

稲葉製作所のロッカーと聞くと、まず挙がるのがオフィス向けのパーソナルロッカーシリーズ「iprea(イプリア)」や「TF パーソナルロッカー」です。
どちらもフリーアドレスやABW(Activity Based Working)を意識した設計で、「一人ひとりに一マス」という個人用収納を前提にしつつ、サイズや鍵種類、カラーを柔軟に選べるのが特徴です。
ipreaシリーズでは、S・M・L・縦長といった4種の庫内サイズが用意されており、ノートPC中心の人と、大きめのバックパックを持ち歩く人で最適なロッカーサイズを変えられる構成になっています。
サイズの目安として、例えば6人用パーソナルロッカー(Mサイズ)の場合、外寸は幅900×奥行450×高さ1688mmで、1人分の内寸は幅409×奥行405×高さ522mmとされています。
参考)https://office-kagu.com/?pid=175753613
この高さがあれば、一般的なビジネスバックやA4ファイルボックス、着替え用のシャツなどを併せて収納でき、仕事帰りにスポーツジムへ寄るようなライフスタイルでもロッカー内をうまく区切れば対応が可能です。
参考)https://office-kagu.com/?mode=cateamp;cbid=86032amp;csid=60
縦長サイズの場合は内寸高さが約1085mmあるため、コートやロング丈のアウターを吊るすこともでき、冬場に上着を席に置きっぱなしにしたくないオフィスでは重宝します。
また、TF パーソナルロッカーでは、カタログ上でダイヤル錠を標準としつつ、IC錠・プッシュ錠・シリンダー錠への変更にも対応できると案内されており、物件ごとにセキュリティポリシーに合わせた仕様変更が相談できる点も見逃せません。
参考)Inaba Office System Catalog 20…
こうした柔軟なラインナップにより、従来の「更衣ロッカー」的な使い方だけでなく、社内便や共有デバイスの受け渡しなど、オフィスインフラの一部としてロッカーを位置づけやすくなっています。
参考)https://www.officebusters.com/maker/inaba/locker/
この部分の参考リンク:稲葉製作所のパーソナルロッカー「TF パーソナルロッカー」の仕様とカスタマイズ項目が一覧できます。
稲葉製作所 ロッカーの大きな特徴の一つが、用途に応じて選べる豊富な鍵種類です。
代表的なものとして、ダイヤル錠・IC錠・プッシュ錠・シリンダー錠が用意されており、オフィス家具のカタログでも「ご要望の場合は担当者まで」として、標準仕様からの変更にも柔軟に対応できる旨が明記されています。
一般的に、個人が専有して使うロッカーにはシリンダー錠、短時間で複数人が入れ替わり使うロッカーにはダイヤル錠が向いているとされており、稲葉製作所のロッカーもこのセオリーを踏まえた構成です。
ダイヤル錠はキーレスタイプのため、鍵を持ち歩く必要がなく、紛失リスクを抑えられる点が魅力です。
参考)TF パーソナルロッカー
ipreaのパーソナルロッカーでも、ダイヤル錠を標準仕様としたモデルが多く、暗証番号で開閉できるため、フリーアドレスで日々座席が変わるオフィスとの相性が良好です。
一方、IC錠は社員証などのICカードで施錠・解錠できるタイプで、「カード一枚で入退館・印刷・ロッカー利用までまとめたい」というニーズに応えますが、対応カードの仕様やシステム連携については事前の確認が必要です。
プッシュ錠は、扉を閉めるだけで自動的に施錠されるオートロックタイプが多く、鍵管理が煩雑になりがちな現場で「閉め忘れを防ぎたい」ときに有効です。
シリンダー錠は最もスタンダードな鍵で、物理キーによるシンプルな構造が好まれますが、ipreaシリーズでは本体カラーがリードブラックでもシリンダー部分は白色になるなど、デザイン上の注意点もカタログで明記されています。
参考)https://office-kagu.com/?pid=175753598
運用面では、管理者キー(マスターキー)や暗証番号のリセット方法などを事前に整理し、ロッカーの活用ルールとセットで社内に共有しておくと、紛失や利用トラブルを最小限に抑えられます。
この部分の参考リンク:ipreaパーソナルロッカーの鍵種類・庫内サイズバリエーションがまとまっています。
イナバ パーソナルロッカー iprea(イプリア) 商品一覧
ロッカー選びで失敗しやすいポイントの一つが「サイズ感」のズレです。
稲葉製作所 ロッカーは、外寸だけでなく庫内寸法まできちんと公開しており、「何をどれくらい入れたいか」をイメージしながら選べるのが大きな安心材料となります。
例えば、6人用パーソナルロッカー IPR-16-6P-D(ダイヤル錠)は、外寸W900×D450×H1688に対し、1マスあたりの内寸はW409×D405×H522mmで、ノートPC・ビジネスバッグ・着替えを同時に収めることが可能です。
同シリーズの縦長サイズ(3人用 IPR-11-3P-L)では、外寸W900×D450×H1125mm、内寸はW259×H1085mmとされており、ロングコートを掛けられる高さと引き換えに、幅を抑えた構成になっています。
このように、Mサイズは汎用的な「箱」として、縦長サイズはアウター収納重視の「ハンガー付きロッカー」として役割が明確に分かれているため、社内のドレスコードや通勤スタイルを踏まえて選択すると失敗が少なくなります。
さらに、ipreaシリーズではS・M・L・縦長の4種類の庫内サイズが用意されており、Sサイズは小物やノートPC向け、Lサイズは大きめの荷物やヘルメットなども想定した高さが確保されています。
オフィス全体のレイアウトとしては、1人用ロッカーをずらりと並べるだけでなく、多人数用ロッカーを組み合わせて「共用収納」と「個人収納」を分ける構成も検討の価値があります。
例えば、アウトドア用品や防災グッズなど、誰でも出し入れする物は多人数用ロッカーへ、個人の荷物はパーソナルロッカーへというように役割分担をすることで、ロッカー周りの整理整頓がぐっと楽になります。
参考)イナバ物置おしゃれ30選【小型シンプリーから大型ガレージまで…
最近では、モバイルロッカーやメールロッカーといった、書類やPCの貸し出し・受け渡し専用のロッカーも普及しており、稲葉製作所のロッカーを中心に、こうした機能特化型ロッカーを組み合わせて「収納計画」を立てる事例も増えています。
この部分の参考リンク:ロッカー全般のサイズ感や用途別の選び方が分かりやすくまとまっています。
フリーアドレスやテレワークが広がるなかで、稲葉製作所 ロッカーは単なる「荷物置き」ではなく、ワーカーのワークスタイルを支える重要なインフラになりつつあります。
ipreaやTF パーソナルロッカーは、ワークスタイルの変更に合わせて自由に増設・変更可能なシステム構成を採用しており、「まずは一列だけ導入して、フリーアドレスエリアの拡大に合わせて増設する」といった柔軟な運用ができます。
この「スモールスタートしやすい」設計は、働き方改革を段階的に進めたい企業にとって、ロッカー導入のハードルを下げる要素です。
また、扉背面に樹脂ポケットが設けられているモデルもあり、個人宛ての書類や社内便をポケットに挿しておくと、本人が出社したタイミングでスムーズに受け取れる「簡易メールボックス」として機能させることも可能です。
さらに、OA機器の充電用ワイヤリングスペースが確保されているタイプでは、ロッカー内でノートPCやタブレットを充電できるため、フリーアドレスエリアに配線を這わせずに「充電基地」をまとめられます。
このように、稲葉製作所 ロッカーを「個人収納+メールボックス+充電ステーション」として多機能化することで、オフィス全体の動線やケーブルマネジメントがスッキリし、ワーカーのストレス軽減にもつながります。
もう一つのポイントは、ロッカーを通じて「席の概念」を緩やかに個人から切り離せることです。
席が変わってもロッカーは変わらない、という状態を作ることで、「自分の居場所=席」から「自分の拠点=ロッカー+デジタルツール」へと発想を切り替えやすくなり、フリーアドレス移行時の心理的抵抗を和らげられます。
この観点からも、稲葉製作所のように鍵種類やサイズ展開が豊富なロッカーを選ぶことは、単なる家具選びを超えて、オフィスづくりそのものの戦略に関わってくると言えるでしょう。
この部分の参考リンク:ワークスタイルの多様化に対応するイナバオフィスシステムのカタログです(パーソナルロッカーや関連家具の位置づけを確認できます)。
Inaba Office System Catalog 2023
ロッカーというと、どうしても「壁際に並べる箱」として捉えがちですが、稲葉製作所 ロッカーのデザインやカラー展開を活かせば、オフィスの家具コーディネートに積極的に組み込むこともできます。
ipreaシリーズでは、オプティホワイトとリードブラックといったカラー展開が用意されており、明るくクリーンな印象のエリアにはホワイト、集中ブースや落ち着いたゾーンにはブラック系を配置するといったゾーニングがしやすくなります。
また、シリンダー錠仕様では、本体がリードブラックでもシリンダー部分は白色になるため、あえて「鍵部分をアクセントカラー」として見せるデザインも可能で、単調になりがちなロッカー列にちょっとしたリズムを加えられます。
家具の観点で見ると、ロッカーは収納機能だけでなく「視線を遮るパーティション」としての役割も果たします。
例えば、背の高いパーソナルロッカーをフリーアドレス席の背面に並べれば、通路からの視線を遮りつつ、席側からはロッカー上部をディスプレイ棚として活用することもできます。
観葉植物やアートブック、会社のプロダクトサンプルなどを並べれば、機能とインテリア性を両立させた「見せる収納」としてオフィスの雰囲気づくりに貢献します。
さらに、ロッカー列の一部を「共有ツールステーション」として位置付け、コピー用紙・文具・貸出用デバイスなどを集中的に配置することで、社員があちこちの収納を開けて探す無駄な動線を減らせます。
このとき、ロッカーの扉にピクトグラムやカラーラベルを貼り、何が入っているか一目で分かるようにしておくと、初めてオフィスを訪れた人でも直感的に使える「分かりやすいオフィス」になります。
稲葉製作所 ロッカーは、こうしたコーディネートや導線設計の「キャンバス」としても活躍してくれるため、家具選びの段階からインテリア担当者やデザイナーと一緒に仕様を検討してみるのも良いでしょう。
この部分の参考リンク:イナバ物置・ガレージを含む豊富な商品ラインナップと、カラー・サイズ展開のイメージをつかめます(物置中心ですがロッカー選びのヒントにもなります)。