柏木工 ウィンザーチェア Kウィンザー魅力デザインと選び方

柏木工 ウィンザーチェア Kウィンザー魅力デザインと選び方

柏木工 ウィンザーチェア Kウィンザーの魅力と選び方

柏木工 ウィンザーチェア Kウィンザーの概要
🪑
飛騨の技とウィンザースタイル

飛騨高山の老舗メーカー柏木工が手がけるウィンザーチェアは、イギリス発祥のウィンザースタイルを日本の暮らしに合わせて再構成したシリーズです。

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無垢材と曲木の存在感

オークやウォールナットなどの無垢材を用い、背やアームの曲木加工、座ぐり加工によって、クラシックさと現代的な軽やかさを両立させています。

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サイズ感と座り心地のバランス

ダイニングチェアからイージーチェアまでバリエーションがあり、座面高さや背もたれ形状の違いで、食事・作業・くつろぎといったシーンごとに最適なモデルを選べます。

柏木工 ウィンザーチェア Kウィンザーの基本デザインとシリーズ構成


柏木工のウィンザーチェアは、イギリスのウィンザー地方で生まれたカントリーファニチャーをルーツに持ちながら、飛騨の木工技術を背景に、現代の日本の住宅に馴染むよう再解釈されています。
公式には「K-WINDSOR(ケイ・ウィンザー)」シリーズとして展開されており、クラウンチェア、サイドチェア、アームチェア、イージーチェアなど、脚の形状や背のシルエットが異なる多彩なラインナップが用意されています。
Kウィンザーシリーズの共通点は、細身でシャープなスポーク(背の丸棒)と、柔らかくカーブした笠木(背のトップ部分)、そして木目の美しさが際立つ無垢材の座面です。


参考)K・ウィンザー クラウンチェア


一方で、モデルごとに「背もたれの高さ」「アームの有無」「座面の厚み」が微妙に違うため、見た目は似ていても座り心地や向いている用途が変わってきます。


代表的なモデルをざっくり整理すると、次のようなイメージになります。


  • クラウンチェア:王冠のように背が広がるデザインで、座ぐり+曲木背もたれが特徴。
  • コムバック/ボウチェア:背板の形状やアーチ形の笠木でクラシカルな印象が強いモデル。
  • サイドチェア SC6A・SC7Aなど:アームなしでテーブルへの出入りがしやすく、ダイニングに複数脚並べやすいチェア。
  • CIVILなど別シリーズのウィンザースタイル:ウォールナット×オークのツートン構成で、より和モダン寄りの印象。

とくにSC7Aサイドチェアは、昔展開していたウィンザーチェアを改良して復刻したモデルで、背もたれが上に向かって少し絞られていくシルエットが「かわいい」と評判です。


参考)柏木工(KASHIWA)| SC7Aサイドチェア(K-ウィン…

オーク無垢材のしっかりしたフレームに対して価格が3万円台後半〜5万円台(仕上げにより変動)と、国産無垢チェアとしては比較的手が届きやすい設定になっている点も、シリーズ全体の大きな魅力と言えます。


柏木工 ウィンザーチェア クラウンチェアの座り心地と魅力

クラウンチェアは、Kウィンザーの中でも「柏木工の顔」と言われることが多い代表的な一脚で、丁度いい高さの肘掛けと、人のお尻の形に合わせて削り出された座面の座ぐりが特徴です。
座ぐりによって体圧が分散されるため、フラットな座面に比べて長時間座ってもお尻が痛くなりにくく、「木の椅子=固い」というイメージを良い意味で裏切ってくれます。
背もたれは一枚の木材から曲げて作る「曲木」技法で形作られ、背中を包み込むようなカーブがつけられています。


参考)カイタックリビング アメニカ


曲木は切り出しに比べて木材の無駄が少なく、一体成形によって強度も高くなるため、クラウンチェアは見た目の繊細さに反して非常に頑丈な構造になっています。

価格帯としては、オーク材のクラウンチェアで5万円台後半前後(マットなウレタン仕上げかオイル仕上げかによって変動)になっており、国産無垢チェアとしては中価格帯ですが、カフェやレストランなどプロユースでも採用されることが多いことを考えると、耐久性とのバランスは良好といえます。


家庭ではダイニングチェアとしてはもちろん、1脚だけを窓際や読書コーナーに置いて「お気に入りの席」として使う人も多く、視覚的なアクセントとしても機能する点がクラウンチェアならではの魅力です。


もう一つ見落とされがちなポイントがアームの高さです。クラウンチェアのアームは、テーブルの天板とぶつかりにくいよう絶妙な高さに設計されているため、アーム付きチェアでありながらテーブルに収まりやすいバランスを実現しています。

「アーム付きはダイニングでは邪魔かも」と感じている人でも、テーブル内にしっかり納まるサイズであれば動線を圧迫しにくく、むしろ座り心地の面でメリットが大きくなります。


柏木工 ウィンザーチェア CIVILとの違いと和モダンインテリアへの合わせ方

「柏木工 ウィンザーチェア」で検索すると、CIVIL(シビル)チェアも多く登場しますが、CIVILは厳密にはKウィンザーとは別シリーズで、ウィンザースタイルをベースにしながらも、ウォールナット×オークのツートン構成やよりミニマルな造形が特徴です。
背から脚先まで一本で通したように見えるスリムな脚や、座面・笠木の緩やかなカーブが、従来のウィンザーよりも軽やかでモダンな印象を作っています。
Kウィンザーのクラウンチェアやサイドチェアが、伝統的な「挽き物」の丸棒やエンタシス(途中がふくらむ柱形状)を強く感じさせるデザインであるのに対して、CIVILチェアはスポークや脚がより細く、和室・フローリング両方に自然になじむ「和モダン」の代表的チェアとされています。


参考)柏木工ウィンザーチェア


たとえばダイニングをKウィンザーで揃え、リビングの一角にCIVILのイージーチェアを置くと、同じ柏木工でも「トラディショナル」と「モダン」のニュアンスを使い分けることができます。


インテリアへの合わせ方としては、次のような組み合わせが実践的です。


  • ナチュラル系フローリング+白い壁:オーク材のKウィンザーを主役にして、テーブルや収納もナラ系で揃えると統一感が出やすい。
  • 少しシックなリビング:ウォールナット×オークのCIVILチェアをポイント使いし、ソファやローテーブルで濃い木目を拾う。
  • 和室や小上がり:背の低めなウィンザーチェアやイージーチェアを選び、座面にクッションを足して“和と洋”のミックスにする。

CIVILはナチュラルオイル仕上げのモデルも多く、経年変化で木肌にツヤと深みが出てくるのが魅力です。


参考)柏木工ウィンザーチェア“CIVIL”

一方で、Kウィンザーの一部モデルはウレタン塗装でメンテナンスしやすく、日常使いでガンガン使いたい人にはこちらの方が現実的な選択になるケースも少なくありません。


柏木工 ウィンザーチェアのメンテナンスと修理・長く使うためのコツ

ウィンザーチェアは構造上、脚や背のスポークが細く見えるため「壊れやすいのでは?」と不安になる人もいますが、柏木工のような飛騨のメーカーは、長期使用を前提とした強度設計や修理体制を整えているのが特徴です。
実際、国産ウィンザーチェアの修理事例では、木痩せによる接合部の緩みや、脚部パーツの折れに対して、分解・再接着・補強などを行うことで、再び安心して使える状態に戻している例が報告されています。
日々のメンテナンスで押さえたいポイントは次のようなものです。


  • オイル仕上げの場合:年に数回、専用オイルやワックスで乾燥を防ぎ、木の表面を保護する。
  • ウレタン仕上げの場合:固く絞った布で拭き掃除をし、研磨剤入りのクリーナーは避ける。
  • 直射日光とエアコン風:一方向から長時間当たると反りや割れの原因になるため、配置とカーテンで調整する。
  • 床との設置面:フェルトを貼る、定期的に貼り替えることで脚先の傷やグラつきを予防する。

意外なポイントとして、ウィンザーチェアは「乾燥しすぎ」よりも「部分的な負荷のかけ方」によって寿命が変わることがあります。


たとえば、脚の先を頻繁に引きずって移動させる使い方を続けると、脚と貫の接合部に捻れが生じやすくなり、緩みやきしみの原因になります。


参考)家具修理 国産ウィンザーチェアの修理 椅子修理 「家具の病院…

椅子を引くときは座面の中央付近を両手でつかみ、できるだけ持ち上げ気味に動かす習慣をつけると、接合部へのストレスを大きく減らせます。


また、オーク無垢材のウィンザーチェアは、細かな傷やへこみが「味」として受け入れられやすい家具でもあります。


小さな傷は、軽く水を含ませてからアイロンの蒸気で繊維を戻す簡易補修で目立ちにくくなることもあり、完璧に傷を消すよりも「育てていく家具」として付き合う感覚があると、日々の小さなダメージも前向きに受け止めやすくなります。


家具修理の現場では、飛騨高山の国産ウィンザーチェアが、何十年も使われたのちに再塗装や部品交換で再生され、さらに次の世代に引き継がれている事例もあります。

新品で購入したときの価格だけでなく、「修理しながら使い続けられる構造かどうか」「メーカーや工房との距離感」を含めて検討するのは、ウィンザーチェアという“長距離走向きの家具”ならではの視点と言えるでしょう。


家具の木部修理や接合部の補強イメージを知りたい場合の参考ページ(国産ウィンザーチェアの修理事例が写真付きで解説されています)
家具修理 国産ウィンザーチェアの修理 椅子修理「家具の病院」

柏木工 ウィンザーチェア独自視点:1脚ずつ集める楽しみと中古市場の狙い方

検索上位ではスペックやシリーズ紹介が中心ですが、柏木工のウィンザーチェアは「一度に4脚揃える」だけが正解ではありません。
むしろ、クラウンチェア・サイドチェア・CIVILチェアなどを少しずつ買い足し、「すべて違うけれど同じメーカー」というコレクションを作る楽しみ方ができるのは、柏木工のようにシリーズが横断的に展開しているブランドならではです。
たとえばダイニングでは、次のような“敢えてバラバラ”の組み合わせも面白くなります。


  • テーブルの長辺:クラウンチェア2脚+Kウィンザーサイドチェア2脚。
  • テーブルの短辺:CIVILチェアまたは別シリーズのアームチェアを1脚ずつ。
  • キッチン側カウンター:スツール型のウィンザースタイルチェアを並べる。

このように「すべて同じ型番で揃えない」ことで、日々座る位置ごとに微妙に違う座り心地や視界を楽しめます。


とくにCIVILとKウィンザーをミックスする場合、スポークの細さや背のラインの違いが程よいリズムになり、木の種類や張地を揃えるだけで全体に統一感を持たせることも可能です。


もう一つの独自視点は「中古市場の活用」です。


柏木工のウィンザーチェアは、クラウンチェアやKウィンザーのサイドチェアが中古市場でも一定の人気を持っており、古家具店やオンラインショップで状態の良い個体が見つかることがあります。


参考)https://econai.blog/043015802.html


無垢材とシンプルな構造ゆえに、軽い傷や塗装のムラはヴィンテージ感としてプラスに働きやすく、むしろ新品時には出せない表情が魅力になるケースも多いです。


中古を狙う際のチェックポイントを挙げておきます。


  • 脚のグラつき:座った状態で左右前後に揺らし、きしみ音や大きな遊びがないか。
  • スポークの割れ:背の丸棒にクラックが入っていないか、座面との接合部に隙間がないか。
  • 座面の反り:真横から見て、座面が極端にねじれていないか。
  • 塗装の状態:オイル仕上げなら乾燥しすぎて白くなっていないか、ウレタンなら剥離がないか。

こうした点をクリアしていれば、多少の小傷や色ムラがあっても、むしろ「経年変化を楽しむ前提の一脚」として迎える価値があります。


新品で1脚購入→中古で同シリーズを1〜2脚追加→さらにCIVILなど別シリーズを足す、といったステップで集めていくと、予算を抑えつつもダイニング全体を柏木工の世界観で揃えることができるでしょう。


柏木工 K-WINDSORシリーズの公式情報(ラインナップ・仕様・デザインコンセプトを一覧で確認できます)
K WINDSOR - 柏木工公式シリーズページ
オーク無垢のKウィンザー クラウンチェアの商品情報(座ぐり・曲木・寸法・価格感の具体的なイメージに役立ちます)
K・ウィンザー クラウンチェア - ギャラリー宇部
CIVILなど柏木工のウィンザースタイルチェアの中古・セレクトショップでの扱い例(ツートン材の表情や和モダンインテリアとの相性を確認する参考になります)
柏木工ウィンザーチェア“CIVIL” | LET EM IN




柏木工 CIVILチェア(IW) W515×D535×H920・SH430