

東リ ロールカーペット 2023-2027のカタログは、ロールカーペットに特化した「深掘り用」の資料で、ロールカーペットのシリーズ構成や価格帯、カラー展開、加工方法、お手入れ情報が集約されています。
一方で「東リ 総合カタログ 2024-2025」には、ロールカーペットだけでなくクッションフロアやタイルカーペット、ビニル床タイルなど、床材全体のラインアップがまとめられており、床材同士の比較検討に向いています。
家具好きの視点で見ると、ロールカーペット専用カタログは「カーペットの世界を掘り下げる資料」、総合カタログは「床材の地図」のような立ち位置で、どちらもダウンロード版・デジタルカタログ版が用意されているため、タブを行き来しながら比較するのが実務的です。
ロールカーペットカタログのコンテンツを細かく見ると、巻頭にブランドコンセプトやデザイン思想、ロールカーペットの特徴ページがあり、その後にシリーズ別の見開き構成で商品が並びます。
参考)https://www.toli.co.jp/digital_catalog/pdf/rollcarpet2023-2027.pdf
さらに巻末近くには「東リ カーペットの特徴」「カーペットのお手入れ」「取扱い上のご注意」「マーク一覧」など、日々のお手入れや施工時に役立つ技術情報があり、購入前だけでなく購入後に読み返しても発見がある構成になっています。
参考)https://www.wako-dou.com/netshop/carpet/toli/2019_2022/TOLI_CARPET_CAUTION_2019_2022.pdf
総合カタログ側では、ロールカーペットのページに「フロア総合カタログ」内の位置づけが明記されており、同じ空間でロールカーペットと他の床材(タイルカーペット、ビニル床タイルなど)を組み合わせる際の比較表としても機能します。
やや意外なポイントとして、総合カタログのデジタル版では、ロールカーペットのページだけを「マイバインダー」に追加でき、他の床材ページと自分用カタログとして束ね直せる機能があります。
リビングはロールカーペット、ワークスペースはタイルカーペット、ダイニングはビニル床タイル、といったゾーニングを考えている家具好きにとって、必要なページだけを束ねた自作カタログが簡単に作れるのは、かなり便利なテクニックです。
紙カタログを取り寄せる前に、まずデジタル版で必要なページだけを絞り込み、プリントアウトして家具のレイアウト図と一緒にファイリングしておくと、打ち合わせや家族会議でも話が早く進みます。
参考)https://www.toli.co.jp/digital_catalog/pdf/rollcarpet_ov2023.pdf
東リ公式のロールカーペット製品ページ。ロールカーペット全体のコンセプトやシリーズ一覧がまとまっていて、カタログを読む前の予習に向いています。
ロールカーペットカタログでは、「エトウィール」「バルザール」「イルミネーション」「ベーシックセレクション」などのシリーズが並び、各ページに品番・色展開・全厚・パイル形状・組成・㎡あたりの価格が記載されています。
たとえばエトウィール8800は、国産ロールカーペットの代表格ともいえるシリーズで、カタログでは高級ゾーンに位置づけられ、設計価格が1㎡あたり2万円台後半〜3万円台のレンジに設定されています。
販売店サイトでは同じエトウィール8800のロールカットが、設計価格28,500円/㎡に対して販売価格15,675円/㎡〜という例も紹介されており、「カタログ価格=実売価格」ではない点も読み取れます。
ロールカーペットカタログ後半には、価格帯とデザイン性のバランスを整理した「Price × Design」のような一覧も掲載され、シリーズごとの立ち位置が直感的にわかるよう工夫されています。
例えば、21,000〜30,000円/㎡クラスのプレミアム帯と、15,000〜17,000円/㎡クラスのミドル帯、19,500〜24,000円/㎡クラスのハイスタンダード帯などが帯状に示されており、予算からシリーズを逆引きすることができます。
家具好きの目線で見ると、「ソファやダイニングセットにどれくらい投資したか」と同じ感覚で、床に対しても投資レベルを揃えることで、空間全体の質感バランスをとりやすくなります。
リフォーム会社の試算では、6畳(約10㎡)のカーペット張替えで10〜15万円程度、30畳(約50㎡)の張替えなら25〜30万円程度が一つの目安とされており、カタログの㎡単価を見ながら実際の工事費をイメージすると、予算感がつかみやすくなります。
東リのカーペットには、ホルムアルデヒドを吸着・分解する性能を持つグレードもあり、同じ価格帯でも「デザイン重視」か「機能重視」かで選択肢が変わるため、価格表だけでなく特長コメントも読み込むことが重要です。
ロールカーペットは、素材や織り方によって踏み心地が大きく変わるので、カタログで価格とスペックを絞り込んだうえで、ショールームやサンプル取り寄せで最終確認するのが、家具とのバランスを取るうえでも現実的な進め方です。
参考)ロールカーペット エトウィール8800 東リ ロールカット …
東リ ロールカーペット 2023-2027のデジタルカタログ。シリーズ別の価格帯や仕様を一覧で確認しながら、検討中の部屋に合う候補を探すのに役立ちます。
東リのロールカーペットは、「デザイン」「清潔」「快適」「安全」を妥協なく追求するというコンセプトが掲げられており、カタログでもその4つの軸に沿って特徴が紹介されています。
エトウィールシリーズのページでは、ウールをメインに強撚のフリーズ糸や光沢のあるポリエステル・レーヨンなどを組み合わせることで、自然素材の柔らかさと深みのある表情を追求していることが強調され、写真だけでは伝わりにくい「素材感」を文章で補っています。
また、アキスミンスター織のバルザールシリーズは、多色で華やかな柄表現が可能で、ホテルロビーや格式あるリビングを想起させるような意匠が多く、家具との組み合わせ次第でクラシカルにもモダンにも振れる懐の深さが魅力です。
機能面では、ロールカーペットが持つ「防音性」「保温性」「転倒時の衝撃緩和」「防炎性能」「ホコリの舞い上がり抑制」といったポイントが、図解やデータとともに説明されています。
特に日本防炎協会の防炎性能を満たしたロールカーペットであることや、ホコリが舞い上がりにくいことは、子どもや高齢者のいる家庭、喘息やアレルギーに配慮したい家庭にとって大きな安心材料です。
さらに、ウールカーペットは湿度調整機能や汚れに対する自己回復力をある程度持っており、適切なお手入れをすれば長く美観を保てることも、カタログの「カーペットの特長」ページで触れられています。
お手入れガイドのページでは、日常のお掃除には掃除機をこまめにかけること、シミがついたときは中性洗剤を薄めた布で叩き拭きすること、家具跡のパイルつぶれはブラッシングやスチームである程度回復できることなど、具体的な方法が記載されています。
ロールカーペット+アンダーフェルトの構成は、転倒時の衝撃を和らげる効果が高く、介護が必要な家庭やペットと暮らす家庭にも向いているという説明もあり、見た目だけでなく安全性の観点から選びたい人にヒントを与えてくれます。
こうした機能情報を家具選びに反映させると、「ソファの前はふかふか、ダイニングテーブル下はしっかり目」といったゾーニングや、「子どものプレイスペースの下だけウールの高機能カーペットにする」といった柔軟なプランニングがしやすくなります。
参考)ロールカーペット|カーペット・ラグ&マット |東リ オンライ…
東リのカーペット特長資料PDF。清潔性・安全性・防音性など、ロールカーペットの機能をデータとともに確認できます。
家具好きにとってロールカーペットカタログの一番の楽しみは、色や柄のバリエーションを眺めながら、手持ちの家具やこれから買いたい家具との組み合わせを妄想できる点にあります。
エトウィール8800のような落ち着いたウールループ系のシリーズは、北欧系のナチュラルな木製ソファやラウンドテーブルと相性が良く、ベージュ〜グレーの中間色を選ぶと、どんなファブリックソファでも受け止めてくれる「舞台装置」のような床になります。
一方、バルザールのようなアキスミンスターカーペットは、クラシカルなウィングチェアや猫脚のサイドテーブルと合わせるとホテルライクな雰囲気になりますが、あえてシンプルなアイアン脚テーブルとの対比で使うと、柄の重みが中和されてモダンな空間にもなり得ます。
カタログでは、シリーズごとに施工イメージ写真が掲載されていることが多く、床だけでなく家具・照明・カーテンまで含めたコーディネート例として眺めると、「このカーペットならダイニングチェアは布張りよりレザーが映えそう」など、具体的な組み合わせを想像しやすくなります。
住宅向けのベーシックセレクションは、価格を抑えつつも色数が豊富で、ソファやTVボードなどの大型家具の色に合わせて「床を少し暗め」「少し明るめ」といった微調整がしやすいので、家具の買い替えサイクルが短い家庭にも向いています。
さらに、東リが日本総代理店を務めるロイヤルタイのコレクションもロールカーペットカタログから参照でき、多色でアート性の高い柄を選べば、床そのものがアートピースになり、シンプルな家具を引き立てる舞台として機能します。
少し変わった活用法として、ロールカーペットのサンプルを家具レイアウト図の上に重ねて、視覚的な「色の比率」をチェックするという方法があります。
床・ソファ・ラグ・カーテン・テーブル天板の色をざっくりと面積比で見積もり、カタログに載っている施工写真の比率と見比べてみると、「少し床が重すぎる」「カーテンにもう少し彩度があっても良い」といった感覚的な違和感に気付きやすくなります。
こうした視点でロールカーペットカタログを読み込むと、単に「好きな色のカーペットを選ぶ」という発想から一歩進んで、「家具と空間全体を含めたバランス設計」のツールとしてカタログを使えるようになっていきます。
東リのロールカーペット製品紹介ページ。エトウィールやバルザールなど主なシリーズのコンセプトとイメージ写真を、家具との関係も含めて確認するのに役立ちます。
ロールカーペットカタログは床材選びの資料というイメージが強いですが、家具好きの視点から見ると「サウンドプランニング」や「動線計画」のヒント集としても活用できます。
たとえば、防音性や踏み心地に関する解説ページと価格表を見ながら、リビングのテレビ周りやオーディオコーナーの下は吸音性の高いウール系を選び、ワークスペースのチェア下はキャスターの動きを妨げないループパイルを選ぶなど、「家具の用途ごとに床をチューニングする」という考え方が成り立ちます。
同じシリーズの中でもカットパイルとループパイル、全厚の違いなどを見比べていくと、「ソファ前はふかふか、書斎はちょっと硬め」といったゾーニングを、カーペットだけで実現することも可能です。
また、カタログの巻末にある「特注紹介(カスタムメイドカーペット)」のページでは、世界で一枚だけのオリジナルカーペットを作れるシステムが案内されており、予算やロットは必要ですが、好きな家具やアートから色や柄をピックアップして床に落とし込むといった楽しみ方も見えてきます。
特注品の項目では、必要面積100㎡以上、参考納期2か月程度といった具体的な条件が表形式で記載されており、住宅よりも店舗・ホテル・オフィス向けの要素が強いものの、「いつか自宅に特注カーペットを」という夢を膨らませる材料にもなります。
この特注ページを眺めながら、自分の好きな家具ブランドやヴィンテージファブリックの色を拾い、いつかオリジナルカーペットを作るならどんな柄にするかをスケッチしてみると、カタログが一気に「コレクションブック」のような存在に変わっていきます。
さらに、カタログの「お手入れ」「取扱い上のご注意」ページは、家具のレイアウト変更や模様替えの計画にも役立ちます。
重い家具を載せる場所はパイルのつぶれや凹みが出やすいこと、キャスター付き家具は保護マットなどとの併用が推奨されることなどが記載されているため、家具配置図を描く際に「どこに荷重がかかるか」を意識するきっかけになります。
ロールカーペットカタログを「床のカタログ」としてだけでなく、「家具の配置や暮らし方を設計するためのインフラ情報」として読み解くと、家具選びそのものの視野も自然と広がっていくはずです。
東リ 総合カタログ 2024-2025のロールカーペット関連ページ。ロールカーペットと他の床材を含めた特注・施工情報を確認したいときに重宝します。
東リ 総合カタログ 2024-2025(ロールカーペット掲載)