

稲葉製作所のオフィス向け書庫は、両開き書庫・片開き書庫・引違い書庫・ラテラル書庫・オープン書庫といった基本タイプを軸にラインナップされています。
これらは「どのくらい中身を見せたいか」「通路幅に余裕があるか」「頻繁に出し入れするか」といった条件によって適した形が変わるため、まずは動線と収納物の量・サイズを具体的にイメージすることが重要です。
上下書庫セットは、下段に引違い書庫やラテラル、上段に両開きやオープン書庫を組み合わせて、天井高さを有効活用しながら収納力を最大化できる構成として人気があります。
例えば、下段をラテラル書庫(A4横型ファイル中心)にして重い書類を腰より下の位置に集約し、上段をオープン書庫にしてカタログやサンプルを「見せる収納」にすることで、安全性と一覧性を両立させることができます。
さらに、上下で扉の種類を変えることで、セキュリティレベルの違う収納ゾーンを一体の家具の中に作ることもでき、「鍵付きの両開き+オープン書庫」という組み合わせは、来客エリアにも置きやすい実用的な構成です。
この部分の参考リンク:イナバ書庫全般の種類説明や「書庫辞典」で上下書庫セットの考え方を押さえるのに役立ちます。
イナバ(INABA)書庫(キャビネット) 一覧 オフィスバスターズ
稲葉製作所の書庫シリーズ「TF(ティーエフ)」は、本体色としてホワイトだけでなくブラックも用意され、オプションで木目の化粧パネルを追加できるのが特徴です。
同じスチール書庫でも、全面ホワイトの組み合わせにするとオフィス全体が明るくフラットな印象になり、ブラックや木目パネルをアクセントとして混ぜると、落ち着いたホテルライクなワークスペースを演出できます。
オフィスレイアウトの観点では、通路側や来客から見える位置の書庫を木目+ブラックでまとめ、執務エリア奥はホワイトで統一することで、「見える部分は家具っぽく、裏側は機能重視」というメリハリをつける手法がよく採用されます。
また、書庫の色とデスク天板の色を揃えると、連続した壁面収納のように見せられるため、限られた床面積のオフィスでも圧迫感を抑えつつ収納量を確保しやすくなります。
意外と見落とされがちですが、壁の色と書庫のコントラストも重要で、白い壁にホワイト書庫を並べるより、ホワイト壁+ライトグレーや木目書庫のように少しだけ色味をずらすことで、輪郭がはっきりし空間が整って見える効果があります。
この部分の参考リンク:書庫本体色・木目化粧パネルの概要やオフィス全体のトーンを確認するのに役立つページです。
TF ティーエフ デザイン性の高い書庫シリーズ イナバインターナショナル
稲葉製作所 書庫は国産スチール書庫としては比較的手頃な価格帯で、両開き・引違い・ラテラルなど標準的な2〜3段書庫は新品でも数万円台から導入できるケースが多くなっています。
例えば、「イナバ TF ティーエフ ヒンジドア 両開き扉 書庫(幅900×奥行450×高さ1050mm)」といったモデルは、棚板1枚あたり耐荷重50kgを確保しつつ、5万円台後半前後で販売されている事例があり、耐久性と価格のバランスが取れた選択肢といえます。
一方、中古市場では上下書庫セットやオープン書庫が定価の数分の一の価格になっていることもあり、限られた予算の中で収納量を増やしたい場合は、新品デスク+中古書庫という組み合わせでトータルコストを抑える方法も現実的です。
コスパを意識するなら、「全てを扉付きにしない」のがポイントで、セキュリティが必要な文書だけ両開き書庫にまとめ、頻繁に出し入れする資料は価格の安いオープン書庫に寄せることで、必要な機能とコストを最適化できます。
収納計画を立てる際は、1段あたりの耐荷重・棚板枚数・A4ファイルの段数を目安に、「今の書類量+今後3年分」をざっくり積み上げてから、上下書庫セットやスライドキャビネットを組み合わせると、買い足しやムダな余白を減らしやすくなります。
この部分の参考リンク:イナバのスチール書庫の価格感と商品仕様を一覧で把握したいときに役立つ通販サイトです。
床面積が限られたオフィスでは、稲葉製作所の書庫と組み合わせて使われる「スライドキャビネット」や「移動式書庫」が、省スペースで収納量を増やす手段として注目されています。
スライドキャビネットは、固定式の書庫の前にレール上を平行移動する書庫を2列または3列配置することで、通路を最小限に抑えながら大量のファイルを収納できるシステムで、図書館やバックヤードのようなスペースにも応用しやすい構造です。
書類の検索性を確保するには、通路側の書庫には頻繁に出し入れする文書や最新の資料を、奥側の固定書庫には保管年限の長い書類をまとめるなど、「動線に近いほど使用頻度が高いもの」を置くルールを決めると運用がスムーズになります。
また、スライドキャビネットとオープン書庫を組み合わせると、表側は見せる収納・裏側は高密度保管という機能分担を作れるため、小規模オフィスでも「見せるゾーン」と「見せないゾーン」を明確に分けたレイアウトが実現しやすくなります。
ややマニアックな活用例として、スライドキャビネットの一列を「サンプルライブラリ」専用にし、椅子やテーブル、床材のサンプル・カタログをカテゴリ別に並べることで、オフィスの一角に小さなマテリアルライブラリを作る手法もあり、インテリアにこだわる企業ほど採り入れやすい工夫です。
この部分の参考リンク:スライドキャビネットや上下書庫セットの概要をまとめて確認したい場合に便利なページです。
イナバの移動式書庫・スライドキャビネット解説 Happy(オフィス家具通販)
稲葉製作所 書庫は本来オフィス収納用のスチール家具ですが、色や天板の組み合わせによっては「カウンター家具」「間仕切り家具」としても活用できます。
例えば、腰高サイズ(高さ1000mm前後)の両開き書庫やオープン書庫に木目天板を載せると、受付カウンターやフリースペースのカフェカウンターのように見せることができ、裏側はそのまま収納として機能するため、限られた面積を二重に活用できます。
フリーアドレスのオフィスでは、島ごとに低めの書庫を置いて「収納付きアイランドテーブル」のように使う例もあり、上部をスタンディングミーティング用のテーブルとして、下部を共用文具や機器収納として活用することで、家具点数を増やさずに機能を増やすことができます。
もう一歩踏み込んだ使い方としては、オープン書庫の一部を「ミニギャラリー」として使い、書籍だけでなくミニチュアチェアや素材サンプル、観葉植物などを並べることで、スチール書庫にインテリア的な遊びを加え、来客や社員の目線を楽しませる演出も可能です。
自宅のワークスペースに導入する場合は、ホワイトやライトグレーの書庫に木目天板を組み合わせてワイドなデスク一体型収納にし、上部に小さな棚板を追加してお気に入りの本や雑貨を置けば、「業務用書庫がベースのオリジナル収納家具」という、他にはない雰囲気をつくることもできます。
この部分の参考リンク:オフィス全体のレイアウトやオリジナルデザイン製品の事例を確認し、書庫を家具的に見せるイメージづくりの参考にできます。
オフィス家具・レイアウト事例 イナバインターナショナル株式会社

稲葉製作所 脇机 搬入設置に業者がお伺い SW/OW A4-3段タイプ DUK-046-A3 W400×奥行600x高さ720mm サイドデスク 収納