稲葉製作所 フォルタ デザイン強度サイズ活用術

稲葉製作所 フォルタ デザイン強度サイズ活用術

稲葉製作所 フォルタ デザイン強度サイズ活用

稲葉製作所 フォルタのポイント概要
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デザインと外構の相性

フォルタシリーズ共通の立体的な扉デザインやカラーバリエーションを押さえ、庭や駐車場まわりの外構と調和させるコツをまとめます。

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強度・耐久性の考え方

Hi-end Strong構造や床・棚板の耐荷重、基礎とアンカーボルトの重要性を整理し、長く安心して使うためのポイントを解説します。

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サイズとシリーズ選び

中型のフォルタ[FS]を軸に、縦長大型[FT]・大型[FB]・連続型[FL]・フォルタウィズ[FW]などの違いを、設置環境と収納量から選ぶ視点で紹介します。

稲葉製作所 フォルタ 扉デザインとカラーバリエーション


フォルタシリーズの大きな特徴は、扉に施された立体的なレリーフデザインにあります。 扉面には角度の異なるリブ(凹凸)が組み合わされていて、太陽光の当たり方や見る位置が変わるたびに陰影が動き、平板なスチール扉よりも表情豊かな見え方になります。 こうした「動くレリーフ」の考え方は、単にデザイン性を高めるだけでなく、リブ形状と寸法を最適化することで板面のたわみを抑え、扉全体の強度向上にもつながっています。
カラーバリエーションも外構と合わせやすいように計画されており、中型のフォルタ[FS]ではベーシックなグレー系に加えて、フランネルグレーといった少し柔らかいトーンの色も選べます。 公式サイトでは、フォルタフランネルグレー専用のサイズ構成まで分けて掲載されており、「色ごとに選べるサイズが微妙に違う」という、カタログを見ないと気づきにくいポイントもあります。 角度や天候によって色味の見え方が変わるため、カタログや画面だけでなく、可能であれば実物展示やサンプルを確認してから決めると、外壁やフェンスとの「微妙な色差」による違和感を避けやすくなります。


参考)フォルタ[FS]

庭づくりや屋外家具との相性を考えるなら、同系色でまとめるだけでなく、あえて扉色をアクセントカラーとして使う方法もあります。 例えば、木製ガーデンファニチャーやウッドデッキの近くにフォルタを置く場合、暗めのグレー扉を選ぶと、明るい木部とのコントラストで庭全体が引き締まり、屋外ラウンジの背景となる「大きな家具」のような役割を果たしてくれます。 一方、ベランダのようなコンパクトな空間では、外壁に近い明度の扉色を選ぶと圧迫感が薄れ、金属製物置特有の“重い”印象を和らげることができます。


稲葉製作所 公式 フォルタ[FS]製品ページ(扉デザインやカラー構成、特徴が一覧で確認できます)
フォルタ[FS] | イナバ物置

稲葉製作所 フォルタ 強度とHi-end Strong構造

フォルタシリーズは、カタログ上でも「Hi-end Strong(ハイエンドストロング)」というキーワードで紹介されており、強度面のこだわりが明確に打ち出されています。 中型のフォルタ[FS]や縦長大型[FT]では、主要部材に強度保証のある鋼材を使い、梁中補強パネルなどの補強部材を標準装備することで、強風や地震への耐性を高めています。 特に縦長大型のフォルタ[FT]では、建築基準法に対応した構造計算を前提とした強度設計が行われており、基準風速34m/s(地表面粗度Ⅲ)を想定した仕様である点が明記されています。
床と棚板の耐荷重も、一般的な家庭用物置と比べてかなり高く設定されています。 商品紹介では、床の耐荷重が6000N/㎡、棚板の耐荷重が2000〜2500N/㎡といった数値が示されており、これは業界でもトップクラスの水準です。 数値だけを見るとピンとこないかもしれませんが、例えば大型のアウトドアチェアやガーデンテーブル、ガーデニング用の土袋、電動工具など、重量物をまとめて収納しても床がたわみにくいことを意味します。


参考)新しくなったイナバ物置「フォルタ」【イナバ物置・ガレージ 商…

ただし、この強度を実際の設置現場で確保するには、カタログ内でも繰り返し強調されているように、コンクリート布基礎とアンカーボルトでの緊結が前提となります。 特にフォルタ大型[FB]や縦長大型[FT]では、転倒防止の観点から布基礎が「必須」とされており、後付けでのアンカー施工はできないため、発注時点で基礎計画を済ませておく必要があります。


参考)フォルタ大型[FB]


このあたりは、家具好きの目線で見ると「重量級のサイドボードやキャビネットを置く前に床補強をしておく」感覚に近く、物置を単なる箱ではなく、屋外に置く“ストレージ家具”として扱う発想とも相性が良いポイントです。 高耐荷重の床を生かして、屋外用チェアのストックや来客用折りたたみテーブル、季節家電などをまとめて保管しておけば、室内の収納家具に余裕が生まれ、リビングのレイアウトにも自由度が出てきます。


この部分の参考リンク:フォルタ各シリーズの強度仕様やHi-end Strong構造について記載された公式情報。


フォルタ縦長大型[FT] | イナバ物置

稲葉製作所 フォルタ サイズ選びとシリーズ構成

フォルタは「中型物置のFS」を中心に、用途や設置環境に応じて細かくシリーズが分かれています。 中型のフォルタ[FS]は全72サイズという豊富な展開があり、間口×奥行×高さの組み合わせで、自宅のスペースにフィットするサイズを選べるのが特徴です。 外部のサイズ一覧ページでも、間口1370〜5260mm、奥行950〜3050mm、高さ約2000〜2400mmクラスまで多彩なバリエーションが一覧表で確認でき、ちょっとした物置から本格的な大型収納まで幅広くカバーしていることがわかります。
一方、大型収納を想定したフォルタ大型[FB]や縦長大型[FT]は、別売棚との組み合わせを前提にした設計で、背の高い工具や長尺物、アウトドアギアをまとめて収納したい場合に向いています。 連続型のフォルタ[FL]は、引き戸タイプのユニットを横に連結していく発想のシリーズで、駐場脇やアパートの共用部など、横長のスペースを有効活用したい現場で選ばれます。 また、フォルタウィズ[FW]は開放スペースと物置を組み合わせた構成で、自転車置き場や簡易ガレージのような使い方を想定したラインです。


参考)フォルタ ウィズ[FW]


家具好きの視点から見ると、これらのシリーズの違いは「収納するモノの高さ」と「出し入れの頻度」で選ぶのがポイントになります。 例えば、季節ごとに入れ替えるガーデンチェアやシェード、クッションなど、ある程度の頻度で出し入れするアイテムが中心なら、標準高さのFSに可動棚を組み合わせることで、動線を短くコンパクトにまとめられます。 一方、DIY用の長い材木や脚立、オーニングのフレームなど高さのあるものが多い場合は、縦長大型のFTの方がストレスなく収納でき、室内のクローゼットや物入れに置きがちな長尺物を屋外に逃がすことができます。


イナバ物置 フォルタ サイズ一覧の参考ページ(中型フォルタFSのサイズバリエーションを一覧で確認できます)
フォルタ FS サイズ一覧

稲葉製作所 フォルタ 扉・開き方と使い勝手の工夫

フォルタの使い勝手を左右する要素として、実は見落とされがちなのが「扉の開き方と位置」です。 中型のフォルタ[FS]や大型[FB]では、現地で扉の開く方向を左右入れ替えられる仕様になっており、設置後に「車のドアと干渉する」「フェンス側にしか開かない」といったストレスを軽減できます。 また、フォルタ大型[FB]では扉の位置そのものも変更できる構造になっており、現場の動線に合わせて「どこから出し入れするか」を細かく決められます。
連続型フォルタ[FL]やフォルタウィズ[FW]では、引き戸タイプの採用により、狭いスペースでも扉の開閉しやすさが確保されています。 引き戸仕様は、前面に家具や自転車、植木鉢などを置いていてもある程度開閉できるため、「庭の一角を半分ガーデン、半分ストレージ」にしたいケースと相性が良い構造です。 さらに、フォルタの一部シリーズでは「半開き防止の仮ロック機能」が盛り込まれており、風で扉が勝手に全開・全閉にならないよう配慮されています。


参考)連続型物置 フォルタ[FL]


錠前と把手を一体化したデザインも、日常的な使い勝手の向上につながっています。 稲葉製作所の紹介では「どこを触っても開けやすい」ことが強調されており、手がふさがっているときでも軽く手の甲で押し引きして開閉しやすい形状になっています。 家具目線で言えば、これはキッチンキャビネットの「プッシュオープン金具」や「大型ハンドル」に通じる発想で、屋外収納にも室内家具並みの操作性を持ち込んだ例と言えます。

こうした扉まわりの工夫は、子どもがいる家庭や高齢者のいる家庭にとっても安心材料になります。 扉の仮ロックを活用すれば、完全には閉めずに通気を確保しつつ、風で扉がバタンと閉まるリスクを抑えられるため、湿気がこもりやすいガーデンクッションや布ものを収納するときにも役立ちます。 また、開閉方向の後変更が可能な点を利用して、将来的な駐車場レイアウトの変更や、自転車置き場の増設にも柔軟に対応できるよう、最初から「動かせる家具」と同じ感覚で設計しておくと安心です。


この部分の参考リンク:扉位置・開き方や仮ロック機能について触れられているフォルタシリーズの公式情報。


連続型物置 フォルタ[FL] | イナバ物置

稲葉製作所 フォルタを屋外ストレージ家具として使う独自アイデア

フォルタは「物置」として紹介されていますが、家具に関心の高い人にとっては、屋外に置ける大型ストレージ家具として捉えると面白い活用が見えてきます。 中型フォルタ[FS]の可動棚を細かく調整し、ファイルボックスや収納ケースを組み合わせれば、屋外に「趣味用クローゼット」のようなスペースを作ることができます。 例えば、キャンプギア専用の収納ゾーンをフォルタ内に作れば、室内のクローゼットやチェストを圧迫せずに済み、リビングの家具レイアウトもすっきり保てます。
もう一つのアイデアは、フォルタウィズ[FW]や連続型[FL]の開放部分を、屋外リビングの“裏方”として使う方法です。 FWのように開放スペースと物置が一体になった構成なら、開放側にアウトドアソファやベンチを置き、すぐ横の物置部分にクッションやブランケット、ガーデンツールを収納しておくことで、「出しっぱなしにしない屋外ラウンジ」が実現できます。 これは、室内のリビングでサイドボードやチェストをソファ脇に置くのと同じ発想で、フォルタを庭のインテリア構成の一部として扱う使い方です。

さらに、縦長大型[FT]や大型[FB]の高さを活かして、屋外ワークスペースのバックボードとして使う方法もあります。 扉を開けた状態で、内部に有孔ボードや棚を追加すれば、工具や園芸用品、ペイント道具などを一望できる“屋外ワーク棚”になります。 作業するときだけ扉を開け、終わったら扉を閉めれば、見た目はシンプルな物置のままなので、デザイン性の高い外構とも両立しやすい構成です。


参考)フォルタ縦長大型[FT]


最後に、フォルタを選ぶ段階で「10年後の所有物」を想像しておくと、屋外ストレージ家具としての価値がより高まります。 子どもの成長に伴って増えるスポーツ用品やアウトドア用品、将来的に買い足すかもしれないガーデンテーブルやベンチの収納場所などを見越して、棚板の位置や扉の開き方を決めておくと、模様替えや家具の買い替えにも柔軟に対応できます。 物置を家の端に追いやるのではなく、「外構と家具レイアウトの橋渡し役」としてフォルタを位置づけることで、屋内外の収納計画全体がぐっと整理されていくのではないでしょうか。


この部分の参考リンク:フォルタウィズや連続型フォルタのレイアウト自由度について確認できる公式情報。


フォルタ ウィズ[FW] | イナバ物置




#ミトヤマネ