狙うことで、価格を抑えながら質の高い物置を導入できる場合もあります。
参考)イナバ物置「ネクスタ」(NXN)シリーズの特長をご紹介~おす…
稲葉製作所公式カタログPDFで、NXNシリーズの詳細寸法やバリエーションを確認できます(各サイズの間口・奥行・高さ、扉仕様の参考)。
稲葉製作所 ネクスタに関する口コミを見ると、「作りがしっかりしている」「扉の開閉が軽くてスムーズ」といった声が非常に多く、総じて満足度の高い評価が目立ちます。
30年前に設置したイナバ物置と新しいネクスタを並べて設置しているユーザーからは、「古い物置もまだ現役で、サイズも揃って違和感がない」というコメントが寄せられており、長期的な耐久性への信頼感が伺えます。
「頑丈」「丈夫」といった単語が複数のレビューで共通していることからも、鉄板の厚みや構造設計に対して、ユーザー側もはっきりとした安心感を感じていることが分かります。
使い勝手の面では、ネクスタの扉が「軽く開け閉めしやすい」という評価が何度も見られます。
参考)イナバ物置ネクスタの評判は?口コミやメリット・デメリットをご…
両開き扉の開口幅が広く、自転車や大型の荷物も出し入れしやすい点はもちろんですが、日常的に頻繁に開け閉めすることで地味にストレスになる「扉の重さ」が少ないことは、長く使うほど効いてくる要素です。
参考)https://www.ex-shop.net/index.php?action=public_item_review_search_executeamp;item_id=3490
また、扉の下部には4カ所のストッパーが設けられており、地震や強風時の転倒防止に役立っているという声もあり、見えにくい安全面への配慮がユーザーの満足度につながっています。
「設置が思ったよりも簡単だった」という口コミも特徴的です。
もちろん、基礎工事や水平出しなどは専門業者に任せた方が安心ですが、既存のコンクリート土間の上に設置するケースなどでは、組立説明書が分かりやすく、DIY派のユーザーでも対応できたというレビューがあります。
ただし、組立そのものはボルト点数も多く、「楽に終わる」というよりは「手順さえ守れば確実に仕上がる」タイプの作業なので、時間と体力を見込んだうえで挑戦するのが現実的でしょう。
意外なポイントとして、稲葉製作所 ネクスタは「周囲の景観になじみやすい」という評価も複数見受けられます。
エクステリア専門店のレビューでは、「前からそこにあったかのように自然」「家の雰囲気に合って高級感がある」といったコメントがあり、カラーリングや外板のデザインが、住宅地の景観を損ねないよう配慮されていることが分かります。
物置と聞くと「いかにも倉庫」という印象を持たれがちですが、ネクスタは外構の一部として見たときのバランスまで含めて評価されている点が、他社製品との違いとして浮かび上がってきます。
口コミの中には、施工業者の対応や工事後のゴミ片付けなど、物置本体ではなくサービス面への不満も少数ながら存在します。
このため、ネクスタ自体の品質に惹かれて購入を検討している場合でも、「どのショップで」「どの施工業者が工事をするのか」を事前に確認し、見積もりの段階で不明点を解消しておくことが重要です。
本体の耐久性が高く長く付き合う物だけに、購入時の店舗や工事パートナー選びまで含めて慎重に検討しておきたいところです。
ネクスタの口コミやメリット・デメリットをまとめた日本語解説ページでは、実際の使用感や扉の軽さ、耐久性に関する生の声を確認できます(評判・レビュー部分の参考)。
稲葉製作所 ネクスタの魅力のひとつが、オプションや派生商品を組み合わせることで、用途に応じたカスタマイズがしやすい点です。
標準でも棚板が付属しますが、「別売棚セット」を追加すると収納力が格段にアップし、重い荷物も安心して載せられる耐荷重を確保した棚板がラインナップされています。
棚板種類ごとに幅や制限重量が細かく分かれており、例えば幅1256mmで制限重量145kgのタイプなど、かなりヘビーな荷物にも耐えられる仕様が用意されているのは、業務用としても頼もしいポイントです。
庫内環境を快適に保つオプションとして、通気パネルの存在も見逃せません。
一般的な物置では、換気口が少なく夏場に庫内がこもりがちですが、ネクスタの通気パネルはガラリが4個付き、庫内側のカバーを上下させることで換気量を調整できる構造になっています。
しかも、換気時にも虫の侵入を抑えつつ、ほこりや雨水の侵入も低減できる設計のため、アウトドア用品や布製品、工具などをカビやサビから守りたい場合に効果を発揮します。
派生商品としては、「ネクスタ大型」「ネクスタウィズ」「連続型」といったバリエーションが用意されていました。
ネクスタ大型は、中型のネクスタをさらに拡大したボリュームのあるタイプで、壁面扉形式を採用し、扉位置の変更や屋根の傾斜変更が可能な仕様となっています。
これにより、広い敷地にガレージに近い感覚で設置したり、積載量の多い業務用倉庫として運用したりと、家庭用を超えたスケールでの活用も視野に入ります。
ネクスタウィズは、「物置+開放スペース」を一体化したスタイルが特徴です。
収納庫に加えて、自転車やバイク、庭仕事の一時置きなどに使える屋根付きの開放スペースが隣接しており、雨をしのぎながら出し入れができるため、日常的な使い勝手が大きく向上します。
こちらも壁面扉形式で屋根勾配の変更が可能なため、近隣住宅への日当たりや視線、雨水の流れを配慮しながら設置プランを組み立てられる点が、外構計画と相性のいい仕様と言えるでしょう。
集合住宅向けに用意されている「連続型」は、アパートやマンションの専用物置として設計されたシリーズです。
物置が横方向に連続した構造となっており、全面開口タイプや引き戸タイプなど、使う人の動線に合わせた扉形式を選べます。
連結数を柔軟に調整できるため、「部屋数に応じて1室に1台」といった配置がしやすく、入居者向けの付加価値設備として導入している物件も増えています。
ネクスタのオプションや派生商品を紹介している日本語ページでは、通気パネルや別売棚、ネクスタウィズなどの詳細仕様がまとまっています(カスタマイズ・派生モデルの参考)。
稲葉製作所 ネクスタは既に販売終了となり、現在は後継シリーズの「フォルタ(FS)」が主力ですが、新旧どちらを選ぶにしても、設置計画と建築確認の考え方を押さえておくことが重要です。
フォルタはネクスタの使い勝手をベースに、強度やデザイン性を高めたシリーズとされており、サイズ構成やオプションも現行ニーズに合わせて整理されています。
一方で、ネクスタは現時点でも在庫品や中古品が流通しているため、「できるだけコストを抑えつつ、実績ある物置を設置したい」というニーズに応えられる存在として注目されています。
設置にあたっては、「建築確認申請が必要かどうか」を事前に確認しておくことが、意外と見落とされがちなポイントです。
一般的に、一定規模以上の物置や、住宅と一体で建てるガレージに近いサイズの大型タイプでは、建築基準法上の扱いが変わることがあり、自治体ごとに運用も異なります。
ネクスタ大型や連続型など、規模の大きいモデルを検討している場合は、販売店や工務店と相談しつつ、必要であれば確認申請の手続きも含めた見積もりを取ると安心です。
設置場所の選定では、単に「空いているスペース」を埋めるのではなく、日当たり・風向き・動線・近隣との距離を総合的に考えることが大切です。
例えば、屋根勾配の変更タイプを選べば、雨水の流れる方向を調整して隣地への配慮がしやすくなりますし、扉位置の変更ができるモデルなら、敷地内の通路と自然につながる配置が可能になります。
これらはカタログ上の仕様だけではイメージしづらい部分ですが、図面に書き起こしてシミュレーションすることで、「使いやすさ」と「近隣への配慮」を両立したプランを組み立てられます。
ネクスタとフォルタを比較する際は、「必要な収納量」と「将来の増設余地」を一緒に検討するのが、家具・インテリア好きの視点では重要です。
アウトドア用品やガーデンファニチャー、季節家電などは年々増えやすく、購入時に想定していた収納量をすぐに超えてしまうケースも珍しくありません。
少し余裕のあるサイズを選びつつ、別売棚やフックなどのオプションで縦方向の空間を有効活用することで、見た目もすっきりとした「外のクローゼット」として活躍してくれます。
意外な視点として、物置の「音」や「振動」にも目を向けておくと、長く使ったときの快適性に差が出ます。
金属製物置は、扉の開閉音や雨音が反響しやすい構造ですが、ネクスタのように剛性の高い躯体としっかりした基礎で設置すると、パネルのビビリが少なく、結果として作業時の不快な共鳴も抑えられます。
将来的に内部に作業台を置き、ちょっとしたDIYスペースやガーデン用品のメンテナンスベンチとして使うことを想定しているなら、この「静かさ」も選定基準のひとつとして意識してみると良いでしょう。
ネクスタからフォルタへの移行や、建築確認申請に関する注意点を解説したページでは、設置前に押さえておきたい法的な観点や大型タイプの扱いがまとまっています(設置計画・法規面の参考)。
家具やインテリアにこだわる人にとって、稲葉製作所 ネクスタは単なる物置ではなく、「家の外にもう一つ増える収納部屋」として考えると可能性が広がります。
内部の棚板を細かく追加し、重さに応じて棚種類を選び分けることで、屋外用の収納家具のような感覚でレイアウトを組むことができます。
シーズンオフのチェアやテーブル、ベンチクッションなどをクリアボックスに入れて棚に並べれば、ひと目で何がどこにあるか分かる「見える収納」に近い状態をつくれます。
ネクスタウィズのような開放スペース付きモデルを選べば、屋外用ソファやローチェアを一時的に置く「セカンドリビング的」な使い方も見えてきます。
自転車やバイクだけでなく、折りたたみチェアやガーデンワゴンなどを雨を避けながら出し入れできるため、庭やテラスで過ごす時間が長い人ほど、その価値を実感しやすいはずです。
また、開放スペースの奥側に簡易のラックを置けば、園芸道具やガーデンライトなど、すぐに取り出したい小物類を「見せる収納」として配置することもできます。
通気パネルを活かした収納術としては、湿気に弱い家具用オイルやワックス、革製品のメンテナンス用品などを、庫内の風通しの良い位置にまとめておく方法があります。
夏場でも内部の湿度が極端に上がりすぎないように調整できるため、ダイニングチェアや無垢材テーブルのメンテナンス道具を、屋内から移してネクスタ内に一元管理することも現実的です。
こうした「家具まわりのケア用品」をまとめることで、家の中の収納がすっきりし、役割分担としてネクスタが外部ストック兼ワークスペースのような存在になっていきます。
意外と知られていない活用法として、ネクスタの中で「仮置き用の家具レイアウト」を試してみるという方法もあります。
例えば、新しく導入予定のガーデンソファやラックと同じサイズの段ボールや板を用意し、ネクスタ内部に仮置きして動線や圧迫感をチェックすれば、実際に庭に配置したときのスケール感を擬似的に体験できます。
特に、アウトドア家具や大きめの収納家具は一度買うと動かしづらいため、「どのくらいの奥行があると使いにくいのか」「扉の開きと干渉しないか」といった感覚を、ネクスタを使ったシミュレーションで確かめておく価値は大きいでしょう。
さらに、稲葉製作所の物置は耐久性が高く、長期使用しているユーザーも多いため、ネクスタを導入する際には「10年後の自分の持ち物」を意識して収納計画を立てるのがおすすめです。
子どもの成長に伴うスポーツ用品、キャンプギア、園芸用品、DIY工具など、増えやすいカテゴリーを事前に想定し、棚板の高さやフック位置を調整しておけば、将来の模様替えも最小限の手間で済みます。
単に余った物を押し込む場所としてではなく、「外にしつらえたもう一つのストレージ家具」として、稲葉製作所 ネクスタを活かしてみてはいかがでしょうか。

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