

オカムラのレクトライン(Rectline)収納は、オフィス向けシステム収納として展開されているシリーズで、スタンダードタイプの書庫やキャビネットがベースになっています。
本体サイズは横幅900mm・奥行450mmが標準で、棚板の高さは16mmピッチで細かく調整できるため、ラボ用の薬瓶・試薬ボトル・バインダーなど寸法の異なる物品にも柔軟に対応できます。
このモジュール構成は、奥行450mmのユニットをスライド書庫として流用できる点も特徴で、通路幅を抑えたい研究室や限られたラボスペースでの高密度収納に適しています。
オカムラ レクトライン収納には、両開き書庫・オープン書庫・ラテラルキャビネット・3枚引き違い書庫など、多数のバリエーションがあります。
参考)オカムラ レクトライン収納(Rectline) 3枚引き違い…
例えば、W900×D400×H710mmの3枚引き違い書庫は、上置き・下置き兼用で棚板1枚、錠とラッチ付きという構成で、ラボで扱う書類や軽量器具の保管に向きます。
ネオホワイトなどのカラー展開により、ラボ特有の清潔感を演出しやすく、既存のラボ家具とのコーディネートもしやすい点が、家具好きにとっての隠れたメリットです。
一方で、ブラックタイプのレクトラインは、天板やラテラルキャビネット、両開き書庫などを組み合わせて、ダークトーンの実験室やデザイン性を重視したクリエイティブラボにも調和します。
参考)オカムラのレクトライン収納庫(Rectline)を新品オフィ…
天板はW900×D450×H15といった仕様のものが用意されており、収納の上にちょっとしたワークトップを作るなど、作業スペースを増やすレイアウトも可能です。
レクトラインシリーズは、上置き・下置き兼用ユニットとベース部材を組み合わせる設計なので、ラボ移転やレイアウト変更の際も構成を変えやすく、長期的に使い回しやすい点も押さえておきたいポイントです。
レクトライン収納は、単なるオフィス書庫というイメージが強いかもしれませんが、鍵付き扉やラッチ機構、転倒防止を前提とした設計といった要素が、ラボ用途にも十分応えられる仕様になっています。
参考)https://www.officebusters.com/series/okamura/rectline/
棚板1枚あたりの最大積載質量はスライド書庫構成時に小さく設定されるなど、安全性に配慮した運用のための注意点もシリーズ説明として明記されており、重量物を扱うラボではこの点を設計段階で確認しておくと安心です。
家具好きの目線で見ると、こうしたシステム収納のモジュール思想は、家庭のワークルームや趣味のアトリエにも応用しやすく、「ラボ家具をインテリアとして楽しむ」という使い方も検討できるでしょう。
シバタ理化学機器などのサイトでは、「薬瓶保管庫 レクトラインラボ 上下連結バーチカル2列3段」といったラボ専用品が紹介されており、rectline labo という呼び方は、こうしたラボ仕様のレクトラインシリーズを指して使われるケースがあります。
薬瓶保管庫の一例として、型式L7SMCC-ZA75は寸法W900×D600×H1480mmで、バーチカル2列3段構成とガラス2枚引き違い扉を備え、薬瓶の収納量が明記されているのが特徴です。
奥行600mmという設定は、実験室で多用される大型試薬ボトルや器具の奥行に合わせたもので、一般的なオフィス書庫よりもラボの実務に即した設計になっています。
こうしたレクトラインラボの薬瓶保管庫は、上下連結が前提の構造になっているものが多く、上下バーチカルに積み上げることで限られた壁面を最大限に活用できる点が大きなメリットです。
参考)薬瓶保管庫 レクトラインラボ 上下連結バーチカル2列3段 -…
また、ガラス引き違い扉は中身の視認性を高めつつ、薬品の飛散防止や誤取り出しの抑制にも役立ち、ラボでの安全対策にも直結します。
一般の家具として見ても、ガラス引き違いとメタルフレームの組み合わせは軽やかな印象を与えるため、インテリアとしても取り入れやすいデザイン要素です。
レクトラインラボの構成には、薬瓶保管庫以外にも、ガラス扉付き書庫や深型の収納ユニットなど、ラボ向けのバリエーションが多数存在するとされ、シリーズとしての統一感を保ちながら、機能ごとにユニットを選べる点が魅力です。
カラー指定にZA75ネオホワイトが使われているケースが多く、ラボの明るさと清潔感を演出しやすい仕様になっている一方、既存のレクトラインスタンダードシリーズとの連結や組み合わせも想定されています。
家具にこだわる人であれば、こうしたラボ専用ユニットをホームラボやDIYスペースに転用し、ガラス扉越しに工具やコレクションを並べるといった使い方も、rectline labo ならではの楽しみ方になるでしょう。
薬瓶保管庫の価格は税別616,620円といった設定例があり、ラボ用としては中〜高価格帯に位置しますが、上下連結・2列3段構成・ガラス引き違い扉・十分な収納量といった仕様を総合的に見ると、長期利用を前提に検討する価値があります。
レクトラインラボのような専用ユニットは、後から追加購入する場合に同一シリーズで揃えられるかが重要なポイントで、メーカー正規特約店やメーカー直送品での購入が推奨されています。
結果として、rectline labo を導入する際は、導入時点だけでなく数年後の増設計画まで見据えてシリーズ構成を確認しておくと、後悔の少ない選択につながります。
薬瓶保管庫 レクトラインラボの仕様と寸法の詳細説明部分の参考リンク
薬瓶保管庫 レクトラインラボ 上下連結バーチカル2列3段 | 柴田科学
オカムラは自社サイトで「オカムラのラボづくり」として特設ページを公開し、バイオフィリアの考え方を取り入れたラボデザインや、研究者の心身の健康に配慮したWell-Being志向のラボを提案しています。
無機質で暗くなりがちな研究空間に自然を感じる要素を取り入れることで、ストレス軽減や幸福感の向上につながるとされ、ラボ家具やレイアウトもこのコンセプトに基づいて計画されています。
ライブスなどのワークチェアと組み合わせたラボ環境では、研究者が長時間快適に働けるようにすることが重視されており、rectline labo の収納と合わせて導入することで、空間全体の一体感を高めやすくなります。
同ページでは、実験室・研究室・講義室・図書館などにおけるコミュニケーションを促す什器やレイアウト提案も行っており、ラボの家具を単体で選ぶのではなく「コミュニケーションが生まれる場」として設計する視点が示されています。
参考)オカムラのラボづくり
ラボ用の実験台や開発用ワークテーブルでは、機器設置スペースやコンセントの数・位置、配線処理など、電気・電子系エンジニアの作業性に直結する要素が重視されています。
参考)オカムラ 実験台の通販【法人オフィス家具のオフィネット】
家具好きの視点から見ると、これらの実験台や収納を単なる業務用と捉えるのではなく、「空間全体のストーリーを支える要素」として選ぶことで、rectline labo もより魅力的な存在になります。
オカムラは、働く環境とバイオフィリアの関係を独自研究としてまとめており、自然素材風の仕上げや植栽との相性を考えた什器・レイアウトを提案しています。
レクトラインという一見無機質なスチール収納も、色選びや配置、周囲のマテリアルとの組み合わせ次第で、ラボの雰囲気を柔らかくしたり、逆にシャープに引き締めたりできるのが面白いところです。
特に、ネオホワイトのレクトラインラボと木目の実験台、観葉植物を組み合わせる構成は、清潔感とぬくもりを両立させる実例として注目に値します。
オカムラのラボづくりとバイオフィリアデザインの解説部分の参考リンク
オカムラのラボづくり | 株式会社オカムラ
ラボ向けワークテーブルや実験台では、天板面の配線処理が作業効率と安全性に直結するため、配線カバーを備えたタイプが用意されています。
オカムラの実験台の一例として、開閉式の配線カバーを備え、両面・片面のデスクタイプから選べる「配線カバータイプ」が紹介されており、モニターや計測機器、ノートPCなどのワイヤリングを天板上で整理できます。
後面の幕板は着脱式で、ユーティリティスペースの点検やメンテナンスにも対応しているため、頻繁に機器構成が変わる開発ラボには相性の良い設計です。
rectline labo の収納とこうした実験台を組み合わせる際には、以下のようなポイントを押さえるとレイアウトが組みやすくなります。
こうしたレイアウトの考え方は、オフィスワークテーブルと会議テーブルにおける配線天板の事例にも通じており、WEB会議向けに配線天板仕様が採用されているテーブルでは、ケーブルガイドを併用して視覚的なノイズを減らす工夫が見られます。
参考)https://www.officebusters.com/items/569111
rectline labo をラボ収納の軸に据えつつ、配線カバー付き実験台やケーブルマネジメント用のオプションを組み合わせれば、家具好きが見ても美しい配線とスッキリしたワークトップを両立できるラボ空間を目指せます。
結果として、家具選定の段階から「配線」や「メンテナンス動線」を意識するかどうかが、rectline labo のポテンシャルを引き出せるかどうかの分かれ目になると言えるでしょう。
オカムラ 実験台と配線カバータイプの詳細説明部分の参考リンク
オカムラ 実験台 | OFFINET
オカムラは慶應義塾大学SFC研究所ソーシャル・ファブリケーション・ラボと共同で、バイオマスプラスチック素材を3Dプリンタで成形するオフィス家具デザイン「Up-Ring(アップリング)」プロジェクトを進めています。
このプロジェクトでは、サトウキビ由来のバイオマスプラスチックを用いたチェアやテーブルのデザインが開発されており、地球環境時代のモノづくりの指針として「リープサイクル」という高付加価値リサイクルのコンセプトが提唱されています。
Up-Ringは、3Dプリンタを活用して素材を循環させながら新しい家具を生み出す試みであり、オカムラの既存家具シリーズと組み合わせてサステナブルなオフィスやラボを構成する可能性を示しています。
rectline labo そのものはスチール収納を中心としたシリーズですが、Up-Ringのチェアやテーブルと合わせることで、ラボ空間の一部に循環型素材のストーリーを持ち込むことができます。
参考)未来の椅子はサトウキビから:オカムラ×田中浩也教授率いる慶應…
たとえば、ラボのミーティングスペースだけUp-Ringのチェアとテーブルを採用し、周囲をレクトラインラボの薬瓶保管庫や書庫で囲む構成にすれば、「機能的なラボ」と「環境配慮型のワークプレイス」が同居するユニークな空間が生まれます。
参考)https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2112/06/news012.html
家具マニア的な視点で言えば、素材のストーリーや製造プロセスにこだわったUp-Ringと、長期利用を前提にしたスチールシステム収納のrectline labo を組み合わせることで、単なる実用品を超えた「語れるラボ家具」になるのが面白いところです。
Up-Ringプロジェクトは、3Dプリンタによるバイオマス家具の社会実装を目指す研究として位置づけられており、慶應SFC研究所ではこれを通じて新しいものづくり文化を提案しています。
こうした背景を踏まえると、rectline labo の導入を検討する際にも、単に収納力や耐久性だけでなく、環境負荷やリサイクル性といった観点をあわせて考える価値があります。
ラボ全体のコンセプトを「サステナブル」「循環型」といったキーワードでまとめることで、家具選定や将来的なリニューアルの方向性もぶれにくくなるでしょう。
オカムラ×慶應SFC Up-Ringプロジェクト解説記事の参考リンク
オカムラ×慶應SFC Up-Ring プロジェクト解説 | TECTURE MAG

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