

オカムラ Finora は、オフィスシーティング専門メーカーであるオカムラが発売した、次世代エルゴノミクスチェアとして位置付けられたモデルです。 幅約640〜740mm、奥行540〜590mm、座面高420〜520mmと、日本人の体格に合わせながらも調整幅をしっかり確保している点が特徴です。 ハイバックタイプでは全高が970〜1355mmほどあり、ヘッドレストの有無や座面タイプの違いによって細かい寸法が変わります。 いずれの仕様も脚部の外径は約685mmで、一般的なデスクと組み合わせても足元を圧迫しすぎないバランスになっています。
座幅は約515mmで、標準体型のユーザーにとってはゆとりがありつつもホールド感を得やすいサイズです。 奥行きは座面スライド機能によって400〜450mmの範囲で調整でき、膝裏と座面の隙間を適切に保つことで血流を妨げにくい座り方をサポートします。 キャスターは標準で径60mmのナイロン双輪タイプが採用されており、オプションで床材にやさしいウレタンキャスターを選択することも可能です。 背フレームにはアルミダイキャストが使われ、剛性としなやかさの両方を狙った構造になっているため、華奢に見えても安定感は高いと評価されています。
参考)https://www.chair-kingdom.com/fs/isuoukoku/finora_m2_9
素材面では、背メッシュタイプでは樹脂成型品とメッシュファブリックの組み合わせ、座クッションタイプではオカムラが得意とするクッション技術を用い、異硬度クッションを選べるモデルもラインナップされています。 カラーバリエーションはブラックやホワイト、グレー、ブルー、グリーン、レッドなどが用意されており、ボディカラーと張地カラーを組み合わせることで、オフィスにも在宅ワークスペースにも馴染む外観を作れます。 なお、公式・販売店サイトでは型番ごとに仕様が細かく分かれているため、購入前には幅・奥行き・座高だけでなく肘高やヘッドレスト位置も確認しておくと、デスクとの干渉を避けやすくなります。
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オカムラ Finora の大きな特徴として、スマートアジャストと呼ばれる調整コンセプトがあります。 これは、多様な作業姿勢や体格にフィットさせるために、座面高さ・奥行き・リクライニング反力などの調整操作を座面下のレバー周辺に集約した仕組みです。 座面高さは一般的なガス昇降式で420〜520mm、座面奥行きは約50mmのストロークで前後調整できるため、身長差のある家族や同僚と共用する場合でも調整しやすい構成になっています。 リクライニングはアンクルチルトリクライニングを採用し、座面と背もたれが連動して傾くことで、腰への負担を抑えながら自然に体を預けられる点が好評です。
アームレストは、上下・前後・左右・角度の4方向に調整できる 4D アームが搭載されたモデルが中心で、キーボード操作やマウス作業、タブレット利用など姿勢に応じて肘の位置を細かく変えられます。 これにより、肩や首への負担を軽減し、長時間のデスクワークでも疲労を溜めにくい環境を作りやすくなります。 腰部には上下60mmの範囲で位置を変えられるランバーサポートが用意され、仙骨付近をしっかり支えることで、骨盤を立てた姿勢を維持しやすく設計されています。 レビューではこのランバーサポートの当たりが「スパルタ」と評されることもあり、姿勢矯正を重視するユーザーほど恩恵を感じやすい一方、骨格によっては硬く感じる人もいるようです。
参考)やる気スイッチを入れてくれるオカムラのチェア「フィノラ」 -…
背フレームは極限まで薄く仕上げられており、体の動きに追従するしなりを持たせつつ、アルミダイキャストによる高い剛性と耐久性を両立しています。 その結果、背中を大きく預けても「たわむけれど頼りない」という感覚が出にくく、姿勢変化が多いワーカーでも安心してもたれられる作りになっています。 オカムラの他モデルと比べても、Finora は操作系がシンプルにまとめられているため、初めて高機能チェアを使う人でも、調整に迷いにくい点が魅力です。 反面、細部まで自分好みに追い込みたいユーザーは、リクライニング角度や反力のチューニングの幅を事前に確認しておくと、購入後のギャップを減らせます。
参考)https://www.chair-kingdom.com/fs/isuoukoku/c/cm_finora
オカムラ公式サイトには、Finora の特徴をまとめた製品ページとニュースリリースがあり、設計コンセプトやアジャスト機能の概要がわかりやすく整理されています。
参考)ニュースリリース
オカムラ公式 ニュースリリース「Finora」
オカムラ Finora には座メッシュタイプと座クッションタイプがあり、座り心地や耐久性の評価はこの選択によって大きく変わります。 メッシュ座面は通気性が高く、長時間座っても蒸れにくい点がとくに夏場の在宅ワークで支持されています。 一方で、フワフワとした浮遊感に近い座り心地で、クッションに慣れているユーザーには「どっしりした安定感が物足りない」と感じられる場合もあります。 一部のレビューでは、半年程度の使用でメッシュが局所的に伸びた事例が報告されており、メーカーが初期不良として交換対応したという体験談もあります。 こうした事例から、体格や座りグセによってメッシュへの荷重が偏りやすい人は、座クッションタイプを検討する余地があります。
座クッションタイプでは、オカムラが他モデルで実績を持つ異硬度クッションが採用されているモデルもあり、太ももの前側は柔らかく、荷重が集中しやすいお尻側はしっかり支えるような設計になっています。 これにより、長時間の着座でも血流を確保しつつ、骨盤を安定させ、姿勢を崩しにくくする効果が期待できます。 レビューでは「座メッシュよりもクッションのほうがオカムラらしさを感じる」といった意見もあり、柔らかすぎないサポート感を好むユーザーに高く評価されています。 ただし、通気性という点ではメッシュに劣るため、エアコン環境が整っていない部屋や汗かきの人は、クッションタイプを選ぶ場合でも張地の通気性を重視して選定するのが無難です。
参考)オカムラ(okamura)オフィスチェア フィノラチェア(F…
背メッシュは、体のラインに沿ってたわむことで背中を面で支え、肩甲骨周りの可動も妨げにくい構造になっています。 そのため、タイピング時にやや前傾気味になり、休憩時にはしっかりもたれるといったメリハリのある使い方がしやすいチェアです。 体格が大きいユーザーからは「ハイバックでも背上部までは支えきれない」という声もあり、身長180cmを超える人はヘッドレストや背もたれの高さを実際に試してから購入するほうが安心です。 また、メッシュは衣類との摩擦で擦れが生じやすい素材でもあるため、ジーンズのリベットなど硬い部品との接触を避けるだけでも長寿命化につながります。
オカムラ Finora のデザインは「風を切るようなフレームライン」と表現され、背面にアクセントとして設けられたカスタムパネルや、車のシートを思わせるシルエットが特徴的です。 海外のカーデザイン経験を持つデザイナーが関わっていることもあり、スポーツカーのシートのようなシャープな印象と、薄く軽やかな造形が両立しています。 その一方で、オフィス空間で過度に目立ち過ぎないよう、ホワイト・ブラック・グレーを基調とした落ち着いたボディーカラーも用意されており、テイストに応じて主張を強めるか抑えるかを選べるのがポイントです。 在宅ワーク環境では、PCデスクや本棚の色味と合わせて、ブラックボディ+ダーク系ファブリックで引き締めるか、ホワイトボディ+淡色ファブリックで部屋を広く見せるかといった選択肢が取れます。
カラーラインナップには、ブラック・ホワイト・ライトグレー・ダークブルー・グリーン・ベージュ・ダークブラウン・レッドなど、多数の張地色が用意されており、オフィスチェアとしては珍しくアクセントカラーの選択肢が多い部類です。 たとえば、ホワイトボディにライトグレーのメッシュを合わせれば清潔感のある印象となり、クリニックの受付やデザイン事務所の打ち合わせスペースにも馴染みやすくなります。 逆に、ブラックボディにダークブルーやダークグリーンを合わせれば、集中しやすい落ち着いたワークスペースを演出しやすく、オンライン会議で背景に映り込んでもビジネスライクな印象を保てます。
意外なポイントとして、背面のカスタムパネル色は、デスク背面から見たときの印象を大きく左右します。 オフィスの通路側からチェアの背面がよく見えるレイアウトの場合、あえてアクセントカラーのパネルを選ぶことで、フロア全体の雰囲気をモダンに見せる効果も期待できます。 また、複数台を導入する場合、チームごとに張地の色を変えることで、ゾーニングを視覚的に分かりやすくするといった使い方も可能です。 自宅利用でも、床材やカーテンの色とチェアカラーを揃えるだけで部屋全体の統一感が出るため、チェア単体の見た目だけではなく、空間全体との相性をイメージしながら選ぶのがおすすめです。
オカムラの製品ページには、Finora のカラーバリエーションやカスタムパネルの写真が多数掲載されているため、実際のコーディネートをイメージするのに役立ちます。
Finora の仕様・カラーがまとまった販売店ガイド
オカムラ Finora のレビューでは、「姿勢が良くなった」「腰の痛みが軽減した」といったエルゴノミクス面での高評価が多く見られます。 ランバーサポートが仙骨をしっかり押し上げることで、サボりがちな腰を強制的に起こしてくれる「スパルタ教師」のようだ、と表現するユーザーもいます。 また、メッシュ座面を初めて使ったユーザーからは「蒸れにくく、長時間作業しても不快感が少ない」という声も多く、夏場にエアコンを控えめにして作業する人にとっては大きなメリットになり得ます。 一方で、価格帯は高めであり、初めての高級チェアとして購入する人は「投資」として覚悟が必要だと感じているケースも少なくありません。
ネガティブな意見としては、ランバーサポートの当たりが強すぎて痛みを感じる人がいること、背面の高さが高身長ユーザーにはやや物足りない場合があることなどが挙げられます。 とくに、仙骨が出やすい体型の人や、腰に過去の怪我がある人は、強いサポートを負担に感じやすいため、調整幅や取り外し可否を事前に確認しておくのが安全です。 また、メッシュ座面では使い方によって一部が伸びてしまう事例が報告されており、体重のかかり方が偏りやすい人や、片側に体重をかけて座るクセがある人は、こまめに座り方をリセットする意識が必要かもしれません。 もっとも、初期不良と判断されたケースでは、メーカーが迅速に交換対応を行っており、アフターサービスの満足度は高いという声もあります。
参考)オカムラのフィノラに座る – Finora 購入…
興味深い点として、Finora は「やる気スイッチを入れてくれるチェア」と表現されることがあります。 これは、適度に緊張感のある座り心地と、スポーティなデザインが、自然と姿勢を正し、仕事モードに入りやすい心理的効果をもたらすからだと考えられます。 一方、リラックス用途、例えば映画鑑賞やゲームで長時間だらっと座りたい場合には、もっとソフトなソファ型チェアを好む人も多く、Finora は「作業のためのチェア」と割り切って選ぶと満足度が高くなりやすいモデルです。 こうしたレビューを踏まえると、Finora は「姿勢改善」「集中力維持」を重視する人に向き、一日中くつろぎたい用途には別の椅子を用意する、といった棲み分けが現実的な選択肢になりそうです。
参考)オカムラのFinoraも良いですよ|森山貴士@公民館プロデュ…
オカムラ Finora を長く快適に使うには、メッシュやクッションのヘタりを抑える日常的なメンテナンスが重要です。 メッシュタイプの場合、座面の同じ場所に常に荷重がかかると伸びやすいため、座る位置を意識的に中央に保つ、片足を組んだまま長時間座らないといった基本を守るだけでも寿命が変わってきます。 背メッシュにはホコリが溜まりやすいので、定期的にハンディモップや掃除機のブラシノズルで軽く吸い取り、汚れが目立つ場合には中性洗剤を薄めた布で優しく拭き取ると、見た目と通気性を保ちやすくなります。 クッションタイプでは、座面を時々前後にスライドさせて荷重位置を変えたり、立ち上がった際に軽く手で叩いて形を整えるだけでも、クッションの偏りやシワを抑えられます。
キャスター周りは髪の毛や糸くずが絡まりやすく、放置すると回転が重くなって床へのダメージも増えます。 定期的にチェアを逆さまにしてキャスターをチェックし、詰まったゴミを取り除くことでスムーズな動きを維持できます。 フローリングで使用する場合には、ナイロンキャスターだと傷や摩耗が気になることもあるため、オプションのウレタンキャスターへの交換や、チェアマットの導入を検討すると安心です。 また、リクライニングやガス昇降の動きに違和感が出た場合は、無理に使い続けず販売店やオカムラのサポートに相談することで、早い段階での調整や部品交換が期待できます。
導入シーンとしては、在宅ワーク用のワークチェア、スタートアップ企業のオフィス、クリエイター向けのデザインスタジオなど、「集中して作業する時間」が長い環境との相性が良好です。 スポーティな外観は、ゲーム配信やクリエイターの配信背景としても映えやすく、機能と見た目を両立させたいユーザーにとって魅力的な選択肢になり得ます。 また、オカムラのメーカー直送便を利用すると、配送から組み立て、設置、梱包材の回収まで一貫して任せることができ、大型チェアの導入時にありがちな組立ミスや処分の手間を減らせます。 高価なチェアだからこそ、設置環境や床の保護、日々のメンテナンスまで含めてトータルで考えることで、Finora のポテンシャルを最大限引き出せるでしょう。
参考)https://www.chair-kingdom.com/fs/isuoukoku/finora_c1_5

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