東リ 防音床材 種類遮音等級選び方活用術

東リ 防音床材 種類遮音等級選び方活用術

東リ 防音床材 種類と選び方

東リ 防音床材で静かな暮らしをかなえるポイント
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東リ 防音床材の代表シリーズを俯瞰

ファブリックフロアや遮音クッションフロアなど、東リの主な防音床材の特徴と使い分けをざっくり整理します。

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遮音等級LL値・ΔL等級の基本

LL-45やΔLL-5といった表示の意味を知り、カタログの性能表示を読み解くコツを押さえます。

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家具配置と防音床材の相性

ソファやダイニングセットのレイアウトと組み合わせて、防音性能を最大限に活かす考え方を紹介します。

東リ 防音床材 ファブリックフロアの特長と使いこなし

東リの防音床材の中でも、タイルカーペットタイプの「ファブリックフロア」はマンションや二世帯住宅の生活音対策としてよく選ばれるシリーズです。 40cm角や50cm角のタイルを吸着加工で床に固定できるため、置き敷きでもズレにくく、階下に響く足音や物の落下音を和らげてくれます。
東リはこのファブリックフロアで、タイル裏面の特殊バッキングにより衝撃音を吸収しやすい構造を採用しており、「人やペットの声、飛び跳ねる音を軽減する」として集合住宅向けに訴求しています。 家具好きの視点で見ると、ソファ前の一角だけ色を変えてラグ風に使ったり、ダイニングチェアの下だけを防音強化ゾーンにするなど、家具レイアウトと合わせたゾーニングがしやすいのも魅力です。
防音性能を数字で確認したい場合は、ΔLLなどの遮音等級表記をチェックしますが、ファブリックフロアはシリーズごとに性能が異なるため、商品ページやカタログで必ず「遮音」「防音」「遮音等級⊿LL(Ⅰ)-5相当」といった記載を確認する必要があります。 例えばタイルカーペットの「アタック8000」シリーズは遮音等級⊿LL(Ⅰ)-5相当という高い遮音性能をうたい、「イスの移動音や物の落下音がほとんど聞こえないレベル」と説明されています。


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家具との相性としては、脚先が細いチェアやテーブルでもタイルカーペットのクッション性が荷重を分散し、床に傷が付きにくい点がメリットです。 一方で、キャスター付きチェアを多用するワークスペースでは、キャスターの転がりがやや重く感じられるケースもあるため、カーペット用キャスターやチェアマットとの併用を検討するとストレスなく使えます。


参考)東リ/住宅用(ご家庭用)タイルカーペット「ファブリックフロア…


ファブリックフロアのもう一つの強みは「手洗い可能」という点で、汚れた部分だけを外して洗えるため、ダイニングの子ども用チェアの下やペットスペースに集中的に敷くといった使い方にも向きます。 硬いフローリングと比べ、繊維床材はホコリが舞い上がりにくいとされるため、棚やテレビボードなど低い家具の周辺に敷いておくと、掃除のたびに「意外とホコリが少ない」と実感する人も多いはずです。


参考)洗えて防音性にも優れた「東リ ファブリックフロア」の特長は?…


また、家具の組み合わせで意外に効くのが「脚カバー+タイルカーペット」の二重対策です。椅子の脚にフェルトやニットカバーを付け、その下にファブリックフロアを敷くことで、軽量床衝撃音をさらに抑えられ、夜遅くの椅子の出し入れでも下階を気にしにくくなります。


参考)【保存版】もう悩まない!賃貸の足音・騒音トラブルを解決する防…


東リ公式サイトでは、ファブリックフロアのラインアップや防音性の解説がまとまっており、製品別の特長を確認するのに役立ちます。


洗えて防音性にも優れた「東リ ファブリックフロア」の特長

東リ 防音床材 クッションフロアと遮音クッションフロアの違い

東リの防音床材というと、ビニル系の「クッションフロア」も定番です。標準的なクッションフロアは1.8mm厚程度のビニル床材で、適度なクッション性と掃除のしやすさが特徴ですが、防音性を重視するなら「遮音クッションフロア」や「CFシート-SD」のような厚手タイプを選ぶ必要があります。
たとえばL45遮音フロアと呼ばれる製品では、1.6mm厚のクッションフロア層に約2.9mmのウレタン発泡層を組み合わせた総厚4.5mm構造で、LL-45相当の遮音性能を持つ仕様が紹介されています。 このような厚めの発泡層が、歩行時や物を落としたときの衝撃音を減衰させてくれる仕組みです。
東リの住宅用クッションフロア「CFシート-SD」は、3.5mm厚で衝撃吸収性・遮音性・床暖房対応などを備えたシリーズとして案内されており、木目柄やタイル柄など、インテリア性も高いラインアップが用意されています。 家具好きにとっては、ソファやダイニングテーブルと色味を合わせやすい豊富な柄バリエーションが大きな魅力で、たとえばナチュラルオーク柄のCFシートに北欧風の白脚テーブルやファブリックソファを組み合わせると、レンタル家具のショールームのような一体感ある空間を作ることができます。


遮音クッションフロアの意外なポイントは、「音」だけでなく「転倒時の衝撃」も軽減してくれることです。3.5mm厚のクッション層は、子どもが走り回るリビングや、高齢の家族がいる寝室での転倒リスクを和らげる効果が期待できるため、防音と安全性を兼ねた床材として検討する価値があります。


参考)【10cm単位】東リ 遮音性 木目柄クッションフロア 3.5…


一方で、厚みがあるクッションフロアは扉の開閉クリアランスや、既存床との段差に注意が必要です。既存のフローリングの上に重ね貼りする場合は、ドアの開閉支障や家具のガタつきが出ないかを事前に確認し、場合によっては敷居の調整や、家具脚の高さ調整パーツを併用すると良いでしょう。 また、クッション性が高い床は重い家具の脚が沈み込みやすく、長期的にはへこみ跡が残ることもあるため、本棚やピアノなど重量物の下には荷重を分散するベース板を敷くといった工夫もおすすめです。


CFシート-SDの公式ページでは、厚みや性能アイコン、カラー展開が一覧でき、遮音性や衝撃吸収性の有無も確認できます。


東リ 住宅・施設向けクッションフロア CFシート・CFシート-SD

東リ 防音床材 遮音等級LL値・ΔL等級の読み解き方

東リ 防音床材を選ぶ際に避けて通れないのが、「LL-45」「ΔLL-5」などの遮音等級です。かつては床仕上げ構造の床衝撃音低減性能を表す指標として、LL-45やLL-35といった推定L等級が一般的に使われてきましたが、現在は「ΔL等級」による表記へ移行が進んでいます。 ΔLL等級は床材そのものの単体性能を示す指標であり、ΔLL-5などの等級ごとに、周波数帯別の床衝撃音レベル低減量の下限値が定められています。
具体的には、ΔLL-5の床材は軽量床衝撃音(スリッパ歩行やイスの移動音など)に対して15~36dB程度の低減量が下限値として示されており、「椅子の移動音や物の落下音がほとんど聞こえず、上階でかすかな物音を感じる程度」という説明がされることもあります。 一方、推定LL値は実際の建物の床構造との組み合わせを想定した空間性能に結びついた指標であり、同じΔL等級でも現場の床構造によって体感が変わりうる点には注意が必要です。


参考)東リ(TOLI) タイルカーペット 遮音 アタック8000 …


このため、東リのカタログにある「ΔLL-5相当」「LL-45相当」といった文言はあくまで目安として捉え、マンション管理規約や設計図面に記載されている「床の遮音性能」との整合性を確認したうえで選ぶことが重要です。


参考)遮音性の新基準について


家具好きの視点で言えば、遮音等級を理解すると「どこまでやれば十分か」のラインが明確になります。例えば、小さな子どもがいる家庭であれば、リビングと子ども部屋はΔLL-5相当以上の防音床材をベースとし、さらにソファや本棚まわりにラグやタイルカーペットを重ねて二重の対策を行う、といった設計が理にかないます。 一方、在宅ワーク用の書斎では、椅子のキャスター音やキーボードの打鍵音が階下に伝わりにくい程度でよければ、ΔLL-4~5相当の床材+チェアマットで十分なケースも多く、過剰な防音投資を避けられます。


また、遮音等級は「重さのある音(重量床衝撃音)には効きにくい」という点も押さえておきたいポイントです。ΔLL等級は主に軽量床衝撃音向けであり、大人が飛び跳ねるような強い衝撃や、重量物を落とした時のドンという音は、床構造そのものの性能に大きく左右されます。 そのため、防音床材だけに頼るのではなく、「走り回るエリアをラグ+クッションフロアでカバーする」「重量家具の下には緩衝材を敷く」といった生活動線と家具配置の工夫をセットで考えることが、静かで快適な住まいづくりの近道です。


遮音等級の新基準については、専門店サイトの解説ページが図表付きで整理しており、ΔL等級と推定L等級の関係を確認するのに役立ちます。


遮音性の新基準(ΔL等級とLL値の解説)

東リ 防音床材 マンションでの選び方と家具レイアウトのコツ

マンションで東リ 防音床材を選ぶ際は、「どの部屋で」「どんな家具を置いて」「どんな生活音を減らしたいか」を具体的にイメージすることが大切です。集合住宅や二世帯住宅では、足音・椅子の引きずり音・子どもの飛び跳ねなどの生活音が特に問題になりやすく、東リはファブリックフロアを「生活音対策に最適」として位置づけています。
リビングであれば、ソファとローテーブル周りをファブリックフロアで囲うように敷き詰め、テレビボードやサイドボードの下はビニルのクッションフロアで仕上げるといった「ハイブリッド敷き」が実用的です。 こうすることで、歩行や着座動作が多いエリアには高いクッション性と遮音性を確保しつつ、家具を動かしにくい壁際は掃除がしやすいビニル床材でスッキリさせることができます。
ダイニングでは、チェアの引きずり音を抑えるために、テーブルより一回り広い範囲でファブリックフロアやタイルカーペットを敷くのが有効です。 椅子を引いたときに脚先が床材の外に出てしまうと、結局フローリングに直接音が伝わってしまうため、「椅子を最大限後ろに引いた位置」までカバーするイメージでレイアウトを決めると失敗が減ります。


子ども部屋では、遮音クッションフロア+一部ラグまたはタイルカーペットという組み合わせが人気です。 クッションフロアの遮音性と転倒時の安全性を確保しつつ、学習机の下やベッドまわりにはダストコントロールや足触りを重視して繊維床材を足すことで、夜の走り回りやジャンプ音を和らげつつ、日中の勉強や読書の時間を快適にできます。


家具レイアウトの観点で意外に効くのが、「重い家具は壁際に寄せ、歩行・着座動作が集中するエリアほど防音床材を厚く・柔らかくする」という考え方です。重量家具の下は構造的に振動が伝わりやすく、床材だけで完全に抑えるのは難しいため、むしろ人が動くスペースを重点的に対策する方がコストパフォーマンスが良くなります。 たとえばソファ背面を壁に付け、前面1~2歩分をファブリックフロアで厚めに敷くと、「足音とテーブルの接触音」が集中するゾーンを効率よくカバーできます。


マンション管理規約でフローリングの遮音等級が指定されている場合は、その条件を満たした上で、東リ 防音床材を「上乗せの安心材料」として活用するのも一つの戦略です。LL-45相当の床構造が前提であれば、ΔLL-5相当のタイルカーペットや遮音クッションフロアを加えることで、数段階上の体感静粛性が得られる可能性がありますが、過剰に厚くしすぎると扉の開閉不具合や段差の問題が出てくるため、スペックだけでなく現場の納まりも含めてバランスを取ることが重要です。


参考)https://www.monotaro.com/g/00924963/


賃貸マンションでは、原状回復の観点から「置き敷き」や「両面テープ固定」で使える防音床材が好まれる傾向があり、東リ ファブリックフロアや遮音クッションフロアをDIYで敷く事例も増えています。 退去時にノリ跡を残さずに済むかどうか、重ね貼りが許可されているかなど、事前に管理会社と確認したうえで、家具とのコーディネートも楽しみながら計画を立てると安心です。


参考)https://item.rakuten.co.jp/design-life/tcf-sd-besic/


マンションの足音・騒音対策の実例やLL値の目安については、専門店ブログが分かりやすく整理しており、東リ 防音床材の導入イメージを掴む参考になります。


賃貸の足音・騒音トラブル対策(遮音クッションフロアなどの活用例)

東リ 防音床材 家具好きのための独自活用アイデア

最後に、家具好きの目線で東リ 防音床材を「音対策+インテリアツール」として使い倒すアイデアをいくつか挙げてみます。ひとつめは、タイルカーペットやファブリックフロアを「可変ラグ」として扱う方法です。 季節や模様替えのタイミングで色柄を入れ替えたり、ソファの配置替えに合わせてタイルの範囲を変えたりすることで、床材を半分「動かせる家具」として捉え直すことができます。
たとえば、春夏は明るいベージュ系タイルで軽やかな印象にし、秋冬は深いグレーやブラウンのタイルに差し替えて重厚感を出す、といった使い方をすれば、同じソファ・同じテーブルでも部屋全体の雰囲気を大きく変えられます。 このとき、遮音性能⊿LL(Ⅰ)-5相当クラスのタイルを選んでおけば、イメージチェンジと同時に防音性能も維持できるため、デザインと機能を両立した楽しみ方になります。
二つめは、「家具の音源マッピング」です。自宅の中で、どの家具がどんな音を出しているのかを一度リストアップし、その下だけ東リ 防音床材を敷く方法です。たとえば、ダイニングチェアの脚、観音開きの食器棚、キャスター付きワークチェア、子どものおもちゃ収納ワゴンなど、具体的に音の発生源を洗い出してみると、「思っていたよりもポイントが限られている」ことに気づくことがあります。

そこに集中的にファブリックフロアや遮音クッションフロアを敷き、さらに脚裏のフェルトやゴムキャップを組み合わせれば、床全面を張り替えなくても、生活音の体感をかなり変えられます。 家具が好きで数が多い人ほど、「全部を防音仕様にする」のではなく「音を出す家具の足元だけ強化する」方が、費用対効果が高いというのは、あまり知られていない視点かもしれません。


三つめは、防音床材を使った「部屋のゾーニング」と「音の演出」です。リビングの中で、読書や音楽を楽しむ静かなゾーンだけを東リ 防音床材+厚手ラグで包み、テレビ視聴ゾーンはやや硬めの床材でクリアな音の反射を残しておくと、同じ空間の中でも音環境のメリハリが生まれます。 ソファやサイドテーブル、フロアライトを置いた「静かな島」を、防音床材で視覚的にも物理的にも縁取ることで、足を踏み入れた瞬間から「ここでは声を落とそう」と自然に感じられるのも面白い点です。


このように、「音を消す」ためだけでなく、「音を整える」「暮らしのリズムを切り替える」ためのツールとして東リ 防音床材を捉えると、家具選びやレイアウトのアイデアもぐっと広がります。お気に入りのソファやチェアを引き立てるために、次の模様替えでどの防音床材を組み合わせてみたくなりましたか?