

診断の第一歩は、以下の2項目を同時に満たすことです。まず「腫大した(長径1cm以上の)リンパ節を認める」こと。次に「リンパ節または臓器の病理組織所見が、下記のいずれかのキャッスルマン病の組織像に合致する」ことです。組織像は主に①硝子血管型、②形質細胞型、③硝子血管型と形質細胞型の混合型の3つに分類されます。
mhlw-grants.niph.go(https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2016/162051/201610045B_upload/201610045B0003.pdf)
| 組織型 | 主な病型 | 特徴的所見 |
|---|---|---|
| 硝子血管型(HV型) | 単中心性(UCD) | onion-skinning、lollipop病変、萎縮胚中心 |
| 形質細胞型(PC型) | 多中心性(MCD) | 形質細胞シート状浸潤、過形成胚中心 |
| 混合型 | UCD/MCD双方 | HV型とPC型の混合所見 |
診断においては、リンパ節腫大の原因として以下の疾患を除外できることが必須条件(基準B)です。除外すべき疾患には、悪性リンパ腫(ホジキン・非ホジキンリンパ腫)、多発性骨髄腫、形質細胞腫、濾胞樹状細胞肉腫などの悪性・リンパ増殖性疾患、結核、HIV、EBV、CMV、トキソプラズマ症などの感染症、全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、成人Still病、若年性特発性関節炎、自己免疫性リンパ増殖症候群(ALPS)などの膠原病・自己免疫疾患、IgG4関連疾患、サルコイドーシスなどが含まれます。
ncgmkohnodai(https://www.ncgmkohnodai.org/%E8%A1%80%E6%B6%B2/castleman%E7%97%85/)

月刊インナービジョン2026年8月号 Vol.41, No.8−Women’s Imaging 2026 Breast Imaging Vol.21 Breast Imaging Framework ―診断を支える基準と技術―