キャンプに行きたくない妻 道具を捨てられる

キャンプに行きたくない妻 道具を捨てられる

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キャンプに行きたくない妻

キャンプ道具の収納で大げんかした私たち
46歳男性です。

 

「あのガラクタ、処分してよ!」

 

キャンプ道具の収納で大げんか

 

日曜の朝、家の掃除をしていた妻は急にキレて怒鳴ってきました。

 

掃除中、私のキャンプ道具が邪魔だ…と思っているうちに爆発したようです。

 

お酒も飲まない、タバコも吸わない、ギャンブルもしない。宝くじさえ買わない。

 

そんな私の唯一の趣味、キャンプ。そのキャンプ道具をガラクタ扱いした上、捨てろと言ってきたんです。

 

大げんかが始まりました。

キャンプ道具の保管で大喧嘩

愛する私のキャンプ道具たちを!
私の父はアウトドア好きで、中学生のころまで毎年家族でキャンプに行っていました。

 

今でも、父から譲り受けた古いランタンは大事に使っています。火をつけると、昔のダルマストーブのような臭いが漂う。私のキャンプには欠かせない品です。

 

コールマンの2ルームテントに、同じくコールマンのテーブル、キャンピングチェア。

 

息子用に買ったキャプテンスタッグの寝袋、キャンプチェア。本当は良い物を買ってやりたかったのですが、「高すぎる」と妻の許可が下りなかったのです。

 

アウトドア嫌いな妻は、キャンプに誘ってもついて来ませんでした。

 

マンションの一室から夜明け前に車に移動。キャリーワゴンにキャンプ道具を乗せて、音がしないように車まで運ぶ様子に「夜逃げみたいだな」と楽しくなります。

 

息子も「ヨニゲみたいで楽しい」というので、「お母さんには、それ言うなよ」と釘を刺します。

 

私にとっては、子供時代からの思い出の品。家族が出来てからは、息子との思い出の品でもある。

 

そんなキャンプ道具たちを、妻はガラクタ扱いして、処分しろという。

 

私は毎日家事で大変なのに、あなただけ楽しそうでいいわよね。
あなただけ、好きなものどんどん買えていいわよね。
家が、ガラクタまみれで死にそう!

 

お腹と頭が、カァーと熱くなるのを感じました。

 

なんだと、こっちの苦労も知らずに。
文句言ってれば済むんだからいいよな。
一度、俺の代わりに会社に行って虐待されてこいよ。

 

頭の片隅で、「すごくバカバカしい言い合いしてる」と後悔が走りました。

 

息子が怯えた目で、喧嘩の様子を見ています。

 

妻は、相変わらず怒り続けています。

 

すぐ横にある椅子で、思い切り頭を殴れば、この文句は止まるんだろうか。

 

イヤ、プロレスじゃあるまいし、椅子だと大怪我をしてしまう。昔の漫才で使うハリセンとかで、パァーン!と叩くのはどうだろう。

 

音でびっくりして、文句が止まるかも。音ということなら、ここでいきなり、大きな屁をこくというのはどうだ。

 

「ちょっと!聞いてんの!」

 

という妻の声で我に返ります。

 

「話し合う気、あんの?!」

 

話し合いじゃない、オマエの主張の押し付けだろ。

 

そこで息子が、半泣きでひとこと言いました。

 

「おとうさんの大事な道具、捨てないで」

 

息子のひとことで、口論が止まりました。少し間をおいて、だくだくと涙が出てきました。

 

こんな小さい息子にくだらない喧嘩の仲裁させて、私はなんてバカなんだ。

 

「おとうさんも、おかあさんをいじめないで」

 

妻は、ハッとした顔をして、ボロボロと泣きはじめました。私と同じことを思ったのかも知れません。

 

その日は、「この件は、来週までに考える」ということに。

 

そこで私は、起死回生のアイデアを発見したのです。

キャンプ道具はどうしよう?

キャンプ道具はどうしよう?
「万が一、災害にあった場合の非常用」

 

私のキャンプ道具は、そういう扱いになりました。

 

妻の実家は、千葉の銚子に近い沿岸部で、東日本大震災のときに災害の怖さを嫌というほど知っていたのです。

 

「いざというとき、キャリーワゴンに最低限の生活ができる道具を積んで逃げ出せる」

 

それで妻は、一応納得しました。

 

キャンプは、趣味と実益を兼ねた避難訓練なのです。非常食として、アルファ米も大量に買い込めます。

 

とは言え、妻側の「家にものが溢れすぎていて、狭い」という悩みは解決していません。

 

また、今回のようなひどい喧嘩をして息子を巻き込むのはイヤです。

 

そこで、トランクルームを借りました。

 

室内タイプは、空調管理や湿度管理もバッチリだったのですが、お高かったので室外タイプ(コンテナ)を選択。

 

非常用に最低限の道具は家に置くことにして、1.5畳タイプを借りました。2階のが安かったですが、道具の入れ替えを考えて、1階のコンテナにしました。

 

半年間半額キャンペーンだったので、月に2,600円、管理費月2,160円。

 

「そんなお金…!」と言いかける妻に、これはウチの必要経費だと思うよ。あんな喧嘩は、もうしちゃいけないだろ?と説得。

 

それにさ、ファンヒーターやら、扇風機やら、普段使わないものも仕舞っておけるから、君のクローゼットもスッキリするんじゃないか。

 

実は、屋外タイプに家電をそのまま置くのは故障の原因になります。

 

だけど、「業務ラップで巻く」というワザを使えば、オッケー。

 

家電だって、ラップで巻けば大丈夫。

 

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そして…私は自分だけのキャンプ道具置き場を手に入れたのでした。

 

少々道具が増えても、何も言われない。サイコー!

 

最初はブツブツ言っていた妻も、「家が広くなったみたい」と喜んでいます。

 

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