

リリカラは創業当初、襖紙や表装材料、和洋紙の卸・小売からスタートした企業であり、ふすままわりの素材を長く扱ってきた歴史があります。
その後、住宅の洋風化に合わせて壁紙の製造・卸を開始し、現在では壁紙・カーテン・床材などトータルインテリアメーカーとして知られています。
この「襖紙から始まり、壁紙・床材へ展開してきた」経緯があるため、和室のふすまを変えるだけでなく、隣接するリビングの壁紙や床材まで一体でコーディネートしやすいのがリリカラの強みです。
家具好きの方にとっては、襖紙を「建具の仕上げ材」としてだけでなく、「家具の背景をつくる面材」として考えられる点も魅力です。
例えば、木製のテレビボードやサイドボードの背面にくる襖に、ややマットな質感の織物調襖紙を選ぶと、家具の木目のコントラストが柔らぎ、全体として落ち着いた和モダンの雰囲気を演出できます。
参考)リリカラ MATERIALS 壁紙・クロスのカタログ紹介|D…
また、リリカラは壁紙分野でグッドデザイン賞を受賞した実績があり、デザイン力や素材へのこだわりが業界内でも高く評価されているとされています。
参考)リリカラについて
襖紙についても、単に伝統柄を踏襲するだけでなく、現代住宅のLDKやマンションにも溶け込むようなニュアンスカラーや抽象柄を取り入れることで、「旅館風」になり過ぎないバランスを取りやすくなっています。
リリカラの企業情報ページでは、創業年や沿革とともに、襖紙・表装材料から始まりトータルインテリアブランドへと発展してきた歴史がまとめられています(リリカラの歴史や事業内容を確認したい場合の参考リンク)。
リリカラには、ビニル壁紙総合見本帳や織物・和紙など素材にこだわった「リリカラ マテリアルズ」など、用途別・素材別に整理されたカタログ群があります。
襖紙単体で柄を決めるのではなく、「壁紙や床材と同じカタログ・ブランドの世界観で統一する」という発想を持つと、家具との相性まで含めた空間作りがしやすくなります。
例えば、織物や和紙を使った高級感のある壁紙を収録している「リリカラ マテリアルズ」には、ホテルや旅館、床の間などに向くような素材感の強いアイテムが多く掲載されています。
参考)織物特集ページ|リリカラ マテリアルズ 2024-|カタログ…
ここで選んだ織物壁紙の色や質感に合わせて、襖紙も近いトーンや似たテクスチャーを持つ柄を選ぶと、和室と隣接する洋室との境界に「自然な連続性」が生まれ、家具の見え方も滑らかになります。
参考)カタログ紹介:壁紙|インテリア事業部|リリカラ株式会社
また、リリカラの資料ダウンロードページや「リリカラネット」では、品番から他の見本帳での対照品番や旧品番・新品番を検索できる仕組みが案内されています。
参考)資料ダウンロード|インテリア事業部|リリカラ株式会社
リフォーム現場で「今貼ってある襖紙と似た雰囲気のものを探したい」「昔のカタログの品番しか分からない」といった状況でも、近い品番や同一商品の現行品番を調べることで、家具や既存の内装とのバランスを損なわずに貼り替えがしやすくなります。
さらに、ブランド・コレクション紹介ページでは、英国をテーマにしたブランドなど、色彩やモチーフに特徴のあるシリーズも紹介されています。
参考)ブランド・コレクション|インテリア事業部|リリカラ株式会社
こうしたブランドの壁紙をリビングや寝室に採用しつつ、和室側の襖紙は色味をリンクさせる程度にとどめると、「和室だけ浮く」ことを防ぎながら、家具と調和した統一感を保つことができます。
リリカラの壁紙カタログ一覧ページでは、総合見本帳や「リリカラ マテリアルズ」など各シリーズの特徴と収録内容が整理されています(襖紙と壁紙の方向性を揃える際の参考リンク)。
リリカラの襖紙は、創業時からの表装・襖紙のノウハウと、現在の壁紙・床材のデザイン力が融合しているため、家具とのコーディネートを意識した選び方をすると効果が出やすいのが特徴です。
家具好きの方の場合、「襖紙の柄」よりも「家具のシルエットや質感」を主役にしたいシーンが多いため、まずは家具のテイストを軸に、襖紙の表情を調整するのがポイントになります。
例えば、無垢材のダイニングテーブルやチェアを主役にしたい場合、襖紙には以下のような方針が考えられます。
こうすると、テーブルの木目やチェアの細い脚が際立ち、襖は「静かな背景」として空間を支えてくれます。
一方で、北欧家具やミッドセンチュリー系のソファ・ローテーブルと組み合わせる場合には、襖紙にごく薄いグレーやベージュ系の抽象柄を入れて、「和」と「北欧」の中間を狙う手もあります。
このとき、リリカラの素材系壁紙カタログに掲載されている織物・和紙系の壁紙を参考に、襖紙も同系統のテクスチャーを選ぶと、ラウンジのような落ち着いた空気感を保ちながら、家具の直線的なラインが映える背景をつくることができます。
また、収納襖の面積が大きい部屋では、「家具を置けない壁」と考えるのではなく、「巨大な可変パネル」と捉えると発想が変わります。
季節や暮らしの変化に合わせて、片側の襖だけ少し大胆な柄や濃いめの色の襖紙に貼り替え、もう片側をプレーンな柄にしておくと、開け閉めの度に見える配色が変化し、同じ家具レイアウトでも雰囲気を切り替えやすくなります。
織物壁紙の技術を紹介するリリカラのストーリーページでは、薄織物の風合いと光の受け方についても触れられており、襖紙の選び方に応用できるヒントが得られます(織物調の質感や光の表情を知りたいときの参考リンク)。
近年は「ふすまに貼れる壁紙」といった商品も流通しており、通販サイトではリリカラブランドの壁紙を襖に施工する提案も見られます。
これは、伝統的な襖紙ではなく、ビニル壁紙や機能性壁紙を襖の面材として使う発想で、汚れに強い素材やメンテナンスしやすい素材を選べるのが利点です。
リリカラのビニル壁紙や素材系壁紙には、防汚性・耐久性・防火性などの機能を持つものが多く、飲み物をこぼしやすい子ども部屋や、ペットと暮らすリビング脇の和室などで重宝します。
「ふすまに貼れる壁紙」系の商品を上手く活用すれば、従来の襖紙に比べてメンテナンス性を高めつつ、壁紙と襖の柄を完全に揃えることも可能になります。
参考)【楽天市場】ふすま に 貼れる 壁紙(ブランドリリカラ)の通…
家具目線で見ると、これは次のようなメリットがあります。
こうした使い方は、一般的な「和室=畳+襖紙」という固定観念から一歩踏み出した、ややマニアックな楽しみ方ですが、家具好き・インテリア好きの方には相性が良いアプローチです。
また、DIYショップの壁紙解説ページでは、リリカラの素材系壁紙の特長が紹介されており、襖への応用を考える際にも、素材ごとのメリット・注意点を把握する参考になります。
特に無機材壁紙や織物壁紙などは、粒の輝きや凹凸が強く、照明や家具の陰影と組み合わせることで、襖面を「光のスクリーン」のように見せることもできます。
DIYショップによるリリカラ MATERIALS の紹介ページでは、国産桐や金箔などを使った特殊な壁紙の特徴と、床の間や小範囲への施工アイデアが解説されています(襖面を「額縁的」に使いたいときの参考リンク)。
リリカラは壁紙・襖紙のほか、カーテンや床材(ビニル床タイル、防滑性シート、ペット対応床など)も展開しており、床から窓まわりまで一社で揃えられるのが大きな特徴です。
そのため、襖紙を決める際には「床材やカーテンをどうするか」という視点もあわせて検討すると、家具との相性が格段に読みやすくなります。
たとえば、リビング続きの和室で以下のような構成を想定してみます。
このとき、床材の木目方向と襖の縦・横の線を意識して揃えると、部屋全体の奥行き感が変わってきます。
参考)リリカラ
床の木目を入口から奥に向かって流す場合、襖紙の柄も縦方向のグラデーションや縦糸感のあるものを選ぶと、視線が奥へ抜けやすく、ソファやローテーブルが置かれたリビングから見ても広く見えやすくなります。
カーテンやブラインドとの組み合わせでは、窓まわりをやや濃い色、襖面を少し明るい色にすることで、「窓=奥行き」「襖=面の広がり」という役割分担ができます。
リリカラのカーテン・ブラインドの商品には、遮光・遮熱・防炎など機能が細かく分かれているため、機能は窓側で確保しつつ、襖紙は思い切ってデザイン性や素材感を優先する、というバランスも取りやすくなっています。
さらに、床材ラインナップにはペット対応や防滑性を重視した商品、天然コルク床や遮音フローリングなども含まれており、暮らしのスタイルに応じた床選びが可能です。
襖紙と床材を同系色でまとめておけば、ソファやダイニングチェアなどの可動家具を入れ替えても、「ベースの箱」はそのままに、模様替えの自由度を確保できます。
インテリアプラスによるリリカラ紹介ページでは、同社の壁紙・カーテン・床材のラインナップと、商品開発力の背景が整理されています(リリカラ全体のアイテム構成や床材・カーテンの位置づけを把握したいときの参考リンク)。